ヘーゼル☆ナッツ・シネマBOOK

PR

カレンダー

コメント新着

http://viagrayosale.com/@ Re:丸の内TOEI2(11/05) convenience store viagra <a href=&q…
white-cross@ Re:謹賀新年(01/02) お元気ですか?また飲みに行きたいですね、
Super源さん @ どうも、ご無沙汰です。m(__)m へーゼルナッツ さん、こんばんは。( ^-^)…
zebra@ 幼児性愛の前科者ロニーと元警官のラリーのやりとり  続きです。この作品のもうひとつの肝にな…
zebra@ ケイトは 実生活でも お子さんがいる お母さん女優です。 こんばんは 去年DVDでみました。 …

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2006年03月05日
XML
テーマ: 本日の1冊(3696)
カテゴリ: お勧めBOOK
地下室の箱 地下室の箱 '01年05月/文庫217p


1998年6月のN.Y。独身のサラは妻子あるグレッグの子供を宿し、今2人は中絶しに病院へ向かっていた。病院の近くでサラが車を降りグレッグが駐車場所を探しに走り去った直後、サラは車の中へ拉致された!サラが意識を取り戻したのはどこかの家の地下室。ここで彼女を待ちうけていたのは不条理で際限のない暴行だった。


*******************************

内容は至って簡単。
だって、妊婦が子供のいない夫婦に拉致・監禁されるんですから。
ただ、子供が欲しいのはおまけのような感じで 監禁が趣味 なのだからタチが悪かった・・

何が恐怖かというと、執拗なまでにサラをいたぶる男。最初は、男だけだっが、
次第に女も愛人を強要するようなになる。
赤ちゃんがほしいのなら、妊婦に過酷なことをさせると流産してしまうのに・・
と余計な心配をしながら読み進めいく。お腹はどんどん大きくなる一方。

反抗もしなくなったと、家の掃除をさせられるサラ。
地下室で暗い棺のような箱に閉じ込めていられるよりは
掃除の方が誰でもいいだろう。しかし、屋根裏部屋でサラは衝撃的なものを見る!!!

ステンレス製ワゴン・スポンジ・減菌ガーゼ・メス・注射器など。
赤ちゃんが生まれるその日をリアルに感じ取った。

臨月に入ってる妊婦が、どうやって逃げるのか

****************************
<総評>
ケッチャムは、実際の事件から着想を得ることが多いようです。
この作品もインディアナ州の夫婦が、1977年から7年間、ヒッチハイクしていた
20歳の女性を監禁・虐待していた。という事件が元ネタになっているそうです。

拉致されて、監禁してる相手の名前がすぐスティーヴンとキャスと出てきます。
サラには、明らかにされないが読者にはすぐ明かされます。
それによって、読み手側は監禁者に対する謎めいたところはなく読みやすくなっています。

ストーリーは読めるものの、監禁状態の恐怖が読み側に伝わってくる感は、さすがケッチャムです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年03月05日 11時25分59秒
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: