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レニングラード国立バレエの「白鳥の湖」を観た。1月10日マチネ。生まれて初めてのバレエ。眠くならないかどうか心配だったが、どうしてどうして、最初から最後まで舞台に釘付けだった。あれから、何日も経つのに、チャイコフスキーのあのメロディーが、頭の中から離れない。誰でも知っているこの曲はこんな場面に使われていたのか。この曲が演奏されるたびに、ウルウルしてしまう。それにしても、ダンサーたちのなんと美しいこと。特に舞台を縦横無尽に飛び跳ねる悪魔ロットバルト役のダンサー、アンドレイ・カシャネンコの踊りは華麗という言葉に尽きる。すばらしいダンサーの踊りに見とれているうちに、バレエって、芸術なのかスポーツなのか分からなくなってきた。集団で踊りジャンプする場面は、何かハチドリの囀りを見ているような感じがした。教えられたとおり、双眼鏡を持って行って大正解。全体的な動きは、よく見える座席だったのだが、双眼鏡のおかげでダンサーの表情までばっちりと確認することができた。カーテンコールでも平然と観客の拍手を受けているエカテリーナ・ボルチェンコ。場慣れしているようだ。貫禄を感じた。舞台セットもよくできていて、第1幕の湖畔のシーンはそれこそ、コローの絵を見ているようだった。コローの絵は演劇的であるといわれているが、まさにそのとおりだと実感した。ogawamaさんに大感謝。
2009年01月14日
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USJのランド・オブ・オズでウィケッドを鑑賞。オズの魔法使いのドロシーたちの冒険物語よりも昔の話。どうして、オズの国に魔女たちが現れたのか、その秘密が明らかになるミュージカル。悪い魔女・エルファバを主人公にしているところが面白い。待ち時間にしっかりとチラシのあらすじを読んでいたため、内容はよく理解できたのだが、30分というダイジェスト版のため、二人の魔女の心の動きなど、大雑把な表現に思えた。しかし、冷たい風が吹き抜ける会場で、かろうじて寒さに耐えることのできた時間でうれしくもあった。今回はトト&フレンズの方は見なかったのだが、オズの魔法使いといえば、どうしても思い起こすのは、ジュディー・ガーランドの映画と「虹の彼方に」の名曲。映画のセピア色の画面がオズの国に飛ばされるとフルカラーに変化するシーンがとても印象的だった。さて、とにかくクリスマスでパーク内は大混雑。エクスプレス・パス ブックレットを使っても、バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドが40分待ちだった。それにしても、どうもこの手の乗り物は苦手。スパイダーマン・ライドでは、完全に目が回ってしまった。
2006年12月25日
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六本木のショーパブ、金魚。1stステージ開始直前まで、前の方の席はガラガラで、他人事ながら心配したのだが、はとバスの団体がどっと入ってきて、一階はほぼ満席。一安心。性別不明のダンサーたちが、舞台を3次元的に使ってところ狭しと踊る。ステージの上の階段が盛んにアップダウンし、せり舞台が上下する。ワイヤー釣りで踊ったり、めまぐるしい派手な演出と音響、照明のダンス。そのほか、「花」にあわせた沖縄戦から現代の基地問題までテーマにした演出のダンス。「昭和枯れススキ」のエログロ調の見世物小屋をイメージしたものなど、まさにB級グルメでお腹がいっぱいといった感じ。演出家の世代を感じる。ラストにいちばんスマートで美しいと思った子が「次男坊」と紹介されて一同びっくり。誰が男で、誰が女で、誰がニューハーフだとか、店を出た後も仲間内で盛り上がった。
2005年12月24日
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