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2015.06.30

私たち、恋している

テーマ： ◆◎◆韓国ドラマ・映画◆◎◆大好きヽ(＾◇＾*)/◆◎◆(9713)

カテゴリ：本・映画・ドラマ

オム・テウンもユジンもおなじみな俳優さんなので、見てみましたが、
ユジンが早くも４０歳近いおばさんの役、というのが意外でした。
ユジンは「loving you」で可憐な少女だったのに、あれから１０年くらいで、
もうこんな役をやるんだ？と思ったのです。

私と歳が近いオム・テウンはともかく、他の俳優さんも
ちょっと前までは恋愛ドラマで見たことのある人が
このドラマでは中年ちょっと前の役やっていて、
韓国ドラマを見るようになってからの歳月を感じました。

このドラマ登場人物がそんなに若くないだけあって、
テーマが恋愛オンリーというより、家族（離婚した場合も含め）との
関係のエピソードも多いです。

ドラマなので、偶然立ち聞きとかでばれたくない人に秘密がばれる、
というパターンも結構あったものの、
結構、リアリティのあるエピソードであったと思います。

具体的にカップルを取り上げてみると、

ユジンとオム・テウンのカップル
脚本家と監督という、まあ、日本の芸能界でもありえなくはないカップルです。
テウン演じる監督は「オレは世界が注目する監督だから」が口癖。
これは自称ではなく、ある程度は本当に世界で有名になっている、という設定。
ユジン演じる脚本家は、以前はヒット作があったけど、出産と育児でブランクがあり、
復帰を狙っている、というものでした。
ユジンは老けた感じを出すためか、昔流行ったソバージュの髪型。
たまに髪を結んだりしていましたが、そっちの方が似合っているけど、
でも結ぶと若く見えて、リアリティーがなくなってしまうかな。

ソンミとユンソクのカップル。
こちらは年下の彼。
年下としても、ユンソク自身はしっかりとした大人でしたが、
ソンミから見ると歳の差がある、という感じでした。
最後までソンミはユンソクに恋しているという感じではなく、
子どもの父親だから、、、まあ妥協するか、みたいに流されていったようなので、
ユンソクがいい人なだけに、ちょっと気の毒です。

ジヒョンとドヨンとギュシクの三角関係
ジヒョンは一見恵まれているようでありながら、
身勝手な弟、陰湿な姑、ローティーンで妊娠する娘、と
実は家族に恵まれていないんではないか？という設定です。
その分、元カレのドヨンと現夫のギュシクは人柄のいい人で、しかも資産家であるので、
男運はいいのかな。
こちらは、ジヒョンにとって２番目の娘のセラの中学生の妊娠のエピは余計だったかも。
親に反抗して、ちょっと薬に手を出すとか交通事故を起こす（死人は出ない事故）
くらいでよかったかも。
だって、中学生の妊娠ならこれで１つドラマが作れるくらい思いテーマだし、
このドラマでは意外とあっさりと、セラが妊娠・出産を乗り越えちゃった感じなので。
ジヒョンに関しては、彼女が現夫との離婚はしないことに決めたために、
彼女に未練たらたらのドヨンがその後どうなっていくのか、
あと、自分の出生の秘密を知ったユギョン（ジヒョンの１番目の娘）も
その後どうするのか、まで描いてくれるとよかったです。
それと、ジヒョンが離婚しないというのが、私としては納得できない選択です。
あの姑がいる家の嫁を続けるってのがね。
ああいう裏表ある姑は一生反省しないと思うから、苦労は姑が死ぬまで続くと思います。

とまあ、いろいろ語れるくらい面白くて、脚本がいいドラマでした。