Flatのガンプラ製作日記

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2024.11.28
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「泣くな研修医」です。


泣くな研修医 (幻冬舎文庫) [ 中山祐次郎 ]

研修医のお話です。
研修医と言うと、お医者さん以上にブラックな
就労環境なイメージです。
この本でも安い賃金で長時間働き、家に帰らず
ソファで寝ることもしばしば、なんて姿も描かれ
ますが、この本の良いところは焦点がそこでは
ないところです。
医者になった以上、当然患者を救いたい、でも
診察しても判断ができない。
末期の患者に何ひとつしてあげられないという焦り、
苦しみという部分が描かれていて応援したくなるお話
です。
先輩の医師はものすごく厳しいけど、意地悪では
ないのです。
研修医とは言え、医者。判断を間違えれば患者は死ぬ。
だからこそ、研修医であっても甘えは許さない。
勉強した知識と診察の結果を結び付けられないことを
怒られ、他の可能性がないか確認することを怠った
ことを怒られ、悔しい日々を過ごすのでした。

主人公である隆治はそれこそ寝る間も惜しんで努力
しているのですが、ラストでなんでそこまで頑張る
のかが描かれます。
それは隆治だけでなく、両親にとってもトラウマと
なっている事柄で忘れたかのように話題にすることも
なかったことでした。
しかし、両親も隆治も心の底ではそれを忘れたことは
なく、隆治はそれに追い立てられるように頑張って
いたのでした。
幼い頃のことで、部分的にしか覚えていないことを
両親に問い、真実を知る隆治。昔だったら耐えられ
なかったかもしれない事実に、医者隆治は理解を
示すことができ、やっと過去を消化することができた
のです。

なかなか良かったです。
続編も読んたでみたいと思います。





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Last updated  2024.11.28 09:17:44
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