Awakening

Awakening

2004.09.10
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
ヴァンクーヴァ-は曇りです。朝は綺麗に晴れてたのにちょっとがっくり。
昨日は仕事とプライベートで忙しく、かなり疲れていたのに、夜なかなか寝れず
カナダの国営放送CBCをつけてみると、石油に関するドキュメンタリーをやっていました。

OIL

以前の日記にもちょこちょこアメリカ、ブッシュ政権でアラスカの森林伐採、石油の
事について書いたのですが、アラスカの森林伐採も石油を掘るためにあります。

北米ではアメリカ、アラスカ方面とカナダ、アルバーター方面などで石油が採れます。
ブッシュ政権はカナダにどんだけお金を払ってもいい、環境破壊なんて気にしないから
石油採取にパイプラインを作るオファーをしてきたそうです。(これはカナダはNOだったはず)

そしてブッシュ政権は新たにアラスカに、新しい石油採取場所を探しだしている最中。
アラスカには大きな石油会社が3件ほどあるのですが、その1件はあの緑のBP石油会社。
ここは何年か前に、石油管理がなってない上に、パイプラインが古くなり、環境を汚したと
言う事で裁判になり、何百億ドルの損害賠償を求められた事のある会社です。

アラスカは、石油がメインで州が成り立ってるので、市民の収入のタックスはゼロです。
そして一人当たり1000ドルくらいのオイルのクレジットが毎年返ってくるらしいです。

石油はものすごいTOXIC(毒性)です。今まで、パイプラインが壊れたり、石油タンカーが
もれて海を汚したり、環境、動物まで死においやったことが何度もありました。
おまけに、石油を採取するときにもかなり有害な毒素を空気にもらし、空気を汚します。

残念ながら、石油は一生あるものではありません。使い切って最後にはなくなるのです。
そして北米、アメリカ、カナダが一番の石油の消費者なのです。3番目は日本だったのですが
最近中国に追い越されたそう。 北米の消費の理由は、”車社会”。

アメリカだと1家族に2、3台、または家族の一人一人が車を所有し、長い距離を旅するのが普通なのです。
全世界の25%以上(2408万バレル)の石油がそれも毎日北米で使われているのです。

一昨日のニュースで、カナダ東部で、車やスクールバスを使わず、学校へみんなで集団登校
しながら、歩いていくのを見ました。これはまあ、日本で行われてる事ですよね。
環境にも良いし、集団で歩いていくので、危険に犯されることもなく、登校拒否も少なくなると評判だそう。

石油に関する統計

石油はいろんな物に変化します。車のガソリンや、主にプラスチックや、パソコンなどの部品など。
けれど、このプラスチックでさえ、環境ホルモンを含んだりして、ダイオキシンを出しています。

世の中便利になればなるほど、自然を破壊し、自分たちの住む地球を首をしめていってるのです。

ふぐ太郎がダウンタウンに住んでいる一つの理由が、車なしで、歩いてどこでもいける事。
なるべくバスにも乗らないようにしています。歩く事は健康につながるし、環境を汚さない。
もし一人で車を使うのなら、是非バス、電車など公共機関を使って移動してほしいものです。

今年の世界各地で起きている天災。地球温暖化はもうとっくに始まっている事にどうして
みな気がつかないんだろう。 ”地球温暖化”が始まっている事を話していても、実際環境に
優しいことを実行する人はまだまだ少ないような気がします。

PS カナダに住んでる方だと、まだこのドキュメンタリーはテレビで見れます。CBCのサイトで探してみてください。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.09.11 02:51:44


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: