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地獄の辞典 第二回梵天大梵天王(だいぼんてんのう)。『悪魔の事典』、『オカルトの辞典』、ともに記載がある。『オカルトの辞典』には、大宇宙(マハーブラフマン)の中心にある巨大な館に棲まう「男神」とある。いわずとしれたヒンドゥー教の神話の神だが。ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神の三兄弟の長兄に相当する。この三兄弟のうちヴィシュヌ神は、〈維持〉をあらわし、シヴァ神は、〈破壊〉をあらわし、そして、ブラフマー神は、〈創造〉をあらわしている。しかしながら、ブラフマーが〈創造〉をあらわしているといっても、彼(ブラフマー)が宇宙(大宇宙(マハーブラフマン))を創造したわけではなく、ブラフマーが造物主というわけでもない。その点がキリスト教、ユダヤ教、イスラム教など一神教の〈神〉とのちがいである。仏教による解釈仏教によるブラフマーの解釈では、彼、ブラフマー即ち梵天は、非想非非想天(有頂天)という高位の時空間に存在することとなっている。これは、無色界における最高の階層ということになる。ヒンドゥー教の神話大系のほぼ最高神といっていい位置づけなので、それにふさわしい解釈となっている、といえる、だろう。ブラフマーが宇宙(大宇宙(マハーブラフマン))の創造主ではない、ということは先述したとおりである。ヒンドゥー教の神話では、ブラフマーがその存在を始めた時、宇宙はたしかにそこにすでに存在していたのである。ブラフマーが開眼した時、そこには、静かな大海が存在していたとある。とはいえ、ブラフマーが実質上の最高神であり、神々の始祖神であることにはかわりないのである。
2024.11.28
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地獄の辞典 第一回キリスト教…ユダヤ教エッセネ派の一支派をその源流とする宗教大系
2024.11.26
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2024.11.25
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地獄の辞典 序三『悪魔の事典』『地獄の辞典』『オカルトの事典』『幻獣辞典』『悪魔王国の秘密』けっきょく、当初、三書の予定が、参考文献とするのは、以上の五書となった。『悪魔の事典』A・ピアズ著『地獄の辞典』C・D=プランシー著『オカルトの事典』F・ゲティングズ著『幻獣辞典』J・L=ボルヘス著『悪魔王国の秘密』佐藤有文著おもな訳語…Demon::魔神Devil::悪魔Purgatorium::煉獄Darkness::暗黒Doom::滅土なかでも『悪魔王国の秘密』による解釈は、他とは一線を画する。この本の中では、地獄(a Pit)は、魔界(Devil Dome)の一部という解釈となっている。また、おたがいの関係性は不明であるが、魔界とは別に暗黒界(Qliphoth)というのが存在する。サタン、アーリマンともに称号は、暗黒の皇子(Prince of Darkness)であるが、他にも階号が存在する。それぞれ、サタンが、魔界の帝王(Prince of Dome)、アーリマンが、悪霊の大王(Prince of Deva)である。(階号というより身分だが。)地獄系の語彙…ユコーバック::魔神フールフール::魔神アイアコス::地獄の軍団の総帥魔女の大鍋::地獄にある巨大な鍋。聖杯伝説と関係があるとされる。最後に、本書、「地獄の辞典」は、五十音順、アルファベット順では、とくにないことを記しておく。2024年10月24日
2024.11.22
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地獄の辞典 序二C・D=プランシー著の『地獄の辞典』の日本語訳版の冒頭にある。Grand Presidentという語彙。本邦では、大総裁と訳されているが。本書においても、その訳語に準拠することとする。『悪魔王国の秘密』。『悪魔の事典』、『地獄の辞典』、『オカルトの事典』(と、『幻獣辞典』)とは、別に存在する典籍。本書「地獄の辞典」の執筆にあたって重要な書籍と考えられるので、挙げた。ここに挙げた他の書籍ほど有名ではないかもしれないが。ということで、本書「地獄の辞典」においては、『悪魔の事典』、『地獄の辞典』、『オカルトの事典』、『幻獣辞典』に加えて、第五の重要な典籍である、『悪魔王国の秘密』を参考資料として使用するつもりである。
2024.11.20
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地獄の辞典 序一『悪魔の事典』『地獄の辞典』『オカルトの事典』『悪魔の事典』…A・ピアズ著。『地獄の辞典』…C・D=プランシー著。『オカルトの事典』…F・ゲティングズ著。以上の三書。事典(辞典)シリーズの代表的な三つである。(『幻獣辞典』を含めて四つとする説も存在するが。)本書(地獄の辞典)は、以上、これらの三書(『悪魔の事典』、『地獄の辞典』、『オカルトの事典』)の出典、参考書、思想を大きな拠り所とし、依拠するものである。
2024.11.19
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2024.11.13
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人間(単=Andro複=Andros):多細胞動物。炭素系アミノ酸系タンパク質構造体。アデノシン三リン酸をその化学的根拠とする生物体。約60兆個の細胞からなる生命体。ひとつひとつの細胞同士が結集してひとつのネットワーク(細胞ネットワーク)を形成し、さらにそうしたネットワーク(細胞ネットワーク)が複数集まってより大きなネットワークを形成する、という複層的なネットワーク形成を行っている。ひとつひとつの細胞は、副腎細胞、筋肉細胞、そして脳神経細胞などで種々の細胞ごとにその形質は異なる。手足、腹心、耳目などの身体器官は、特に〈脳〉によって直轄統治される。人間とは、一箇の独立した多細胞生物というよりも複数の生物(個々の細胞)からなる、一種の群体生物である。国家にたとえるなら、独立した一枚板の帝国国家というより、諸王朝の合従連合による連合王国国家である。約60兆個の細胞からなるネットワーク生命系。これが人間の正体である。
2024.11.12
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ミトコンドリア(単=Mitochondrion複=Mitochondria):人体の細胞内小器官。マトリックス構造を持ち、独自のDNA、RNA、ゲノム情報を有する細胞内器官。人体細胞内に、300個~1000個程度存在するとされる。皮膚細胞、毛細血管などの通常細胞内に300~400個存在する。副腎皮質、大脳皮質、筋肉細胞などの主要細胞内におよそ1000個ほど存在する。ミトコンドリアの主な活動内容は、酸素呼吸、エネルギー生成、エネルギー変換などである。また、Pアシッド形成などにも関与していると考えられている。ミトコンドリアは、もともとウィルスなどと同様の、人体外の外界で生活する独立の微細動物であった。それゆえに独自のDNA、RNA、ゲノム情報を有している。ミトコンドリアが人体に寄生しているうちに細胞内に組み込まれ、いつの間にか人間と同化してしまったのは有名な話である。ミトコンドリアは、人体内で、寄生体→共生体→(細胞内)器官という遷移を行っているのである。もともと人間に対しての寄生生物であったミトコンドリアは、現在では人体内においてなくてはならない(細胞内小)器官となっているのである。もとは寄生体でありながら、いまでは人間にとってなくてはならない存在。これがミトコンドリアの正体である。
2024.11.11
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ゲームブック『城砦都市カーレ』の賭博に関して、です。ヴラダの賭博場サイコロ賭博(クラップス)。ごくオーソドックスなサイコロゲーム。最初にプレイヤーは、予想した数を宣言する。サイコロ2個を振って出た目の合計が、そのプレイヤーが予想した数と同じなら、プレイヤーの勝ちである。サイコロ2個を振った出目と、プレイヤーの予想した数が不一致なら、プレイヤーの負けとなる。レスリングバーバリアンとオーガの試合。賭けレスリング。八百長ではない。バーバリアン…白コーナー。技量ポイント=7。リングネーム=アンバー・ザ・バーバリアンオーガ…黒コーナー。技量ポイント=9。リングネーム=鉄腕オーガレスリングの賭け試合。八百長ではないので、どっちが勝つかは果たしてわからない。オッズは、バーバリアンが5、オーガが3である。プレイヤーは、どちらが勝つかに金貨を賭けることができる。自分が賭けた方が勝てば、それぞれの倍率(バーバリアンがオッズ5、オーガがオッズ3である。)どおりの金貨が払い戻しとなる。プレイヤーは、自分が賭けた方に勝たせるために〈ずる〉をすることもできる。魔法でひそかに自分が賭けた方を支援するのである。ちょっとでも確率(確率論)の本を読んだことがあるならわかると思うが、この試合は、オーガが圧倒的に有利である。だからこそ、バーバリアンの方が高倍率なわけであるが...。そういう点で、普通の競馬とまったく同じである。しかし、普通の競馬等と異なる点は、プレイヤーが、魔法が使えるということに尽きる。この点が、普通の競馬とちがうところである。運命の殿堂オネスト・ハンナという人物がこのテナントの主である。これは、賭博とは、少々、異なるかもしれない。福引き、くじ引き、景品当てゲーム、の類いである。一応、空くじなしである。ただ、当たりの景品とはずれの景品とがあり、n対nの比率で存在する。しかし、本当になにも出てこないということはないので、けっこう、公平なギャンブルと言える(だろう)。
2024.11.10
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2024.11.05
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