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こんにちは〜! スリランカ宝石留学物語のブログも 2年近く書き込みしていませんでした。 これまで読んで下さった方々、 大変ご無沙汰しております。 過去5年で、 スリランカ バングラデシュ インド そして、 今は アフリカ大陸のコンゴ共和国在住です。 フェイスブックで お互いに顔が見れるようにと、 非公開グループ「微笑む宝石」を始めています。 もし、ご興味がありましたらご登録お願いします。(お手数ですが一言メッセージお願いします。😀) https://www.facebook.com/groups/1265014573579534/ どうぞよろしくお願いします。 ✨✨✨
2017.03.08
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因数分解~その3~、そしてまとめです。なぜ、このタイトルか?と思われてる方もいらっしゃるでしょう。私は中学の頃から因数分解に限らず数学が苦手でした。因数分解はただ公式暗記して数字を置きかけるだけ。その意味はまったく理解していませんでした。因数分解の目的は、何らかのものを(数ならば素数、多項式ならば既約多項式といったような)「基本的な構成要素」に帰着させることである。(ウィキペディア参照)↑苦手な数学を自分の身近な考えに置き換えると、「あるもの」を「素の状態」にも戻す ということ・・・・。私はこのインドへの引越し騒動で、(同じ頃に身内に不幸もあったりで)自分が壊れたような?、分解されたような?そんな経験をしました。それは、自分が素の状態になっていく・・・。これまで重ねてきた経験や知識が白紙に戻っていく感じというか・・・考えがまとまらず、決断力がにぶり、やっと決定したことでも不安になって後悔して・・(インドの家探し、決めた家を2回ドタキャンしてしまった)そんな時に気力で乗り切れ!とか、ポジティブに考えろ!とか、まったく、そんなアドバイスは無意味でした。そんな支離滅裂になっている私に、思春期真っ盛りの娘(16歳)が一言、 ママはコーネンキなんだよ。 はっ?Σ(゚д゚ノ;)ノえ?まさか!早すぎない?(いつまでも若いと思っていたけど、一応対象年齢に入っているわ・・・くやしいけど・・・)40歳を過ぎるとエストロゲンが減少して、その為にセロトニンの機能も低下します。つまり女性ホルモンが不安定になりそして自律神経がやられ・・・それで不眠や涙もろくなったりするのかぁ~(*T_T*)ホルモン、恐るべし!そんな時にお気に入りの宝石を身に着けると、女性ホルモンUP!・・・・と言うことは全くなく、(こう書ければよかったのですが^^;)どんどん分解されていく自分をなんとか繋ぎとめておくアイテムとして外出時に明るめの色合いのピアス、指輪を身につけるのが精一杯。今振り返ると、自分を武装してたのかもかもしれない・・・(だってインド人、強いからーー;、あ~ぁ(^◇^;))宝石は、色の起因のひとつに、不純物としての微量の遷移金属が影響します。例えばルビー、約1%のクロム(不純物)の力であの美しい赤になります。この不純物の量がさらに少なくなるとピンクサファイアになります。まさに神様のさじ加減、それがルビーの希少性です。もちろん、私は微小なクロムの存在で、微妙なピンクの色がそれぞれ違うピンクサファイアも大好きです。女性もそんな微量な女性ホルモンに本当に本当に翻弄されているというか、その女性ホルモンのお陰で女性を謳歌できているのだと思います。急激に減少するエストロゲンからホルモンのバランスの乱れを少しでも抑える為、エストロゲン、セロトニンを増やす方法を調べるてみました。私が試して効果があったかな?と思うのは、1.日光浴 (太陽の光がエストロゲンと連動しているセロとニンを増加させる)2.ガムを噛む (唾液に含まれるバロチンがエストロゲンを活性化する)3.リズムある踏み台昇降・階段を上る(リズム運動でセロトニンを活性化する)3番目はあまり続かなかった・・・やっぱり運動は面倒になっちゃって。そして、4.魔法の言葉頑張れと言われるより、大丈夫と言われる方が心に留まります。励まされるより、寄り添ってくれる感じかな。この歌、大丈夫を連呼してくれるので、かなりの回数聴いてます。大丈夫(byヒルクライム)私のように親友と遠距離という場合は、毎日メールがありがたいです。彼女は私を励ますでもなく、ただメールの愚痴を否定や解釈しないで聞いてくれて、彼女の日常の話をしてくれて、走れてない私の伴走をしてくれる感じが心強かったです。また、たまぁ~にしかこちらから連絡しない幼馴染や友人もブログの更新が遅いのを心配してくれてさりげない言葉でメールをくれたり。まだお会いしたこともないけどブログを見てくださる方々で心配して言葉をかけてくださったのも本当に感謝で涙が出ましたm(_ _)m。あと、フェイスブックの何気ない友人の日常の写真が心を暖かくしてくれたり。ホント、ネット社会はありがたい!!本当は、宝石の話以外でここまで自分のことをさらけ出すのもどうか?とも思ったのですが、読んで下さっている方々に同じ世代の方も多いと思うので、私の体験をシェアしてが少しでも役立ってもらえれば嬉しいです。突然涙がこぼれたり目が覚めた時に憂鬱な気持ちが在って考えがまとまらなくて自信がなくなって打たれ弱くなってそんな自分が情けなくて、どんどん分解されていく自分・・・(*>д
2015.04.04
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宝石の魅力は、その輝きや美しさ、それと、その誕生が何億年前の大地ということ・・・以前のブログでも書きましたが、宝石の産出状況で、数億年前の地球がどのような状態であったかがわかります。 テチス海地図を探しても見つからない海ですが、約2億年前に、この地球上に存在していました。(ローラシア大陸とゴンドワナ大陸に挟まれた海域で、現在の地中海周辺から中央アジア・ヒマラヤ・東南アジアにまで広がっていた。ウィッキペディアより)その大洋があった証拠となる石は、コチラ↓割った中を見ると、アンモナイトです。ヒマラヤ山脈が海底だったことを語ってくれます。(インドとユーラシアの衝突に伴って押し上げられてヒマラヤ山脈ができた。)ワクワクしてきますね~*^-^*何億年も前の太古の時代、この地球上で生きていたのですね。(古くは3億5千年くらい前から存在したそうです)世界の屋根と呼ばれるヒマラヤ山脈、その歴史を考えると人間の人生なんて瞬間かもしれないけれど、未来へ喜ばれる何かを残すことができたらいいですね。
2013.05.14
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コチラ↓微妙な色合いの・・・ピンクサファイア(非加熱)写真では紫とピンクが強く出ていますが、肉眼では赤みがあり、ピンクサファイアというよりルビーに近いかもしれません。大地が産み出した色って、優しさがあって、話しかけてくるような気がします。コチラも自然の赤↓ライチバングラデシュではここ2週間くらいライチが旬で、とても美味しかったです。*^o^*こっちは黄色年中あるマンゴーだけど、今が旬なので甘くて安い!ど~んと買うので、量り売り。お手伝いしている息子さんは学校に行ってないかも・・・バングラデシュは20人に1人が児童労働させられています。路上の子供の物売りや下働きの重労働など胸痛む状況もありますが、この男の子の場合、お父さんの仕事が自慢のよう。(将来はマンゴー売りという仕事も約束されてるんだろうなぁ)コチラはミドリ↓ココナッツスリランカは黄色のゴールデン・ココナッツが主流だったけど、ここでは、すべてこの種類。ゴールデンより甘味が強いかなぁ~(後ろおっちゃん達もカメラ目線・・・記念写真だな、こりゃぁ。)娘が発見?した、バナナ(皮)のスマイルこの季節は、毎日、毎日、くだもの天国・・・・そんなバングラデシュ、宝石は採掘されませんが、コチラがあります。↓次回はこのお話を書きますね~。
2012.06.19
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ダッカ(バングラデシュ)に引っ越してきて、1か月が発ちました。スリランカを発つ前にいろんな方々から、 水には気をつけろ!と、アドバイス頂きましたが、娘は1週間で、私も2週間目で あっけなく惨敗・・・正露丸が大活躍!!!体調を崩すと気持ちもふさぎがちになりますが、それでもこの国の野性的なパワーに奮い立たされ(?)ます。タトエバ・・・・↓こんな、丸出しの電気配線が、いたるところにあるけど、事故がおきないもんだねぇ~ ̄□ ̄;集中して雨がふれば、あっという間に、コンドミの前はプチ洪水・・・・チャリティとして学校で開催された、洋服のアウトレットのセール主にヨーロッパ向けにブランド1着が150円くらいで販売されていたから、心置きなく「大人買い」ができました・・・v(^-^)v(でもこれで、帰省中のユニクロに行く楽しみが消えた・・・)バングラデシュは中国を抜いて、衣料生産が世界一だそうです。でも、Tシャツや短パン買っても室内でしか着れないんです・・・ ̄ー ̄;(まぁ、ほとんど家にいるから、毎日着てますけど)外出する時は、すっかりベンガル・ガール姿です。 (↑おばさんだろ・・・というツッコミはなしでね^^;)普段買い物には、ジーンズに7分袖くらいの服装で行きます。外国人なのでTシャツくらいはOKです。スカーフをかぶることは、あまりないけど、日差しが強い時には助かりますね~。次回は宝石のお話を書きますね。ジュエリーの注文を頂いてるお客様で、引っ越しの慌ただしさで、メール連絡が遅れてしまっております。後日連絡させてもらいます。すみません~。b>
2012.05.10
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スリランカからバングラデシュに引っ越して、まだまだ落ち着かない日々ですが、到着当日からダッカの渋滞にうんざりしたので、娘(13歳)の学校近くにコンドミを借りることになりました。コロンボの時は、車で通学だったけど、ここでは、学校まで早足で5分以内モスリムの国なので、なるべく脚を見せないようにジーンズをはいて行きます。(・・・・が、娘は短パンをはきたいので、毎朝ひともめします ̄ー ̄;)最初の角を曲がると、もう学校。世界で一番、国籍の数が多いと言われるインターナショナル・スクール。(スリランカ、日本の国旗もあります。わかる?)この辺りは緑が多いので、それも、住居をここに決めた理由のひとつです。ピンクのお花、南国の桜みたいブーゲンビリアはピンクが好きだけど、白色も清楚な感じですね*⌒∇⌒*コレ↓ジャックフルーツコロンボでも、人の家で見かけると、その成長が気になってました・・・・・・・と、ここまで、今朝(22日)のお話。今日の午後1時頃に、学校から電話がかかって、 お子さん、熱があるので迎えにきてください。 へ? (↑ホント、最初はこの反応しかできなかった^^;)今日は、ハルタルと呼ばれる、野党側の反政府抗議行動があり、ドライバー(現在、レンタカー生活)も休み。いくら家まで近いと言っても、日中の暑さで、熱があるのに歩かせるのは過酷・・・だから、コチラ↓人力車に初乗り(乗り心地はラクダのように不安定・・だった。)熱があるのに・・・・笑顔の娘・・・・が、体操服のまま帰ってきたので、 脚が丸見えじゃないかぁ~!!!!(写真を編集していて気がつきました(((( ;°Д°)))))
2012.04.22
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三拍子という言葉がありますが、ここでは、音楽の話ではなく宝石のお話です。宝石学でいう宝石の定義は、1.美しさ2.希少性3.耐久性この3つの条件とは違うけど、こんな三拍子↓1.ピンクであること2.ハートであること3.トキメク(輝いている)ことコチラ、何の宝石かわかりますか?↓ピンクサファイア1.32ctこのハートの完璧なまでのプロポーションに一目ぼれ。(写真はひっくり返した状態です)性格も小さなミネラルが健在に広がっていい感じ。こちらも、ハートのピンクサファイア1.10ctで、お客様(友人)から指輪のオーダーが入ったものです。色は、友人のピンクの方が濃いのですが、性格、私のサファイアと似ていますv(^-^)v(インクルージョンは肉眼では見えません)ハートのピンクサファイアを入手したのは、2年以上前なのですが、どんなジュエリーにしようか?という時間を楽しみながら、ずっとジュエリーにしないで、ルースの状態で楽しんでいました。でも今回、友人のオーダーと一緒に私も指輪を作ろう!と思いました。指輪にするにあたっての3拍子は、1.大人かわいい2.近い将来、娘に受け継いでいく3.自分らしいモチーフを取り入れるさて、どんなのができるのでしょうか~?前から漠然としたイメージはあるのですが、まだまだ反芻している状態です。落ち着いた環境でじっくりと素直な気持ちで・・・(↑こういう時間を持たないといけないですね)
2012.01.16
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1997年の阪神大震災の起きた時、私はアフリカのルワンダという国に出張中でした。どこまでも続くバナナ畑に隠れるようにある小さな診療所ローカル・スタッフが、 日本で大変な地震が起きたと私に伝えた時の、彼の本当に申し訳けなさそうな顔が、今でも頭の片隅に残っています。その数年前、ルワンダでは民族間の紛争で、彼も親族を失っていました。コロンボで、見かけるとお金をあげているベガーが、昨日は、お金を受け取る時、いつもより空高くを見上げて、祈りの言葉を長くつぶやいてくれました。私が日本人だと知っているのでしょう・・・本当にせつない顔で、祈ってくれました。ベガ―をしなければならない彼女の人生も壮絶なものがあったと思います。友だち (byマチルド・ロワ)わたしの咽喉(のど)が痛いときあの子の咽喉も痛みわたしが夜 咳(せき)をする時あの子も眼をさまして咳をする わたしがママに叱られて泣く時あの子もわたしと一緒に泣いている 夕陽にうつるわたしの影法師のようにあの子はいつもわたしと一緒だ『聖書のなかの女性たち』で遠藤周作氏が訳した詩です。この少女は11歳の時に病気で亡くなります。詩の中に出てくる「あの子」はキリストだといわれています。私はクリスチャンでも得に信仰深い人間でもありませんが、自分が苦しい時は、上から引き上げてくれるような力よりも自分に寄り添って、ただその痛みをわかってもらえる、そんな存在に助けられたように思います。地球のステージブログ被災地で頑張っている桑山紀彦さんを応援します
2011.03.17
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東北地方太平洋沖地震の映像は、スリランカでも大々的に報道され、私の携帯にも私の日本の家族の安否や被災者の方々へのお見舞いの言葉をたくさん頂きました。スマトラ沖大震災で多くの人命を失ったスリランカ。津波の被害で負った傷は、他人事ではないようです。自分たちの時よりも深刻な状況ではないのか?とても心配しています。私の実家は西日本なので、何事もないのですが、被災地が宮城県と聞いた時にまず浮かんだのは、 くわやませんせいは?桑山先生こと桑山紀彦さんは、宮城県名取市でクリニックを開業されているお医者さんです。私が20代の頃、NGOでカンボジアの支援活動をしていた時に、桑山先生はプロジェクト・リーダーで、私にとっては、国際協力がどういうものか?ということを教えてもらった、私の人生の指標のひとつになった方です。先生は、「地球のステージ」という音楽と映像、言葉で、世界の貧困や紛争を知ってもらう活動をされています。(日本中回っていると思う) 私たちは被災しました。 でも、負けてなるものか 必ず立ち上がり、 この美しい名取の街を もう一回田園の広がる街に変えます。 今必要なもの 「くじけない気持ち」 「この出来事にもきっと意味があるのだと思おうとする気持ち」 「ちゃんとステージを予定通りさせて頂きたいという気持ち」 ↑地球のステージ・12日のブログより この記事読んで、涙がでたよぉ・・・ホンマ。先生、生きててくれてありがとう。そして「先生の本気」、私も微力ながら応援します!!地球のステージ公式サイトこの地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
2011.03.12
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コレは、宝石ではないのですが、↓ただの実でもありません。スリランカではこの実をあることに使います。それは何でしょう?(↑なるほど・ザ・ワールドを思い出すわ・・ってそれいつの番組?)まずは現場から、ココは、コロンボのゴールド・ストリートと呼ばれるぺターのシー・ストリート(かなり地味ですが・・・)回答はこのお店にあります。↓この写真↑のどこにあの実が活用されているかわかりますか?それは、ココ↓木の実をあわ立てて石鹸のようにして、ゴールドやシルバー製品を磨きます。私も早速、30個ばかり購入(1セットが30個だったの・・・)水をつけてこすり合わせると、↓白い泡がたちます。あ、このにおいは!以前アユルベーダ病院で買ったシャンプーと同じにおい!(↑香り・・・と表現できない・・・その理由は・・・)→その時のブログ「髪が長いとモテます!」特に磨く必要のあるゴールドもシルバーも持っていないので、この実は何に活用したらいいのでしょう?
2010.06.06
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宝石の話ではないのですが、どうしようもなく、怒りと哀しみが、押し寄せております。今朝のニュース「スリランカの反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)が支配する、北東部ムライティブ周辺の非戦闘地域で、9日夜から10日にかけて激しい砲撃などがあり、少なくとも住民378人が死亡、1100人以上が負傷した。」実際はこの数を上回ると言われています。 何人の子供が犠牲になったのか!!!子供を兵士にするLTTEを非難したポスター(ユニセフ)・・・・・この後ろは娘の通う学校です・・・・。娘の学校はインターなので、通っているスリランカ人の子供は裕福です。何不自由もなく勉強に集中できます。生まれ落ちた場所で、子供の生活環境、将来性も変ってくる・・・・・・・この国はそれが、顕著ですね!
2009.05.11
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娘(10歳)の学校のお休みもそろそろ終わり、コロンボに戻る前の先週日曜日東京で、ハート・オブ・ゴールド(NPO)主催の夕食会に娘と二人で参加しました。この団体は、オリンピック・メダリストのマラソンランナー、有森裕子さんが代表されていて、カンボジアのアンコールワットで、毎年ハーフ・マラソンを行い、カンボジアの子供たちの教育支援をはじめ地雷で脚を失くした人たちへの支援などを行っています。娘は設立当初の赤ちゃんだった頃からの会員今回は、50名以上の会員が参加され、カンボジアからもハーフ・マラソン実行委員会の方々も来られて大変賑やかで家庭的な雰囲気の夕食会でした。余興の南京玉すだれにカンボジアの実行委員の方と一緒に参加する娘最後にハートを描く演出↑カンボジアと日本の友好ですね~♪ちょうど、隣の席には、作曲家の羽場仁志さんとその美しい奥様が座ってらっしゃり、さっそく、サインを頂き、記念撮影(↑親子ですっかりファンになりました。)羽場さんは、タッキー&翼のSAMURAIなど、多数の名曲を生み出されている方なのに・・・お偉い作曲家の先生というよりとってもきさくな方・・・・・でした・・・。そして、有森さんにもサインを頂き、記念撮影有森さんのスピーチで、この活動は「きょういく」です。「共育」という字を書き、カンボジアの支援を通して、私たちも成長していく・・・・・・という言葉が印象的でした。(↑書ききれないけど、すごっくいいスピーチなんですよぉ)人と関わることって、一方通行ではないことを再認識しました。
2009.04.22
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イギリス、ウェールズ地方で伝えられているラブ・スプーン男性が想いを寄せる女性に贈る木彫りの伝統工芸のスプーンです。楓や菩提樹を使って一本の木を彫っていきます。その昔、バイキングが船の上で愛する女性を想って彫っていたという・・・何て、ロマンティック・・・なんでしょう・・・↑これは、もう15年以上前に北ウェールズに行った時、 自分で買ったもの (↑誰も贈ってくれませんでしたからね・・・)それぞれのモチーフに意味があります。ベルは、結婚を意味し、ハートは、私のハートはあなたのもの・・・・きゃぁあ~!!!!このスプーンを持つと、 恋愛運が高まるとか、と言われたけど、(↑遠い記憶を辿っていますね)実際に恋愛運が上がったかと言うと、 よぉ、わからん???・・・けど、結婚できたし・・・効果はあったのでしょうハートは何歳になっても女性の心をくすぐりますね。かわいい・・・・・・・・ダブル・カボションにカットされたガーネット小さな穴を開けて、ピアスにする予定です。こんな素敵なラブ・スプーンなら、ぜひ恋人に贈ってもらいたいですね・・・・(私は自分で買いましたが←自分で買っても運が高まります!!)以前、ブログに書いたスリランカの愛を深める贈り物・・・・やっぱり・・・↑笑え怖い・・・ですね。
2009.04.14
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前回の続き・・・・この結晶は何なのでしょう?角が見事に90度で交わっている。Junさんから、フローライトではないですか?というコメントを頂いた。そうそう、その可能性もありますね。(↑実は言われて気が付いた)フローライトは、等軸晶系で、いわば正方形の状態で角は90度。そこで、ちょうど内包物を見ようと一部磨いていた部分で屈折率をはかると・・・・・・・・・・・・やっぱりクオーツ(水晶)でした。水晶(アメジスト)の結晶は、三方晶系英国宝石学協会のテキストより↑もちろんこのような完璧な結晶の形で採掘されることは少なく、おそらく大半は、このように結晶同士が重なりあったりした状態で発見されます。地中から出た竹の子みたい。写真はドイツ、イーダー・オーバーシュタインの博物館にあった、アゲートの中に存在するアメジスト 今回の問題は、 内包物(他の鉱物の存在)はあるのに、結晶の形がおかしい。 という疑惑が私の中で(勝手に)浮かび、 そこで、あるひとつの仮説をたててみた。 合成水晶でも作っている過程で他の鉱物が入り込むことがあるのか?通常、そんなことはありえない。合成水晶は、時計やデジタルカメラなどのエレクトトロニクスに利用される目的で開発されたため、できるかぎり純度の高いものを目指す必要がある。でも宝石の市場には多くの合成アメジスト、シトリンが存在するので、宝石用に作られる場合は???(ほとんどはロシアあたりで)合成水晶の作り方↓テキストのものは、合成エメラルドの例だけど、水晶も同じく熱水法で作られるのが主流そこで、本来なら合成宝石大国、ロシアに確認したいとこだけど、問い合わせ方法がわからないので、ちょっと的がはずれているかな・・・と思ったけど、思い切って、京セラさんに合成水晶の作り方について、不純物(他の鉱物)が混じることがあるのかを質問をしてみた。京セラさんは、宝石用ではなく工業用に合成水晶を作り、そのレベルは世界でも高い!(←さすが日本ですね)以下、回答です。本当にありがとうございました。不純物や創晶欠陥のない良質な人工水晶に製造するためには、先ずは基になる水晶原石が良質でなくてはなりません。天然の水晶が産出される国、主にブラジルより良質な水晶原石の産出連絡を受け水晶原石を購入しております。(水晶メーカーのご神体は全て天然水晶ですので大変高価物になります。)この得た天然水晶原石を工業目的で使用するカットアングルでカットして種水晶を取り出します。この取り出された種水晶の大きさと純度が水晶メーカー製品品質を左右します。「オートクレーブ」はくず水晶(ラスカ)を溶かして種水晶を容器の中に吊るして種水晶を徐々に太らして工業的に使用できるサイズまで再結晶させる目的の釜です。地球の自然界では水晶の育成には5千万年ほど期間が掛かりますが、人工水晶の育成する「オートクレーブ」では、早い物では3ヶ月で高純度の人工水晶を得ることができます。また、人工水晶は不純物を混ぜて紫色、赤、黄色との色つきの人工水晶を造り出す事も可能ですが、水晶メーカーでは不純物を排除しているため無色透明な水晶しか供給できません。徹底的な姿勢ですね。さすがだわ!!これならば、他のミネラル(鉱物)が入り込むことは絶対ない。あえて、ロシアでも他の鉱物を入れてまで天然に似せた合成水晶を作るとは考えられにくいし・・・・だったら、あの水晶の結晶をどう説明できるのか??? 明日、結論を出します。
2009.03.17
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昨日午後9時頃、コロンボは一斉停電DVDを見ていた私と娘(10歳)は、何が起きたのか?わかんなかったけど、その時友人のH氏(日本人)から携帯が、 そちらは大丈夫ですか? LTTEが攻撃してくるようですよ。 え?まじ???窓の外を眺めると、確かに空に向けてのライトアップの光が眩しい。 おそらく停電は2時間くらいで 終わると思いますが、 政府も対抗して、応戦して撃ってますね。 ありがとう。教えてくれて。 こっちはあまり音も聞こえないので、 大丈夫だと思うわ。 という会話をして、電話を切ったのだが・・・・隣で娘が一言、 こんな時にパパがいなくて、 ・・・・・・・・よかったね・・・・。 へ?パパがいなくて不安と言うのではないか? (旦那は今、東京) ううん、だって3人で死んだら、 誰もお墓とか作ってくれないじゃん。 パパが私たちのお墓つくってくれるよ・・・・ (↑おいおい、死ぬ気か~!!) 大丈夫だよ。 ここは、標的からは離れてるから、 ここには爆弾は来ないよ。 心配しなくていいから、 もう、電気もないから、 今はアイスクリームを食べて寝よう。こうして、私たちは暗闇で、溶けかけたアイスクリームを食べて、寝た。(↑私も娘も血液型はB型)私たちの住む部屋(コンドミ)は街とは反対側に面しているので、音も爆撃の様子も見えなかったのだが、街中に面している部屋は、すごい音と、爆弾が炸裂していたらしい・・・・そして今朝、メイドさんが興奮して語るには、彼女の自宅は政府主要機関の近くにあるので、上空を飛行機が飛び、それを撃ち落とす爆弾の音で、怖くて、怖くて、子供は大泣きをして、大変だったらしい・・・・・ちょうど最近読んだ本、「自爆攻撃 広瀬公巳著」2002年に出版された本だが、筆者は、10年前の1999年にコロンボで、大統領選演説集会の取材で自爆テロの被害に遭っている。その頃のコロンボは爆弾テロが多く、読んでいると、 今と同じじゃん!!!!スリランカは政府とLTTEの間で、2003年に和平交渉が成立していたのに、その後停戦は崩され、10年前、それより以前に戻っている状態 もうすぐ内戦は終わると言われていたのに・・・今朝の記事*私たちは大丈夫ですから心配しないで下さいね。
2009.02.21
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A Happy New Year! 2009飛行機からの眺め・・青い空と光のバランスが美しい~!太陽が沈むにつれ、空の青が濃くなりますね。この青が好き!左上に月が見えます・・・・・・・・この青、スピネルのような深みのある青・・この青も好き!!太陽はすっかり沈んで、夜の闇が広がりますが、その瞬間、本当に瞬間、瞬間だけなんだけど、だから、とっても魅力的なオレンジのような赤・・・ この赤も好き~! 今年もよろしくお願いします。 この一年が充実した年になりますように~!(年賀状の準備が出来ませんでした・・・ 年賀状を送ってくださった皆様、ありがとう。)
2009.01.07
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8月の中旬、フィンランドの鑑別士からメールが届いた。「足を痛めて、大好きなカヌーも大好きなダンスも何もできないやっと歩けるようになったが、運動は制限されているので、体がなまってしまっている・・・・だから・・・・・中国に行くことにした。で、そのついでにスリランカにも行くから。」・・・という、内容だった・・・・この4月にも彼はスリランカの宝石産地に来ていたので、私は、そんなにスリランカが好きなのか?そんなに長期の休みをとって仕事は大丈夫なのか?と、勝手に心配したのだが、(彼は4月はスリランカ、5月はスペイン、6月はドイツと旅ばかりの生活ですからね。それもすべて趣味の宝石を探しに・・・)9月上旬、予定通りスリランカへやってきましたね。そこで今回はスリランカで宝石学を勉強している友人のK氏を紹介したのだが、そのK氏が、「ご存知でしたか?彼の名刺を見て、気がついたのですが・・・・、彼は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・彼の苗字は・・・ドイツの貴族のものですよ。」どひゃ~!!!!!フィンランドの鑑別士は貴族だったのか~!!!!だから、豪遊できるんだな~!!!!!(↑仕事はしているようですが)そして、今回、貴族の彼から頂いた宝石は・・・(前回はこれ)採掘現場で落ちていたという、宝石の原石(ただし磨いても輝かない)ありが・・・と・・・ぉ???庶民の私には、お似合い?です・・・ね(笑)
2008.09.18
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今週は、NGO「ペシャワール会」の伊藤和也さんの訃報のニュースで、「生きる」ということをあらためて考えさせられた。私は24歳から28歳までの約5年間、NGOで働いていたのだが、その頃に出会った人たちは、意識も知識も高く、無知な私にたくさんの刺激を与えてくれて、成長させてくれた。まっすぐで、話をしていて豊かになれることが多かった。今の私の進んでいる道も、この頃の延長線にある。(↑宝石が?と思われるかもしれないけど、私が現場に根ざして活動していきたいと考える視点はここにある)人の死は、今生きている私たちを強くする。もう10年以上前、医師の篠原明先生に会った。篠原先生はネパールの医療に尽力された。若くて、素敵なドクターだった。そんな先生を襲ったのは、「悪性リンパ腫」。最後の会合でお会いした時は、治療の為髪の毛が抜け落ち、それを隠すように帽子をかぶられていた。それでも元気なご様子で、冗談をおっしゃて、そして、大好きなネパールの話をされていた。享年31歳。若すぎる、そして、悔しすぎる。それから、同じくNGOで知り合ったフィリピン人の女医、エマ。彼女は、医学生の頃に神様のおつげで、医師になっての最初の5年間は、貧しい人の為に活動するというそんな不思議な運命を背負った人で、その活動は5年過ぎても続き、本当に貧しい人に寄り添って生きていた。彼女がどれだけ、現場の人々に慕われ、頼りにされていたか、それは、彼女の活動を見に行った時によくわかった。私も彼女からいろんなことを教えて頂いた。彼女は私がマニラで挙げた結婚式のブライドメイドもしてくれて、お世話になりっぱなし・・・そのまま・・・お返しもできないまま、彼女は飛行機事故で亡くなった。享年、35歳。若すぎる、そして、悔しすぎる。人の為に何かをしたいと考える人は多いと思うけど、それを行動に移せる人は、それほど多くはない。彼らの死を思い出す度、涙がこぼれてしまうのだが、やっぱり彼らの分も、真剣に生きていかないといけないと感じる。私を強くさせてくれるのは、私の力ではなく、彼らの死なのだと思う。ぼや・・・となんて生きてはいけない。そして、内戦の続くスリランカで生活をしていると、一日、一日が貴重に思えてくる・・・
2008.08.30
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ドイツ宝石の旅の続きです・・・ドイツ、イーダー・オーバーシュタインにあるドイツ宝石博物館建物も素敵ですね。さすがドイツ!ここでは、世界中の宝石のカット石や原石が集められていて、宝石学的に区分、説明がされています。宝石学で一番最初に覚えなければならない、宝石の結晶系を説明したもの採掘された国ごとにも展示されています。スリランカの展示はやはり象が目印!?芸術レベルの高いドイツ、カメオも細部を見るとため息が・・・はぁ~、マイスターの技ですね。このような技術は国宝、世界の宝ですね。博物館のいい所は、「本物」を体験できるということ。世界中から集められた逸品を見ることもでき、こうして、目を肥やしていくことが大切・・・そう、とても大切・・・・・・・・たいせつ・・・・・・・・・・たい・・・・せつ・・・・・・・・・・・・・た・・・い・・・・せ・・・つそして、これも・・・たいせつ・・・なのは・・・ニセモノも説明付きで展示してあること・・・合成スピネルムーンストーンのイミテーションとされている大変勉強になりました~!
2008.08.24
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ドイツ、イーダー・オーバーシュタインの宝石旅行の続き・・・今回の旅行では、友人が同行してくれることになり、そのスケジュールの大半は、私の行きたいところだったのだが、どうしても、友人が行きたいと希望した場所で、私がまったく関心がなかった場所、それは、銅山洞窟見学・・らし・・い?銅・・なんて、まったく興味もなければ、洞窟なんて・・・あまり珍しくもないし・・・と渋っていると、友人は、「いや、銅山には、宝石が存在するんだ」と強く主張するので、その銅山見学に行くことになった・・・・洞窟へは、ガイド付きのツアーに参加しなければならないこの時の参加者は8人ほど・・言語はドイツ語・・・ふぅ・・まったくわからん・・ま、参加すれば、洞窟というのは楽しいですね。子供でなくても、わくわくしますね。で、宝石はどこ??ほら、あれを見ろ!とその指差す方向は緑色はクリソコーラ(Chrysocolla)その他、アズライト(Azurite)マラカイト(Malachite)も存在するらしい・・・・水の中にも沈殿している美しい~!!でも、でも、でも、もっと貴石のような宝石では・・・・・・・なかった・・のか・・・
2008.08.18
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彼らを、何と呼べばいいのだろうか?ドイツ、イーダーオーバーシュタインで、宝石の研摩を生業としているが、その作品は、ただの「宝石のカット」にとどまらない・・・イーダーオーバーシュタインを訪れた今年6月、ドイツ宝石学博物館で、父親であるベルンド・ムーンシュタイナーの展示会初めて、その作品を目の前にする・・・1995年の作品、ルチルクオーツ内包物であるルチルの魅力が炸裂している宝石のオブジェ・・・これを飾る部屋は・・・我が家になない・・・よぉ。ひょ~!お次は?アクアマリン・・・こんな高品質なものを惜しげなくオブジェにしている・・・さすが天才!カットのひとつひとつが、光の反射や屈折を計算されている・・・すごいですね~!!!でも、こんな大きな作品は購入できない・・・今回、買い付けたさせて頂いたものは、息子さんで、目覚しい活躍をされているトム・ムンシュタイナーの作品(↑アートなので、まさに作品という呼び方がふさわしい~!)グリーン・トルマリン2.01カラット宝石自体の色も美しく、キュレットのところが丸く彫られてその部分をテーブル面から見ると・・・かわいすぎ!!はぁ、ええなぁ・・・ピンクトルマリン2.28カラットこの色もラインの入り方も素敵。「恋」を宝石で表現したらこんな感じかな~えへ。アクアマリン0.84カラット小さいけど、存在感のあるカットですね。これも「空の欠片」ぽくって、好きですね。今回は3個しか買付けできなかたたけど、次回はもっと様々なものを買付けしたいですね。私は宝石の内部に広がるインクルージョンの世界が好きだけど、彼らのお陰で、宝石の別の楽しみ方がわかりました。
2008.08.10
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前回の続き・・・宝石の研摩師として、人間国宝という位を授かっている世界的にも有名なムーンシュタイナー親子に会うことになり、その日は朝からドキドキ・・・彼の住んでいるところは、ドイツ、イーダー・オーバーシュタインの街中から車で40分ほど走らなければならない。のどかな風景が広がる、はぁ~、ドイツの田舎っていいわぁ・・・ついた村は、静かで、まさに芸術家が育つ環境この通りをまっすぐ行った右手にムーンシュタイナー親子のアトリエがあるあ~、ドキドキドキ・・・・遥か遠い日本、いえ、スリランカから来た私を迎えてくれたのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・この・・・・・・・・・・・笑顔・・・・・・・・・・・・・・・さすが、有名人。カメラ慣れしてますね。アトリエの中を見学させてもらい、弟子たちが、指示に従って細かい作業を行っているそして、ムーンシュタイナー親子と一緒に記念撮影巨匠たちに囲まれ、緊張する~!!!!!!次回は、ムーンシュタイナー親子の作品をご案内します。
2008.08.03
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今年の春あたりから、宝石、特にサファイアの研摩について考えるようになった。その頃のブログへGO!サファイアの理想的な研摩は?今回、世界でも研摩で有名なドイツ、イーダー・オーバーシュタインに行くことになり、それならば、あのドイツ・カットと呼ばれる宝石を見てみたい!それならば、研摩師の中でも人間国宝と呼ばれる、ムーンシュタイナーに会ってみたい!!!と大胆なことが頭に浮かび、早速、大胆に行動に移すことにした。そこで、宝石に関係している友人たちに、ムーンシュタイナーを知っていたら、ぜひ紹介してほしいとメールを送ったりしたのだが、みんな、ムーンシュタイナーという名前は知っているけど、個人的な知り合いではないという返事ばかりで、ドイツの宝石学会で彼のスピーチを聞いたことがあって、数メートルの近さで彼を見た・・・というのが、最高の回答であった・・・そこで、インターネットでサイトを調べると息子さんで、研摩師として活躍していTomの公式サイトがあり、早速、私は、現在スリランカに在住している、日本人の宝石鑑別士なのですが、(←あ~、この資格とっていてよかったよ)ぜひ、あなたとあなたのお父様のBerndさんにお会いしたい。というメールを出したら、数日して、秘書という女性から、残念ですがその頃、彼らは海外に行っていて、ここにいないのです。という、返事が来た。え~!ドイツにいないのか~!!う~ん、でもあきらめきれない・・・そこで、その残念であるという気持ちともし彼らがいなくてもアトリエを見学することが可能であるかという問い合わせをしたら・・・また、数日して、アトリエにいらして下さるは結構ですが、彼らがいないので、申し訳けないです・・・という恐縮された返事が届き、そこで、私はもっともっと恐縮して、いえ、あの天才のムーンシュタイナーのアトリエが見学できるだけで、私は幸せなのです。という返事を出した。そして、ドイツに出発する数日前に、その秘書から、新しいメールが届いた・・・それは・・・スケジュールが変更になって、私が行く頃にムーンシュタイナー親子もいるのというもので、アトリエで会えるというものであった・・・続く
2008.07.30
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さて、今日から前回の宝石旅行ドイツのイーダー・オーバーシュタインについて書いていきます。フランス国境に近い谷合いの町、ここに着いた時に真っ先に思ったことは、あ~!ここに住みたい!!!!自然と溶け込むような、美しくて大きな家、あぁ、ええなぁ・・・ここは15世紀頃から瑪瑙の研摩で栄えた街研摩についてはまた別の日に書くとして、街の至るところには宝石店が、瑪瑙や水晶の結晶を売っている・・・・あ~、パワー感じそう・・・でも、でも、でも、でも、これだけではない、博物館には、こんな、大きな、水晶の結晶!ご利益ありますように・・・(↑神社参りか???)
2008.07.24
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昨晩、日本へ到着。この1ヶ月、スリランカ→ドイツ→イギリス→スリランカ→フィリピン、そして日本と移動して、まさに、高校生の頃、田舎で田んぼのあぜ道で思っていた、世界を飛び回りたい!!という夢は叶ったけど・・・・・・今の私には、高校生の頃のような体力はないので、・・・昨晩日本に着陸した時点でヘロヘロ状態。世界を飛び回るには、英語力よりも体力が大事であると痛感。(ちなみに私は知力よりは体力が勝っていますが)でも、この1ヶ月の体験は、自分の価値観は変わらないけど、物の見方や受け止め方が大きく変わったような気がします。自分なのに、自分のことを、外から第三者的に眺めている、そんな自分に気がつくことがあります。(↑ちょっと、ホラーっぽいですね・・・笑)実は3月に本格的に宝石事業を行おうと会社を設立して、(↑とっても小さな会社ですけどね)それから、結構、忙しく動いているのですが、(↑なんといってもこの部門の社員は私だけですから)事業を法人化するということは、もちろん収益を追わなければならないことで、ただ、宝石が好きとか、この内包物がいいとか、自分の趣味だけで宝石を並べるわけにも行かなくて、最近は宝石を見ても、カラットあたりの単価は・・・売値がこのくらいで、収益は・・・と、何だか、宝石を見ているのか、その向こうにあるマネーを見ているのか、まったく、宝石を見ても純粋に楽しくない!!!という日々が続いていたのです・・・でも、今回のドイツのイーダー・オーバーシュタインやロンドンでいろんなタイプの宝石業の人と話しをして感じたことは、「自分の好きなことを追えば、後からお金が自分を追ってくる」かなり、横柄でめちゃくちゃに聞こえるけど、周りをよ~く見ていると、そうやって事業が成功している人って多いと思う。もちろんその為の努力は人一倍大変だと思うし、仕事に使う時間もとても多く、それに付随して、煩雑な仕事量も増えるでしょう。(この場合の「お金」は大金とかではなく、自分に必要な量)でも、そう考えるようになれば、逆に自分にプレッシャーを余りかけることなく、(少しのプレッシャーが好きなんですけど)宝石を純粋に楽しもう!と思えるようになりました。さて、今週の土曜日、彩香さんのインディゴ・オアシスで宝石のお話をさせて頂きます。まだ空きがあるようなので、興味ある方はぜひいらして下さい!7月26日(土)午後1時30分から4時30分場所は、東京、神楽坂です。「大地からの贈り物」と題して、宝石学的視点や宝石選びのポイントなどの話をさせて頂きます。詳細は彩香さんのHPへGO!次回からはドイツの話を書いていきます。また、ブログに遊びに来てください。現在、日本語のサイトの準備をしています。英語サイトはすでに作っていますので、ぜひ見てみてください。(家族、知人には私の写真が不評ですが・・・笑)
2008.07.21
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昨日、無事にコロンボに戻ってきました。無事といっても、私がヨーロッパに行っている間に、外務省のスリランカ渡航条件が、1ランク上がって(?)「渡航の是非を検討してください」というものになっていた。無事に、「無事でもない国」に戻って来たのか?と思ったりもするけど、やはり住み慣れれば、ここコロンボに戻ってきてホッとしている。さて、今回の旅行記をゆっくりと書きたいのだけど、明日の夜から今度はフィリピンと日本へ出発するので、宝石の旅のお話は、今月下旬くらいからまとめて書いていきますね。その頃にぜひ、このブログへ遊びに来てください。今回も再会や新しい出会いがあって、さらに自分を成長させることができたような気がしています。私は、本当に人と出会うことが大好きなんだなぁと思いました。ロンドンでは、一緒に宝石学を学んだエリサに再会して、お互いが去年よりまた少し前に進んでいるような、そんな感じを確認できたし、わざわざ私の為に(?)イーダー・オーバーシュタインまで来てくれた、あのフィンランドの鑑別士の友人も、宝石だけでなく、子供の頃の話や人生の価値観などの話をお互いにして、まったく育ってきた環境や年齢が違っても、価値観が違ってもお互いのことを尊重することの大切さに気がついた・・か・・な・・(まったく不倫旅行にはならず←あたり前! 宝石研修のような旅でしたが・笑)宝石を通じて、新しい出会いがあるって本当にいいですね。さて、話は坂のぼりますが、今年2月に祖母が他界し、急遽日本に戻った時、スリランカに戻る飛行機の都合で前日に東京に宿泊することになりました。それで、どうしても会いたかった彩香さんに連絡を取らせてもらい、急遽お会いすることに~!そして、今回、彩香さんの主催されている「インディゴ・オアシス」で宝石の話をさせてもらうことになりました。(←すごい展開!)大地からの贈り物~宝石の世界~ ★7月26日(土)13:30~16:30まで 会場:インディゴ・オアシス(江戸川橋、神楽坂) 参加費:5,000円(仮)詳細は彩香さんのHPへGO!興味ある方は、ぜひご参加ください!!私も、「新しい出会い」を楽しみにしております。
2008.07.07
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娘はもうすぐ10歳、日本で言えば小学4年生こっちではブリティッシュスクールなので、Year5になる。5歳の頃からここコロンボで歌のレッスンを習っているのだが、本人は大変歌が好きだが、親として、主観的に見ても、あまり才能は・・・な・・・い・・でも楽しく習っているので、まぁ、それが一番ですね。先週の土曜日、歌のコンテストがあった。その為に練習、練習、練習の毎日・・・(↑送迎と待ち時間で、私は疲れた・・よぉ)当日、ドキドキしながら、渡されたプログラムを見ると、娘の前後は双子の姉妹、この双子は幼い頃からこっちのテレビに出ているというかわいい姉妹で、歌も踊りも表現の仕方も、さすがプロ!!!お~、この姉妹に挟まれちゃったのか~!!!!賞状を審査員からもらう娘(ちなみにこのコンテスト、全員、賞がもらえる)さて、この話を強引にトリプレットと呼ぶ。トリプレットとは、オパールなどの処理で、宝石の上のドームの部分とボトムの部分はクオーツなどの宝石を持ってきて、その間に薄いオパールを挟むという処理で、ペンダントやリングにセットされた後はその糊付けした部分が見えないので、わかりにくい・・・それと同じような処理方法で、ダブレットがある。先日、見かけた、ダブレット、ブルー・ムーンストーン・・・内包物を確認したくて、顕微鏡で360度くるくる回してみていたら、あれ?どうしてボトムに真っ直ぐなラインが???あ~!こんな手法もあるのですね。気をつけないと!!!おそらく、上のドームの部分はクオーツで、下はムーンストーンか、ぺリステライトか?まっすぐな糊つけした線が見える。
2008.06.19
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昨日は娘(もうすぐ10歳)の人生で一番の試練の日だった・・・私たちのように、親が海外で仕事をしていると、移動などの理由で友達と仲良くなっても数年で別れる時が来てしまう。娘もこれまで、スリランカの幼稚園→日本の幼稚園→スリランカの小学校→マニラの小学校→日本の小学校→スリランカの小学校と、10年でよくぞまぁ、色々転校したなぁ・・・日本以外はインターナショナル・スクールに行っているので、周りの子供も、いろんな国から来たり、いろんな国へ行ったり。クラスでも新学期が始まる度に「ケイティがオーストラリアに行っちゃたよ」とか、「今度、モルディブから新しい子が来た」(↑こういう時は思わず、リゾートホテルのオーナーの子供?と詮索してしまう)でも昨日は幼稚園の頃から知り合いで、大親友のリルとの別れの時だったのです。(あ~、これ書くだけで私が泣けるよぉ)二人はいつも肩や腕を組んで歩いていて、恋やスターの話といった、ちょっとティーンをきどった会話をして、週末にお泊りしたり、泳いだり、本当に本当に仲がいい!!!リルの家族はオランダ人で、バンコクに移動になることになった。母親は私も仲良くさせてもらったので、昨日は学校のカフェテリアで涙、涙、涙・ ・・・・・大人でも涙がでます・・よね・・・。昨日は学校から帰って、一言もリルの話をしなかったのだが、娘は、夜中に、号泣~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!つられて、私も泣きながら寝てしまいました。クラスの子の寄せ書き、リルの宝ものだって~!
2008.06.05
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宝石の産地ラトゥナプラから採掘された宝石は西海岸近くの町、ベルワラに集結する・・・ここでは、週に3回、宝石市場が開かれ、高価な宝石が売買されている・・・以前、訪れたときの体験宝石の買い付け方~その1~宝石の買い付け方~その2~その時、私はピンクサファイアを買ったのだが、その後、それを売った人と昨年、ロンドンの宝石学会で再会し、ロンドンでの再会その時のコーヒーブレイクで、早速知り合ったフィンランド人の宝石鑑別士も紹介し、そして、あれから半年、ここベルワラで3人は再会することになった。そして、買いもしないけど、(←買えないという表現が適切か?)大きな、大きな、大きな宝石をたくさん見せて頂きました。
2008.05.09
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昨年の英国宝石学協会の学会で、ランチビュッフェの列で偶然知り合ったフィンランド人のジェモロジスト(FGA)他に知り合いがいなかったということもあって、その後のロンドンでも頻繁に一緒に行動をし、(↑時々、私の旦那や娘も含み)自然史博物館では、宝石学の展示室に3時間くらい費やしたり(↑それでも時間が足りなかった・・・)ロンドンにいる間、ず~と宝石の内包物や産地の話をし、ロンドンから帰ってきても時々メールやチャットで、互いの近況ではなく、ひたすら宝石の話をし、そんな、かなりのオタクのような宝石コレクターの友人なのだが、その、彼が、スリランカにやって来た。彼は、宝石ビジネスとはまったく関係なく、自分のコレクションを探しに、宝石の産地ラトゥナプラに5日間ほど滞在をした。5日目にラトゥナプラまで車で向かえに行ったのだが、久しぶりの再会を喜ぼうと思っても、とにかく、路上宝石商たちに囲まれ、囲まれ、囲まれ、あれを買え、これを見ろ、安くしてやる、何がほしいんだ、お前はどこから来た?タイ人だな?あの、フィンランドガイとどうい関係だ?あ、そういえば、前にも見たことがあるぞ。あの時は子供も一緒だったな。結婚してるな。日本人か?日本人はキャッツアイが好きだろ?友人とゆっくり話をしたくて、レストランに入ろうと思っても、ついてくる、ついてくる・・・・・・30人くらいの路上宝石売りが・・・その人混みをかきわげながら、「あ~!話ができないじゃん!! あんた、ずっと、 ラトゥナプラでこんなに人に囲まれて過ごしていたの?」「はは、 路上ではゆっくりルーペで見ることもできないから、 ホテルの部屋に業者を呼んで、 じっくり見て、値段もじっくり交渉した。 宝石は路上で、即決で絶対に買っちゃあいけないよ。」その時、路上の宝石売りが大きなサファイアを私の手に渡してきた。「あ、これ、ガラスでしょ?見てすぐわかるよ。ここ欠けてるじゃん。」「へへ、そうだよ。大きいだろ?安くしてあげるよ」・・・おかしくて、笑ってしまった~!!・・・・・・・・・・路上で、宝石は買っちゃいけない・・・・・・・・・・・・数ヶ月前に原石買っちゃたけど・・・・・
2008.04.30
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ネイティブのような正しい英語を話したいと思っている人は多いと思うけど、世界の英語使う人口の80%は非英語圏とのこと。時々歌うような口調のスリランカ英語の発音に辟易とすることがあるが、ここでは、そういった調子で英語をしゃべった方が確実に通じる。私は昔はかなりの「ジャパニーズ・イングリッシュ」の話者であったけど、ここ数年は、「フィリピン・イングリッシュ」を喋っているらしく、私が英語を話すと、「あ、あなたフィリピーナですね」と言われる。そして、「どうして、わかるんですか?」と聞くと、「あなたの英語はドバイでフィリピン人が喋っていたのと同じで、なつかしい」と言うので、そのまま私はフィリピーナを演じるわけだが・・・旦那がフィリピン人で、最近では夫婦間の会話はめっきり減ってきたけれど、毎日使うから、やはりその影響だろう・・・先日行った香港では、やはり香港の英語はチャイニーズぽかったし、それでもわかり合えるわけで、無理して、英国圏の発音にしなくても、少々文法を間違っても、堂々と話をすれば、通じるのである。香港の空港のラーメン屋さんのメニュー堂々としていて、意味がよくわかる。でも、これを見たと時、5分程・・・・・・・笑い・・転げた・・
2008.04.24
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スリランカの4月はとても暑い!3月を過ぎたあたりから気温がぐんぐん上がって、4月は、日差しが大変きつい4月の中旬はシンハラ人とタミール人のお正月なので、学校は長期の休みに入り、1年の中でも国全体がお休みモードお祭りモード新年を新しい気持ちで迎えたいということで、自分が着る新しい服や親戚に贈る新しい服を買いに、衣料店はどこも長蛇の列大掃除の習慣はないけれど、新年に食べる伝統的なお菓子を作ったり日本で言えば、師走のような大忙し・・・さて、娘(9歳)の学校も休みになり、私も旦那も用事があったので、家族で日本に帰ってきた。滞在期間は約2週間夏休みや冬休みに日本にいることは多いけど、この桜の季節に日本に滞在するのは7年ぶり。桜が・・・さくらが・・・サクラが・・・とっても美しい~!!!たった2週間だけど、娘を地元の小学校に入れさせてもらうことになった。彼女は日本語が話せ、平仮名、カタカナは読み書きできるけど、漢字が、で・き・な・い!!!!小学4年生・・・教科書も漢字だらけ(当たり前か)でも、周りのお友達に助けられたり、先生に励まされたりで、漢字をがんがん練習するようになった。歩いて学校に通うことや、(←みんなと喋りながら歩くのが楽しい)掃除をすることや (←みんなで掃除をするのが楽しい)給食の準備をすることや、 (←みんなで一斉に同じものを食べるのが楽しい)コロンボのインターナショナルスクールでは絶対体験できないことなので、すべてが新鮮に感じるらしい。そして、娘が学校に行っている間に用事を済ませる為に私もがんがん外出をしているのだが、ふと気がついた・・・・そう言えば、心配していた、花粉症が、今回はまったく発症されていない!!!!!以前は坑ヒスタミンを服用しなければならないくらいひどかったのに・・・・南国生活で、体質改善されたのだろうか?それとも、時々飲んでいた、アユルベーダーのまずい薬のシロップで改善されたのか???何は、ともあれ、有難いです!!!!
2008.04.12
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宝石の旅~5~ 路上で必要なものは?車から降りた私たち親子はかなり目立ったようで、すぐに何人かのディーラーが声をかけてきた。そして、新聞やチラシの切りはしに包まれた、石ころ・・・ではなく宝石の原石を見せてくる。お~!これはゲウダ(加熱する前のサファイア)だな・・・。周りでは真剣に買い手が、ペンライトで原石を照らしている。見ると、売り手は、原石を持っていて、買い手は、ペンライトと持っている。これが、ここ路上宝石市場のルール。そして、何も持ってない私は、↓↓↓↓↓ただの観光者売り手にとっては、まさにいくらでも値段をふっかけることができる素人なので、あっと言う間に私も周りには人垣が出来、次々にチラシに包まれた原石を持った手が現われた。ほ~、へ~、あ~、と何も買わないでただ眺めていると(↑かなり圧倒されている私)おい、こいつは何も買う気がないのかってな文句を売り手の一人が言い出した。(シンハラかタミール語だと思うけど、態度でそう解釈できた私)いや、私はジェムモロジスト(宝石鑑別士)で、自分の勉強用のサンプルを探している。高いものは買えない。てなことを言うと、それを誰かが通訳してくれて、すると、みんな、あ~、と一気に、今度は、めちゃめちゃ小さい欠片のような原石を見せてくれるようになった。色は、中々いい。でもこれって、品質は?本物?実は、私は、鑑別する為の、屈折計、ポータブルの偏光器、二色鏡分光器カラーフィルターを持っていたのだが、どれも、これも、この路上の人ごみでは、役に立たない。10倍ルーペでさえ、見るのが困難・・・・(原石なので、内包物が見えにくい)ここでは、光に照らして色味を見ることができる肉眼と中のクラック(キズ)を探すペンライト、そして、経験しか、役にたたない~!!!!!!!!!!!続く・・・車のボンネットの上で原石をチェックする買い手
2008.03.02
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今週は娘(9歳)がハーフタームで学校が休み前の前の週も爆弾テロ警戒で休み、その前の前の前の週も日本帰国で休みつまり、彼女は最近まったく勉強をしていない!こうなったら、教材を用意し、机に座らせ勉強をさせなければ・・・・・・・と、思っても、外はとてもいい天気だし、せっかくの休みだし、娘をつれて、宝石の旅に出ることにした。コロンボから約100キロ離れた、宝石の町という意味のラトゥナプラへ。ここはスリランカでも有名な宝石産地。マルコポーロも訪れたことがあるらしい・・・旦那抜きの親子2人だけで、地方に行くのは初めて。宿泊はゲストハウス・・・月曜日の早朝、タオルや洗面用具、念のためシーツも車に乗せて、コロンボをGO!ゴムの木の畑やバナナの畑や椰子の木の畑を抜けて、あ~!郊外を走るって気持ちいい~!!!で、後ろのシートを見ると、娘が寝転がって、本を読んでいる。もったいない~!景色を眺めなさい!!!今回の宝石の旅は、1.スリランカで最大の採掘現場見学2.路上宝石商いの見学3.世界最古のサファイア加熱方法の見学4.カット・研磨の見学5.宝石公社 (Gem and Jewellery Research and Traininig Institute)見学と、実りあるものであったが、娘には、1.採掘現場で掘り出された砂山で遊ぶ2. 路上で宝石商にもまれる3.加熱現場近くの溝を飛び越えてるのに夢中4.クオーツの研磨をさせてもらう(図工の時間?)5.宝石公社の採掘現場模型で遊ぶと、まったく私とは違った視点で楽しんでいた・・・次回からぼちぼち宝石の旅のお話を書いていきます。
2008.02.21
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半年くらい前から、こっちの有名大学のジュエリーデザイン科を卒業した、まだ、24歳くらいの男性で、なかなかデザインが斬新で、おもしろい発想をするので、一緒に宝石のデザインを考えたりしている。そして、その彼にお願いして、作り手にオーダーしたりしてるのだが、ここはスリランカ、オーダーしたものが、自分の理想通りにはいかないこともある。でも、彼に頼めば、割と細かいことや丁寧なフィニッシュを期待できるので、時々、会って、一緒にでデザインを考えたりしている。ただ、問題なのは、ここはスリランカ、約束の日にちや時間が守られない。明日行く・・・とメールがあって、待っていても・・・・こない。こんなことが何度かあって、こっちも事前に確認するのだが、やっと、会った彼に、が~!!!!!!!!!と、文句は言えない・・・なぜって?それは、↓それは、彼は、めちゃ、ハンサムなんですよ~!!!!!今日は、その彼が来る日・・・。南国でそんな楽しみがあってもいいでしょ~?(↑人妻ですが)ちなみに、仕事が終わってから、彼は来るので、その時間は、うちの旦那も娘も家にいるんだな~
2008.01.23
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1月の誕生石、ガーネット赤に限らず、ピンクや紫おびた色、オレンジ、黄色、そして、グリーンまで・・・学術的には、7種類のグループに分かれ、それぞれ含まれている化学物質により色や硬度が変わってくる。例えば、基本となる珪酸塩に鉄とアルミニウムが入って→赤い色のアルマンディンカルシウムとアルミニウム→オレンジぽいヘソナイトやグリーンガーネットそういえば、宝石学の試験の前にこの化学物質全部覚えたな~(↑なつかし~)で、今では、半分しか思い出せないな~(↑そんなもんだよ、試験が終わると)さて、昨日は娘(9歳)のお友達の誕生日だったので、ガーネットとシルバーでできたネックレスをプレゼントしました。と、この↑一文を書いて・・・え~?子供に宝石をプレゼント?何と贅沢な~!!!!!!!と、思われるかも知れませんが、ご存知の通り、わくしは、日々宝石を鑑別している人間でございますので、ほほほほほほ~!!!!贈物は宝石と決めておりますの・・・・ほほほほほ~!!!!と、言うのは、はったりで、ここコロンボにいるから、予算内で、子供に宝石を贈ることができるのであって、こんなこと、日本だったら、できや~しません・・・よ。実際、昨日もお店で、お宅のお店のお得意様の子供に贈るから、安くしてちょうだ~い!!!!と、値切ってますしね。あは(笑)そして、そのガーネットのネックレスを受け取った彼女は(ちなみに8歳のお誕生日)美しい金色の髪をなびかせ、青い大きな目を見開いて、天使のような笑顔で、ま~!ありがと~!嬉しい~わ。私、今、同じガーネットの指輪もはめているのよ~!これもプレゼントされたの・・・さすが、スリランカ・・・・。子供が気軽に宝石をつけることができる国そして、私も先日誕生日だったのだが、(年齢省略)偶然その日に(誕生日を知らなかった人から)コランダムとスピネルの結晶をプレゼントされ、大変、うれしくて、よかったな~、スリランカに住んでて~。
2008.01.19
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先日、日本からコロンボに戻ってきました。寒い日本から暖かい南国へ~。あ~、この暖かさが心地いい~!!!!などと個人的にはのほほんとしていますが、昨日でスリランカの和平協定が崩れ、これからは、堂々と内戦ができる状態になった・・・らしい。ひょえ~!それでも、朝早く魚屋に買い物に行き、子供を学校へ送迎し、豆腐屋に豆腐を買いに行き、子供を習い事へ送迎し、カレー屋にカレーを食べに行き、子供を友人宅へ送迎し、まったく去年と変わらない生活をしております。遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
2008.01.17
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今年も残すことわずかになりました。年末年始は日本へ帰省致しますので、しばらくブログをお休みします。また、1月中旬頃に遊びに来て頂けれ幸いです。皆様がよいお年をお迎えになりますよう、お祈りしてます。寒い日本の冬・・・南国のお花で、少し暖かい気分を堪能して下さい。
2007.12.21
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クリスマスの飾り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃ、なくて、これは、深い、深い、地中で、ガーネットが結晶になって行く時に、隣にいた、ジルコンの結晶を抱き込んでしまった・・・。つまり、これは、ガーネットの中に存在するジルコンです。はぁ~、自然って偉大だなぁ
2007.12.15
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あの、ナイジェリアの男(宝石商人)が、ついに現われた!!それも、さわやか~に登場・・・!!!いや~、早く来たかったけど、忙しくて・・・・それに治安が悪くて、道路が閉鎖されたり・・・・支払いしない業者に催促にいったり・・・みんな、約束の時間守らないし・・・・ホント、いや~、忙しかったよ~!!!と、私の家に来れなかった理由を並べ立てた。ふ~ん、ずいぶんビジネス成功してるみたいじゃない?いや~、正直言って、そうなんだ・・・。今回はかなり成功している。だったら、私に返金してよ。もちろんだよ。そして、彼はおもむろにポケットから米ドルを出した・・・その金額は返金予定の半分・・・残りは?宝石で払ってくれるの?もちろん!でも、あんた、ナイジェリアから持ってきた宝石全部売ったんでしょ?いや~、そうなんだ・・・でも、僕は必ず1月にここに戻ってくる。その時に、素晴らしく良質の宝石を持ってくるから!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そう・・・彼との「友情」はまだ続くのか・・・・・そして、彼はそれは、それは、さわやかに帰っていった。見送るドアのところで、一言、僕も真面目に、来年からFGA(英国宝石学協会の鑑別資格コース)をここで勉強することにしたよ。あなたも、スリランカ宝石留学ですか~!!!
2007.12.07
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一昨日、爆弾テロが2件あり、そのうちの1件は、私が毎朝通る道、同じ時間帯・・・だった・・・・。(↑ちょうどその日は用事で反対方向へ行った)これまでは、政府や軍の幹部を狙ったテロだったので、私には関係ないわ・・・と思ってたけど、一昨日のうちの1件は、一般庶民の行くお店で、預かりカウンターに置かれた荷物が爆発17人以上の死傷者を出し、翌日から2日間、公立学校は休校。道には、こんなにいたのか?と思う数の警察とアーミーが、至る所で監視。娘の学校(ブリティシュスクール)は授業があったのだが、昨日は半数近い生徒が自主欠席をしたり、(娘は行かしたけど)あ~これまでにないピリピリムード~!!事件に巻き込まれた店は、ママ友のお兄さんの経営するお店のひとつだったので、あ~、こういう場合、彼女に何て言って声をかけたらいいのか?と、ちょっと考えたり、で、結局、ソーリー・・としか言えないんだけどね・・・。今週は、ちょっとテロと切り離せない週だった・・・。(←どんなんだぁ?)でも、私の手相は、私と家族もテロには遭遇しないと出ているで、それが、結構、自分を心強くしてくれてる、ホント・・・・。
2007.11.30
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先日のナイジェリア人宝石商の経験をどう生かすか?あれ以来、もっと経験を積んで、原石の買付けができるようになりたい!!と思うようになった。これまでカット石の買付けはやってきて、それなりに買い方や選び方もわかってきた。信頼おけるルートもできてきた。でも原石を買い付けて、自分で思うようにカットできたら、かなり、宝石ディーラーとして楽しいかも!!結晶についての勉強はFGAでも、一番最初に学んだし、カットの方向で色の出方が違う点も勉強した・・・・。知識ではわかっているけど、やはり、経験が必要。(ま、もっともですね~。)そこで、昨日からカットと研磨をしている女性から、カットの方法を学ぶことになった。彼女はこの道14年で、まだ私より若くて、一旦子育てで家庭に入っていたが、腕がいいというので、宝石店で再就職をしたとのこと。こんな美人が地味な仕事を、と思うほど、かわいらしい人で、会話をしてみると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・英語が話せないということが・・・わかった・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と、言うことで、・・・・私は、研磨カット以外にも、シンハラ語(スリランカの言語のひとつ)も勉強しなければいけない!まだまだ続く、スリランカ宝石留学物語。
2007.11.23
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実は、私がそのナイジェリアの宝石商人から買った宝石がもうひとつあり、こっちの方が、あのクオーツの結晶よりも、重大な過失なのだが、それは、モルガナイト(ベリル)の原石(アクアマリンやエメラルドと同じ種類で、色がピンク)これは、高品質で、色も良く、カットした後は素晴らしい宝石に変わるよ~本当はロット(その袋にあったもの全部)販売しかしないけど、君は友達だから、そのひとつだけを売ってあげてもいい。と、その友人でもないナイジェリア商人は言ったのだが。せっかく、アフリカからの原石を買う機会があるんだし、スリランカじゃ、この色のベリルは産出されないもんな~はて?値段は・・・。そういえば、モルガナイトの相場を知らないなぁ。アクアマリンと比べたらちょっと高いような・・・でもこれが高品質なら安いかも?ってなことを頭の中で考え、少しだけまけてもらって4.64カラットの原石を購入早速、カットと研磨師に持ち込んだら、う~ん、中にクラックがあるから、1石ではカットできない。2カラットのものと、1カラットの二つに分けるかな~。でも小さい方は色が出ないかもね。 なんですって~!早速、コロンボの宝石屋でモルガナイトの値段を調べたら、カット済みの美しいものが、私が買った原石よりも、安い値段で販売されてる~!!!!!!それもそのお店であればまるまる1石4カラットのものが手に入る~!!!!!! なんですって~!!もっと市場調査をしていれば・・・・・!!!!!!でも、まてよ、彼と私は、彼の言葉で言えば、お友達なんだから、値段交渉をやり直して、差額を返してもらおう~!!で、早速、あのクオーツの件と合わせて電話・・・。翌日会った時に、商売とは、お互いにハッピーで終わることが大切でしょ?今のままでは、私はすご~く損をしたみたいで、全然ハッピーじゃない。だから、値段を下げてくれないかしら?(↑優しく提案)う~ん、でも、僕もナイジェリアで結構高い値段でこれを買ったんだ。これ以上下げたら僕の儲けがなくなる。(↑悲惨さを漂わせる)でも、あなたには次のビジネスというものがあるでしょ?私だって、これから宝石のバイアーとして、あなたが本当にいいものをナイジェリアから持って来てくれるんだったら、喜んで買うわ~。それに、あなたと私はお友達じゃないの~わかったよ。お金は返すけど、もう少し値段を上げてくれないか?あなたの事情はわかるけど・・・だったら、現金の一部返金と他の原石でいいのがあったら買ってもいい。でも、いいのがなければ返品ね。わかった、明日持ってくるよ・・・・と、言ったのは先週金曜日。それから、2回携帯電話に電話したが、ごめん!すご~く忙しくてそっちに行けない。絶対に、絶対に約束は守るから、信用してくれ~!だって、僕たちは友達だろ~!!彼は帰国前に本当に現われるでしょうかね?
2007.11.21
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その男は、はるかアフリカ大陸、ナイジェリアからやってきた・・・今年の初めにコロンボでスリランカ宝石学会主催の「宝石と鉱物展示会」があり、そこで、あなたは、宝石学を勉強している日本人の人ではないですか?と、あっちから声をかけてきたのだ・・・。(↑なんで、わかったんだろ?)聞くと、彼もデリムニ先生の宝石学講座を短期間だけど習っているとのこと。へ~、あなたも宝石学に興味があるの?ええ、ナイジェリアの原石をスリランカへ売りに来る仕事をしているんですよ。ま~、それは興味深いわ。ナイジェリアだったら良質のトルマリンなんかも採取できるんですよね。多種にわたる宝石が発掘されてますよ・・・ははは・・・。と、まぁ、このような会話をその時は交わしたのだが・・・。先日、そのナイジェリアの宝石商人から、電話があった。はろ~!!ジェムガスキーさん!私、今、コロンボに来てます。よかったら会いましょう~!!(↑アフリカの人って、私と違う質のテンションの高さがあるわ~)ちょうど、その電話の翌日、現在デリムニ先生とこで勉強している友人のシルビー(ポルトガル人)のお宅にお茶に呼ばれていたので、彼女に確認をとり、彼も一緒に行くことになった。シルビーは、自分は来年ナイジェリアに行く予定(ホリデー)なので、彼の話は興味深々・・・だが、並べられた原石を見て、私の知り合いのスリランカ人(宝石業者)に連絡をするから、あなた、この原石を買ってもらったらどう?と、あれよあれよと、その業者に連絡をとった。ま~、販売ルートを紹介してあげるなんて親切だな、とのんびり私なんかは思ってたのだが、彼が、トイレにたった時にシルビーは、私に耳打ちをして、これらの原石が本当に研磨しても宝石質を保てれるかどうか、また、価格について、ちゃんとした業者の判断を聞いた方がいいと思うの。さすが~!!!相手をすぐに信じてはいけないね・・・この世界・・・。さて、彼が提示した金額はどれもこれも、高いな?と思うものばかりだったんだけど、中に、無色のスピネル(と本人が言う)の結晶(はっきりと結晶の形を示している)があり、私は、これは、コレクションにほしいな?と、思って、それを、4つほど(小さい結晶なので、全部で1.4ct)買ったのだが・・・家に帰って、よおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおくぅ見ると、あれ?スピネルは等軸晶系(キュービックな形)なのに、これは両サイドが六方晶系になってる・・・でも、柱面がないので、バランス的には等軸晶系の、まるで、ダイアの原石のよう・・・(ちなみにダイアは等軸晶系で、六方は示さない)?????????????????×1000倍も・し・か・し・て~?なんとか、平らな面で屈折率を調べ、顕微鏡で内包物を確認し、これは、これは、これは、これは、これは、これは、 クオーツの結晶じゃ、ないかぁ・・(←遅すぎ~!)でもこれだけでも釈然としないので、ロンドンで知り合いになった、某大手鑑別機関で働くK氏にメールで意見を聞いたり、これまたロンドンで知り合いになった、趣味でいろんな鉱物を集めているコレクターの友人に値段を確認したり、それから、デリムニ先生にも鑑別して頂き、そして、これは、まちがいなく、クオーツの結晶であり、その為に支払った金額は高すぎるんじゃないか?ということがわかった。そこで、一呼吸をし、そのナイジェリアの商人に連絡をし、翌日来てもらい、これは、スピネルじゃないよクオーツだよ・・・と説明すると、え?ホント?僕も騙されたの???お~い!!!勉強やり直し~!!!! 続・・・
2007.11.19
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前回書いた、スリランカ人とロンドンで再会した話・・・もし、私が独身で、若くて、そのスリランカ人も私好みであれば・・・・きっと、きっと、きっと、あ~!これは、必然なる出会いなんだわ~と、周りの友人たちに話まくったかもしれないが・・・(↑学生時代は、このパターンを2回ほどやった・・様な・・気が・・)でも、私も、そう若くもなく、大体、彼は、まったく、私の好みでもなかったので、偶然ではあるは、世間は狭いな~と、いった、感じである。・・・・・案外、恋愛って・・・錯覚なのか・・・も・・・???さて、私が今回ロンドンで再会を楽しみにしてた友人は、一緒にFGA(宝石学)の勉強をし、3月にスリランカからロンドンへ引越していったいったエリサ(イタリア人)彼女は宝石学会にも、卒業セレモニーにも出席しなかったので、個人的にお茶と夕食をすることにした。彼女は、ジュエリーデザイナーを目指していて、私から見れば、輝かしい経歴の持ち主なのだが、彼女いわく、ロンドンは、才能ある人がたくさんいるから、たとえFGAのタイトルを持っていても、デザインの勉強をしたと言っても、そんなの、・・・ちっぽけなもの・・・そうか、こんな美人のイタリア人が、ある意味での敗北感を味わってるのか・・・これは、私が、いつも大都会に行った時に感じる、まさに、それに近い感覚・・・わかるわ~!!!!!!!でも、私もエリサも敗北感に打ちの目されてるわけではなく、どう、進んでいくか、模索してる・・・(←と勝手に解釈してますが)ゴールがあるわけではないけど、進むべき道がわかって、その道を進んでいけることが大事なんだよなぁ。今度再会した時に、あの時よりお互いに成長していたらいいな~。
2007.11.14
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10月28日に英国宝石学協会の学会に参加した。宿泊していたブリストルの友人宅を早朝に出発したものの、会場のあるヒースロー周辺は渋滞あ~、もう始まってる~!!AVISにレンタカーを返して、やっと会場に入た時は、すでに1時間半の遅刻・・・(↑これに参加する為にロンドンまで来たのに・・・)多くの参加者の後ろの方の席に座り、いろんな国から来た人を後ろから眺めて、ほえ~、これが宝石学会か・・・緊張・・・する・ぅ。手元に配られた参加者名簿を見ると、やはりイギリスやヨーロッパの参加者が多い。スリランカから私以外に来てる人はいるかな~?と、・・・・・・一人いた~!早速、コーヒーブレイクの時にそれらしいアジア人に声をかけたら、その、スリランカから来た、スリランカ人は、はははと笑って、こう言った・・・・・・・・・・あ~、あなたのこと、知ってますよ~!へ????あなた、前にベルワラで、ピンクサファイアを買ったでしょ?それね、私が売った宝石ですよ~!え?もしかして、これ?(↑指輪に加工して、ちょうどその時指にはめてた)そうそう、それそれ、あなた、3000ルピーに値切って買ったよね~。その時の模様はここをクリック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あんなにたくさんいたベルワラの宝石業者から、たった一つしか買わなかったピンクサファイアそれを売ったスリランカ人にロンドンで再会するなんて・・・・・・・・イッツ・・・ア・・・スモール・・・ワールド・・・・
2007.11.12
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物価の高いイギリスへ行くことが決まって、それも、家族で行くことが決まって、これは何とか出費を抑えることにしなければ!と、まずは格安航空券をさらに、格安で手に入れることは出来ないか?と考えた・・・通常、コロンボからロンドンまでの往復は、燃料費や保険代を含んで(←これって、何なんだぁ?・・・っていつも思ってしまう)最低でも12万円程度かかってしまう。昨年の10月にスリランカ航空が、約5万円程度(だったと思う)のチケットを、緊急に発表し、あっと言う間に売れた・・・といったことがあったので、今年もしてくれるかな?と思ったけど、・・・・その気配はなし。それに、緊急にしか販売されないから、それを待つのは、かなりのバクチ状態。どこか、他の航空会社で、キャンペーンしてないかな~と、思っていたら、木曜日の夜遅く、友人が電話で、今、ネットでみつけたんだけど(←私の代わりにThanks!)エミレーツ航空が、大人8万9千円、小人7万3千円(すべて込)のキャンペーンしてるわよ。締め切りが明後日だから、早急に申し込んだ方がいいわよ。そうか、エミレーツだったら、ドバイも経由できるから、この際ドバイ観光もいいわね。(↑出費を抑えてる気はあるのか?)翌日、即効でいつも利用する旅行社に行った。(←電話だと担当がつかまりにくい!)そして、予約を入れ、その翌日(締切日)に入金も済ませ、すっかりドバイ行きに胸を膨らませていたら・・・(←ロンドンはどうなった?)数日たって・・・こんな電話がかかってきた・・・・・あの・・・・You have a problem!(あなたに問題が起こりました)は?・・・実は・・・我が社のシステムがダウンしていて、・・・・あなたの予約が、エミレーツ航空に伝わってなかったんですよ。は? は?それで、エミレーツに何とか、予約を入れてくれって頼んだのですが、・・・・・・無理でして・・・・・は? は? は?そこで、さらにお安い航空会社を紹介したいのですが・・・・は? は? は? クェート航空は如何でしょう?は? は? は? は? ちょっと!クェートって → → → → イラクの隣じゃん!!!!それに、それって、私の問題(My problem) ではなくて、あんたの会社の問題(Your problem)ではないか?とにかく、そちらの問題をこちらに投げて来ないで。・・・・と、冷静に何とか言い返したのだが・・・ボスと相談すると言ったきり、その翌日も連絡がない・・・。このあたりで、冷静さを失いかけた私は、そのまた翌日に、電話をかけて、とにかく、支払いも済ませたのだから、今日中に航空券をもらいに行く!!用意しておいてちょうだい!!・・・いや~、ちょっと待って。今ボスたちがこの案件で会議中で、・・・・・今回のシステムダウンで、実はジェムガスキーさん以外にも漏れた人がいて・・・・それをどうするか・・・・ここで、 爆発!もし、お宅の会社が、すみやかに航空券の発券をしないんだったら、このお宅の失態とその後の不誠実な対応を文章にして、各国の大使館、学校関係、その他の機関に知らせるわよ!!・・・・・・と、会議中のボスたちに伝えておいて!!!それから、イライライライラしながら、一日を過ごして、翌朝、やっとボスから電話が直接かかってきた。ハロー!ジェムガスキーさん、安心して。私たちは責任を持ってあなたの航空券を発券するわ。ただ、その手続きに時間が1週間ほどかかるの・・。でも、大丈夫。私たちを信じてね。は?は?は?は?その言葉、なぜ、最初に言えなかったの?(解決までに5日間経過)そして、そのボスの彼女は明るく電話をきった・・・・・・・一言も、ごめんねって言ってないぞぉ~!!!!!あ~、イギリスへの道のりは遠いわ~!
2007.09.28
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ず~と気になっていたのだが、5月末以来、日記が書けなかった。最大な理由は、コロンボに持参したパソコンがぶっ壊れた。おかげで、ネットカフェで、メールをチェックするだけ・・・なんとかしないとな~と思いながら、7月に入ってフィリピンに行ったり、そして今は、日本に里帰り中。パソコンの修理は、おそらくコロンボ帰国前には間に合わないので、別のを買っていくしかないか・・・なぁ(トホホ)インターネット社会は、世界が広がり、とても便利になったけど、ないと、とても不便な世の中になったと感じた・・・。というわけで、ぼちぼちと日記を更新して行きますので、これからもよろしくお願いします。
2007.07.27
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最近、というか、今日気がついたことなんだけど、クレームを言うときに、社長とか、そういった上役の人をつかまえようとしても、部下や受付の人は、「今、社長は葬式に言ってるから、携帯がつながらない」必ず、「葬式」が理由にされる・・・初めての時は、そうか、葬式参列では電話かけれないわなと思ってたが、いつも、どこでも、同じ理由になるとは・・・・これは、絶対嘘ですね!!そこで、私も、電話に出た人に文句をぶちまけた後、(↑向こうは電話口で、へへん~と聞いてるだけ・・・なのがわかる・・・)ま、この件がうまく対処してもらえないのであれば、残念だけど、日本大使館、邦人被害対策委員会に報告しないといけない・・・・と、葬式から帰ってきたら社長に伝えて下さい。と、こっちも嘘をつくことにした。これで効果があるとは思えないが、何も言わずに電話を切るよりも気持ちがスッキリする・・・ふぅ・・・。さて、ここから今日の本題です!!!(↑上のはただの愚痴でした)---------------------------------------今、スリランカは、観光客が激減している。あの、爆撃事件以来、空港は夜間閉鎖され、(というか、航空会社が、夜の飛行を拒否)観光客を相手とした宝石ビジネスも痛手を負っている状態・・・そんな中、今日、久し振りにセナさんの宝石屋に行ったら、「13日から日本に行くことにした」福岡に知り合いがいるので、福岡でちょっと宝石を売ることにしたとのこと・・・(短期間だけど)もし、福岡で、宝石を買いたいという人がいたら紹介してくれ。というわけで、こんな危険なスリランカに来なくても、スリランカの宝石が手に入る!!!キャンペーンのご案内です。福岡、大阪あたりで、スリランカの宝石商から宝石を買いたい人は、↓↓↓↓私の私書箱へメールを下さい~!!!12日(あと数日か)までであれば、セナさんと会う調整をします。値段は、手頃なもの(数千円程度)から高級なものまで、日本人好みのものが、用意されてました~セナおじさん、頑張って宝石売ってきてね~
2007.05.09
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いや~、私はてっきり花火だと思ってたんですよ・・・それで、旦那ときれいだね~ってほほえましく、眺めてたりして・・・・それが・・・昨日は、ワールドカップの決勝戦だった。と言ってもサッカーではなく、あの紳士的な(?)スポーツ、クリケット!決勝戦に進出したスリランカ相手は強豪のオーストラリア夜7時半(スリランカ時間)の開始に、もう朝からコロンボは、ワールドカップムード。私も、ユニフォームのTシャツを買って、それを着て、近くのスーパーに買い物にいったり・・・(外国人だけど、自分なりに盛り上げてましたね。)で、このクリケットの試合は、とても長く、なんでも夜中の3時頃までかかるそうだ・・・。その日は、旦那が日本の出張から帰ってくる日で、飛行機の到着は夜中の12時頃。オーストラリアを応援していた娘(8歳)も11時頃には寝てしまった。(彼女は旗まで作ってましたね。←あまのじゃくぅ!)早く旦那が帰って来ないかな~、と思ってたら、(↑旦那よりも実は日本のお菓子が気になる・・・ホンネ)なんか、外で、ば~ん・・・・・・・・という音が・・・・。???ま、いいか・・・・。そして1時半頃、旦那が帰ってきた。とても疲れてるんだろうけど、ちょうど、スリランカが攻撃をしてるとこなので、そのまま観戦開始!!よっしゃ~、がんばれ、スリランカチーム!!!!やっぱり、一人で応援するより、敵チームを応援してる人と一緒に応援するより、盛り上がりますね~!!!と、その時、停電になってしまった!!!!!お~い!!いいところなのに~!!!でも、うちはコンドミニアムなので、ジェネレーターが稼動し、続きが観れるが、外の一般家庭は・・・・真っ暗・・・・あぁ、4年に一度のワールドカップそれも、決勝戦・・・・お気の毒すぎます~!!!!!スリランカのみなさま~!!!!!!なかなか停電は復旧しない・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そこへ、誰があげたのか空一面に花火が!!まだ、試合途中なのに、停電で、やることがなくなって、花火をあげてんのかな?でも、なんか、変わった花火だな・・・・赤色しかないよ・・・・。と、ホントにノンキに眺めてたんですよ・・・・・・そして、そして、そして、その時旦那の携帯のメッセージの着信音が・・・・。それは、旦那の職場の危機管理からだった。そして、そして、そして、そこに書かれていたメッセージは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先ほど、LTTE(反政府)の空からの攻撃があり、その為、地上から軍が射撃(弾)しました・・・・・あの花火は、応戦だったんですか~!!!!!!ちなみに優勝はオーストラリアだったので、一晩あけた今日のコロンボはとても静かでした・・・・・・・・・・・う~、残念!
2007.04.29
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