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今年の英国宝石学協会(Gem-A)の宝石学会は、宝石学のコースが開講されて100周年ということで、ゴージャスなゴールド・スミスホールで行われました・・・・・・・・が、今年は学会に出席してません・・・フェイスブックにあがってくる参加者からの写真を指をくわえて眺めてるだけ・・・あぁ、ええなぁ・・・(ノω・`。)さて、気を取り直して、10月に行ったスリランカのお話ですヽ(・∀・)ノ♪居住しているダッカ(バングラデシュ)から飛行機で約3時間インド洋、ここに来ると心がすっきりしますね。今回はハーフターム休暇中の娘(15歳)も一緒に。幼稚園の頃から滞在したスリランカは娘にとっては里帰りといった感じで、友達と会うのが目的なのでほとんど別行動だったのですが・・・・・・気ままなティーンネージャーな行動に・・・イラッ(ノ`Д´)ノ仕事、時々 母親業・・・でした。 :*:・( ̄∀ ̄)・:*: はい、はい、気を取り直して、コロンボから離れて、宝石鉱山へ原石の買付です。(コロンボを離れるとのどかな田園風景が広がります)コチラ↓ほしかった紫系のサファイアの原石クリソベリルの原石磨いたらキャッツ・アイになります。コチラはトルマリンの原石 緑色が明るくて、研磨したらかなりの大きさになるでしょうね・・・(こちらは購入していません)さて、今回のスリランカで、買付よりも第一目的だったのは、宝石学の勉強インクルージョンのレビュー忙し中、たくさんの質問にも丁寧に答えて下さるディリムニ先生先生のラボに持ち込まれる宝石は、希少石をはじめ天然に似たインクルージョンだけど合成サファイア・・・といった、「これは何?」と思われるものが持ち込まれることがあります。こちら、非加熱サファイアのルチル一番大好きインクルージョンで、「非加熱の証」顕微鏡を覗きながら心が躍りますね。
2013.11.10
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今年、11月7日、ロンドンで行われた、英国宝石学協会の宝石学会の報告、3回目(ラスト)のご報告です。今年のスピーカーは、7名中でも私が楽しみにしていたのは、↓SSEF(The Swiss, Gemmmological Institute)所属で、鑑別と宝石学教育をされているMichael Krzemnicki彼は、宝石学のFGA、(←私も持っている!)そして、鉱物学の博士号取得(←うわ~!・・・学者かぁ)をお持ち・・・・敷居高そう・・ですなぁ・・・。でも、お話を伺うと、石好き少年が、そのまま大人になったそんな、印象を勝手に持ちました。さて、学会出席も今年で連続4度目。(今年は円高で助かった・・・です・・・)毎回、知ってる人に会うのが嬉しいですね。そして、今年もジョージがいたわ。彼は、ギリシャの宝石学協会であるGREGAの主要メンバーで、(↑ギリシャ語でできる方は、クリックしてね!)ギリシャにおける宝石学普及にかなり力を入れて活動しています。昨年、強引にギリシャで売ってほしいと預けた、私のジュエリー(ピアス)は、 見事、完売しました~!! (↑ひとつ・・・だよ。でも美女が買ってくれたらしい)(昨年のジョージとのいきさつはコチラ→ブログ)そして、今年は、ジョージの方から、私のジュエリーを扱いたいという申し出が!!!!そう、今年もいくつか新作ジュエリーをギリシャに持って帰ってもらいました・・・私の宝石たちが、ギリシャの空の下で輝いてるんだろうなぁ。(↑と、思うだけで、今年も幸せな気分ですね)(↑そして、宝石たちも幸せになってほしい)(↑そして、そして、そのジュエリーを買って下さる方も幸せに)Dr.Michael Krzemnickiと一緒に・・・私の右側(写真で左)がジョージ。(↑年齢が私より上かと思っていたら、ず~と下でした・・・がぁぁん)
2010.11.22
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ロンドンに行って来ました。英国宝石学協会主催の宝石学会に出席をしたのですが、学会前日に開催されたコランダムの加熱処理の講義説明にはたくさんの図が使ってあるのでとてもわかりやすい・・・(はず・・・私の英語力がついていかないけど)実際にいろいろなレベルや手法で加熱されたルビーやサファイアを見ることができ、大変参考になりました。コランダムの加熱処理の最新情報は、サファイアが多く産出されるスリランカにいると、本当に気になることが多いです。その加熱処理に30年以上もバンコクで携わって研究をしているTed Themelisの話が聞けるということで、本当にわくわくしてコロンボからロンドンへ!彼は私の中で、宝石の世界で会いたい男性、ナンバー2だったので、(ナンバー1は、Vincent Parrdieu、まだ会えてない)その彼にぜひ見てもらいたい!ジュエリーを作って、それを講義の日に身に着けた・・・・・・の・・が、コレ↓白っぽいのは、ゲウダと呼ばれる加熱される前のサファイアで、これを加熱すると奇麗な青に変わります。青は、原石を磨いただけの非加熱サファイア講義の後に早速、このピアスを見せて、彼が今年出版した本に、サインを頂きました~♪(毎年、宝石学関係の有名人にサインをもらってますね、私)この本、The Heat Treatment of Ruby & Sapphire(Second Edition)多くの写真が使われていて、宝石学を学ぶ人やサファイアを扱う業者の方にも参考になる・・・と言いたいですが、おそらく、化学の実験が好きな人に本当に興味深いと思います。Tedのレクチャーを受けて、何かひとつのテーマを掘り下げて、それを徹底的に貫いていく、そんな情熱をささげられるような、大好きな何かかがある人生っていいなぁと思いました。
2010.11.14
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101回目の英国宝石学協会の宝石学会出席の為、ロンドンへ行ってきました。申し込んだ頃に、知り合い何人かに連絡したのだけど、貴族さま→ダイアモンドコースを学ぶので今年は出席しない。宝石商の息子→香港に行くので今年は出席しない。そして、あの、イケメンのネパール人・・・・・・・・・・も来ない・・・・とのことで、私としては、出発前からテンションが低かったのだが、(↑いったい何が目的なのか、おいおい??)イケメンの挑戦!(1)イケメンの挑戦!(2)イケメンの挑戦!(3)↑なぜ、私が彼に夢中なのかがわかります・・・今回、会場に入ると私の名前を呼んで、笑顔でやってくる・・・あぁ、ジョージがいたわ!!!!↑ギリシャの宝石学会をとりまとめている彼いわく、9月にメールをしたけど、返事がなかったから来ないのかと思った。とのこと・・・。おそらく迷惑メールかどこかに紛れたのでしょうね。受け取った記憶がないんですよ・・・。とにかく一年ぶりの再会なので、お互いの近況報告をして、強引に私の新作ジュエリーを見てもらい、そして、かなり強引に、そのうちのひとつをギリシャに持って帰ってもらいました。あぁ、今頃あのジュエリーがギリシャの太陽の下で、ギリシャ人にどのような評価を受けているのかしら???↑と思っただけでワクワクしますからね。今回の学会は、私の大好きなMs.Antoinette Matlinsのスピーチもあり、思いもかけず、この本を頂き、しっかりサインしてもらいました。会場の様子、みんな真剣に聞いています。
2009.10.28
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先週末、コロンボで、スリランカ宝石学協会が主催する展覧会があった。まずは受付で、入場料(約50円)を払うと、箱の中に隠されている宝石(500円以上の価値)をもらえる・・・さすが、スリランカですね~!!太っ腹なサービス!!!(私はスピネルをGet!)↑手作りの箱の中に、袋に入った宝石があり、それを見ないで選ぶ・・・子ども会のお祭りのよう・・・宝石やジュエリーの販売だけでなく、↑宝石の結晶の展示や販売↑スリランカで産出される資源(鉱物など)の展示希少な宝石の展示や、美しい内包物をした原石の展示もあり、↑トパーズの結晶の中に存在する緑色をしたミネラル・・・・・はぁぁぁ、美しい・・・・↑英国宝石学協会の宝石学コースを紹介するブース宝石のインクルージョンの写真の展示・・・・・・・はぁぁぁぁ、興味深い・・・・↑宝石学のコース説明をするデリムニ先生私も先生のブースのお手伝い、↑ショーウィンドウのガラスを拭くのが仕事・・・・ ・・・結構、楽しい・・・↑娘(10歳)も来て、宝石の買いつけ・・・ では、な・く・て・・・・・・↑知り合いのブースで、 タダで宝石をちょうだぁ~い! と、た・か・って・・・・いた・・・ (小さなアメジストをもらいましたが・・・・苦笑)
2008.12.16
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ここに、アクアマリンアクアマリンの色をしたブルー・トパーズアクアマリンの色をした合成スピネルがある。これらを、7秒で区別する方法・・・・・ドラえもんに頼むと、そのポケットから出てくるのは、 チェルシー・カラー・フィルター宝石に光を当てて、このフィルターで覗けば、その光の反応の違いで、これらの宝石を数秒で区別できるのろまなノビタだって、7秒あれば大丈夫!アクアマリンは緑っぽい反応トパーズは無色合成スピネルは鮮明な赤色もちろんこれだけの反応で鑑別を終わらせてはいけないが、(あくまでも鑑別の補助として使う)最初の買い付けの段階で、簡単に区別することができる鑑別器具としては、かなりの優れもの。チェルシーカラーフィルターその詳細については、福本修、宝石・鉱物小事典へGo!これまで、そんな優れたチェルシー・フィルターをアクアマリンの買い付け以外あまり活用してなかたのだが、今回、ロンドンの英国宝石学協会で行われたMs.Antoinette Matlinsの講義でチェルシーフィルターの活用についての話を伺い、あらためて、その偉大さがわかった。こんな、持ち運びが簡単で、数秒で見分けることができるもの、もっと、もっと、活用しよう!その講義でアントワネット女史が、身振り手振りでユーモラスに教えてくれたものに、パライバ・トルマリンとそれに似た宝石の区別パライバ・トルマリン→黄色っぽい緑アパタイト→灰色がかった黄色YAG→鮮やかなピンク人気のタンザナイトだって、タンザナイト→赤、もしくは反応なしYAG→鮮やかな赤(タンザナイトよりも強い反応)コボルトで着色されたタンザナイト→鮮明な赤Ms.AntoinetteはPGという肩書きを持つ、プロフェッショナルなジェモロジスト宝石やジュエリーに関する本も多く出版され、テレや雑誌でも活躍・・・写真を見る限り知的な美人~!で、お会いすると、とてもユーモラスで、親しみやすい・・・・・・私なんて、相手がプロっていうだけでドキドキでしたが・・・私の好きな言葉に どの道でもいい、その道のプロになれというものがあるけど、あぁ、私もあんな感じの鑑別のプロになりたい~!・ ・・なぁんて、思いましたね・・・。(↑知的美人は無理でも知識、経験を重ねて行けるか?・・はぁ)そして、今回も彼女の本を購入し、早速サインを頂きました。サインと一緒に書き込まれた言葉、Many ‘Sparkling’ and’ Brilliant’ new insight!(強い輝きは新しい考え(洞察力)を導き出す)
2008.11.16
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今回で完結です・・・二日間に渡って行われた宝石学会の翌日、月曜日の夜は、その年に鑑別資格を取得した人たちの卒業式が、ロンドンのゴールド・スミスホールで行われました。昨年は、私も家族で出席、めちゃくちゃ感動を味わったが・・・その時のブログへGO!今年は、同じくスリランカで宝石学を勉強した友人の付き添いで出席することに。その日の午後は勉強会があって、予想よりも終わるのが遅く・・・・・・・ホテルに帰って着替える時間がない・・ので、おもいっきり普段着・・・・だった・・・が・・・まぁ、私の式ではないので、よろしいでしょう・・・(汗)シティにあるゴールドスミスホールはこんな感じそこら中、ゴールドの輝き~!↑シャンデリア・・・だよ・・・。↑どの角度をとっても、豪華絢爛~!!!ちなみに、今年7月は、ここで100周年の食事会があり、その時は、ドレスで出席いたしました。(そういえば、その時の話を書いてませんね)まぁ、何とか間に合うように会場につくと、あのイケメンとその従兄弟が。(↑ロンドン在住の従兄弟もかっこいい)彼は今年ダイアモンドのコースを取得したので、その卒業式に出席するのだが、私を見ると、本当に嬉しそうに(←と、私は思ってますが)「ありがと、来てくれて」と、蔓延の笑みを浮かべて握手をしましたね。あぁ、いくらからかわれても、この笑顔・・・・いいわぁ。(↑前日の冷めた気持ちはどこへ行ったんでしょうね。)私と友人の後ろの席にイケメンたち(←複数形になっとる)は座っていたのだが、式が始まり、順番に名前が呼ばれ、前の舞台で一人ずつ表彰されるのだが、イケメンの名前が、なかなか呼ばれない・・・と、言うことは?そして、今年の試験で高得点で合格した人を呼ぶアナウンスが、え?そして、そして、そして、イケメンの名前が呼ばれ・・・・私は、本当に驚き、 これが、あなたの言っていたサプライズなの?彼は、拍手喝采の中、私だけに(←かなり妄想の世界に私は入ってますが)蔓延の笑みで親指を立て、そして、ゆっくりと舞台へ上がって行った・・・・・・・・か、か、・・・か、・・・・・・かっこよすぎる~!!!!!!あぁぁぁぁぁぁ!!!その瞬間、私、すっかり彼に恋してしまいましたよ~!!!!!!(↑旦那がこのブログを読まないので、私も好き勝手書いてるな)こんな、演出、めっちゃくちゃ、かっこいいじゃないですか~!!そして、卒業式が終わると、カクテルパーティがあるのだが、イケメンは、その功績で、多くの西洋人に囲まれ、私は彼の近くに行きたくても、なかなか行けない~!!!!やっと、会えた時に、私は、本当に、本当に嬉しかったので、彼に抱きついてしまいましたね・・・。私は本当に、本当にうれしくて、だって、彼は、今年の夏のオリンピック、水泳競技の北島康介・・・の時と同じくらいの感動を私に与えてくれたんですもの~!!!これからは、絶対、ダイアモンドは彼から仕入れることに致します~!!!表彰されるイケメン(その他の写真はミクシィに載せておきます)
2008.11.11
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前回の続き・・・ 一体、サプライズは何なのか?ってなことを気にしながら、午後のレクチャーを受けていた。レクチャーが終わって、 一体、サプライズは何なの???と、すぐに聞き出したかったけど、学会の最終日と言うことで、今回、出会った方々にお別れの挨拶や写真、レクチャーして下さった方々に、お礼や一緒に写真をとったりで、すぐには聞けない状態。やっと、帰りの道で、 一体、サプライズは何なのか????と、聞くと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・彼は・・・・・・ふ~と満面の笑みを浮かべ・・・・・・・あぁ、サプライズね・・・・・・ふふ、あれはね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何でもないいんだ・・・・・・。 は?何でもない?サプライズがない?私が怪訝な顔をしていると、彼は、 何か、そう言ってみると、わくわくするかな~ と思って・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ それって、からかわれたの?わくわくなんか、全然しないわ!!! (↑ちょっと、ドキドキしてましたが)私は、平静を装いながらも、やはり、心の中は、ムッとしてしまいましたね。そして、彼は、そのサプライズでなく、別の話を私に始めた・・・・。今朝、○○国(ヨーロッパ)から来ている参加者に駅で会ったから声をかけたんだ・・・そしたら急いでいるからと早足で去っていって、それから、また同じ彼にブレイクタイムに声をかけたら、忙しいからと避けられた。それから、また同じ彼にトイレで会ったので、声をかけたら、また忙しいからって、さっさとトイレから出ていった・・・。同じ人に3回も忙しいという理由で話を断られるってどう思う?私は、 それは、あなたと話がしたくないからでしょう。 イケメンは、ちょっとびっくりした顔であったが、自分も同じことを推測していたので、 やっぱりそうだよね・・・。 私は、ちょっと真面目にこれまでの私の経験を話した。 私もアジア人だから同じような体験をしたことがあるわ。 残念ながら西洋人の中にはアジア人蔑視をする人もいると思う。 同じアジア人同士でも国によって偏見もあるだろうし・・・ それに、あなたは若いから、 あなたと話をしてもビジネスに結びつかない と思われたかもしれないし・・・。そう、彼は、見た感じも実際も大学生のように若いので、ビジネスとはほど遠いと思われても仕方がない。 でもね、私はこの2日間、あなたと一緒にいて、 あなたが、どんなに行動力、洞察力、話力に優れているか知っている (↑これは本当にそうなんですよ。) 私は、ビジネスで関係する上で、 あなたがどんな人間か知りたくて、一緒にいたし・・・ (↑イケメンだったからということもあるけど) それだけでなく、友人として、あなたは本当に楽しい人だわ。と、本気で思っていることを言いましたね。彼は、すでにインドでダイアモンドのビジネスをしており、私は、色石については仕入れルートを確保してるけど、ダイアモンドはまだなかったでの、インドのダイアモンドビジネスにはかなり感心が高い。(ダイアモンドの研摩はインドが中心ですからね)ダイアモンドのビジネスはサファイアなどの色石と違って、ルートなどがかなり確立されていて、本当にちゃんとしたものを扱おうと思うとかなり信用のおける人を相手にしなければ、かなりやばいような気がする・・・(ん、ですが、どうでしょう?業者の方々)イケメンは、私と同じFGA(宝石鑑別の資格)を持っていて、今年は、DGA(ダイアモンド専門の鑑別)を取得して、その卒業式に参加をする予定なのだが・・・・イケメンが、ダイアモンドをきちんと勉強しているところにも一目を置いてしまいますね。でも、サプライズがあると言ってかわかれた後なので、 本当にこんな若い奴と一緒にビジネスは出来るのか?と、ちょっと気持ちが引いてしまって・・・。それでも、彼は少し遠回りして私のホテルのある駅まで送ってくれて、さっさっと、帰ろうとする私に、 明日の卒業式は参加するよね? う~ん、たぶん・・・シルビア(友人)が卒業するから、 その写真撮りに行く予定にはしてるけど、 でも明日は勉強会もあるから、 もし疲れたら・・・行かないかな。 いや、絶対来た方がいいよ。絶対来てよ。 う~ん、わかった・・・たぶん・・・・。 絶対だよ。と、そんな会話をして別れたのだが、・・・・その翌日、本当に、本当にサプライズが、起こった!!続(次回で完結させます)
2008.11.09
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英国宝石学会出席は今回で2度目だったけど、やはり会場に入る時は緊張しますね・・・。朝は待ち合わせて、貴族さまとご一緒に会場入りしたのだが、会場は知らない人ばかり・・・、ほとんどが西洋人・・・・・ ・・と、私の名前を呼ぶ人が!あぁぁぁぁ~、リカス~!!!!↑スリランカ人の宝石商の息子あぁ、知った顔があると安心するよぉ。すると彼は、他にもアジア人がいるよ、と、ネパールから来た参加者を紹介してくれた。かなり、イケメンの24歳↑この情報だけで、頭がクラクラ!!!あぁ、私もおばさん力がついてきましたね・・・心の中で、きゃー、きゃーと叫びながらも、態度は、すごく自然に振舞いながら、(←うん、そうできてたはず)学会中の2日間、私はネパール人のイケメンとず~と一緒にいた。別に私がくっついて行ったわけではなく、(←いいわけがましい?)彼の方もアジア人の私に親しみを持ってくれたのか、ディナーパーティの前にハロッズに一緒に行ったり、昼食のテーブルをとっておいてくれたり、翌日の会場も隣の席をとっておいてくれたり、コーヒーを運んでくれたり・・・・あぁ、ホストと一緒にいるとはこういうことかも!・ ・・と、おばさん丸出しで心の中で喜んでいたのだが・・・2日目のランチの時に、彼は、私に、こう言った・・・・・・・・・・・・・・俺、君が驚く話(サプライズ)があるんだ・・・・・・・・・・え?何?何??何???なに????う~ん、今は教えない・・・、レクチャーが全部済んだら教えてあげるよ!・ ・・え?何?何??何???なに????なぁんなのよぉ!!お願い、教えて今すぐ!(↑おばさんになると即決力が身につくのか、待つことが苦痛)レクチャー終わるまで待っていて、その時に話すから(笑)絶対、君は驚くと思うな~!それから、午後のレクチャーは、スピーカーの話を聞きながら、それでも半分は、一体、サプライズって何なんだろ???ま・さ・か!私に告白とか!!!!!!!・・・・・・・って、ことはあり得ないわな。(↑こっちの年齢(その差、大)も旦那・子持ちもバレテいるし・・・)あぁ、一体何なの~???? 続く高級デパートのハロッズお買物・・・ではなく、3階のミネラルコーナーを見学に!
2008.11.07
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今朝、寒いイギリスから常夏のコロンボへ戻ってきた。あぁ・・・この暖かさ(暑さ)がやっぱりいいわぁ・・・たくさんのお土産を買って帰ったので、娘(10歳)も暖かく(?)迎えてくれました・・・・・・ホント、彼女、土産を楽しみにしてたんだよ・・・ママよりも・・・。今回は約2週間近い旅でしたが、いろいろな出会いがあり、再会があり、また多くの刺激を受けました。今年は2度目の英国宝石学会への出席。昨年は、打ちのめされた気持ちも大きかったのだが、その時のブログやはり、この1年で、昨年より1年分(でもないけど、もっと少なめかなぁ)前進しているので、今回は、打ちのめされるより、自分の尺度がなんとなくわかってきた・・・のか、気持ちも楽でいられました。まずは、会場の様子2日間行われた勉強会宝石学の本、鑑別器具も販売されてます。今回は円高だったので、つい多めに買い込みました。ブレイクタイム日頃はネットでしか知り合えないFGAと話ができます。彼女も子育てが一段落してから、宝石学を学んだそう。旦那の職業も同じだった・・・。なぜか、宝石よりも子育ての話で盛り上がったりしましたが・・・。今回のスピーカーは著名人も多く、早速、サインをもらいに~!!!!Mr.J.I.Koivula宝石鑑別士には絶対必要な内包物の本を出版されています。Photoatlas写真が鮮明で、興味がつきない・・・でも持って帰るの重かったよぉ。The heart of a gem reflects the beauty of nature.宝石の心は自然の美しさを映し出す・・・この言葉を大切に、宝石と携わって行きたいですね。
2008.11.04
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今年、英国宝石学協会は100周年になる。宝石学の歴史の中でも伝統と格式がある・・・(↑メンバーになると持ち上げますね、私)その100周年を記念する祝賀会が今年7月3日にロンドンのゴールドスミスホールで催されることになり、その招待状が届いた。てっきり、そんなイベントは学会のある10月にあると思っていたら、この祝賀会だけ7月。あ~、あの華やかな世界にもう一度行ってみたい!!!と、ロンドン行きを急遽決めた。(今回は私一人の参加、家族は留守番)そこで、飛行機を手配すると、どうも私の希望する格安航空券は希望の日程がとれず、4日ほど早く予定のロンドンに入らないといけない。だったら、ロンドンより(ロンドンも5日滞在予定)他の都市に滞在するのはどうか?ちょうど、その頃の私の頭は、サファイアの研摩のことでいっぱいだった頃で、だったら、研摩で世界に誇る、ドイツのイーダー・オーバーシュタインに行こうそして、世界の宝石研摩がどんなものか見てみよう!ってなことになり、色々と情報を集めていると、あの、フィンランドの宝石鑑別士の友人が、じゃ、その頃僕もイーダー・オーバーシュタインに行くよってなことになり、あれよあれよと計画が出来上がってしまった。が、ちょっと、ちょっと、ちょっと、あなたも来るの?あなたは独身だけど、私は旦那と娘がいる・・・つまりこんな二人が一緒に旅行となると、それは、不倫旅行ですか~!!!(何か期待している私?←アホ)ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキ、ドキあ~、旦那になんて言おうか・・・・(↑別にやましいことがないのに緊張しますね、こういうのって)で、旦那にあのさぁ、カス(フィンランド鑑別士のニックネーム)もさイーダー・オーバーシュタインに来るって。とさりげなぁぁぁ~く言うと、旦那はあっさり、そりゃ、よかったね。仲間がいる方が安心だし楽しいよ。ホント、そうですね。(何をドキドキしていたんでしょうね。私)2週間ほど、ブログお休みします招待状(手書きの名前が大きい~!・笑)
2008.06.25
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昨晩、コロンボに戻ってきた。今回はキャセイパシフィック航空を利用した為、香港に数日立ち寄り、昨年英国宝石学協会の学会でお会いした香港人の友人たちに会って、いろいろいろいろいろ、香港の宝石業界の話などを聞いた。(おまけにおいしい中華料理もご馳走になった)彼女たちも、昨年宝石鑑別資格のFGAを取得したので、何だか、同窓生のような感じ。同じ時期に同じように勉強を頑張った話を聞くと、なんだか、地球は広くて、たくさんの人がいて、たくさんの職業や興味持つものがあって、育ってきた環境も価値観もみんな、みんな違うのに、同じ時に同じテキストで勉強をしたというだけで、とても親近感がわく。そう言えば、娘(9歳)と同じ頃に生まれたオランダ人の女の子のお母さんと話をしていると、まったく同じ時期に、同じような喜びと育児の悩みを感じながら子育てをしていたんだ・・・と、不思議な親近感が持てるし、これからも、地球の遠く離れた人と会った時に案外、私と同じ経験をした人に会うかもしれないなんて、考えて、ちょっと、わくわくしたりする・・の・・・です
2008.04.22
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先週のロンドンでの英国宝石学協会の総会に参加して、本当に思ったのだが、・・・・私って、ちっぽけな存在・・・・今年の3月にFGA(宝石鑑別資格)を取得して、なんか、これは、すごい資格をとっちゃたな~・・・なぁんて、まるで世界征服でもしたのか?って思うほど、浮かれていたわけだったのだが・・・たくさんの、それも、かなり専門的にやってらっしゃる世界中のFGAの人たちをみて、・・・・かなり、みなさん、マニアック・・・・・。私なんか、まだまだまだまだまだまだ、素人のような感じ。ま、資格とったばかりだから、これから貫禄のようなもの?(←どんなんだ?)が出てくるのかもしれないけど、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ、結構落ち込んだりしてしまっている。あまりに華やかな世界から帰ってきたから、その反動でど~ん、と暗くなってるのかもしれないが、(↑血液型B型だから)ここ数日は、自分の存在が消えそうな気がしている。ブログでこんな暗い本音をさらけ出すのも恥ずかしいが、宝石学卒業の、この気持ちもまた、その延長線上にあったもの・・・早く打破したい~!!!
2007.11.08
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昨晩、ロンドンからドバイを経由してコロンボに戻ってきた。イギリスでは、レンタカーでスコットランドまで一気に走り、ドバイでは、砂漠を堪能・・・その温度差30度はぁぁぁぁ・・コロンボの温度が今、一番心地いいさて、英国宝石学協会のFGA資格授賞式に参加したのだが、会場であるゴールドスミスホールに着いて、感動~!!一緒に感動したい方はここ↓をクリック華やかな世界これまで、日本の田舎で育ち、子供の頃の習い事と言えば、そろばん・・・のみ高校の英語では赤点をとり、未だに、英語にコンプレックスを持っているし・・・そんな、野生児な私が、こんな華やかな舞台に立てるなんて~!!!きっと、今が人生の頂点かもしれない・・・と、思ってしまうよぉ・・・・・・・・・・・・・・・でも、・・・これから・・・がんばるしかない・・・・・・・英語は目的ではなく、手段であり、・・・・・・資格は、持ってるものではなく、使うもの・・・だもんね
2007.11.04
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英国宝石学協会から、毎年1回開かれる学会の案内が届いて、それをやっと、先週まじまじと読んで見た。まずは、そのメインの学会が10月28日ルネッサンス・ロンドン・ヒースローホテルで開催される。参加費は105ポンド(会員の場合)日本円にしたら2万4千円ほど・・・か・・・・はぁ、・・・・・・と、ため息ついていたら、今年試験に合格した新入りは、今回に限り、10ポンドで参加できるとのこと~!ラッキー!!!なんか、一気に2万2千円ほど得した気分(↑この考え方っていいのか?)その後の夕食会の参加費は27.50ポンド6300円程度の食事か・・・あまり期待できない・・・まぁ、イギリスだから・・・ね。(↑この考え方っていいのか?) さて、翌日には、オプショナルとして、ラボラトリーでの鑑別機器の説明などの勉強会・・・参加費35ポンド(8千円ほど)・・・・・・・・・夕食より高いな~。(↑この考え方っていいのか?)王室宝石のプライベートツアー、申し込んだら、すでにいっぱいで空き待ち・・・・・・参加費40ポンド(9千円は軽く超えてる)・・・・・高いってことは、絶対にいいものが見れるに違いない!(↑この考え方っていいのか?)その他にも、1日ワークショップで、真珠についての勉強会(145ポンド)ビーズの細工についての勉強会(149ポンド)世界中から、いろんな宝石大好きな人たちが集まるんだろうな・・・と、ちょっとワクワクそして、ほとんどの人は、参加費なんか、いちいち気にしないで、参加するんだろうな・・・・・・と、自分の庶民性に・・・ふぅ・・・・そう言えば、一緒に勉強をして3月にロンドンに引っ越していった、エリサはどうするんだろう?と、連絡してみたら、ひ・と・こ・と・・どれもこれも、参加費が高いから参加しないわ。それに、日中は仕事(宝石店勤務)してるしね。でも、卒業セレモニーは参加するでしょ?あれは、無料だよ~!!う~ん、残業がなかったら、行くわ。・・・・やけに、あっさりしてるわね・・・・。ま、個人的に会う約束をして、電話をきった。16日から、ここコロンボを発って、イギリスへ~!行ってきま~す!!!
2007.10.14
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イギリスへの道は遠い~!なぜだぁ?私と娘(9歳)は日本国パスポートを持っているので、 あ~、本場のパスタが食べたいわと思えば、 →翌日にはイタリアへ 娘が、古城のスケッチをしたいと言い出せば、 →翌日にはドイツへ 本場でサッカー観戦がしたいと思えば、 →もちろんイギリスへもビザ(査証)なしで行けるわけだが・・・(現実は金もないので↑これらは無理だけど)旦那はフィリピン人・・・どこに行くにも(ASEAN以外)ビザが必要!コロンボでイギリスのビザを申請することにしたのだが、提出する書類が、多い~!7年前、日本でイギリスの観光ビザを取った時に比べて、なんや、かんや、面倒で時間もかかる。銀行の月次報告書、過去6ヶ月分就業証明書、ま、これらは必要だと思うけど、その他、滞在先ホテルの予約票(まだ、ホテルなんか決めてない)友人宅泊の場合は、その人からの招待状・・・(なんで?)ふぅ・・・とりあえず、イギリスの友人へ電話して、手紙を書いてもらい、(電子メールでは証明にならないって・・この時代に?)私の卒業セレモニーに参加するので、その招待状と私と旦那の結婚証明書(我が家は夫婦別姓・・・こういう時ややこしい)旦那の日本の永住ビザ(イギリスでは仕就職活動しないよ・・という証明の為)娘の学校証明(健全な?家庭の証明???)過去2回のイギリス査証のコピー私と娘のパスポートのコピーま、プラスになると思われるものは全てくっつけて提出した。もしかしたら日本人妻も同行した方がいいのかもってことで、提出には私も着いて行ったのだが・・・ま~!、ビザ申請までの、長~い、長~いスリランカ人の列!!番号札をもらって、座って待つのだが、30分で6人程度の進み具合・・・(50人はいたぞぉ)一体、いつ、申請窓口にたどりつくんだぁ???ま、そのお陰で、久し振りに夫婦で会話を楽しむこととなった・・・(←最近会話がなかったからね)本当にどうでもいい話をしながら、2時間あたり経過した頃、ふと、私の頭に、ひとつの考えが・・・それは、それは、それは、あの前に座ってる、頭のよさそうなビジネスマンもあの品の良さそうな初老の夫婦も、あのかわいらしい学生の女の子も、もちろん旦那も、みんな、私より、英語がペラペラ話せて、 私より、学歴高くて、も、ふふふふふふふ~ん! 私は、ビザなしで、イギリスへ入国できるんだよ~ん!!という、優越感っていうのか、アホというのか、そんなことが頭に浮かび・・・、本当に久し振りに、日本人でよかった~!って思った・・・しかし3時間経過し、娘を迎えに行く時間になったので、結局は、申請に立ち会って、日本人アピールをすることもなかった。(↑結局、行列を眺めて、自分が日本人であることの確認をしただけか・・・)ビザが取得できたかどうか、こちらから確認の電話をしないといけないのだが、今日の午後現在、まだ・・・。早く~!早く~!!早く~!!!次はドバイのビザも申請しないと行けないのよ~!!!!!
2007.10.03
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先月、日本からスリランカに戻った頃、1通の手紙がイギリスから届いた英国宝石学協会の学会の案内(←きゃ~!かっこいい!!)とディプロマ授賞式(卒業セレモニー)の案内(←おぉぉぉぉ~!!!)ついに、晴れ舞台に立てる日が来るのか・・・・授賞式は、ロンドンのゴールド・スミスホール。なんか、かなり格調高いところらしい・・・きっと、今後、このような舞台に立つことはないので、(←確信)これは、何としても、どうしても、 絶対にロンドンに行くぞぉ~!!式は10月29日その頃は、娘の学校もハーフタームの休みなので、一緒に連れて行くことに・・・(↑日頃ダメ母のちゃんとした姿を見せたい!)・・・・・・すると、・・・旦那も、自分も行く・・・と言い出した(←仕事契約の途中で休みがとれる)・・な・ん・か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・学会、卒業セレモニーが、・・一気に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・家族旅行になっちゃったよぉ・・・今、世界で一番物価が高いと言われるロンドン家族3人で、一体どれだけの出費になるんでしょうか?長らく書き込みしてませんでした。やっと、日本語のネット環境が整いました。ちゃんと頑張って書きます
2007.09.24
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ちょうど1年前の今頃、英国宝石学協会の宝石学ファンデーションコースの試験に向け、本格的に勉強を始めた私・・・まったくアカデミックな分野とかけ離れた自分が(↑ちなみに子持ちで、四捨五入すると40才)あれから1年、宝石学ディプロマを取得し、なんと、名前の後ろにF.G.Aのタイトルがつくようになった。かっこいい~!!!英語ではジェモロジスト(日本語で無理に訳せば宝石鑑別士)かっこいい~!!!!それに、自分の名前で、鑑別書を発行することも可能・・・かっこいい~!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも、ハタと気がついた・・・・・・・・まだまだ未熟じゃないか?・・・・・・・・はい・・・・・・・・・・・そこで、宝石学を教えて下さったデリムニ先生に相談し、先生のラボラトリーで修行をさせて頂くことになった。これからは、宝石留学物語・・・・あらため、宝石鑑別修行物語・・・となります。(って、ブログのタイトルは変わりませんが)これからもよろしくお願いしますあ、それから、あのあらしの女1号がどうなったかというと・・・・英国宝石学協会の返答「もう、彼女には試験官を頼みません」・・・・・よかった・・・(↑次回実技を受ける生徒の喜び!の声)
2007.03.29
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いまか、いまかと待ってた試験の結果・・・・英国宝石学協会デイプロマ土曜日の夜にイタリアに引っ越したエリサからメールがあって、合格した~!!で、こっちはまだ結果が届いてない・・・・と返事を書くと、郵便が届くのに時間がかかってるんだよ(そりゃ、スリランカだもんね)となぐさめてもらった・・・・そして、昨日の日曜日は、平常なふりをしながら、朝は教会にいって、午後はセイロンコンチネンタルホテルのプールで泳いで、もしかしたら、最後ののんびりとした日曜日かもしれない(勉強してる時は日曜日の午後はずっと先生宅)と、プールサイドで優雅に足マッサージを受け、昨晩も、悶々としながら眠りに着いた・・・すると、今朝、目が覚めると、旦那が、神妙な顔で、夜中の1時頃、空港が爆撃された!へ?(←寝ぼけてる)ニュースを見ると、LTTEが空港の空軍基地を襲撃したとのこと・・・ちなみに、今夜、旦那は飛行機で日本に行くのだが・・・ふぅ、朝はとりあえず娘を学校に送って行き、日本の地震のニュースを見たり、メールをチェックしたり、そして、そして、ついに今朝、(←たった今)郵便が届いた!!!!!桜・・・・・・咲く~!!!!!応援して下さった皆様~、ありがとう!!!!感動で体が震えて、涙がこぼれました~
2007.03.26
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まるで、中世の時代のプロポーズの返事待ちのような・・・この心境・・・(←どんなんだ?)1月に受けた英国宝石学協会の試験結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あぁ・・・・・・・・・・・・・ドキドキ・・・・・・・・・でも、まだ来ない・・・・確かに試験結果は3月下旬までに郵送で届けるとなってるのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだか・・・・・・・・・・まだ・・・来ない・・・・で、さっき気になって宝石学協会のホームページにアクセスしたら試験結果について電話での問い合わせはご遠慮下さい。(↑おお~、電話で聞こうとする奴がいるのか~)電話では回答しません。(↑そりゃそうだろうな~)結果を待つ心配な気持ちはわかります。(↑そうか、わかってくれるのか~)どうぞ、忍耐強くお待ち下さい。(↑そうだよな、この箇所を今読んでるってことは忍耐が限界に来てるから・・・・)・・・・・と書かれてあった・・・・・・あぁ、結果が早く知りたい~!だって、だめだったら、再試験の6月に向けて勉強をスタートさせないと~!!!そんな、ちょっとナーバスになってる私にこれまたあの冷静な旦那は、だったら今から勉強を始めてたらいいじゃないか。ごもっとも・・・(↑でも、やらない私)
2007.03.23
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先日、二日間にわたり、スリランカ宝石学協会主催の展示会がコロンボであった。また数々の宝石が並ぶのか?と思ったら、さすが、「学問」宝石の結晶や産地の説明、それに、研磨の実演など・・・私としては、大きなベリルの結晶が見て触れたり、希少性の高い宝石が見れて満足だった。そこで翌日は、娘を連れていった。彼女は、私が宝石店に連れて行っても輝く宝石には関心がなく、(もう、見慣れたってか?←贅沢~!!)コロンボのお店だと、裸石を割と自由に触れるので、まるで宝石を、浜辺で拾った貝殻程度の値段と思っている・・・(←贅沢!!)それに、何だかんだと、私も勉強サンプル用の宝石が手元に集まるようになり、それを、お菓子の缶にしまったりしてるので、ま、宝石ってその程度のモノと思ってる・・・(←実際サンプル用なので安い鉱物ですが)だから、今回の展示会もあまり関心を示さないかな~と思ってたら、なんと、ある、鉱物の塊の前で、目が釘付け!それは、私も前日に大変関心を持った、ダイアの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・兄弟のような・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・同じ素材からできた・・・・・・・でも、・・・・見た目も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・価値も・・・・・・・・・・・・・・・・・全然違う!・・・・・・・・・・・・グラファイト・・・つまり、墨(炭素)の塊・・・・ママ、これって、鉛筆の芯だよね?(←)あたし、これがほしい!!!!!!!!まさか、その塊をもらうわけにはいかないので、その欠片(といってもチョークの大きさ)を説明してくださった鉱物学の先生から頂いた・・・彼女が望んだファースト・ジュエリー(←実際は鉱物で宝石のカテゴリではないが)8歳には大変お似合いである
2007.02.28
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先週の火曜日に、英国宝石学協会、ディプロマの筆記試験があり、昨日、その実技試験が終わった・・・昨晩は夜中に目が覚めて、失敗したであろう箇所が、ぐるぐるぐるぐるぐるぐる~頭をめぐり、眠れなかった・・・今朝起きたら、晴天とりあえず、前を向いて歩こう!結果は3月の中旬。それまでは勉強から離れ、試験ではあまりとりあげられなかった、レアストーンや、デザインなどを習っていこうかな~ちょうど、筆記が終わっった先週末からイギリスから友人夫妻が遊びに来ていて、月末まで我が家に滞在。今日から、一緒にいろいろ観光名所に行く予定。ま、ちょっとのんびりしながら、ブログにも書き込みしていこうと思うので、またどうぞ遊びに来てくださいね
2007.01.23
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ここ数日、空の青のことばかり考えてる・・・ どうして、空は青いのか?この疑問は地球上のすべての人間の素朴な疑問第1位ではないだろうか?そして、第2位は、どして夕焼けは赤いのか?第3位は、どして海は青いの?(勝手な私の憶測ですが・・・)数年前、娘も同じ質問を私にしてきた。私は、きたな~、この質問・・・と思いながら、おそらく、世界のママたちの回答率が一番高いと思われる、それはね~、神様がそうしたのよ~。と、なんでもかんでも神様の力にして、娘を納得させた・・・でも、今の私なら(と言っても昨日くらいからか?)こう回答するだろう・・・それはね、レイリー散乱の原理よ~。つまり、太陽の光が地球の大気を通過する時、大気の分子とぶつかるぶつかった光は、四方八方へ散らばる。(これがレイリー散乱)その時、青い光が最も散乱されやすいため、青が私達の目に多く映る・・・だ・か・ら・・・・空が青い~!では、なぜ、夕焼けは赤いの?それは、夕焼けや朝焼けは太陽が私たちの横にあり、地球との距離が昼間より長い、 この通過する距離が長いと、青い光が散乱されすぎて、私たちに届く頃には、青が無くなり、残りの色(つまり赤が優勢)が目に映るから・・・そして、塵などに光がぶつかると(←光の波長と同じ大きさの物質)さらに、美しい夕焼けになる・・・(これをミー散乱という)・・・なんですね~・・・・(説明すれば簡単だけど、ちゃんと理解するのに時間がかかった)さて、どして、こんな原理を私が学んでるかというと、このレイリー散光やミー散乱が、壮大な空に限らず、小さな、小さな、宝石の中でも起きている・・それは、ムーンストーン結晶内の粒子の大きさや構造が青と白の光をかもしだす~。青白く浮き立つようなシラー効果(Adularescence)は、ホント、まるで月の光みたい・・・・・ってなことを考えながら、最近は青い空をみつめています・・・
2006.11.23
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ここ宝石の産地、スリランカではとれない宝石、オパール知名度は高いけど、オパールをどんな宝石かと説明する時、ほら、あのいろんな色が混ざったような・・・虹色のようなものが浮かびあがった・・・この虹色は遊色効果とよばれる。じゃ、その正体は何かと言うと・・・ 珪酸(Silica)オパールの中では、この珪酸の球体が配列よく並び、その球体と球体の隙間に、光が入り、その光が反射したり、分散したり、そりゃ、ま、光がダンスを踊ってる~状態球体の小さいものは青の光を~そして順番に緑、黄色、大きなものは赤に光を放つ・・・(光の干渉とよばれる)ってなことを知ったとき、これまで、おばさんくさいと思ってたオパールだったけど、何か、オパールがほしいな~って思うようになりました。(↑実は、自分がおばさんになったからだろ?)宝石学のおもしろいところは、宝石の美しさを知るよりも、その美しさの秘密を知ることができるとこ(なんか、結構、覗き見っぽい・・・)例えば、西洋絵画などを観る時、その作者のことや、その時代背景、エピソードなどがわかって観るとおもしろかったり、オペラ鑑賞は、あらかじめ内容を知ってからじゃないとよくわからなかったり・・・もし、オパールを見る機会があったら、あ~、 この中で、 珪酸がお行儀よく並んで、 その間を光が舞ってるんだな~って感慨に耽ってくださいね
2006.11.11
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6月のテストが終わって、ほっとしたまま、気をゆるめていたが・・・もう、9月(←はや~!)娘の学校もはじまり、先日イギリスからFGAディプロマコースの教材も届いた。パラパラとめくってみると・・・めちゃくちゃ難しそう!!!!1月の試験に向かって今から準備しないと間に合いそうにない・・・な・・・現在、ディリムニ先生の授業は週2回。午前のクラスはパワーもあるのだが、午後からの時は・・・・眠い・・・・・だからセオリー(理論)は午前にして、午後は実践(石の鑑別)をすることにした。いろんな宝石の内包物を顕微鏡で見たりするのだが・・・小さな宝石の中に、まるで、ロマンティックなドラマを見ているようで、眠さも吹っ飛ぶ~!!(↑結構オタクな世界・・・)それに今回は一緒に、イタリア人の女性も学ぶことになったので、にぎやかになった。(←イタリア人って陽気だわね~)彼女はこちらのモラトゥワ大学で宝石学を2年勉強したので、ファンデーションコースの試験は免除され、そのままディプロマコースへ。私より(もしかしたら10歳ほど?)若いのだけど、話をすると、石そのものが好き~と、共通点がある。(↑ま、だからこんな勉強してるんだろけど)デザインも手がけていて、それはそれは重そうな指輪を見せてくれた・・イタリアでは、大きいものがウケルらしい~彼女にはぜひデザイナーとして成功してもらい、私も「イタリアンデザイナーの友人がいるの」っと自慢できる日が来てほしい~
2006.09.05
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7月の誕生石、ルビーについて。コランダムの中でも、赤い色のものをルビーと呼び、それ以外はサファイアと区別されている。何とも特別扱いされた石だな~コランダムは酸化アルミニウムの結晶である。酸化アルミニウムだけだと、 →ホワイト・サファイアその酸化アルミニウムにタイタニウムと鉄が加わり、 →ブルー・サファイアとなる。そして、酸化アルミニウムと酸化クロム(Chromium)で →ルビー が誕生する。しかも酸化クロムはほんの約2%くらいしか入ってないのに、あの、鮮やかな、赤色になるのである。だから、やはり、ルビーは「特別扱い」されていいのかもしれない。そんな赤色をつくり出す酸化クロムの活躍は、ルビーにとどまらない。例えば、ベリルはベリリリウム、アルミニウム、シリケイトでできているのだけど、それに酸化クロムが入ると↓↓↓↓グリーンが美しい、エメラルドに!(ちなみに同じベリルに鉄が入って、アクアマリンになる)カラーチェンジをする、アレキサンドライトも酸化クロムの力だし、希少性の高い、レッド・スピネルも酸化クロム・・・ルビーが古い時代から愛され、お守りのように扱われてきたのも、酸化クロムにパワーがあるからかもしれない・・・(↑と私は思うのだ・・け・・ど・・)
2006.07.28
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今朝起きると、背中と左脚が・・・痛い!!そう言えば、夜中トイレに起きた時、首が回らなかった・・・それもこれも、あの、午前3時間、午後3時間、計6時間の試験のせい!まさか、3時間もかからないだろうな~途中で退出できるよね~と、考えてたら、午前のテストの途中で、このペースで行くと時間が足らない!!!!とあせり、午後は何とか時間配分できたものの、きっちり3時間かかってしまった・・・・ 3時間続けて集中したこっとって、 私の人生にあっただろうか? 回答 ↓ ↓ ↓ なかったそれを2回続けたので・・・・今日は筋肉痛・・・テストはできた!が、が、が、が、記述した英語に自信がない・・・・このテストが失敗したら、それは、英語のせいだと思う(↑結構昨日はこの理由で落ち込んでた)結果は8月中旬、ずいぶん先だな~
2006.06.13
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試験まで、あと数日となってしまった。The Gemmologicai Association(英国宝石協会)のFundation(初級コース)初級だから、簡単にパスして~と思ってたけど、それが、とても難しく・・・数日前の今となっては、もしかして合格しないかもしれないと弱気になったりしてる・・・・・おまけに、テストは朝3時間、午後3時間の計6時間・・・すべて、記述式・・・・振り返れば、(←といっても最近のことだけど)4月から、本気で試験勉強を始め、2泊3日の家族旅行にまで、テキストを持って行き、(↑気合が入ってる!)1ページもめくらなかった・・・(←)でも、でも、でも、ここ数ヶ月、友人のお茶の誘いも断り、娘の学校と習い事の送り迎え以外、勉強ばかりしてきた・・・・私を知ってるみんなは、嘘だろ???と思ってるだろう・・・な・・そう、こんなに集中して勉強したのは、私の人生でも3回目くらいかもし・れ・な・い・・・慣れない勉強生活で、胃薬を飲むことも多かったけど、さらなる心配ごとが! 試験官は本当にイギリスから来てくれるのだろうか?先日もテロがあって、その度にBBCで大きく取り上げられているコロンボ・・・住んでると、こんなもの~と平和に感じているけど、あのBBCのニュースを見ると、やばいかも???と思ってしまうかも。ああ、どうか、試験官が来てちゃんとテストが受けれますように~
2006.06.08
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5月の誕生石、エメラルド。紀元前4千年には、宝石として歴史に登場している。古代の教典には、富と権力のほしい者は、エメラルドをとれ!という教えがあったらしい・・・確かに、若い子が持つよりも富と実力を備えた年配の人がする宝石なんだろうな~さて、エメラルドと言えば、クレオパトラしかしエジプトのエメラルドの産出は1700年以降、されていない。長い歴史を持ち、今でも産出量1位は、コロンビア。ムゾー鉱山からは最高級のエメラルドが産出されている。そして、隣国ブラジルも忘れては行けない。では、エメラルドは南米だけでとれるのか?と言うと、インド、パキスタンのアジアをはじめ、アフリカでも産出されている。得にザンビアの産出量は多く、コロンボ、ブラジル、ザンビアの3カ国で世界の産出量の9割になってしまう。(マダガスカルをはじめ、アフリカってこれから宝石がいろいろ産出されるんだろうな~)でも、買ったエメラルドに、Made in Colombia とか買いてないから、どこの国で取れたのかってわかんないし、美しければどうでもいいわ~と思うかもしれない・・・(←実際ホントどうでもいいんだけど)でも、でも、でも、でも、実は、エメラルドには、メイド・イン・なんたら、とは書かれてないけど、どこの国から産出されたかということを、自然のインクルージョン(内包物)が示しているのである!!!(←トリビア)宝石の中でもインクルージョンが多いのがエメラルドの特徴。顕微鏡を覗いて、液体と固体と気体がまとまった形のもの(Three Phase)があれば、それは、メイド・イン・コロンボ液体と気体(Two Phase)だけなら、メイド・イン・インド竹のような節のある長い棒のようなもの(Actinolite)は、シベリアから。針のようなもの(Tremolite)は、ジンバブエ。(ってなことを、言われても、鑑別士でもなければ見極めは難しい)エメラルドに内包物はつきもの。それが天然の証!だから内包物があれば安心!と思ってたら、合成エメラルドにも、「合成しました」という、インクルージョンがあったりする。煙のような、もやがかかったものやジグザグのすじのようなもの(Amphibole)・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・難しいですね~。
2006.05.28
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満月の夜、お寺に行くとロウソクに明かりがともされ、それは、それは、美しい~今月はVessakと言うことで、いつもの満月の夜より、街中がイルミネーションで飾られ、あれ?クリスマスなの?ってな感じだった。何千本のロウソクも、1本のロウソクより火を得る。ロウソクの命が短くなることはない。幸福も共有して損なわれることはない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今から・・・・・・・・・2550年以上も・・・前に・・・・仏陀が残した・・・・言葉だ・・・そう・・・・・・長い年月を越えて残るのは、言葉と宝石だけしかないかもしれない・・・(↑ちょっと強引???) 私たちの目に映るものは、可視光線(Visible Light)と呼ばれ、あの雨上がりの虹のように、赤・オレンジ・黄色・緑・青・紫に分散される。(虹はインディゴを入れて7色)光の速度は、1秒に30万キロ・・・つまり、太陽から地球まで8分で到着可能だそうだ。光は宝石にとって、とても大切・・・あの輝きも、光があたらなければ、ただの石になってしまう・・・(←当たり前か・・・)定石の鑑別に、屈折率(Refractive Index)がある。光が宝石に入る時、その光線は折れ曲がり、進む方向を変える。わかりやすく言えば、宝石の種類によって、その角度(屈折率)はそれぞれ違い、その違いが、鑑別に役立つのである。また、光は分散(Dispertion)される。その色帯(Spectrum)も、宝石の種類によって違う為、鑑別する時の助けとなる。光は、触ることができないけど、確かに、存在するものなんだな・・・・
2006.05.16
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私は人の名前を覚えるのが苦手だ。紹介された数秒後に、あれ、あの人だれだっけ?と完全に忘れてしまうことも多い。娘のクラスにガビンドゥーという男の子がいる。何度覚えても私はつい、「あの男の子、えっと、ガチャピンってさー」って言うと、娘はケタケタ笑って、ガビンドゥーだよ、と教えてくれる。でもこのやり取りを7回くらい繰り返したら、さすがに、「ママ、わざと言ってるでしょ?」と言われる。私は本気で間違ってるんだけど、あまり覚えないのもアホな感じなので、「そうなんだー。ガチャピンっておもしろいよね~」と答える。娘はまた、ケタケタ笑って、「ガビンドゥーだってば」と教えてくれる。こうして、10回目くらいで、私は彼の名前を覚えたのである。 Verneuilという人がいる。1902年に、世界で一番最初に、シンセティックのルビーを発明した人だ。シンセティックとは、化学組成も構造もルビー(コランダム)で、簡単に言えば、パーマンのみつお君、そのみつお君ロボットを作ったようなもの。そんなすごくありがた迷惑なことを、このVerneuilという人は、フランスで研究してたのだ。日本が日露戦争をする2年くらい前の話なんだけどね。さて、私はこの彼の名前がなかなか覚えられない。発音はバーノイとかワーノイとか言うらしいのだが、スペルが難しい。そこで何度も、バー・ネ・ウイルとローマ字読みして、覚えようとするのだけど、何度も忘れている。世界の発明って、どうして自分の名前をつけたがるんでしょうね?これが、マイケルとかリチャードとか、もっとわかりやすい名前だったらいいんだけど。(↑自分に都合よくしか考えない)そして、名前が覚えられないものだから、つい彼の発明にまでケチをつけてしまう。化学組成も構造も同じということは、本物とシンセティックを見極めるのはとても難しい。その為の検査方法がいろいろあって、それを覚えるのが、ややこしいい。Verneuilよ~!!!!ホントにいらない発明をしてくれましたね!!!(↑自分に都合よくしか考えない)でも、見た感じ、シンセティックは完璧すぎて、本物ではない感じがする。市場に多く出回っているので、(ガラスをシンセティックと言って売る場合もある)本物を買うときにはご注意を!
2006.05.02
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Isomorphous今日はこの覚えにくい単語の説明をしよう。発音はテキトーに言えば、アイ・ソ・モー・フスかな?同じ結晶構造をしてるけど、金属元素の組み合わせ方が違う鉱物のことをさす。???だろう・・・例えば、ガーネット。宝石学的には、5種類に分別される。柱となるのは珪酸塩(Silicate)けっこういろんな石に含まれている。わかりやすく、一夫多妻制に例えて説明すれば・・・夫(珪酸塩)に、第一婦人のアルミニウム、それに、鉄が入ったら、 長女→Almandine(アルマンダイト)マグネシウムで、次女→Pyrope(パイロープ)マンガンで、 長男→Spessaritine(スペサルサイト)性格はそれぞれ、長女は濃い赤のような激しさで、次女はルビーに似た気位の高さ、長男は黄色いオレンジが陽気な感じ・・・第二婦人(これもアルミニウム)の子はカルシウムの入った、Grossular(グロッシュラー・ライト)双子だが、容姿が大きく違う。Hessonite(ヘソナイト)は「純つゆ」という昔食べた飴を思わせるようなウブな感じ。もう一人のGreen Grossularは、運よくティファニーにリクルートされTsavorite(ツボライト)という名前で、社交界デビューを果たした。そして、第三婦人(鉄)カルシウムのAndradite(アンドラダイト)は、さわやかな容姿で、ガーネット界の貴公子といったところ。こんな例えでいいんだろうか?わかりました?つまり、ガーネットっていろんな種類があるんだ、ということがわかればよくて、それをIsomorphouse(←覚えたぞ!!)という。ガーネットと言えば、あ赤い宝石ね~って思ってたかもしれないが、紫ぽいバラのようなロードライト(↑アルマンダイト・第一婦人の長女の中で紫ぽいの)も人気だし、いろんな色がある。もしガーネットが好きだったら、おススメは、みどり。希少性が高く、赤に比べて値段がず~と高いが、同じ緑の石、ぺリドット(←きみどりっぽい)エメラルド(←内包物が多すぎ・私見) に比べて、透明度が高く、輝きがある!!!中でも、デマントイド(アンドラダイト・第三婦人の子)のラスター(表面に反射した輝き)はダイアモンドに次ぐ。小さいカラットしかとれないが、ピアスにするとホント!キラッと輝いて美しい~
2006.04.21
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phosphorescenceどう発音していいのかわからない・・・フォスフォレセンッス?とても難しい単語なので英和辞書を引いてみると燐光とあった。りんこう?と読むの?日本語なのによくわからない。ディリムニ先生にきくと、時計の数字のところにあるみどりっぽい光のことだとわかりやすく教えてくれた。何だ~。寝室の壁や天井にはった星のことか~。(↑電気を消すとしばらくぼんやりと光ってる)宝石学的に説明をすれば、ルミネッセンス(冷光)には蛍光と燐光のふたつがある。紫外線にあったた際に発生する光を蛍光といい、光源を切った後も持続し、そして消滅する光を燐光という。もっと、専門的に説明すれば、「宝石の原子は紫外線の電磁波によって、その電子の本来の軌道をはずれ、エネルギーの高い状態になる。しかし、この状態は不安定なので、もとの状態に戻ろうとする時、吸収したエネルギーを放出する現象」例えて言えば、「かっこいい若い男の子に恋をした(←エネルギーの高い状態)が、不倫などという「不安定な状態」は長く続かないので、もとの旦那のところに戻ろうと思い、若彼に合わせて買った服や化粧を処分する(↑吸収したエネルギーの放出)といった、とこか?(↑私の経験談ではありません・・・)で、これが宝石にどう関係するのか?ダイアモンドと合成ダイア(キュービック・ジルコニア)の区別に役立つ。長波紫外線ライトのもとで、天然ダイアはちゃんと、青い光を発光するが、ジルコニアは、短波紫外線のもとで、黄緑っぽい色を放つ。ほほほ~、紫外線は人にあたれば、シミをつくるけど、ダイアにあたれば青い光となるのね~(←単純に言えば?)で、燐光だが、特に宝石の鑑別には関係が・・・ないよう・・・あの長い単語は覚えておくべきなんだろうか???Pho・・・s・・・pho・・re・・・・・scence
2006.04.20
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ハードとタフの違いは何だろう?人間のキャラクターの表現として、あの人はタフね~と言われれば、前向きな印象を受けるけど、あいつはハードな奴だと言われたら、どういう意味?と思ってしまう。宝石には、そのハード(硬さ)を計る指標がある。それをモース硬度と言って、一番硬いダイアモンドを10として、一番硬度の低い1はタルクとなる。9は、コランダム(ルビー・サファイア)8は、トパーズ7は、クオーツ(水晶)など・・・知名度の高い宝石で言えば、エメラルドやアクアマリンのベリル系は8.5ガーネットは7.25程度トルマリンは7そして、パールは3.5くらいしかない・・・この宝石の場合のハード(硬度)とは、「宝石の表面に力が加わった時に、傷にならない」つまり、傷のつく度合いを指している。さすが、ダイアは硬いですね~で、ダイアは無敵か!と思っていたら、そこに、タフという指標が入ってくる・・・宝石の場合のタフとは、「外部から衝撃が加わった時に、かけたり、キレツが入ったりしない」つまり、衝撃にどれだけ強いかということ例えば、ガラスと丸木を比べて、ボールペンなどで、表面をひっかくと、ガラスは(簡単に)傷つかないが、丸木は傷つく(↑ガラスの方がハード)でも手からガラスを落すと割れるが、丸木は簡単には割れない(↑丸木の方がタフ)そこでダイアを調べたら、低くはないが、最高のタフではない。タフの最高は、コランダムやヒスイ弱いのは、ムーンストーンやオパールといったところ。この指標は宝石を保存したり持ち運ぶときに役立つ。硬度の違う石を一緒に袋などに入れておかないこと・・・お気をつけください。
2006.03.29
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宝石の色や見た目をよくする為に、熱処理、照射処理↑電磁波を浴びせたり、粒子をぶつけて結晶構造の一部を壊し、そこから光の一部を吸収し色が変化する 拡散処理↑鉄、チタンを加えた粉末と研磨したサファイアを埋めて、高温で24時間ほどガス炉で熱して青にするなどという手を施すことがある。スリランカ産のサファイアは熱処理されてるものが多い。薄いベージュのサファイアの原石に、一定の高い熱を加えると青に変わる。これは合法的である。先日、「コランダム(ルビー、サファイア)に関する最新の処理について」という、講演会があった。会場はジェムモロジスト(宝石鑑別士)でいっぱいだった。クーラーがききすぎて寒かったり、時々、シンハラ語になったり、あまりに専門的すぎて、よくわからなかったけど、パワーポイントで、写真をふんだんに取り入れた説明は、未熟な私にも、ほほ~、宝石ってこんなに処理されてたんか~ということをあらためて教えてくれた。処理されているのが悪いわけではない。ただ、熱処理されたブルーサファイアと処理されていないサファイアでは、値段がずいぶん違ってくるのだ。だから、売るとき(買うとき)にもこれは熱処理されたものかどうか確認する必要がある。熱処理のお陰で、手頃な価格で、美しいサファイアを手に入れることができる。ただ、合法的でない方法で処理をされたものや、合成サファイアが出てきて、スリランカの宝石鑑別士たちを悩ましているのである。年々巧みになっていく非合法のやり方、それを見抜いていかなければならない。日本のように最新の鑑別機材をそろえるのは難しい現状で、宝石鑑別士は様々な方法で、頑張ってるのである。(↑かこいい!!)
2006.03.26
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ここ1週間ほど、私の頭の中を、ぐるぐるぐるぐるぐると・・・・ アトムがまわっている・・・・アトム、すなわち「原子」のことである。紀元前400年に、古代ギリシャで、「すべての物質は不変の粒子からなりたつ」と、偉い学者が言ってたらしい。それにくらべて、つい、20数年前に学校で習ったことをすっかり忘れていましたね~宝石はミネラルで、規則正しい配列をした結晶でできている。コランダム(ルビーやサファイア)は、酸化アルミニウムの結晶ベリル(エメラルドやアクアマリン)は、アルミニウムケイ酸塩にべリウムが入った・・・ダイアモンドは炭素で、それと同じものからグラファイト(黒鉛)もできている。つまり、ダイアと鉛筆の芯は、同じ元素からできている。では、どうしてこんなにに違うのか?それは、結晶の構造(かたち)が違うから・・・その構造を見ても、ダイアは美しいのである。アトムがくるくるまわっっていや、炭素の6つの電子(エレクトロン)がくるくるまわって、エネルギーを放出し、まわりの炭素とくっつき、きちんとした配列をして、あの美しいダイアモンドになる。なんともおもしろい「化学の話」である。(私は文系人間なので、これを理解するのに、大変苦労しました・・・)
2006.03.20
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宝石留学などと、若い子の留学を装ったタイトルだが、私には7歳の娘がいる。彼女は宝石や鉱物には興味がない。時々修行しているお店に連れて行くが、そこのマネージャーから手品を教えてもらったり、お店の客にからんだり、オーナーの子供たちに遊んでもらったり、石とは無縁な楽しみ方をしている。平日以外にも、土曜日の朝も宝石学のレッスンがあって、いつもなら旦那に娘を見てもらうのだが、旦那は3週間ほど東京に行ってしまった。どうしよう?と先生に相談したら、「ではレッスンは私の自宅でしましょう。お嬢さんを連れていらっしゃい。妻は教師を引退したけど、子供の扱いは慣れてるよ。シンハラ語でも習ったらどうかな?」娘に話したら、大喜びで、「シンハラ語習うよ。ママは話せなくて時々苦労してるでしょ?」などと、前向きな返答であった。(↑英語が通じるのであまり苦労はしてないが)さて、昨日の土曜日、コロンボ市内から少し離れた先生の家まで、地図に従いながら、それでも迷って、30分遅れでたどりついた。「ママ、ここはジャングルの中みたいだね~」幹線道路から少し入っただけで、大変緑に囲まれた、のんびりとした村。実際にはうち(街の中心)から30分もかかってない。鳥のさえずりがきこえる・・・(←日本の実家とさほどかわらない状況)そして娘は、アンマ(母)、タッタ(父)と言う言葉を教えてもらい、その書き方を練習していた。が、しばらくすると私のところに来て、机に並ぶ結晶の構造模型を目ざとく見つけて、20個以上ある、四面体とか六面体とか、そんな模型を並べて感動していた。本物の石には興味を示さない娘が、プラスティックで作られた、結晶の模型に心引かれ、1時間近くながめていただろうか。娘よ・・・すべての宝石の結晶は、その構造模型の形をしてるんだよ・・・
2006.03.12
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