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昨日、私のホームゲレンデの駒ヶ根高原スキー場がシーズン終了となりました。
早起きした私は、開始1時間にゲレンデに到着し、最後の滑走を待っていました・・・・・ところが
何故かゲレンデは荒れ放題、全然整備がなされておらず、最終日なのになんだこりゃ?ってな感じでして、従業員はみな来ているので日にちを間違えたワケでもなく、やはりもう終わりだから整備もしないのかな~、なんて思ってましたが、いざゲレンデへ降りて所長さんに出っくわしたところ、「朝の整備途中で圧雪車が故障してしまい、ゲレンデが昨日の終了時のまんまで、しかも今朝方は冷え込んだ為そのまま凍っていて大変な状態になってるんで、ちょっと様子を見なければならない」との事。
昨日の早朝気温は-6度、たしかにガリッガリに凍ってる、ボコボコでガリガリ、こりゃ大変だ~
8時半のオープン前にスクールの指導員がテスト滑走をしたところ「とてもじゃないが一般客がまともに滑れる状態じゃない!こんなコンディションはそれこそデモンストレーターでもない限り滑れない!」との評価・・・・・・・
とりあえず表面が融けて柔らかくなるまではオープンは無理、との結論に達して、オープンは10時まで待たされることに。
そしていざ10時、なんとか滑走可能との事でようやくリフトが動き出したんですが、今シーズン私はここのスキー場でまず間違いなく「最多来場数」を誇るお客です、しかもシーズン開始のオープン日にも来ています。となれば本日の第一滑走者は私以外には居ません!と勝手に解釈し、初っ端の1本目は私が勇んで飛び出すことに!
しかし・・・・・・・まだ凍ってました、ボコボコのまんまで・・・・・
それでも何とか転ばずに麓まで辿り付きましたが、下で指導員がみんなで私の滑りを見ていまして、はたしてまともに滑れるかどうかをみんなで眺めていたらしいです
指導員を前にして「こんなの冗談じゃない、とてもじゃないがロングターンなんか自殺行為だよ!これじゃ一般客はヤバいぞ!」と忠告する事に。
しかしここでふと気付いた事が・・・・・・・
昨年までの私だったら、このコンディションのゲレンデをGS191cmの板で飛ばしながら降りる、なんて事はとてもじゃないが出来なかった筈、絶対に転倒しているか、スロースピードで降りてくるかのどっちかしか出来なかった筈です。そこまでの技術は持ち合わせていませんでしたから。
って事は・・・・・・・・・少なくとも技術は向上しているって事!確かにあのガリガリボコボコの斜面で外足を弾かれても、内足でコントロールを取りながらなんとかターンを決めてポジションを保つ、なんてのは昨年までは出来ませんでしたから。
無駄じゃなかった、努力は報われてた。
その後、ようやく雪面が柔らかくなりだしてなんとか危険な状態からは抜け出しましたが、相変わらずの荒れ放題斜面、楽チンに滑るというワケには行きませんでしたが、それでもそんな中でもそこそこ見られる滑りが出来ていたのは自分で納得できる事で、最後の最後に来て初めて現在の自分の技術、位置を知る事が出来たみたいです、間違いなく「進歩した」といえるシーズンだったでしょう。
ちょっと足には無理が掛かっていましたが何度も休憩を取りながら終了間際まで滑り、今シーズンだけで53回も訪れたゲレンデに別れを惜しみつつ本当に有難うございました、とゲレンデを見つめ挨拶をし、スタッフ連中にも来シーズンも宜しくと挨拶をして、我がホームゲレンデにしばしの別れを告げました。
本当に今シーズン、ここのゲレンデには世話になりました。スタッフの皆さんやスクールの指導員連中とも仲良くなり、みんなに顔と名前を覚えてもらえて、ようやく私もスキー馬鹿の仲間入りができたのかなあ・・・・なんて感慨深かったです。
本当に有難うございました、来シーズンもまた「常連」として訪れたいと思います。
あ、他のゲレンデはまだやってるんで、私のシーズンはまだ終わってませんよ、念の為