今月の佐世保夢大学は、脚本家の倉本聡氏の講演。
ごねあなんか「北の国から」しか思いつかず、
倉本さんの登壇前には、ずっとあの曲(さだまさし)が
流れていたので
そんなドラマの話かと思っていた。
講演のテーマは「当たり前の暮らしを求めて」。
今の日本と日本人に危機感を持ち
今の生活を当たり前の生活に戻さなければと
壮大な構想を持ち強い意志で26年間
「富良野塾」を運営されたのだった。
「富良野塾」は脚本家と俳優を目指す若者を
養成する私塾だが、
生活はすべて自分たちで賄わなければならない。
野菜を作るための開墾。家も自分たちで建てるなど。
一日3食を280円でやってきたそうだ。
(26年間ほとんどこういう生活だった)
食事内容が豊かになったなと思ったら
塾生がコンビニで時間切れで廃棄する弁当を拾ってきた。
5分前まで何ともなっかた弁当が悪いわけがない。
プライドを捨てればお金はなくても生活できる。
家具や電化製品まで、大型ごみ捨て場にはあるそうだ。
規格外の野菜も処分される。
農家の人が教えてくれるので拾いに行った。
「北の国から」で牛の出産シーンが好評だったので
牛を殺すシーンもやりたいと言ったら
テレビ局から大反対を受けた。
どれだけ抗議の電話が来るかわからないというのが
テレビ局の言い分。
新人の塾生には生きた鶏を一羽ずつプレゼントし
自分でさばかせる。
女の子は泣きながらやるが、フライドチキンは
食べるのに、自分で殺せないのはおかしい。
パックに入った肉を食べるので
命のありがたさがわかっていない。
自分で捕まえられない(殺せない)動物は
食べてはいけないと本で読んだ。
太陽と共に生活すれば無駄なエネルギーは必要ない。
ゴミの処分がどうにもならない原発はもちろん反対!
よくいろんな大会で記念植樹が行われるが
あんなのは(苗を植える)植樹ではない。
富良野塾では樹木の種を拾い
種から芽を出させて植えている。
2006年からNPO法人富良野自然塾を設立。
閉鎖されたゴルフ場を元の森に返す
自然返還事業と環境教育に尽力。
富良野へ行けばいろんな自然体験ができる。
NPO法人富良野自然塾を応援する賛助会員を募集してある。
個人 1口 3、000円
法人 1口 30,000円
郵便局の払い込み取扱票に必要事項を記入の上、お申し込みください。
【加入者名】 C・C・C富良野自然塾
【口座番号】 02750-4-95693
必要事項 加入者名、口座番号、年会費内訳、
住所、氏名、電話番号
会員になってくださった方には
季刊誌「カムイミンタラ」を年4回お届けします。
面白い話もたくさんあった。
富士山に登ったと自慢する人が多いが
本当に登った人はいない。(実際は数人いるが)
五合目まで車で行くのでは登ったことにならない。
(x_x;)シュン
富良野には野生の動物としょっちゅう出くわすが
クマが近くにいても怖くない。
興味を示さなければいい。(生活範囲が違うと思わせる)
目を合わせなければクマは何にもしない。
やくざと目を合わせなければいいのと一緒。
人間は考えることができるので
サボるようになった。
家畜に労働をさせ、今は機械にさせるようになり、
お金で代わりにしてもらおうとする。
今日の話 (もう17日になった) を聞いて
出来るだけエネルギーを使わない生活をしようと
改めて思った 。(こんな時間まで起きていてはいけないが)
帰宅は9時を過ぎたので、今日は夕食を抜いた。
最近は一食も抜けなくて情けない。(´△`)
よくお茶を飲むごねあだが
食べないとお茶も飲みたくない。
なんだやっぱり食べ過ぎだ。(十分わかっている)
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