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2024年02月04日
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テーマ: 病院の秘密(257)
カテゴリ: works


その医療機関は県内隋一の高次先端医療を受けることの出来る、身体的3次救急の総合病院である。
「全国区」で、派遣されてくる医師は若手を中心に満遍なく慶応系がほとんどであり、人事もその様になっている。

ふた昔ほど前にかの地に赴任してきた拙は、その機能性に大いに期待し、また時には対処不可能な事例をお願いすることもあり、何かと頼らせて頂いてきた。
ところが、このひと昔、そして昨今で事情がかなり様変わりしている印象がある。

車内で急変した家人を心マしながら救急隊を待ち、救急隊からこの医療機関へ搬送されたものの、結果として家人が帰らぬ人となったのは残念であった。
また、土曜の昼過ぎということもあり、数人の患者らが救急外来で待っていたことからも、繁忙な業務の合間に出来る限りの処置を施してもらえたのであるものと感じるので、その点については深く感謝したい。


一方で、県内でも遠隔から急な悪報を耳にし、少なからず動揺しながらも医療機関に到着、しかしながらろくな説明も聞かずに「葬儀屋とは連絡したのか」、「どこの葬儀屋で何時に来るのかが知りたいんですよ」などと、片手に持ったボールペンをカチカチと鳴らしながら無愛想なものの言い方で迫ってくる看護師が日勤の責任者では、この医療機関の面目は丸つぶれであろう。

もともとかかりつけの患者ではないから??
既に死にかかっているのに、ただでさえ忙しい業務を増やしたから??
勤務時間帯をまたぐかもしれないので、早く他業務や引継ぎの要領を得たいからか??


拙は医療従事者ではあるが、かけつけた身内は全く関係のない職種であり、ヒトの死亡を数多く見てきている訳では決してない。
そうであれば、「休日のこの時間なので居ない」で済ませずに、キチンとケースワーカーを設置し、不慮の事態への受容を促すべく配慮をし、ひいいては円滑なこの医療機関の運営に尽力するのが、心のこもった医療を提供する医療機関の経営者ではないであろうか。

「不審死」ではあったので、地元警察による検死の行われ、こちらについては担当警察官が不明事項の紹介先などを記した「しおり」の様なものを受け渡された。
死因の解明のために保健ではなく自費(2、3万円くらい)で画像診断を行ったが、結果については警察官から「トロポニン」値が高い、「胸水貯留などを認めたが、死因との因果関係は不明」といった説明は聞いた。
しかし、これも担当医からはまったく説明はなかった。
忙しいであろうが、可能であれば先方から説明に来て欲しかった。
(我々は救急外来なかほどにある、囲いで覆われた、それ相応の待合室でまっているのであるから。歩いて数秒でしょう。)

しまいには、ようやく亡きヒトと面会したのも束の間、自販機で購入するようにといわれた浴衣に「着替えさせますから」と有無を言わせずに入ってきた上記の看護師の堂々たる振る舞いには恐れ入った。
さすがに日々ヒトの死を目の当たりにしていると、人間性まで図太くなってしまうものなのですね。
こした「オバサン」看護師はどこでも居るのであろうが、いうまでもなくタチが良い筈もない。


思えばつい数週間前に夜間にこの医療機関に搬送、処置をお願いしたこともあったが、この際には当方の職員や救急隊が8箇所ほど連絡をして、「どこからも断られたから」という理由で、こちらで処置してもらっていた。
軽症で経過観察で良かったらしいが、この際も検査結果すら口頭・文書で教えられず、挙句の果ては点滴が半分も済んでいないのに「帰って良い」と告げられ、この救急外来を追い出されてしまっていた(らしい)。


ヒトと人との出会いはまさに一期一会であるが、良い結果であろうとなかろうと、他人の心にキズを作る医療従事者には(個人的には)世話になりたくないものであると痛感している。

ただでさえ「難しい」状況の折・・
急な状態の変化からお亡くなりになられた家族と霊安室で気まずい雰囲気で言葉少なに時間を過ごしていた時、ふと戸口から珍しい種類の鳥が入ってきて、その鳥のことをきっかけに場の雰囲気が和やかになった、という逸話も伝え聞く。


今回の済生会宇都宮病院救急外来での「悔しさ」を、決して先方への当て付けではなく、当方の今後の他人との接し方に活かして生きたいものであると考えている。

そして、思えば以前からということになろうが、この医療機関に過度な、いや現代の水準で当然のことですら期待すべきでないとも感じている。
親しい人たちには、訊ねられたら、相応しい医療機関を紹介したいと、今更ながら断言出来る。





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最終更新日  2024年02月04日 15時50分02秒
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