音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2018年10月14日
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カテゴリ: ジャズ

少し前から注目していた大坂昌彦のプロデュースによる、森岡(マレーネ)典子のメジャー・デビュー盤を聴く。
Spotifyで試聴して、それほどとも思わなかったので、とりあえずTSUTAYAでレンタル。
なかなか借りられなかったが、やっと借りられた。
小顔で長身なので、モデルといっても、おかしくないスタイルで好感度抜群だろう。
ジャケ写はストレートヘアだが、現在はパーマをかけて少し柔らかな感じになっている。
当ブログにとって一番の問題は声の質。
どうも老け声で、シャープさに欠け、それだけで違和感がある。
英語の発音はネイティヴ並みとは言わないが、かなりいいが、巻き舌なのが気になる。
出来れば日本語の歌も聴いてみたい。
低いほうは少し怪しいが、音程はしっかりしている。
バックは昔のハードバップを思わせるノスタルジックなもの。
最近の大阪昌の趣味だろう。
個人的には、もっと最先端のジャズをバリバリやってほしいところだ。
バックは万全で安心して聴ける。
ただ、バップを意識しすぎているのか、わざとなのか、あまりスマートではない。
ベースとのデュオから始まるルグランの9がは、なかなか思い切った始まりかただが、音程が甘くなるところが惜しい。
ビブラートが少ないのがちょっと気になる。
大スタンダードの11も意外といい。
ビリー・ジョエルの12も快適なテンポで、悪くない。
自作の7はワルツ・テンポの美しいバラードで、ピアノ・ソロも心に沁み入る。
スティービー.ワンダーの12がノりのいいボサノヴァに編曲されていて、これは大成功。
彼女は”Bop&Pop"というキャッチコピーで売っているらしい。
バップナンバーが多いが、新鮮さは感じられないし、ミディアムテンポの曲ばかりで、すこし単調だ。
サックスとのユニゾンでスキャットを披露しているが、アドリブではない。
次回はハイスピードのバップを、スキャットで聞きたいものだ。
ところで、国際特許事務所に勤めていたバリバリのキャリアウーマンという触れ込みだが、音楽とは無関係なので、徒らに煽り立てるようなコメントはどうかと思う。
難しい歌がないのではっきりわからないが、ヴォーカルの技巧はそれほどあるとは思えない。
ムードだけで歌っているとも言えないが、今のところ微妙な状態だろう。
ネットで仕事を募集しているので、まだまだ大変な時期なのだろうが、地道に続けてほしい。

yutubeにいくつかライブの様子がアップされている。
例えば こちら
礼儀正しいステージマナーで、CDの印象よりも好感度アップ。
伝統的な日本美人で、やはり美人は得だ。
因みに当ブログは美人であることも才能の一つと考える人間だ。(*^ _^*)

森岡典子:In The Still Of The Night

 1.イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト
 2.パート・タイム・ラヴァー
 3.フォア
 4.ミッドナイト・サン
 5.ザ・ウィンドミルズ・オブ・ユア・マインド
 6.ストレイト、ノー・チェイサー
 7.ニューヨーク・ラプソディー
 8.レイトリー
 9.ホワット・アー・ユー・ドゥーイング・ザ・レスト・オブ・ユア・ライフ
 10.オーニソロジー(森岡典子)/ハウ・ハイ・ザ・ムーン(森岡典子)/チカディー(森岡典子)
 11.アルフィー
 12.ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー

森岡典子(vo)
大坂昌彦(Ds)
熊谷ヤスマサ(p)
矢藤亜沙巳(p)
Simon Cosgrove(p)
山田拓児(as,ss)
西口明宏(ts)
岡崎好朗(Tp)

録音:2017.9





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Last updated  2018年10月14日 12時17分49秒
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