奈落 by ガイア教

September 18, 2008
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カテゴリ: 追憶の鏡
ひたむきに 前を見つめて 
空を仰いで 未来を仰いで 
そっと 心を開いて 
そっと 耳を傾けて 
あるがままの 自分を 解放して 
あるがままに 自分を 解放して 
翼を広げて 瞳に映る夢を 追いかけて 
あなたには それが できる 
わたしらが それを 支える 
翼を広げて 眼下の現実を 飛び越えて 
あなたには それが できる 
わたしらが それを 支える 

週刊少年サンデーに2004年まで8年4ヶ月にわたって連載された漫画。
後にTVアニメ化、TVゲーム化もされたその漫画。「モンキーターン」
今日は愛蔵版単行本の最終巻、18巻の発売日だった。

実在の競艇選手である濱野谷憲吾が主人公のモデルになったこの漫画は、
憲吾君と漫画の主人公の地元場であるここでその名残が残ってる。
平和島競艇場 特集企画  この中に青島優子も出てくる。
女子選手は3人描かれたけれど、黒髪でショートが優子ちゃん。
誰がなんと言おうと、作者もそういいきっているけれど、真のヒロイン。

実在の人物ではない彼女の存在、それはわたしらにとっては大きかった。
当時、すごく強く共感したことを覚えている。
愛蔵版を読み続けて、今のわたしらも改めて共感してる。
わたしは、青島優子でいたかった。 もっと頑張りたかった。
やらなければならないこと、やりたいこと、わたしは持っていない。
持っていたら、持つことが出来たら、頑張りたかった。
どんなに辛いどん底のような状態を味わっても自分の道をしっかりと踏みしめて
自分ができることを着実にこなして、自分だけじゃなくて皆と前に進みたかった。
そんな風にしようとしてた時期もあった。。。優子ちゃんみたいに。
でも、身体と人格の性別が違うから、表立ってそういうことはできなかった。
それが口惜しい。 だから、そういう人を応援したかった。
わたしの 前身 は、そういう思いで あの人 と接していた。
そして壊れた。人格としては喪失した。

今年に入って、わたしらは大きな転機を迎えていた。
離職してPTSDの根源である会社と決別したことで新たな位置にいた。
この漫画で主人公の憲二君が怪我してそこから復帰するような場面だった。
だから、片割れはコレにこだわったんだと思う。
憲二君とは違って、支えてくれたりナニカをしてくれる人はいなかったけれど
それを あの人 に求めようとしていたのかもしれない。
優子ちゃんのように頑張っている人だと思えたから、不器用でもそう思えたから
ナニカをしてあげたい、それによって自分もナニカを得たいと思っていた。
見返りを求めたわけじゃない。
自分がしてあげたことでその人が頑張りぬければ結果が出れば、それでよかった。
片割れの 前身 は、そういう思いで あの人 と接していた。
そして、壊れた。人格として自殺した。

嘘は付いて欲しくなかった。言葉そのままを信じていたのに。
詐欺・脅迫・強要なんだよ・・・アレは・・・。  I子 ・・・。
やっぱり、刑事告訴を考えないといけないかもしれない。
今は精神的に不安定だから、やってられない。。。ドンドン壊れる。

モンキーターンの最終巻のあとがき(?)を読んで、あぁ、そうだったって思った。
ここのプロフに書いてる「一期一会」が作者としてのこの漫画のテーマだったらしい。
だから、強く共感できたのかもしれないなって思う。
エェ格好しぃだとか、八方美人だとか言われたこともあったけれど、そうじゃない。
どんな相手でも、知り合った以上は良い影響を与えたかった。
それが、自分の生きている価値、そこにいてる理由だって思っていたから。
全然伝わらなかった。自分よりも他人を優先させてるってわかってもらえなくて。
見返りなんて求めてるわけなんかじゃないって。
ただ、みんなの満足した子供みたいな笑顔が見ていたかっただけだったのに。。。
あの人 には全然伝わらなかった。ナニも。もしかしたら欠片さえも。
それが心残りになってしまうかもしれないな。。。
堕ちないようにしてあげたかったんだけれど・ね。
因果応報ってやつだからしょうがないか。

ものすごいストレスがかかってる。わたしには無理っぽい。
食事のときとか、片割れがよく前に出るようになってきた。
ものすごい動悸感がする。 怒りの絶頂に「誰か」がいてる感じがする。
・・・結局、わたしは感傷的に泣くことしかできないのかもしれない。
わたしは青島優子でいたかった。ずっと前を向いて歩いていきたかった。
優子ちゃんと一緒で、ひたむきに頑張ってカッコイイと思えたから、
あの人 を支えたかったのに。潰すことになるなんてね。

・・・ あの人 のことは、「もう一人」に完全に任せる。

以前書いたカウントダウンはここに至るものだったのかもしれない。
四年前、2004年。この漫画が終わるようになる頃。
それは、わたしの 前身 や「もう一人」の 前身 が・・・
ネットの上で女性として本格的に活動していた時期だった。
男性人格がこわれてもなお、疑問を孕みながらでも
一種の輝きすら持って活動していた時期だった。ネット上だけでも。
・・・だった。 過去形でしかない。 現在形でも未来形でもない。

もう一つのカウントダウンも動いてる気がする。

モンキーターン愛蔵版全18巻、絶賛発売中。
ん~、テーマ、漫画にしたけど、漫画のことあんまり書いてない。。。
・・・ま、いっか。w

WOMAN





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Last updated  September 18, 2008 08:14:47 PM
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