奈落 by ガイア教

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夜明けはまだか　
延々と続く闇の中を歩き　
まだ続く道の途上で　
空を仰いでも　一面の闇　
陽が昇るなら　どこからだろう　
ここには　陽が　あるのだろうか　
白く浮き上がる道を　
ただ　歩いている　
音も　気配も　なにもない　道を　

ユウ、食べるのをやめてしまった。
今、たぶん、寝てる・・・か、何も考えてないか。
結局、他のが　食べたりはしてるけれど
ユウは　食べない。　本当に　やめてしまった。
今日は　わたしが買いに行って食べてる。
・・・家人ではないから、この家の他の食べ物は　食べない。
それだけは・・・わたしも　できない。
家族なんかではないと　はっきり言われたから　食べることはできない。

セイだと、肉食になってしまうので　ちょっとアレで・・・
コーンマヨネーズのパンとコロッケ買って来て食べた。
あと、ジャムクッキーとか、一口ドーナツとかアップルパイとか
一応・・・買ってきた。
スープは飲めるみたいだから、そこに入れるようにスグもどる春雨も。
普通に起きているときは　ユウ　だから、どうかわからない。
他のが食べたいって思ったときに許容してもらえるのを願うだけ。

といっても、ユウは数時間くらいしか起きれてないんだ。
ここんとこ、ホントに調子悪いみたいでさ。
早くに布団に入ったりするけれど
結局はうなされるようにして　寝れなかったり・・・
そうこうしている間に気を失ったりとか。。。
今日は　たまたま　わたしが居残ったので　コンナ風にしてる。
肉食べてないからセイは力がわかないのか　ほとんど出てこない。

落ちるトコまで落ちれば、あとは昇るだけだって言う人はいる。
でもさ、中にはどこまでも落ち続ける人もいる。
確かに　黎明は彼方にあるかもしれない。
でも、そこまでの距離は変わらないか、どんどん遠くなる。
そういう人もいるんだ。
宇宙に端がないように考えられているのと同じで
どこまでも落ちることはできるんだょ。
ある程度までいったらもう　あまり変わらなくなるけれど
上すら見えないところに　いるんだ。

ナオ

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