早稲田進研セミナーの塾長日記

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やまと@ Re:私立入試結果(01/29) 塾長、武蔵越生です。
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2024.08.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
半数近くが学校説明会で講習を欠席していたため、

夜の部で私立高校の併願推薦に関する話をしました。


丁度北辰テストの結果を取りまとめて返却できたために、

北辰テストの偏差値表と私立高校の併願について

タイミングよく話せました。

今年度の生徒の成績ははっきり言ってよくありません。

もうあと5点ほど偏差値をアップさせないと、納得いく高校へ

進学することは難しい生徒ばかりです。

昨年の学年平均点より現状では落ちています。

ただし、可能性としては、今年度の方が高いように思います。

今いる中3生たちの入塾時が遅いために、まだこれからという

生徒が多いのです。勉強のやり方で試行錯誤している段階です。


そういう生徒たちは、私立高校の確約基準にあとわずか足りないとか、

もう数点高ければ上のコースに確約がもらえるということが

わかっている生徒は、併願ではなく単願はどうですか?

と私立の教員に声をかけられると、中学生なんてすぐに、

よろよろと、大人の学校のいう先生の、甘いことばになびいてしまいます。



そうして、現在置かれている精神的苦痛が、来年の入試を待たずに、

4か月5か月前に取り除かれると思うと、

まるで、雷に打たれたごとく、一瞬にして「単願」ということばが体中に満ち溢れ、

単願確約♪

単願確約♪

単願確約♪♪

単願確約♪♪♪

単願確約♪♪♪♪

単願確約♪♪♪♪♪

勉強しなくていい。

やった!

勉強しなくていい

やった!!!

ゲームだけできる!!!!

全身は解放感で痺れまくります。


こうなると親をも巻き込み、私立高校でないといかない!

単願にさせないと、学校にいかない!

公立高校に行ったって勉強なんかしない!!

などと、、3,4歳の幼児のように駄々をこねて

親を説得します。

どこの親も子供には勝てません。

どんなに頑固な、こわもての親でさえ、自分の子には勝てないのです。

たとえ子どもの考えが間違っていたとしても、

やっぱり子供の気持ちを優先してしまいます。

子どもは今後のことはなにひとつ経験していないために、

自分の好きなように自分の将来を思い描くだけです。

その大半が、経験不足からくる根拠のない想像の域をでることはなく、

歳を経るにしたがって、次第に自分の考えを修正していかなければ

いけません。

想像で大きく広げた羽は次第に小さく小さくなっていきます。

進路は、私立、公立を問わず、その高校の先輩たちが

どのような進学先へ行ったで判断すべきです。

過去5年間で、どのような大学へ進学したかで判断するべきなのです。

私自身の子ども3人がこの入間市内の公立中学校出身です。

そのため、公立中学校でどのくらいの成績であれば、どれくらいの

大学に進学できるのか、肌でわかっています。

自分の子以外にも、約30年近くこの地域で学習塾に携わっているので

すから、これくらいの高校からはここら辺の大学へ進学できるし、

さらに就職状況なども、高校や大学よりも断然少なくなりますが、

ある程度は掴んでいます。

そのため、中学時の頑張度をみれば、その子の将来の姿が

およそ想像できるのです。

世の中に出て、良い意味での突然変異というものには、めったにお目にかかりません。

人生で僥倖というのは確率的に、ほぼゼロです。

中学校の頃は成績は下の方だったのに、大人になって、起業して

成功しているなんて話は、なかなかあるものではないのです。




こんなことをいうと夢も希望もないじゃないか、塾の先生ならやる気に

なるような言葉をかけるべきじゃないか?

そう考える人もいるかと思います。

けれども現実の厳しさを先に伝えておいた方が、

将来の子どもたちにとっては有意義ではないか?

そうも考えられます。

東京、京大、一橋、東京工業といった国立大学への進学は、

この地域からは中学で学年1位の生徒でも困難です。

早稲田、慶応、そのほか旧帝国大学(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)、

このランクでも、各高校から早慶以外は数名の合格者しかいません。

その下のMARCHでさえ、学年1位の子がなんとか合格を勝ち取れるのです。

だから1学年100人規模の中学では、上位10番以内でないと、

MARCHでさえ楽に入れません。

私の子どもたちが経験済みです。3人とも学年一桁でした。

1位だったことも。

それでMARCHですから。

学年一桁で上位5番以内が定席でないとMARCH以上には進学できません。

卒塾生で、国立の場合には、埼玉大学、東京海洋、信州、宇都宮といった

中堅大学になります。

学年1位、2位で千葉大学がでています。

だから学年の真ん中とか、北辰偏差値50とかの生徒は、

今から半年間、毎日8時間勉強してもMARCHレベルには到達できません。

これまでそれだけさぼってきたということなのです。

さぼった気がないひとでも、結局MARCHレベルの子たちと比較すると、

小中高のトータル時間で、圧倒的に不足していたということになります。

だから青春だといわんばかりに、部活やクラブなどのだけに熱意を

燃やしていたら、到底届かない世界です。あれこれ習い事をやって

将来の可能性を探ることも必要ですが、

中学に入って、部活もやり、小学時代の習い事も引き続きやりというのは、

それぞれが中途半端な結果になってしまいます。

早めの見極めが必要です。

過去の生徒たちをみていると、中学時の部活を高校に行って

継続してやり続ける生徒は10%もいないはずです。

部活メインで選択した学校なのに、わずか1学期で退部、ひどい子だと

1日で辞めたという卒塾生がいます。

中学時の思いというのはその程度なのです。

じつにあっさり放擲しますね。





自分の子どもを見ていて思います。

人生そんなに長くないよ。

やっている子はやってきたのです。

私立単願を選択したわが子のことを想像してみてください。

確約をもらったからと、2学期以降の定期テストにはもう意識が

向きません。2学期から手を抜くと、約半年気持ちの入らない

日々を送り、私立に入学するころには、学力はすからかんです。

恐らく入学者の中でも最低辺で入学してしまいます。

そうすると、最初の中間テストは、おぞましいほどの成績になってしまいます。

1学期で悪いとあとはもう、推して知るべし。

2度と立ち上がれ上がれません。

せっかく高い入学金や施設を出してもこれでは、お先真っ暗です。

卒業さえ危うくなります。

こんな心配はしたくありませんね。

私立の単願確約にはこんな現実が待ち受けているのです。

到底次年度も奨学金で授業料がタダなどとはムリですね。


さて今日、私の次女は、英語テストのトイックの受験にいっています。

大学生のころからですから、もう7年ほど関わっています。

就職しても英語の勉強を継続しているのです。

大人で勉強している人は5%しかいないといわれています。

継続し続けるひとは、継続できない人よりは生き抜く上では

より有利になるし、生きる力が強いようです。

大いに遊び大いに勉強(仕事)をした者の方がせっかくの人生楽しいでしょうね。






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Last updated  2024.08.25 15:00:21
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