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2008.05.27
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テーマ: お勧めの本(7336)
カテゴリ: ★★★★☆な本

昭和37年、国立がんセンター設立。学閥・年齢を問わず、全国から集められた人材が、ガン撲滅の闘いを始める。患者の苦しみを自らの苦しみとして研究治療に没頭、情熱が苦難を克服して、早期発見・治療の成果を挙げていく。ガンと闘う臨床医や研究者たちの苦闘と不屈の姿を描く感動のノンフィクション大作。



<感想> ★★★★☆

本書は1962年(昭和37年)に設立された国立がんセンターを舞台にした

ノンフィクションです。  現在でも最先端の医療水準を誇る、国立がんセン

ターの設立当初のエピソードからCTスキャンが登場した1978年(昭和53

年)までの16年間を読み応えのある文庫二冊組の分量で描いています。


さて、当時のがん治療は手術による外科的な処置が主流ですが、本書がス

ポットを当てているのは病理医や放射線科の医師達です。 高度な医療機

器がなかった当時、様々な工夫を凝らして早期発見の精度を高めていく医

師達の情熱。 彼らが亜流で開発した診断法のひとつひとつが臨床で生か

され、がん治療の大きな流れを創りだしていく過程は読んでいてエキサイテ

ィングでした。


1979年(昭和54年)に出た本なので情報の古さは否めませんが、池田勇

人元首相の入院エピソードや当時のがん告知の考え方など、昭和史として

読んでみても面白いと思います。







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最終更新日  2008.05.29 22:29:52
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