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2009.10.25
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テーマ: お勧めの本(7399)
カテゴリ: ★★★★☆な本


部落とは、在日とは、なぜ差別は続くのか?誰も語れなかった人間の暗部。差別への無理解と、差別が差別を生む構造。





<感想> ★★★★☆

本書は日本社会の中ではマイノリティーである 野中広務 さんと 辛淑玉

さんとの対談本です。 基本的にはインタビュアの辛さんが野中さん

に斬りこんでいくという体裁です。 ちょっと辛さんしゃべりすぎだなぁ

という印象もありますが、それゆえに野中さんのホンネを巧みに引き

出しています。 


しかし、いま振り返ってみて、じゃあ俺に返ってきたものは何なん

だと。 結局自分が有名になればなるほど、僕の出自がマスコミ

を通じてわかるようになってしまった。 次第にうちの家族は、親

戚やいろんなところから冷たい眼差しを向けられるようになって

しまった。
(野中)


自民党の豪腕幹事長。 小泉内閣では悪役を演じ跳梁跋扈。 マスコ

ミが作り上げた野中さんのイメージはそのようなものだと思いますが、

この本を読むとそんなイメージが一変します。  ダーティーなハト 野中

広務
はなぜダーティーなのか?言い方を変える権力の中枢にいな

がらもなぜ終始ハトだったのか?


街では非正規雇用の人たちが餓死寸前になっているのにそういう

ところ
(軍備拡大) には気前よく税金を投入する。 政治家の目はど

こを向いているのかと言いたくなる。弱者や虐げられた人に対する

政治家の「鈍さ」は、差別と根っこでつながっていると思うのだ。


(野中)(注( )内は引用者)






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最終更新日  2009.10.26 01:00:53
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