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カテゴリ: 日々の生活

『コクリコ坂から』 を観てきました。

公開初日で混んでいるだろうと思いレイトショーに行ったわけですが、

館内はスカスカ。 ちょっと肩透かしをくらった感じでした。






東京オリンピック直前の横浜が舞台の本作は高校二年生の女の

子が主人公です。 母親に代わって下宿屋を切盛りする主人公

の日常や高校生活。 淡い恋が語られていきます。 正直言って

ストーリーはかなり淡々としています。 ジブリ作品なので、小さい

子供さんもご覧になると思いますが、恐らく退屈と感じてしまうはず

です。                     

単にストーリーだけを追うのであれば、この物語に共感できるのは、

主人公たちと同じ団塊世代の方だけということになってしまいます。 


『コクリコ坂から』あらすじ・公式サイト


それを踏まえて、この作品の優れた点をあげるとするならアニメーシ

ョンで再現されている高度成長期の日本の姿と、その時代を生きて

いる人たちに対するオマージュということになるかもしれません。 

ただ、こめられたオマージュは単なるノスタルジーではないような気

がします。  


小説で言うなら行間ということになると思いますが、断片的に繋ぎあわ

された街の光景や、登場人物がなにげなく交わす言葉のやりとりの中

に、自分に向けられた「なにか」を見つけることができれば、ラストに流

れる曲が胸に沁みてくるのではないかと思います。

もう一回見たら泣いちゃいそうな気がします。(たぶん)





余談ですが、主人公の父親が乗っていた LST については

梁石日 さんが 『海に沈む太陽』 で詳しく書いています。 

どのような船でどのような人達が乗っていたのか? 本筋で

は触れられていませんが、キーワードのひとつになるかも

しれません。 


映画「コクリコ坂から」公式サイト






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最終更新日  2011.07.17 20:20:32
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