平成24年4月16日(月)
午前6時前起床。草引きをすること能わず。朝ご飯は自家製ベジタブルジュース。午前10時頃から空腹感。これがいいのです。
出勤途中、須留木の山を見ると、早くも椎が咲き始めていました。私の住む木立地区は盆地です。もう1週間すると、この花の匂いが立ちこめます(少し大げさかな)。穏やかな月夜と重なると、ドビュッシーを思わせる風情が漂います。
今日は愛妻弁当休みの日。会社近くにあるベーカリーでサンドイッチを買おうと思いました。しかし本日休みの張り紙。仕出し弁当にしました。
デスクワークと会議、協議の繰り返し。最近、仕事に追われている感じ。こんな状態ではいけません。数ヶ月前、部下の一人が「仕事に追われるな、仕事を追いかけろ」とうそぶいていましたが、まさにその通り。
夕方運動公園へ。管理事務所に110円払ってトラックを走りました。30分のジョグ+インターバル練習。1,000m1本+400m3本。タイムが上がりません。走力が落ちたのかな。
今日から1週間、ノンアルコールです。週末にハーフマラソンを走ります。断食ならぬ断酒をして身を清めます。ということで夕食は筍ご飯と蕗の煮付け。精進料理となりました。
今日から数日間、昨夜開催されたディナーパーティのことを書きます。
Report~佐伯素食塾"財"イベント「財!野菜を食す」~
昨年、豊後佐伯の風物詩「さいき春まつり」は震災を受けて自粛となりました。今年は、ランドマーク「城山」の麓で2年ぶりの開催となりました。この時期、例年、ソメイヨシノは葉桜に変わり始めるのですが、今回は遅れてちょうど満開となりました。花を添えられた大名行列が華やかでした。それから2週間が経った4月15日、知る人ぞ知る佐伯素材塾"財"のイベントがありました。食通30名あまりを招いて、会場は豊後の粋を握る寿司割烹「寿司好」。日曜日、の暮れなずむ時刻に暖簾をくぐりました。
"財"は私のまちの篤農家8人のつくったグループです。彼らは一人一人が一匹狼です。例えば津久見ならミカンというように団地化された生産地で農業を営むのではありません。一人で真似のできない作物の栽培にこだわろうとしています。津久見のミカンではなく、佐伯のイチゴでもありません。地名ではなく個人名、例えば岩本さんのトマトなのです。護送船団方式ではなく、自ら己の道を切り開いています。引く手あまたのものを少量生産している先鋭家です。一点豪華主義の人もあり、多品種少量生産の人もいます。共通するのは作られる野菜や畜産品のどれもが、日本全国、どこへ出しても引けをとらぬ逸品なのです。地産地消に心を砕き、学校給食へ高価な食材を安く提供しているのは、素晴らしいの一言です。
アスパラを栽培する代表者Yさんの挨拶で会が始まりました。曰く、吾々有志は毎年2回このような企画を行っている、市内で活躍する料理人にお願いし、今日もこの会を持つことができた、主役は野菜、吾々の精魂をづくしで楽しんで欲しい、豊後・佐伯といえば魚だが今日は出汁以外魚はゼロ、酒はたっぷり用意した、飲み放題、ただし席を移動しての懇親は遠慮願いたい、最後までその席で料理を楽しんで欲しい。今日の料理人はレストラン「寿」のシェフと会場を提供した「寿司好」の若大将でした。
8人がステージ前に並びました。見知った顔もありました。今日はYさんを除きほとんどがバーテンダーのような格好をしています。仲居さんの代わりをするそうです。普段、野良着を着て汗する彼らが、もてなす客から作物に対する意見を拾おうとの姿勢、その心意気に感じ入りました。
「食前酒」
これはメニューにありませんでした。Yさんの参加するこだわりの品を作る生産者・職人グループで知った酒造会社のお酒です。この色をした芋焼酎。熟成感もありますが、思ったより爽やかでした。妻はこの手のリカーがいけません。私が2杯を楽しみました。
(続く)
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