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2006.03.16

ということで、都市伝説。

テーマ：怖い話(6)

カテゴリ：会社の席からｗ

都市伝説の話し出しっていうのは、大抵決まっていて、
友達の兄弟だったり、友達の友達だったりという、話をしている場には、
存在していない人が体験した話であるという前提であること。
まぁ、どういうことかと簡潔に言えば、事実確認の取りようが無いということ…。

さて、都市伝説として、世間に騒がれ、一躍、怪談話の一端になった話というのは結構あって、
その中でも、口裂け女や、花子さん(トイレに類似する話全般含む)などは、
知っている人も結構いるかと思います。
実際、何の脈絡も無いのに、自分の通っている学校に、
花子さんがいるとか…そういう噂があったかもしれませんね。
…実際、ＨＲＳの通っていた小学校ではなぜか、そういう噂がありました…。

トイレという、比較的狭い空間で、何かが起きるとすると、多くの場合において、
個室にて何かが起きることが多いようです…。
学校という、比較的、集団での行動が多くなる場所において、
完全に孤立する場所のひとつといっても、過言ではないので、
それなりの恐怖を感じるのも…。
ＨＲＳのイメージする学校のトイレって言うのは、
１．暗い…電気をつけたとしても、それほど明るくならない。
２．あまり人の出入りが無い…特に、授業中など、やむ得ない事情で行った時など。
…ＨＲＳは、高校受験時にトイレに行った記憶があります。
まぁ、大きなところだと、上記の２つでしょうか…。
実際問題、明るいトイレには、それほど恐怖があるとは思えませんね。
類似事項として、公園のトイレとかは…学校のトイレの比ではないですね。
それこそ、人の出入りが無くて、更には、電気すらつかないところも…。

口裂け女については、尾ひれがつきながら、噂が広まったとする説が強く、
一番最初の話というのは、
大きなマスクをした顔立ちの良い女性が、「私、きれい？」と質問してきて、
「きれい」と、答えると、マスクを取って、「これでもか！」といって、
裂けた口を見せるというもの。
マスクがあって、顔の全体はつかめないものの、顔立ちがよく、スタイルもよければ、
「きれい？」ときかれれば、「きれい」と答えるのもうなづける気がしますが…。
で、これに尾ひれがついていって、追いかけられる…とか、
殺されるというものがあり、更に、逃げる人に対する対抗手段として、
世界陸上に出る選手も真っ青の１００メートル１０秒を切る俊足ぶり！
(正確には、どれくらいだったか記憶の片隅に追いやってしまっています…)
更に、尾ひれぶりは加速していき、ただ追われるだけでは、面白くないとしたのか、
この口裂け女に、弱点を創ったのが、ポマード、ポマードと唱えると逃げ出すとか、
べっこう飴をあげると喜ばれるなど…。
弱点、対策を知っていると助かるとしたのは、噂も下火になり始めてからでしょうか…？
ちなみに、この口裂け女の初期の話だけを見てみると、
最後に、大声を張り上げて、話を聞いている人を驚かすという、話術のひとつを使った、
怖い話ではなく、驚く話ではないかとも取れますね…。
もっとも、この、初期の話については、過去に読んだことがあったなぁ～…程度の、
うろ覚えのところもあるので、正確であるかというのは…ちょっとわかりかねます…。

ちなみに、この話の発生から、衰退までの法則を番組の一コーナーとしてではありますが、
解明している番組がありましたね…。
結構前に終わってしまいましたが、「特命リサーチ２００Ｘ」です。
噂の出始めの時期というのはちょっと記憶に無いのですが、噂が衰退し始めた時期というのが、
学校の夏休みに入る頃であったということだそうです。
子供同士が学校で交換し合った噂は、奇しくも、子供が学校からいなくなる、
夏休みの頃に徐々に衰退の一途をたどって行ったそうです…。
更に、話のモチーフについても触れていて、とある地方で、山ひとつ先に住んでいる、
恋人に会うために、夜な夜な、山を越えている女性の話がモチーフで、
夜の一人歩きに危険があると考えた女性は、考えうる不気味な、怖い格好であることを思いついて、
頭にろうそく、白装束、口ににんじんをくわえるという(うろ覚え)、一種異様な格好で歩いていたとか…。
で、夜遊びをする子供へのしつけの一環として、「この女性が来るよ？」と、
子供に言って聞かせたとか…。
これを噂の発祥として、学校という媒体を通じて、全国区になって行ったのでは？
とするのが、この番組でのリサーチ結果。

まぁ、この口裂け女は、存在の有無は別として、警察までが動く騒ぎになってしまったとか…。
都市伝説しては、かなり異例の話となり、
結果、怪談の一つとして語られるまでになったわけです…。

さて…次回は、花子さんで行こうかと…？

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