「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2024.04.11
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春の浜離宮恩賜庭園へ行って来ました〜日本庭園の美しい池にかかるお伝い橋を渡ると中島のお茶屋

​令和6年春のお散歩​

 はまりきゅうおんしていえん
​『浜離宮恩賜庭園』​
Hama-rikyu Gardens
浜離宮恩賜庭園で一番立派な建物中島の御茶屋

浜離宮恩賜庭園の地図では・・・南側

満開の桜を眺め→お伝い橋を渡ると


檜の「お伝い橋」をすすむと「中島の御茶屋」が見ます

  ​なかじまのおちゃや​
『中島のお茶屋』 ・・・とは?​
Nakajima-no-Ochaya

江戸時代の将軍さま・・・

宝永4年(1707年)のちの

6代将軍:徳川家宣が建てたもので、

室内からの眺めが素晴らしく、

最も立派な御茶屋でした。


こうおうてい
別名を ​「鴨鴨亭」​ とも呼ばれていました。

享保9年(1724年)火災のため消失し


64年後の天明8年(1788年)、

11代将軍:家斉の治世に再建されました。


明治維新後、皇室の離宮となり

しばしば国賓等も迎えましたが、

第二次世界大戦の空襲により消失しました。


その後、

昭和58年(1983年)、

財団法人日本宝くじ協会の

助成事業自治として再建しました。


御茶室・・・?

茶室とは異なり

将軍の接待や休憩場所として建てられた建物です。


それでは、潮入の池の先へ

お伝い橋を渡って「中島の御茶屋」へ


  ​なかじまのおちゃや​
『中島のお茶屋』 Nakajima-no-Ochaya

浜離宮庭園では、4つの「御茶屋」で、

歴代の徳川将軍たちが、

賓客とともに景色を楽しみながら

食事をしたり、

調度品を鑑賞するなどして過ごすほか、

鷹狩の際の休憩場所としても使われた。

中島の御茶屋の裏側は、間口が広く

鷹狩を終えた時に使われたのでしょうか。

2024年2月24日(土)訪問時は

 ​こもまき​
​​ 『菰巻』 ​​
Komo-maki

こもまき は、冬の風物詩

寒くなってくると、

枝先にいた害虫が越冬するために

幹を伝って地中へ下りようとする。

これを捕え、

殺虫するために「菰巻」と呼ばれる

作業を行う。

幹に巻いた菰は、

上下二箇所を荒縄で結ぶが、

上は緩めに、下はきつめに結ぶ。

すると害虫たちは、

その部分が暖かいため、

また下の荒縄がきつく出口がないために

地面に降りずに菰の中で越冬する。

そして、

春が来て虫が動き出す前に菰を取り外し

害虫を共に焼却する。

菰を巻く時期は、10月下旬、霜降り前後

取り外しは、2月上旬から中旬、

立春を目安にする。

中島の御茶屋を出て橋を渡ると・・・

主張する樹木が

   ​よしむねゆかりのとうかえで​
​『吉宗ゆかりのトウカエデ』​
Japanese maple related to Yoshomune

「トウカエデ」は・・・

中国原産の落葉樹で

訪問時には、葉を落としていました。

直立する幹から細やかな枝を確認

春になると葉が新緑となり

秋には鮮やかに紅葉します

冬の時期は、こんな姿で

誰も立ち止まる人も少ないです〜

大都市特有の夏の高温にも

水不足にも耐えて育つので

街路樹や公園に多く植えられました。

浜離宮のトウカエデは・・・

言い伝えに寄れば、

徳川八代将軍吉宗が、

享保6年(1721年)に

当時の清国(現在:中華人民共和国)から

船で運ばれ贈られました。

6本のうちの5本を「お手植え」したとされ

当時の「浜殿旧記」には、

そのような記録がないそうですが、

吉宗のお手植えであれば・・・

樹齢は、300年となります。

巨樹のトウカエデは2本あり、

このトウカエデは

潮入の池の西側で

「中島の御茶屋」を背にして進と

小さなこんもりとした丘に

大きく太い樹冠を力強く支えていて大迫力

そのお姿は、

きっと将軍さまにゆかりがあると私は感じた。

写真撮影:ほしのきらり。
撮影日:2024年2月24日

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最終更新日  2024.04.11 00:10:09
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