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イギリス近代史講義(講談社現代新書、川北稔)イギリスでなぜ産業革命が起き、また衰退が進んだのかという経済的な現象を、農村社会で単核家族社会、ロンドンへの人口集中による都市化、贅沢禁止法の形骸化による消費社会の変化、実業より虚業の重視など文化史、社会史の観点から解き明かしていきます。タイトルの「近代史講義」にあるように、著者の口述での説明を文章化したためか、しばしば話が横道に反れたり、説明が重複したりする場面も少なくないですが、逆にテンポ良くナラティブな単なる歴史の豆知識や歴女に象徴される一時的なブームに流されない、本当の歴史学の面白さが十分に伝わる一冊です。【送料無料】イギリス近代史講義価格:798円(税込、送料別)
2011/02/11
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謎解きの英文法 単数か複数か(くろしお出版、久野□/高見健一。□は日に章)これまで『冠詞と名詞』、『文の意味』、『否定』を紹介してきた「謎解きの英文法」シリーズですが、今回のテーマは『単数か複数か』です。主語の名詞を見て動詞が単数なのか複数なのか迷うことは意外と多いのですが、なかなかどうしてそうなるか詳しく説明している文法書は少ないので、同じような悩みを持ったことがある方には、非常にためになると思います。特に複数普通名詞という考え方、束縛変項解釈の代名詞の構文法的制約と付加疑問文での呼応関係、英米での違い、複数の持つニュアンスの話などの説明は非常に参考になりました。ただし、不適格文に*を断りなしに使っているとか、これまでの読者を前提にしている部分も散見されるので、初めてに人は最初戸惑うかもしれませんね。【送料無料】謎解きの英文法単数か複数か価格:1,575円(税込、送料別)
2011/02/03
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