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2023.05.06
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カテゴリ: こはく文庫

2023年5月刊
こはく文庫
著者:吉田行さん
高級娼館の娘として育てられたマルレーネ。美しく育った彼女は、16歳になると同時に水揚げされることが決定する。相手は上流貴族といった雰囲気の高齢紳士だった。初夜を迎え彼の腕に抱かれた瞬間、恐怖に襲われたマルレーネは彼の胸を思いきり突き飛ばしてしまう。すると彼は苦しげな声をあげたかと思うと、そのまま息絶えてしまった。マルレーネはすぐさま捕縛された。高齢の紳士は皇帝だったのだ。皇帝の殺害という重罪の疑いをかけられたマルレーネを助けたのは、皇帝の息子・ランベルトだった。ランベルトに助けられたマルレーネは、彼の用意した郊外の屋敷でまるで貴族の娘のように育てられる。それから2年、18歳になったマルレーネは、自分の存在がランベルトの邪魔になることを恐れ独り立ちを決意する。しかし、そんなマルレーネに対しランベルトは愛を告白してきて……。


登場人物
  マルレーネ=娼館で育てられ、水揚げ間近だった少女。
  ランベルト=コラド帝国の皇帝。
    ドーラ=娼館「フロイデントローネ」の女将。
グレートレーネ=「フロイデントローネ」の売れっ子娼妓。


発売から1週間経っていないので詳細バレは無しで。


娼館で育ち、女将や娼妓たちからも​可愛がられて育ったマルレーネ。
やがて16歳になり、彼女の水揚げの相手も決まった。
だが、その日、マルレーネが嫌悪感から抵抗したところ、客が急死。心臓発作だったと後に判明するものの、客がこともあろうに皇帝であったため大騒動に。
「フロイデントローネ」もかつてない危機に陥り、マルレーネが殺人で連行されかかっていた所、それを救ったのは騒ぎを聞いて駆け付けた皇太子のランベルトだった。
彼は、皇帝は持病による発作での死だと告げ、マルレーネの身柄を引き取り、別邸に匿った。
やがて二人は恋に落ち、2年後、ランベルトはマルレーネに求婚。彼女には断絶した貴族の家名を名乗らせ、自分と結婚できるよう取り計らうも、宮殿に迎え入れて暫く経ったある日、従兄弟のノイマンの策略でマルレーネの素性がバレてしまい・・・。

マルレーネは元々、赤ん坊の頃「フロイデントローネ」に売られてきた子なんですけど、読んでるとすぐに、彼女の素性にピンときます。
後半いきなりとある貴族の名前やそこで起こった事件の話が出て来るんで、まぁきっとそういうことだよねと思ってたら案の定。
ノイマンの策略でマルレーネは娼館育ちなのがバレて皇帝の突然死についても言及されて窮地に陥るも、ページ数的には割と早く救済されます。
もうね、ヒーロー・ランベルトが本当にイイ男なんですよ。
あのクズな父親に似なくて何より。
ページ数の割にベッドシーンは3回、と少し多目ですが、お話自体は綺麗に纏まっていたので、その分他のエピソードを書いて欲しいって所は無かったです。


評価:★★★★★





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最終更新日  2023.05.06 17:07:29
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