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2023.05.08
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カテゴリ: スターツ出版文庫

2023年4月刊
スターツ出版文庫
著者:朝比奈希夜さん
肩に不気味な痣を持ち、不幸を招くと虐げられ育った瑠璃子。養子の瑠璃子は、妹ばかり可愛がる両親にもないがしろにされ、どこにも居場所がなかった。ある日、生きることに限界を感じた瑠璃子が川に身を投げようとすると、美しい鬼のあやかし・紫明に助けられる。「契約しよう。俺の嫁になれ」紫明は瑠璃子の痣に隠された“ある力”を欲し、契約結婚を持ちかける。しかし、愛なき結婚のはずが、なぜか紫明は瑠璃子に優しく、全身全霊で愛を捧げーー。虐げられた少女が愛を知る、和風あやかしシンデレラストーリー。


登場人物
 京極瑠璃子=肩に蛇の形の痣を持つ少女。
       不吉の証だと家族から虐げられていた。
    紫明=長らく瑠璃子を見守っていた鬼のあやかし。
    千夜=紫明の従者。
    銀次=紫明の幼馴染で町の護衛役。
    燈羽=銀次の妹。


「死神の初恋」の作者・朝日奈希夜さんの最新作です。
こちらも発売したばかりの本なのでざっくりと。​


生まれつき肩から二の腕に掛けて不思議な蛇の形の痣を持つ瑠璃子。
両親とも死別し、母の兄である伯父一家の家に引き取られたものの、妹の美月が産まれると義両親の態度は一変。瑠璃子は虐げられるように。
それから15年以上、肩身の狭い思いをしていた瑠璃子を美月は虐め続け、両親は彼女をこき使いながらも遠ざける都合の良い存在扱い。
瑠璃子は段々生きる望みを失いかけていた。
そんなある日、エスカレートする美月の虐めに、ついに瑠璃子の内なる何かが目覚めた。
危うく暴走しかける彼女を止めたのは紫明と名乗る青年。
この騒動の後、家から追い出された瑠璃子の前に再び紫明が現れ、行き場を失くした彼女にある契約を持ち掛けた。自分の嫁になれ、と。
彼は自らを鬼のあやかしで、瑠璃子の内に宿る蛇神の力を欲しているのだと言う。
不思議と彼の言葉は信じられる気がして、この結婚を承諾した瑠璃子は、紫明に連れられ幽世へ。
その地の長らしい、紫明の屋敷では使用人たちからも手厚い歓迎を受けた瑠璃子。
だが、その中にもたかが人間の娘を長が嫁に迎え入れたことに不満を持つ者も。
漸く居場所を見つけた瑠璃子の周りで事件が起こり始め・・・。


不遇ヒロインがあやかしに娶られて幸せになるって言う内容ですが、人間界にいた頃より遥かに扱いは良くなっても、水面下で問題は勃発。
当然、瑠璃子も巻き込まれて行きます。
彼女に宿る蛇神も、一応ラスト付近で紫明によってどういう者なのかが語られるものの、まだもう少し謎がありそう。
今のところ瑠璃子から引き剥がすのは無理みたいだし、その方法を模索中という感じのようです。
そして契約婚と言いつつ実は?と言う、この辺は恋愛ものではセオリーな展開で、ですよねーっと思いましたw 紫明さん、どう見ても瑠璃子を溺愛してたもんなぁ。
気付いてないのは瑠璃子くらいですよ。
なので、謎もいくつか引っ張ってるので、続編がありそうな予感。
でもその際、あの実家の面々は再登場あるのかなぁ。
よくも俺の嫁を苛め抜いてくれたなとばかりに紫明によって結構なザマァされてたから、もう退場してくれてるといいけど。
ホント、読んでてムカついてしょうがなかったんですよね、特に美月が。
でも、後半同じくらいムカつく勘違い女が出てくると言う(^_^;)


評価:★★★★★





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最終更新日  2023.05.09 15:17:45
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