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2023.08.09
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カテゴリ: こはく文庫


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2023年8月刊
こはく文庫
著者:西雲ササメさん

ブラック企業からの転職を果たした美湖。しかし「新天地で心機一転頑張ろう!」と勢い込んで初出社した美湖を待っていたのは予期せぬ再会だった。社内でも話題のイケメン課長(しかも御曹司)は、美湖の大学時代の先輩であり、いまだに忘れることのできない片思いの相手・晴臣だったのだ。美湖の家庭は裕福とはいえず、大学時代の美湖は「名門大学に入ったものの、エスカレーター組との格差に悩むボロアパート暮らしの貧乏学生」だった。そしてその頃、貧乏アパートの隣に住んでいたのが晴臣だった。だから彼も自分と同じような境遇なんだと、美湖はずっとそう信じてきた。けれど再会した彼は御曹子で、美湖はようやく、自分がずっと騙され笑われていたのだと知った。深く傷ついた美湖は晴臣に対し、よそよそしい素振りを取る。しかし晴臣はなぜか、執拗に美湖に絡んできて、「今度は手放すつもり、ないんだ」と思わせぶりな態度まで取り始め……。



登場人物
 小池美湖=大手化学メーカーに中途採用されたOL
 遠間晴臣=美湖の勤め先の御曹司。
沢北真里愛=晴臣の元婚約者。


発売したてのお話なのでざっくりと。


ブラック企業を退職し、次に就職したのは驚くほどのホワイト企業の大手化学メーカー。そのマーケティング課に配属された美湖は、そこで思いがけない人物と再会した。
6年前、アパートのお隣さん同士だった遠間晴臣。家賃もお安めなそこで自分と同じく苦学生と思い込んでいた彼が、実はこの会社の御曹司で、しかも​美湖の上司とは。
密かに晴臣に想いを寄せていた彼女は何だか裏切られた気持ちになって、懐かしそうに話しかける彼につい素っ気ない態度を取ってしまった。
だが、終業後になかば無理矢理に連絡先の交換させられ帰宅すると、部屋に見覚えのない電源タップが、まさか盗聴器!?
急に怖くなって、結局晴臣に頼ることになり、暫く部屋に帰らない方が良いだろうと彼のマンションに居候することに。

一時的な同居を始めた二人。
晴臣から当時の事情を聞き、納得した美湖だったが、以降彼からの猛烈なアプローチに戸惑います。あの頃から好きだったとか言われても、その割には留学するからとあっさり出てった癖に、とモヤモヤ。
しかも、職場の先輩から、晴臣は数年前に婚約者に破談されたとかで今でも忘れられず引き摺っているらしいとの話を聞き、彼の気持ちが益々わからない。
それでもあの大学2年生の時の想いもあって、つい流されて晴臣と一線を越えてしまった美湖。
そんなある日、彼女は晴臣の元婚約者と言う真里愛と出会い・・・。


元婚約者との邂逅で、美湖は一気に奈落の底へ。
またしても思い込みの誤解で拗れかけるんですが、以前と同じ轍は踏まぬと必死に晴臣が説明して何とか仲直り。
まぁ、先輩からの話が酒の席で聞いたものなんで色々混じってたから、ややこしくなってたって言う。マジで余計な事言うなよお前~。
悪気が無いだけに怒れない事案でした。
晴臣目線のエピソードにて美湖への滾る思いとか諸々語られているので、彼女が一人グルグルしてても妙な安心感がありましたしね。
あっさり留学に行ったと云々も、お互いがフラれたと勘違いしてたから。
ってか、あなた達思い込み激し過ぎない?(苦笑)
ある意味お似合い。
盗聴器の件は、真相というか、ですよねーってオチ。(晴臣が仕掛けたとかではない)

割とコメディタッチな内容なので、あまりじれじれ系は読みたくないって時におススメな内容かと。やはりこの作者さんはこういう系統の方が好み。


評価:★★★★☆





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最終更新日  2023.08.09 15:01:33
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