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2023.10.30
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カテゴリ: スターツ出版文庫


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2023年10月刊
スターツ出版文庫
著者:朝比奈希夜さん

その身に蛇神を宿し、不幸を招くと虐げられて育った瑠璃子。あ る日、川に身を投げようとしたところを美しい鬼のあやかしである 紫明に救われ、二人は契約結婚を結ぶことになる。愛なき結婚のは ずが、紫明に愛を注がれ、あやかし頭の妻となった瑠璃子は幸福な生活を送っていた。
しかし、蛇神を狙う勢力が瑠璃子の周囲に手をだし始め──。
「俺が必ずお前を救ってみせる。だから俺とともに生きてくれ」
辛い運命を背負った少女が永久の愛を得る、和風あやかしシンデレラストーリー。

​    ↑楽天ブックスより、あらすじ引用

登場人物
 京極瑠璃子=養父母に虐げられていた人間の少女。
       身体に蛇神が封じられいる。
    紫明=鬼のあやかし。瑠璃子と契約結婚をした。


シリーズ2作目です。
つい先日発売の本なのでざっくりと。

前作ラストにて、自身の肩にある不気味な蛇の痣の正体とそれに纏わる因縁話を聞いた瑠璃子。​当初は蛇神の力を得るための契約婚だと言っていた紫明の本心も知ってからは、周囲も羨むほどの仲睦まじい夫婦となった二人。
町で起こった騒動のせいで遠巻きにされていた瑠璃子の誤解も解けて、民たちとも随分打ち解けた。
そんなある日、屋敷の近くで人間界にいるはずの友人・奈菜が倒れているのが発見され、落ちていた鱗からそれが蛇神復活を目論む西の者の仕業と判り一気に厳戒態勢に。

西は紫明が治める北より遥かに弱いので、多くの護衛と紫明に護られる瑠璃子を浚うのはかなり難しい。そこで彼女の縁ある者を襲い瑠璃子を誘い出そうとでもいう腹なのだろう。
優しい彼女が自身を顧みず友人を助けにいくのは向こうも織り込み済みと思われる。
今回の件はただの脅しで、奈菜をいつでも浚えるという警告。友人はこのまま自宅まで送り届けられ、以降は精鋭が隠れて護衛することになった。
瑠璃子は外出も制限され不安な日々が続いたが、そんな中、蛇神と彼女を引き剥がすべくその方法を捜索してくれていた紫明の両親が帰還した。
だが、伝えられた唯一無二であるその方法は、瑠璃子の精神と身体にかなりの負担をかけるもので・・・。


諸悪の根源である蛇神との決着編でした、
瑠璃子の頑張りと紫明や周囲の努力で無事に蛇神は、彼女から引き剥がされ西の頭も倒されます。そもそも、この蛇神は瑠璃子の遠い先祖・あやめがその身に封じたもので、力の強い者がその封印を受け継ぎ、その証があの痣だった。
身体だけでなく、魂にも侵食していた蛇神を引き剥がすとなるとそりゃ相当の負担ですよね。命の危険もあると紫明が最初は実行を躊らってしまったのも頷ける。
それにしても、あまり敵に重きを置いていないのかラスボスとその手下の弱さに少々ビックリ。まぁ、剥離されたのが終盤も終盤だったから、これでまた逃げられてもなとは思えばそれも良いのか。

その性格と美しさからあやかしたらしな瑠璃子のモテっぷりに紫明がやきもきしながらも、相変わらずラブラブな二人の様子にほっこり。
憂いもなくなったので、子供がどうこう話してたのを見るに、次作があるならそっち関連のお話になるのかな?
正直、これで完結でも良い気はしますが。


評価:★★★★★





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最終更新日  2023.10.30 11:50:34
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