つきあたりの陳列室

Have fun

カテゴリ： Sport

いままでサボってきたつけがまわってきた．
ずっとこの繰り返しだ．
辛いけど，
俺にはがんばる理由がある．
自分の好きなことをやらせてもらっているからな．

先週？の「情熱大陸」は荒川静香を取り上げていた．
大会で荒川が右足を痛めて思うようにすべれないのだが，
その練習を見て，ロシア人のコーチが
Enjoy!
と盛んに叫んでいた．
叱責するような口調で．

また，あるビジネス書で，
成功した若い経営者の海外での経験を紹介していた．
そのとき彼はやりがいのある仕事をしていたが，
とても成功の見通しのない困難な仕事を
手がけていたとき，
信頼していたビジネスパートナー（上司だったかな？）に
Have fun!
と言われて面食らったと書いてあった．

欧米では，よくある日常的な考えなのかもしれない．
困難で，重圧で押しつぶされそうだからこそ，
「へこんで向かうより，楽しんで向かった方がうまくいくさ」
「どうせだめなら，せめて楽しもう，後につなげよう」
と自分に言い聞かせるのは，たしかに
効果があるような気がしてくる．

信じれば救われる，と言う意味では全くなく，
失敗してもしょげる必要はない，
むしろ早く立ち上がって，次の仕事に
取りかかれるために，
自分の気持ちを高ぶらせよう，楽しませよう．
そういう意図があるのだろう．
つぎの戦闘準備．
試練を楽しめ．

確かに，それがいつもできれば，何も怖くないかもしれない．
自分に言い聞かせる，思いこむ，というのは，手軽な割には案外
強力な武器かもしれない．

ここは難所だ．
楽しんで切り抜けよう．
できることは全部やってみよう．
頭使おう．
転んでも何かを掴めばいい，くらいの気持ちでいこう．

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