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Mar 12, 2016
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先月に引き続き

時期が3月と言うこともあり、今回と次回の回は満席だそうで参加者は42名。若い学生さんや親子で、そして遠方からは宮崎や広島、岡山から、そして初めてボランティアに参加する方もいて、頼もしく嬉しい限りです。


最初に南三陸町の防災対策庁舎に立ち寄り、手を合わせました。何度来ても、5年経っても、涙が出てきます。

以前のように近くまで行くことは出来ず、後ろにはかさ上げするための巨大な土の山がありました。ここだけではなくどこもかしこも山だらけで、その山の合間を縫って進んでいくようでした。不思議な光景です。

私が防災庁舎を見たのは、もうこの現在の姿になってしまってからです。以前の姿と比べ、周辺の景色も含め変わり果てた姿に余計に切ない気持ちで一杯になります。


参加者42名の満席で


今の南三陸町防災対策庁舎


震災前の防災庁舎

その後、気仙沼へ移動し 気仙沼復興協会KRA の方々の指示の下、活動に移ります。

気仙沼は快晴、山から吹き下ろしてくる風がとても冷たく寒いです。


今日の活動場所の小泉地区は40ヘクタールの農地があり、そこも津波により塩害を受けました。

そのため山から土を運んできたそうですが石が多く、その石を取り除かなければ使えません。

壊滅的な被害を受けた気仙沼では仕事がないので、若い人たちは出稼ぎのために出て行ってしまいました。居るのはお年寄りが多く、その方々も日々一生懸命石を拾っているそうですが、何しろ40ヘクタールと言う広さなのでなかなか進まないとのこと。

石を拾うのは簡単ですが、集まれば重いので運ぶのは大変ですよね・・・。


気仙沼は快晴


トマト農園「サンフレッシュ小泉農園」


一室をお借りしてオリエンテーション


本日の活動です


活動場所はトマト農園裏に広がる畑です


風が冷たいので寒さ対策をバッチリと


徐々に・・・


散らばって行きます


広大


石を拾って・・・


軽トラックに運びます


あっと気がついたら軽トラまで遠い・・・(苦笑)

私たちバス組は移動の関係でお昼には終了・撤収となりましたが、他個人で参加された方々合わせて計64名で4面分の畑の石を拾うことが出来たので良かったです。


その後、リバイブジャパンさんが震災直後から物資を運んでいた頃に知り合った方々が、上郷コミュニティセンターでお昼を用意してくださっているとのことで、地元の美味しいものをいただきました。

そのお心遣い、本当に感謝です。


コミュニティーセンターで


地元のお母さん達が温かい昼食を用意してくれました


名産品の一つ「めかぶ」


更には夕食にと全員分の大きなおにぎりを


南三陸も気仙沼もどこもかしこも土の山

復興屋台村気仙沼横横丁 に14時少し前。飲食店は14時はいったん閉まってしまう店が多く、もしかしたら会えないかもと風呂は入らず(笑)急ぎ足で行きましたら、、、ギリギリ会えたっ!!!

サプラーイズ(笑)。

ちょうど店を閉める所でしたが、1時間延長してくれました。休憩時間なのにありがとう。

「あの頃はたくさんの人たちが来てくれて、賑わっていたよね。ありがたかったね、嬉しかったね。」とレーベンで通っていた頃 の話し、そしてこれからの話し、ハーレーで吞む約束(笑)、色々話は尽きず。

今年の10月で復興屋台村気仙沼横丁は終了となり、さっちゃん達は気仙沼沖にある大島と言う島で店を開くそう。強いね、元気をもらいました。

その前にもう一度ここで再会を約束して。


BUGGYちゃん、さっちゃんと嬉しい再会


さっちゃんのお店「大漁丸」で蒼天伝美禄にお刺身


新天地で新たなスタート

その後「さかなの駅」に寄ってお土産(イカの塩辛、気仙沼サンド、蒼天伝美禄、雪っこ)を買い、帰りのバスの中で隣の席で仲良くなったジュリーちゃんと「雪っこ」で乾杯(笑)。

23時半東京駅に無事着きました。お疲れ様でした。


ご存じ「雪っこ」!!!

ボランティアバスの数が減り、なかなか直接復興地へ行くことが難しくなりました。

『「片付けも終わったし、後は現地の人たちがすることじゃないの?その人達は何してるの?」「なんで石拾いとか、草刈りとかこんなことしなくちゃいけないの?」今のこういった活動は地味でその意義を見いだしにくいかと思いますが、気仙沼は漁業と農業の町、復興するための「立ち上げ」のお手伝いと理解・納得していただければ。いくら道路や橋をキレイに整備をしても、人が戻ってこなければ町ではない、復興したとは言えません。』と、KRAの方はおっしゃっていました。

なるほど、確かにです。

以前、 私も同じ事をモヤモヤと抱いていた 事があります。他の人に同じ事を聞かれたら、答えられませんでした。

そういえば 熱い男、南相馬の松本センター長も似たようなことを言っていました ね。

やもすると忘れがち、復興地の方々の言葉にはハッとさせられます。

あれから5年経ちましたがまだまだ復興にはほど遠く、お手伝いが必要だなと思いました。


まだまだ出来る限りの復興へのお手伝い、させていただきます!!!





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Last updated  Mar 14, 2016 06:39:54 PM
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