ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

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帝政ドイツ~その記憶は永遠に

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帝政ドイツ~その記憶は永遠に


★ドイツの青春時代~良くも悪くも活力みなぎる世界だった
 プロイセン王国主導で成立した旧帝政ドイツ帝国~名宰相ビスマルクの巧妙な外交戦術で、欧州の大国たる地位を確固として築き上げたものの、後に起こる第一次世界大戦によって呆気なく崩壊してしまった。帝政ドイツ崩壊から百年以上の歳月が流れたが、あの帝国が生み出した様々な発明品や文化は、案外しっかりと私たちの生活の中に溶け込んだり、役立てられたりしている。帝政ドイツとは一体何だったのか、帝政ドイツは私たちに何をもたらしたのか、帝政ドイツヲタな管理者の独断と偏見で取り上げて行きたいと思います。


帝政ドイツがよーく分かる品々



 帝政ドイツ入門書というべき、伸井太一先生の 「第二帝国」 ~政治・軍事・産業・市民生活にまつわる、マニアックな資料が満載です。



 作曲家として超超有名な ヨハネス・ブラームス は、主に ハプスブルグ帝国 のウィーンで活躍しましたが、ドイツ帝国成立を心から祝福したプロイセン愛国者であります。ビスマルクの肖像画も所持してたとか。ブラームスの小ネタを集めたコーナーは →こちらから



 ドイツ菓子といえばバウムクーヘン、バウムクーヘンといえば ユーハイム でしょう!本格的バウムクーヘンが日本にやって来たのも、帝政ドイツ時代でした。日本上陸のいきさつは意外なきっかけなんです。 →詳しくはこちらから


拙者の自宅Bar「プロイセン」にようこそ・・・




 帝政ドイツ軍旗がババーンと掲揚された異様な空間こそ、我が「自宅Bar:プロイセン」なのであります。当のドイツ人が「いまどき、こんな部屋住んでる奴いねーよ」と絶叫しそうな帝政ドイツヲタな空間。自宅Barと云いながら、ほとんどお酒を飲まないから「喫茶:プロイセン」と云った方がいいかも知れないが。朝起きてパンをかじる瞬間から帝政ドイツ軍旗を眺める生活を送っているのであります。 →詳しくはこちらから・・・


★帝政ドイツ時代の意外な発明~ペーパードリップコーヒーを愉しむ


 伸井太一先生著 「第二帝国」 を読んでいて、紙フィルターでコーヒーを作る方法は帝政ドイツ時代に考案されたことを知った。しかも、発明者はメリタ夫人というアマチュアの専業主婦。スーパーとかで「メリタ」のフィルター紙が忘れられたように積まれているのを目にするが、なるほど人の名前だったとはねぇ。一般家庭の主婦が世界で支持される発明を成し遂げたのも夢のある話だ。帝政ドイツ萌ぇな拙者にとって、何とも興味深いネタを仕入れることが出来たよ。


 ドリッパーとフィルター紙を手に入れたら、誰もが本格的な一杯のコーヒーが作れる訳だ。 自宅Bar「プロイセン」 運営者として、どうせなら帝政ドイツ時代のコーヒーの淹れ方にこだわるか!と一念発起する。 →続きはこちらから・・





↑試行錯誤を経て魂の一杯が完成!添えられているのはフォルクスワーゲンのチョコ


 自分で「バウムクーヘンカフェ」を表現してみた。 「映画:三月のライオンカフェ」 で食べたホットドッグを真似して作りましたよ。ソーセージと、ドイツ直輸入のザワークラウトのホットドッグであります。デザートは ユーハイムのバウムクーヘン 、そして メリタ のコーヒーミルで挽いてメリタのドリッパーで淹れたコーヒーと共にいただく。帝政ドイツヲタ全開の作品であります!


★自宅BAR(と云うよりカフェ)プロイセンはこちらから・・・


世界一カッコいいドイツ軍の軍服~その源流は帝政ドイツから?

 スターウォーズを見てて何時も苦笑するのは、悪の帝国軍の制服が何だかドイツ軍そっくりであること。折り目正しい詰襟に乗馬ズボン、黒いブーツを履いて腕を後ろに組んで直立してれば、何だかもうドイツ軍そのまんまと云う感じ。悪い奴ら=ナチス・ドイツ、と云うイメージが転じて、伝統的ドイツ軍スタイルそのものが悪の象徴のように扱われてしまっているのは何だか悲しい。伝統的ドイツ軍スタイルは、もっともっと昔からあったのだ。源流は、帝政ドイツやプロイセン王国時代に遡る。其れを全てごっちゃにするなどと、旭日旗=カギ十字などと喚いている某国人と同じ知的レベルだ。

 伝統的ドイツ軍スタイルは、戦後の共産主義国家 「ドイツ民主共和国」 に存在した 国家人民軍 に引き継がれたのは皮肉であろう。其の国家人民軍もドイツ統一と共に消滅し、現在のドイツはプロイセン時代の遺物を拒絶したような状態になってしまっている。


↑管理者所有の国家人民軍制服~適度に遊ばさせていただいてます。

 こうした歴史の不条理は、やはり第一次世界大戦から始まっているとしか思えない。帝政ドイツも ハプスブルグ帝国 もロシア帝国も、皇帝はみんな血が繋がっている親戚だというのに、なぜ三帝の友情が続かなかったのだろう。そんなことを「三帝行進曲」を聴きながら思いを馳せている。そうそう、軍服デザインは変わっても、帝政ドイツ時代の行進曲は生き残ることが出来た。ビジュアルは駄目でも、音楽なら許せると云うのだ。同じ時代の人間が作ってるのにね。当管理者のホームページで ドイツ行進曲(海上自衛隊の演奏!) の感想なんかを書いたコーナーがあるので、こちらも参考までに。


文化・芸術を語るコーナー

・帝政ドイツ~その記憶は永遠に ・ハプスブルク文化の愉しみ ・カセットやMDに詰め込まれた思い出

・ブラームスとシューマン ・東宝映画の愉しみ ・中森明菜~拙者的ベストアルバム ・西部警察の車両達







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