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今回は銀英伝第1巻黎明編、第3章「帝国の残照」、第4章「第十三艦隊誕生」より。 「どんな組織でも機械でも、運用するのはしょせん、人間だ」-アドリアン・ルビンスキー アスターテ会戦でのラインハルトとヤンの活躍を知り2人に興味を持つルビンスキー。 「ふん、20歳の元帥か」-オフレッサー ラインハルトの元帥授与式での反ラインハルト派の急先鋒の1人オフレッサーの呟きです。 ラインハルトの勝利をまぐれとしかみることができない頑迷な男という印象しか残らないキャラでしたね。 「用心しておられるようだ、貴官は」-パウル・フォン・オーベルシュタイン 冷徹怜悧な義眼の参謀オーベルシュタインの初登場シーンでの台詞です。 いきなり血色の悪い、しかも両目が義眼の男に話しかけられてキルヒアイスが戸惑うのも無理ないような... しかし他の巻と比較してみると結構この巻では喋ってるなオーベルシュタイン。 「私はあなたたちに頼ってほしいのです」-キルヒアイス キルヒアイスの胸中での呟きです。 アンネローゼとラインハルトに信頼されてこその自分と自覚しているからこその胸中でしょうね。 「あの男の煽動演説を長々と拝聴しなければならないのは、徹夜以上の苦痛だが...」-アレックス・キャゼルヌ あの男、つまりヨブ・トリューニヒトの演説のことを指したキャゼルヌの台詞です。 「同盟万歳!共和国万歳!帝国を倒せ!」-ヨブ・トリューニヒト 演説内容があまりにも長いのでこの部分だけ抜粋しました。 こういう人にのせられると後が怖いよな... 「答えない自由を行使します」-ヤン そのトリューニヒトの演説を最前列で聴いて拒絶の意思を示すヤンの台詞です。 やりかたが子供っぽいけどそれを堂々とやれるのも凄いと思いますね。 「あなたはいま、どこにいます?」-ジェシカ・エドワーズ 婚約者ジャン・ロベール・ラップを失ったジェシカがトリューニヒトに問う台詞。 いいことを言ってるけど、じゃああんたはそれをやっているのか?-詭弁家トリューニヒトをたじろかせた数少ないシーンです。 「負けたからでしょう」-ヤン 士官学校時代の恩師で統合作戦本部長シドニー・シトレ元帥に自分が昇進した理由に対するヤンの答えです。 シトレ元帥も昔と変わらぬヤンの性格に苦笑します。 「君にできなければ、他の誰にも不可能だろうと考えておるよ」-シドニー・シトレ 僅か半個艦隊でイゼルローン要塞を攻略するようヤンに命じたシトレ元帥の殺し文句。 というわけで第3章と第4章からは以上です。
2008.12.06
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まずは第1巻黎明編です。 さすがに1巻全部は無理そうなので第1章「永遠の夜のなかで」第2章「アスターテ会戦」までを取り上げます。 「吾々が敵より圧倒的に有利な態勢にあるからだ」-ラインハルト・フォン・ローエングラム アスターテ会戦前の帝国軍の作戦会議でのラインハルトの発言からです。 敵軍(同盟軍)は4万隻と帝国軍の2倍(2万隻)という普通に考えたら圧倒的に不利なはずの状況にもかかわらず自信をもって有利と語るラインハルト。 ここから「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムの伝説がスタートしました。 「ジークフリードなんて、俗な名だ」-ラインハルト 10歳のときラインハルトとキルヒアイスが初めて出会ったときの会話ですが、初対面の隣人に対してアンタ...(苦笑) 「ジーク、弟と仲良くしてやってね」-アンネローゼ・フォン・グリューネワルト これぞキルヒアイスの運命を決定付けた印象的な言葉ですね。 そして生涯キルヒアイスは誓約を守り... 「ルドルフに可能だったことが、おれには不可能だと思うか?」ラインハルト ラインハルトが帝位簒奪を決意するシーンです。 姉アンネローゼを奪い返すために幼年学校に入り、そこで帝国の腐敗を見たラインハルトはキルヒアイスと共に宇宙を手に入れることを誓います。 「民衆が楽をしたがったからさ」-ヤン・タイロン 息子ヤン・ウェンリーが父タイロンになぜ人々は独裁者ルドルフに支持と権力を与えたのかの問いに対する答えです。 自分たちが解決すべき苦労などをルドルフにすべて丸投げした結果が独裁者を生み出したということです。 「ひとつ狂うとすべてが狂うものだな」-ヤン・ウェンリー 士官学校を卒業して軍人になり、中尉昇進と同時に前線勤務へ向かうヤンのぼやきですね(笑) そして運命のエル・ファシル星域へとなるわけです。 「吾々のような老兵の時代は去ったのかもしれない」-ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ これは台詞というより述懐ですねメルカッツの。 戦いの結果をみて率直にラインハルトの天才を認めたメルカッツの心情です。 「どうなさいます?反転迎撃なさいますか」-ジークフリード・キルヒアイス 中央突破作戦をヤンに逆手にとられて一時的に激高したラインハルトを沈静化させたキルヒアイスの機転が利いた台詞です。
2008.11.22
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