6月9日(日)
「幸福論」(ヒルティ)(第二部)(346)
ヒルティ著草間平作訳
発行所 岩波書店(1935年5月15日)
(注) あくまでも、訳に忠実にしていますが、簡略化や意訳や
表現の変更(例えば、「…である」を「…です」に変えたり)し
ています。それもすべて自分自身のためです(後藤瑞義)。
キリスト教序説(48)
(前日)キリスト教こそ人間を幸福にするまことの、唯一の真理だと言うその高い自負が、果たして正当であるか、また、それがどこまで正当であるか、を検討しようというわけなのです。(よりつづく)
読者のみなさん、あなたたちもまた、そのような衝動を多かれ少なかれ感じているでしょう。そうでなければ、同じようにその衝動からうまれたこの本を手にすることはなかったでしょう。いずれにしましても、そうした衝動を手軽に追い払ってはいけません。その衝動は、あなたの本質のよりよい部分から発しているからです。
(つづく)
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