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2020.10.17
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カテゴリ: 水鳥アーカイブス
本格的な冬鳥シーズンがすぐそこまでという時期となりました。
朝から雨降りなのでガンの仲間、ヒシクイについて復習をしていました。
ヒシクイは亜種Anser fabalis serrirostris(ヒシクイ)と亜種Anser fabalis middendorfiの
(オオヒシクイ)2つが日本に飛来することは知られていて、その横顔の形や嘴、首の長さ
などで識別が可能と文献に記されています。
オオヒシクイの中に嘴の短い個体を観察したことがあります。
一枚目は2014年12月に宮城県蕪栗沼で撮影した個体です。
この個体は、首が短く感じ、横顔からするとヒシクイに近い印象があります。
ところが、嘴先端部の黒色部分がヒシクイより広く地元のみなさんがオオヒシクイと
おっしゃていました。
二枚目の写真は、蕪栗沼で2019年11月に撮影した個体です。
この個体は、下嘴が厚く、文献に記されているオオヒシクイは下嘴が薄いという点と
違うので過去の文献とは違いがあり疑問を持っています。
三枚目の写真は、2018年11月に撮影した茨城県南部の水田に飛来している
オオヒシクイです。
こちらは、首が比較的長く、下嘴も薄く典型的なオオヒシクイの特徴がわかります。
今シーズンも12月に伊豆沼と蕪栗沼周辺を訪ねる予定なので、しっかり観察して











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最終更新日  2020.10.17 14:16:40
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