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2021.12.17
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いつも鳥情報をくださる柏市内nankashibirdさん宅の近郊にある谷津田に
立ち寄った折に30羽前後のメジロが屋敷林の中を移動し、その後次から次へと柿の木に
飛来したと思ったら熟した実を食していたのを目撃しました。
nankashibirdさんからメジロはどんなふうに味を感じるのでしょうかと質問をもらいました。
帰宅してから拙宅の亭主の蔵書や資料を見返してみました。
すると、鳥類にも味を感じる味蕾という細胞があり、口腔内に味蕾がある位置に
食べ物が接触すると、刺激として味が感じられるとの記述がありました。
また、種類によって数には差があり、ニワトリ:約24個、アヒルの味蕾:約200個、
インコ・オウムの味蕾:約350個という具合で味蕾が多いほど味覚を感じやすいことが
わかりました。
また、メジロについては、研究者の実験した内容の報告がありました。
その内容は、赤と白と緑に着色した糖度15%の人工果実を与えたところ、色による
摂食量の違いはわずかだった、ただし、緑だけを糖度30%にすると、緑の果実がよく
食べられたことから、メジロは色よりも栄養(糖度)に反応していることがわかりました。
また、果実の大きさは、飲み込める範囲では大きい方が好まれたことが報告されていました。
なるほど、谷津田の柿の実でメジロが好んで飛来して食されていたものとそうでないものが
あるのはそういうことかと改めて勉強になりました。













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最終更新日  2021.12.17 11:05:37
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