花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2022.08.23
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カテゴリ: 識別について
種小名が小さな鳥の意味のヒバリシギ(Calidris subminuta)は、旅鳥として少数が
水田や湿地、河川などに飛来します。
私共夫婦が通っているフィールドでは圧倒的に9月での観察記録が多く、
これからのシーズンが出会うチャンスが多い種類です。
個体の羽色を紹介させてもらいます。
(1)幼羽
一枚目、二枚目の写真は、2017年9月3日に印西市で観察した個体です。
頭頂が淡い茶色で黒い軸斑があります。上面は赤褐色で羽軸の黒色、
胸には縦斑があります。
三枚目の写真は2018年9月1日に印西市で観察した個体で、背に2本のV字が
見えるところから幼鳥だとわかります。
8月19日に浮島で観察した個体も同じV字が見えましたので幼羽です。
(2)第一回冬羽の換羽中と思われる個体
四枚目は2018年9月5日に観察した第一回冬羽と思われる個体です。
上面は羽毛が擦り切れて赤褐色が少なくなっています。
五枚目は前期の個体のすぐそばに姿があった幼鳥です。
(3)幼鳥で上面の黒色が目立った個体
六枚目は2018年9月5日に印西市で観察した個体です。
上面の羽の黒色が目立ちました。
(4)夏羽
七枚目は2021年5月8日に茨城県浮島で観察した成鳥夏羽です。
上面の各羽の黒色と茶色が鮮明で、胸の縦斑が黒くて太いのが目立ちました。
(5)冬羽と思われる個体
八枚目は2019年3月に茨城県浮島で観察した個体です。
頭頂に茶褐色が見られ、上面は灰褐色に見えたことから冬羽が換羽中のものでは
ないかと思いました。





















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最終更新日  2022.08.23 17:26:54
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