花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2023.09.20
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カテゴリ: 識別について
午後からお天気がくずれるとの予報なので、写真の整理と今後見られると思われる鳥たちの予習をしていました。
その中で、初野(2018)が、幼鳥や図鑑に載っていない若い鳥が珍鳥に間違われることが多いとして、混同しやすい種類との相違点などを整理し報告していたので紹介します。
秋の渡りの時期に見かけるノビタキ幼鳥がサバクヒタキ類成鳥に見えたという経験をしたバーダーも多いのではないかとして、ノビタキ幼鳥とサバクヒタキ成鳥の写真を掲載しリポートしています。
サバクヒタキは、尾羽基部の白が少なく尾羽先端の黒が大きいのでノビタキの尾と似ているため注意が必要と記しています。
この他、五百沢(2000)が、サバクヒタキの中央尾羽は基部の1/3、外側尾羽は基部の1/2が白いと述べています。
なお、ノビタキとサバクヒタキ類の違いについては、高野(1980)がサバクヒタキ属の鳥は腰および尾羽基部が白いのでよく目立つが、ノビタキ冬羽では腰が淡黄褐色と記しています。

五百沢日丸.2000.日本の鳥550.山野の鳥.p177.文一総合出版.










初野謙.2018.幼鳥が起こす真夏の怪 珍鳥と間違わないために.
Birder.第21巻.第8号.p39.文一総合出版.
(写真)
1枚目から3枚目はサバクヒタキ第一回冬羽:2011年1月15日栄町で観察・撮影
(顔から喉が黒く雄と思われ、眉斑は目から後で目立ちました)
4枚目はノビタキ:2014年10月12日手賀沼で観察・撮影
5枚目はノビタキ:2016年10月1日さいたま市秋ヶ瀬で観察・撮影





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最終更新日  2023.09.20 12:14:57
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