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2023.10.25
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日本の高山帯、森林、草原、里地、湖沼、湿原沿岸、浅海、小島について1000箇所程度の
モニタリングサイトを設置して2003年から調査が行われています。
この調査で注目はしたい変化があります。それは、越冬期の出現率の上位10位にミソサザイが突然登場したことです。
モニタリングサイト(2021)が「ミソサザイは,繁殖期は山地の湿った林、や渓流沿い,崖地などに生息し,標高の高い場所で繁殖する個体は低地に移動して越冬します。林床や岩の上を移動しながら採食するので,越冬地の林床環境の変化が影響しているのかもしれません。林床環境の変化といえば,シカが林床植物を採食することによる藪の減少が思いつきます」と述べています。
我孫子野鳥を守る会のホームグランド手賀沼とその周辺地域の観察記録を振り返ってみると、
冬季の観察記録は1975年から1990年12月以前では報告されていないものの、
1990年12月、1994年1月いずれも手賀沼沿岸の葦原で観察され、2007年1月柏市、
2020年2月10日から28日手賀沼沿岸の公園、2020年12月7日、14日手賀沼沿岸の公園、2021年2月8日、12日手賀沼沿岸の公園、2022年1月6日から2022年3月7日手賀沼沿岸の公園で観察したと報告が寄せられています。
(2021年12月公園付近の資材置場の火災の影響で公園の一部が焼け、林床が開けた変化で長期間の滞在につながった可能性があります)
今冬、手賀沼沿岸でのミソサザイの出現はどうか注視したいと思います。
(引用)
モニタリングサイト1000. 2021.陸生鳥類調査情報 Vol.13 No.1
環境省 自然環境局 生物多様性センター.
(参考)
我孫子野鳥を守る会.会報.no1-294.1975年-2023年9月.
(写真)











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最終更新日  2023.10.25 17:27:03
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