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2023.12.02
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今シーズンは、ホームグランド手賀沼の水鳥に変化が起こっています。
というのもトモエガモが11月16日3羽、21日7羽、27日90羽が目撃されていることです。
亭主のデータベースで確認してみると、1980年2月11日に1羽、1985年1月1日2羽、1991年1月5日2羽、1994年3月21日1羽、1998年2月1日3羽といった観察記録が散見されているにとどまっていました。それが、2001年1月28日12羽、2002年3月16日11羽が観察されるようになりました。2019年以降はぼ秋から春の間、1羽から最大17羽(2022年12月2日)が観察されるようになっています。ただし、いずれも沼の水面で羽をやすめているのみで採食行動は観察できていません。
環境省(2002)は、国内に飛来していたトモエガモの個体数が1000から2000羽飛来していたものが1990年代前半には300から400羽に落ち込んだと述べています。
しかし、神山(2021)が2020年・2021年冬に各地から大きな群れが見られたと報告しているように個体数の回復が見られています。
印旛沼北部で神山(2022)が2022年1月3日に32670羽が飛来したことを紹介していることや今季の手賀沼のトモエガモの動向とあわせてトモエガモがどこで採食しているかなどの把握をする必要があるものと思います。
(引用)
環境省.2002.改訂日本の絶滅のおそれのある野生生物.p150-151.
神山和夫.2021.トモエガモ個体数が回復の兆し
バードリサーチニュース 2021年11月.
神山和夫.2022.北印旛沼に数万羽のトモエガモが飛来.
バードリサーチ水鳥通信.p1.
(写真)









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最終更新日  2023.12.02 10:31:23
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