花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2023.12.31
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カテゴリ: 識別について
そろそろ、茨城県内の山地や低山帯や野田市などにミヤマホオジロとカシラダカが同時に姿を見せる時期になります。新年、出かけるにあたって予習をしていました。
(雌雄の特徴を比較)
(1)嘴の比較
カシラダカ     :嘴:上嘴は黒っぽさがあり、下嘴は肉色
ミヤマホオジロ:嘴:上嘴は鉛黒色で下嘴は肉色を帯びる
(2)頭頂
カシラダカ雄:黒か栗色で羽縁がバフ色、雌:バフ色で黒褐色の軸斑
ミヤマホオジロ雄:黒色、雌茶褐色または黒褐色で羽縁がバフ色
(3)顔
カシラダカ冬羽雄:白またはバフ色の眉斑、雄の方が黒味がある褐色の耳羽。耳羽を囲む黒褐色線がある。但し、雌雄の識別は条件によっては難しさがあります。
ミヤマホオジロ雄:黄色の眉斑、黒い過眼線と耳羽、雌:黄褐色の眉斑、褐色の耳羽
(4)胸
カシラダカ:栗色の横帯
ミヤマホオジロ雄:黒い横帯、雌:茶褐色の縦斑
(5)脇腹
カシラダカ;栗色の縦斑
ミヤマホオジロ:茶褐色の縦斑
(6)腰と上尾筒
カシラダカ:栗色で羽縁がバフでウロコ状
ミヤマホオジロ:灰褐色(雌雄とも腰付近に赤褐色の鱗模様はなし)
(7)後頭
カシラダカ、ミヤマホオジロともに後頭に短い冠羽があります。
ただし、カシラダカ後頭は栗色なのに対してミヤマホオジロは後頭基部に黄色味があります。
(参考引用)
渡辺修.2004.考える識別・感じる識別.Birder.第18巻.第11号.p61.文一総合出版.
永井真人.2014.野鳥図鑑670.p194.
(写真:一枚目から四枚目はカシラダカ、五枚目から七枚目はミヤマホオジロ)
一枚目:2018年12月30日千葉県野田市、二枚目:2017年1月28日千葉県流山市、
三枚目:2020年1月19日茨城県つくば市、四枚目:2018年1月18日千葉県野田市、
五枚目:2019年2月2日茨城県つくば市、六枚目:2018年1月13日茨城県つくば市、





















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最終更新日  2023.12.31 15:53:56
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