歩人のたわごと

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2019/10/13
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ふたつの煉瓦造の橋の紹介です

1011-6神足六連橋
JR東海道本線の神足六連橋(正式名称「七反田橋梁」)
レンガ造り六連橋(京都府長岡京市馬場)

六つのトンネルを同時に写せるアングルがない
左端が歩道、次の二つが車道(府道)
両端のアーチはそれぞれ細い水路を跨いでいる

この橋は大雨や洪水などの
非常時の排水用としてつくられた

政府による官営鉄道敷設工事により
1876年(明治9年)7月には大阪~向日町間が開業し
1877年(明治10年)2月には京都~神戸間が開業した

現在の長岡京駅(旧神足駅)は、国鉄に駅設置の
財源がなく地元負担で建設された駅であった

七反田橋梁は、長岡京駅の北500mほどにある
煉瓦造6連アーチ橋である
竣工は1876年(明治9年)

現在は複々線のためにコンクリートで
西側が継ぎ足されているが
現役で立派に使用されている橋梁である
(「京都府の産業遺産」のサイトより)



1011-12老ヶ辻三連橋1
老ヶ辻三連橋、( 京都府長岡京市神足2丁目)

1011-12老ヶ辻三連橋2
同上、イギリス人ブランデル技師等の設計

JR長岡京駅から大阪方向におよそ15分ほど
歩いたところに老ヶ辻(おいがつじ)橋梁はある

付近は勝竜寺という住宅街で近くには勝竜寺城公園がある
住宅街の中を通る道がとぎれた所に階段があり
川の土手にあがることができる

ここから橋梁がよく見える。河原に降りる階段もあるし
向こう岸へ渡る飛び石もあるので、いろいろな角度から
橋梁を眺めることができる。レンガの橋梁は東側のみで
西側の線はコンクリートで拡張されたものである

橋梁は避溢橋で、三連アーチ(スパン4.57m)である
竣工は1876(明治9)年だが、いまだ現役
(「京都府の産業遺産」のサイトより)


「避溢橋」という難しい言葉が出てきた

避溢橋とは、その名の通り(=「溢」れるのを「避」ける)
出水時に線路が流水の妨げになり洪水になることを
防ぐために、河川の無いところに鉄橋をかけた施設

この橋は犬川という川にかかっている
「河川の無いところに」というのは
上の説明と矛盾しているではないか?

むしろ上記、神足六連橋の方がその名に
ふさわしい気がするのだが・・・

しかしこれ以上突っ込むのは止めておこう
「避溢橋」なんて言葉を知っただけでも収穫





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Last updated  2019/10/13 05:01:42 PM
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