歩人のたわごと

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2024/11/01
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二日目に足尾銅山跡の見学をした
(訪問日は2024年10月1日)

出発前に取り寄せた 栃木県観光マップ
眺めていると、華厳の滝の南方向に
「足尾銅山観光」の文字を見つけた

せっかくだからのぞいていこうと
目的地の一つに加えた

足尾銅山は慶長15年(1610年)に
幕府より銅山と認められてから
昭和48年(1973年)までの約360年間、
一時休山しながらも長い年月にわたって
銅の採掘が営まれた
日本でただ一つの銅山です。
(栃木県教育委員会のサイト)


ここは公害など負の事実もあるが
日本の発展に貢献してきたのは
たしかのようだ

一度くらい訪れておいても
悪くはないだろう

1001足尾銅山1-2
銅山(トロッコ)入り口
観光客は入場料830円を払って
トロッコで坑道に入り
下車後、見学用坑道を見学しながら
帰りは歩いて外に出る仕組みになっている

1001足尾銅山2
見学者用に保存されている坑道

1001足尾銅山明治大正
江戸、明治・大正、昭和の各時代ごとに
作業工程の変化(改善)がわかるように
説明と模型などを坑道内に展示している

作業方法が改善されていく様子がよくわかる

しかし、このような坑道内での作業は
さぞかしきつかっただろうと想像できる
閉所恐怖症のボクにはとても耐えられない

坑道を出た所には 銅(あかがね)資料館 があり
採掘から精銅の工程を詳しく展示・説明している

1001足尾銅山5
展示物の一部



資料館では有名な公害問題には
ひとことも触れていない

しかし日光市のサイトでは下記のような
記述がある、要は負の遺産をプラスに
変えようとする試みに尽力するという
市の姿勢のように受け取れる

足尾銅山は、国内最大の銅山として
日本の近代化・産業化に大きく貢献しましたが
同時に、社会問題化した公害も発生しました。

これらを「光と影」と表現することもありますが
その影の部分を光に変えるべく先人たちは様々な
努力を行ってきました。そのような歴史を
掘り起こし後世に伝えていくことは、今この地に
暮らす私たちの責務であり、誇りでもあります。

足尾に残る産業遺産は、人類共通の課題とされる
「経済発展と自然環境の調和」を考えるうえで
大変貴重なものであり、また、その歴史を物語る
シンボルであることから、これらを構成資産として
世界遺産登録を目指しています。(日光市のサイト)


いつも思ことだが、こうして実際に訪れて
自分の目や耳や体で観たり聞いたり感じたり
そういうことが実に貴重な体験だと思う

現地でもらった 「足尾まち歩き」
というパンフレットには
日本百名山の一つ、皇海山(すかいさん)など
登山やトレッキング、ウォーキングコースが
いくつも紹介されているが今回はパスである





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Last updated  2024/11/01 05:15:05 PM
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