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300年後の地球は、人類は自らの過ちにより退化し、逆に知能をつけ進化を遂げた猿たちが支配する世界となっていた。故郷の村で仲間たちと平和に暮らしていたノアだったが、勢力を広げ、地球を支配しようとするプロキシマス率いる過激派の猿たちによって村が襲われてしまう。父を殺され、仲間たちをさらわれたノアは、仲間の解放と復讐を誓った。道中で知識豊富なオラウータンのラカ、そして知能が高くプロキシマスたちから狙われている人類の女性と出会う。共にプロキシマスの帝国へ乗り込もうとしていたノアたちだったが、敵に見つかり捕えられてしまう。果たしてノアは仲間を無事に解放することができるのか。あの猿の惑星のお話です。いわゆる新しい方の猿の惑星シリーズ?「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」に続くシリーズ第4弾らしいです。たぶん、全部観てるんですよ。でも、全然覚えてない。猿の惑星といえば、オリジナル版とその後の「PLANET OF THE APES 猿の惑星」の印象が強すぎて、他はなんかやってたな?くらいしか…。私の場合、特にマーク・ウォールバーグ主演の「PLANET OF THE APES 猿の惑星」がけっこう衝撃だったんですよ。最初の猿に追い立てられるシーン、なんかめっちゃ怖かった。すごくリアルに恐怖を覚えました。人間より圧倒的に身体能力が高いわけですから、知能も高くて、人間を支配しようとしたら勝ち目ないですよね。調べたらティム・バートン監督だったんですね。あのなんとも言えない薄ら怖さはさすがだな。残念ながら、これはシリーズ化されなかったんですよね。だからこその潔さはあったかもしれない。って、違う映画の話を長々書いてしまいましたが…つまり、そういうことなんです。今作はイマイチだったわけです。申し訳ないけど、少し退屈でした。アクション?シーンの緊迫感があまり感じられず、なんかアニメとか観てる気分になっちゃったんですよね。あと、たぶん私が理解できてないだけと思うんですけど、時間軸がなんか不思議な気がして…。最後のシーンの人類と300年経ってる世界の帳尻が合ってない気がするんです。ひょっとして、まだ続いてこれから明らかになるのかな?抽象的で申し訳ないんですけど、ワクワクとかハラハラとかとになく気分が上下するような展開がなかった。感想としては人間の女、モデルみたいな風貌で強すぎってことくらいかな?支配する側、される側、立場が変われば…みたいな深いテーマもあるんでしょうけど、私には響かなかったですね。猿の惑星は知ってるし、観とこかって感じで興味がある人はどうぞ。★★☆☆☆猿の惑星:新世紀(ライジング)【Blu-ray】 [ アンディ・サーキス ]価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/6/26時点)楽天で購入
2024.06.30
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インド国家諜報機関RAWの凄腕エージェントであるタイガーは仲間のゴーピーの救出に向かうも、一歩及ばず、最後にタイガーの妻ゾヤが二重スパイであるという衝撃の一言を残してゴーピーは命を落としてしまう。半信半疑のまま次の任務を遂行することになったタイガーだったが、そこで立ちはだかった敵は紛れもなく彼の妻ゾヤだった。いやー、衝撃でした。って、完全に私事なんですけど、ハリウッドかなんかの映画だと思いこんでたんですよ。始まったらインド映画だったものですから、なんか歌い踊りだしたもんですから…ビックリです。それなりに楽しめましたけどね。かなり大味のストーリー展開で、内容こそほぼ覚えていませんが💦退屈はしなかった…と思います。RRRでインド映画も悪くないなと発見した後だったから、楽しみ方もわかってはいましたし。ただ、顔が濃い。顔の濃さだけで胸焼けしちゃう。全員、阿部寛の20倍くらい濃いですから。顔がうるさいです。とにかくストーリーなんかざっくりで、頭空っぽにして、ド派手なアクションと、華やかなダンスシーンを楽しめばいいのですよね?間違ってます?ディスってないですよ。それは、それで味だと思ってます。後で確認したら、なんとこの作品シリーズ3作目だったみたいです。全く影響なかった。気にもならなかったです。ドラマまで予習しとけよって言わんばかりのMarvelなんかはちょっと見習ってもええかも?ただ、カッコ良さとかそういうのは私の好みからは外れてるので、テンションはさほど上がりません。好みはそれぞれですから。誰と観ても支障ないから、逆にデートムービーとしていいかもしれませんね。お若い男女の方々、どうでしょう?★★☆☆☆【あす楽】 【送料無料】 〔中古〕 DVD タイガー 伝説のスパイ レンタル落ち MMM04681価格:16,698円(税込、送料別) (2024/6/24時点)楽天で購入
2024.06.28
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製菓会社で研究員として働くチホは、優れた味覚を活かし数々のヒット作を生み出した優秀な社員であるも、風変わりな性格のため周りからは常に浮いた存在だった。そんな彼が前科者の兄が作った借金を巡り、シングルマザーのイルヨンと出会う。これまで男運が悪かったイルヨンはチホの純粋さに惹かれていくが、チホは初めての恋愛感情に戸惑うばかり。そんな2人の大人の純愛は果たしてうまくいくのか。コメディよりのラブコメです。ちょっとだけ家族ドラマでもあります。この主役の3枚目俳優さんは韓国ではかなり有名な方で、日本でも人気があった「共助コンフィデンシャル」や「完璧な他人」など数々の映画に出演されています。とっても3枚目なんですが、ハスキーボイスがなんか雰囲気があって、それゆえに余計に発する言葉が面白くって、私も好きな俳優です。そんな奴おるかいっていう、本当にコメディ設定だし、キャラもいちいち皆んな濃いです。なのでラブコメでも、あまりしらけずに観ることができましたね。そもそも、オッサンとオバさんの恋だし。でも、中年特有の粘っこさは全くないです。テンポもよくて、笑いをふんだんに入れてくれるから、退屈させるような引き延ばしもあまり感じなかったですね。韓国のコメディ映画観たら、この人出てるよねー、みたいな俳優さんばっかりで妙な安定感はありすぎたけど。コメディ感が強いので、とにかく笑って楽しく観れます。楽しい気分になりたいときにどうぞ。★★★★☆
2024.06.26
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2022年2月、ロシア軍が侵攻を開始したウクライナ東部ドネツク州の都市マリウポリで、AP通信のウクライナ人記者ミスティスラフ・チェルノフと取材クルーは現地で取材に当たっていた。ロシア軍が迫り来る中、他の記者たちが逃げ出す中、町に留まり、ライフラインも途絶え、物資不足で不安に怯える市民たち様子、そして容赦ない攻撃の犠牲になった民間人たちをリアルに映し出したドキュメンタリー映画。戦争のドキュメンタリーですし、しかも本当に近々で起こっていることですからね。直視するのに、かなり苦しいものもありました。以前も書きましたが、私は基本ドキュメンタリーは観ません。昔、すごく退屈な作品に当たってしまって、やはりドラマチックになってるほうが楽しめると思ったのが理由です。でも、すごく興味のあるものは例外的に観るのですが、今作は観なくてはいけない気がしました。この戦争が対岸の火事ではなく、事と次第では日本にも関わってくるってのもありますが、、、それだけではなく、知らない、無関心、は罪な気がしたのです。もちろん他にも世界では戦争、紛争が起こっていて私なんて全然わかってないんですが、せめて、機会があるなら知っておかないといけないと思ったんですよね。観てみたら…本当に衝撃でした。日本に生まれて、映画も好きだったりするので、戦争に関する映像などはけっこう観てきたとおもうのですが…やはり、「今」って感じがしてすごくリアルで、生々しく感じました。私と同じ、普通に今を生きている兵士でもない人たちが、突然戦争が始まって理不尽に命を奪われるってことが起こってるという怖さ。ご遺体なども部分的に映っていたりしますし、小さい子供など愛する家族を奪われた人たちの姿は本当に観てて苦しかったです。この記者たちの映像は実際世界のニュースで使われていて、実はフェイク画像だなんて批判もあるんです。私には真偽の見極めようもないですけど、全部が嘘ってことないと思うんですよね。観れないという方も少なからずいると思うので、今回は★はつけずにおこうと思います。ただこういうことが起こってる、これは容認してはいけないことだ、ということだけでも、この大して誰も見てないブログで伝えたいと思います。
2024.06.24
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フランスの雪山に夫と11歳の息子の3人で暮らしている作家のサンドラ。ある日、息子が外で血を流して倒れている父を発見する。第一発見者は視覚障害を持つ息子、家にはサンドラ以外にはいなかった。夫殺しの嫌疑をかけられ、裁判に挑むサンドラだったが、徐々に家族が抱えていたさまざまな問題が明らかになってゆく。サスペンスとして面白かったですね。どうなる?、どうなる?が止まらないので、退屈しないです。若干サンドラがイライラする系の女やけど、まぁ許容範囲でした。しかし、欧米人の女性はいつまでも現役感がすごいなですね。日本人でもそういう人いるか。老けてないわけじゃないのに、現役感ね。夫婦の問題だけだと、たぶん途中で飽きるんですよ。犬も喰わないじゃないけど、あまり長いと勝手にしてくれってなる。ただ子供が絡んでくるので、こちらの感情が揺さぶられます。父が死んで、母が疑われてるって、どんな辛さよって話ですよね。でも、この子供が割と賢い。そしてちょっとサイコパスなんかと思うような行動があったりして、いいキャラしてる。わかりやすくスッキリ、マルっと解決って映画じゃないから、好みは分かれると思うけど、サスペンス好きにはお勧めできる作品です。真実と事実の違いというか、法廷で決まったことが必ず正しいと信じられるか考えさせられます。★★★★☆落下の解剖学 【Blu-ray】価格:4,627円(税込、送料無料) (2024/6/14時点)楽天で購入
2024.06.22
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奈良の山間部に位置する集落で12歳のイヒカは、旅館を営んでいる母と父方の祖父の3人で暮らしていた。父とは別居をしており、少し歪な関係ではあるものの穏やかに過ごしていた。しかし、ある日祖父が突然姿を消し、母とイヒカは途方に暮れる。この出来事がイヒカたち母娘に徐々に変化をもたらしてゆく。地元の奈良が舞台ということで、珍しいので鑑賞しました。1番の感想はですね。静か…めちゃくちゃ気を遣いましたよ。飲み物飲むのも、体勢変えるのも。台詞もあんまりないし、とにかく生活音も物語の一部になってるように思いました。霧がテーマになってるので、霧が立ち込めてるシーンがけっこうあるんですけど、霧の音?が聴こえてくる感じです。雰囲気ですね、雰囲気は良かった。ストーリー的には淡々と進んでいくので、飽きます。飽きるうえに音も立てられない。割と苦痛でした。ポツリポツリとした台詞に、奈良の情景、その中からいろいろ読み取ってくれ、的なことなんだと思うけど…無理です。そんなに委ねられても。結局何が起きてるのか、全てがハッキリしないまま終わった感じでしたね。奈良の誇り、河瀬直美監督が制作に関わってるらしいんで、期待してたけど、よく考えたらあの人作品もあんまり好みじゃなかったわ。でも、雰囲気は良い。途中、謎に昔栄えてた頃の集落のシーンが出てくるんですが、ノスタルジックで画としては本当に素晴らしい。もっと振り切って情景だけで語っても良かったかも?アカンか。都会暮らしに疲れてる人なんかはいいんかな?83分と短いので、映像を楽しむのに全振りして観たら満足できるかもしれません。★★☆☆☆
2024.06.20
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ニューヨークで美人精神科医の妻とその連れ子、3人で暮らしているオペラ作曲家のスティーブンは、スランプに陥り曲が書けなくなっていた。ある日気分転換にと愛犬と散歩に出かけ、立ち寄ったバーである女性と出会う。ダック船の船長である女性カトリーナはロマンス依存症だといい、スティーブン誘惑に負けて関係を持ってしまう。しかし、その出来事に刺激をうけ素晴らしいオペラ曲を仕上げた彼だったが、そこから彼の人生が劇的に動き始める。ドタバタロマンスコメディって感じかな?哲学的な意味とかありそう、ありそうだけど、私にはわからない。昔の喜劇みたいな雰囲気だった気がします。次々といろんなことが起こって、本当にドタバタしてるので、飽きなかったですね。登場人物のキャラも全員めちゃくちゃ濃いし。なんといっても振り切ってたのはアン・ハサウェイですね。彼女のキャラは全てがコメディでした。そのままの意味で曝け出してましたし。ただ…映画とは関係ないけど…めちゃ美人でスラっとモデル体型は変わらないけど…鍛えてるのもめちゃわかるけど…曝け出すと、やっぱり弛みとかあるんやなって。ほぼ同年代として、今してる努力って意味あるんかな?って不安になりました。あと、現代オペラってこんなに気さくな感じなん?ちょっと学芸会の雰囲気すらあるよ?って感じたんですが、私が無知なだけでしょうか。歌はすごい声量で美しい声で歌い上げてるんですが、そのほかの舞台装置とかストーリー設定とかなんか、笑えたんですよ。それもコメディ要素にしてるのかな?すごく面白い映画だったかと言われたら、正直微妙ですが、観ても損はしないと思います。大人のコメディって感じでオシャレっぽくもないことはない。映画館はなくても、レンタルくらいならお金払えるかな?という感じですね。★★☆☆☆
2024.06.18
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脚本家のアダムは、幼い頃に交通事故で両親を亡くし、ロンドンのタワーマンションに住んでいるものの孤独な人生を歩んでいた。ある日彼の部屋に1人の魅力的な青年が訪れる。最初は誘いを断ったアダムだったが2人は徐々に近づいていく。そんななか、アダムは両親のことを執筆するため生まれ育った家を訪れてみた。するとそこにはあの頃のままの両親が暮らしていた。驚きつつも、両親との時間に次第に心が解けていくアダムだったが、その先には辛い現実が待ち受けていた。気持ちの持って行きどころがわからなかった。何に焦点絞って観たらええねん。死んだ両親が目の前に現れるってだけでも、ファンタジーなんかホラーなんかややこしいのに。LGBT的な多様性とか、現代における人との関わりとか、盛り込みすぎやて。で、結局何にも感情移入できないまま終わりましたからね。ファンタジーなんかな?やっぱり。不思議系の話ではある。「世にも奇妙な物語」の3番めの話みたいにちょっとほんわか終わらせてくれんのかと思ったら、後味も悪いし。あー、でも「世にも奇妙な物語」っぽいわ。タモさん出てきて、なんとなく折り合いつけてほしかったわ。テレビの短編ドラマならいいですよ。こちとらお金払って観てますから。ダラダラなんか陰気なファンタジー見せられて、中途半端に気分落ちて帰りましたよ。正直、邦題もようわからんで。一字足らんと分かりつつも、もう久保田早紀が頭から離れへんかった。ドラマ「シャーロック」のモリアーティ役が主役ってだけで観たんですよ。チラッと内容読んでもよくわからなかったし。で、観たら、買いてあったよくわからない内容そのままでした。私にはおすすめポイントが見当たらなかったけど、LGBT的な多様性には割と切り込んでる作品なのかもしれないので、ここまで読んでも興味が湧いたって方はどうぞ。★☆☆☆☆
2024.06.16
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フィリピンで貧しい生活をしているマルコは、病気のフィリピン人母のため地下格闘技をして治療費を稼いでいた。そんななか、突然会ったこともない父親の代理人だという男たちが現れる。父親に会うため韓国に向かったマルコだが、飛行機の中で「友達」だと名乗る不思議な男に出会う。何故か執拗に付きまとうこの男から必死に逃げるも、事態は不可解な方向に向かいマルコは四方八方から追われる状況になる。謎の男の正体は、そしてマルコが置かれた状況とは。いやー、やってくれましたよ。さすが韓国映画!めちゃくちゃ楽しませてもらいました。テンポも早く、真相がわからないまま何故かずっと逃げてるっていう展開もドキドキさせてくれる。アクションもカッコいいし、もちろん笑わせてもくれる。そんなエンタメ大爆走なのに、ちゃんと社会問題とか挟んできちゃうんだから、やんなっちゃう。しかしなんといっても本作の魅力の大部分を担うのは「貴公子」キム・ソンホの怪しくて、スタイリッシュなイケメンぶりですよ。笑えるキャラなのに、めちゃくちゃカッコいい!マルコの荒削りで、がらっぱちなストリート感との対比も抜群でした。続編作ってくれないかなー?やりそうな感じはあったんだよなー?暗くないバージョンの韓国ノワールアクション。殺し合いのシーンが大丈夫なら、ぜひとも観てほしい作品です。★★★★☆
2024.06.14
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世界的な大スターエルヴィス・プレスリーの元妻プリシラを自叙伝を元に描いたストーリー。当時14歳だったプリシラは軍人である父の赴任先で友達もおらず鬱屈とした日々を送っていた。そこで当時兵役に就いていたスーパースターのエルヴィスと出会い、2人は恋に落ちる。両親の反対を押し切り、プリシラはエルヴィスの元で生活することになる。甘く華やかに思えた彼らの生活だったが、2人の気持ちは徐々にすれ違っていく。この映画はですね、全然面白くなかった。全然面白くないけど、とにかくプリシラちゃんが可愛い。小柄だけど、お乳が豊かで、お尻もプッリーンなナイスバディ。昔の日本でいうところの「トランジスタグラマー」ってやつでしょうか?ベビードールって辞書で調べたら彼女の写真が載っててほしいってくらいキュートでした。ネグリジェ着てるシーンなんか、漫画の女の子みたい。ストーリー展開は「でしょうね」の連続で、特に盛り上がりも驚きもないです。要するに、エルヴィスがロリコン束縛野郎だったってことでいいんですよねって感じです。ただ、映像はポップでオシャレです。有名人の真実みたいのは期待しないで、画を楽しむのが正解かな?ソフィア・コッポラは女の子をフワフワで幻想的に撮るのが本当に上手いんでしょうね。プリシラを愛でるだけの映画でしたが、それでも価値があるくらいは可愛かったので、女の子は楽しめる要素有りだと思います。★★☆☆☆北米版Blu-ray!【プリシラ】Priscilla [Blu-ray/DVD]!<ソフィア・コッポラ監督作品>価格:7,790円(税込、送料別) (2024/6/6時点)楽天で購入
2024.06.12
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作品が書けなくなった作家のジェームズは、資産家の娘である妻のエムと高級リゾート施設にやってきた。そこで、彼の作品のファンだという不思議な女性ガビと知り合い、夫婦2組で出掛けるようなる。さらには観光客の立ち入り危険区域にまで4人で出かけ、そこでジェームズは事件を起こしてしまう。しかし、その島には外国人が罪を犯した場合、お金を払いクローンを生成し、それに罪を被せるという驚くべき法律があった。ジェームズもルールを利用するが、処刑場面を目の当たりにした彼は徐々に精神のバランスを崩してゆく。胸糞映画に入るかなぁ?善良な人間は1人も出てきません。ジェームズはイライラしかしないし、島で出会ったオッサン、オバハンは全員狂ってるし、なによりガビ役のビッチ女優の憎たらしいこと。彼女がズタズタに傷つけられて、負けを認めるところを見たいとひたすら願っていた私もまた、まともじゃないかもしれません。ストーリーはハチャメチャやし、意味なんか求めたらあきまへん。系統的には「時計じかけのオレンジ」みたいなもんだと思います。スタイリッシュに、エログロい的な?私のような深い考察力も、オシャレセンスもないような人間には理解できない世界ですね。この系統はひたすらイライラする。(なんで観るねんって話ですが)クズを描かずに、スタイリッシュにエログロくはできないものだろうか。グロいっていっても、殺戮のグロさっていうより、大人の現実的な真っ裸ってグロいよね?っていうシーンの方が多かったです。強いて言うなら、どう終わるのかは気になりました。だからなんとか最後まで観てられたかな?さりとて終わり方も納得はいかないんですけど。これは、この系統が好きな方だけ観れば良いと思います。エロくはある。★☆☆☆☆Infinity Pool 4K UHD ブルーレイ 【輸入盤】価格:6,859円(税込、送料無料) (2024/6/5時点)楽天で購入
2024.06.10
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マーガレットは、修道女になるため知り合いのブレナン神父を頼り、アメリカからイタリアにやってきた。孤児院で奉仕活動を始めた彼女だったが、問題児として孤立しているカリータという少女と出会い、自身の幼い頃と重なる境遇から関心を寄せるようになる。しかし、徐々にこの孤児院に違和感を感じ始めたマーガレットはやがて驚くべき陰謀に巻き込まれることになる。名作「オーメン」のダミアン誕生にまつわるお話です。エピソード0的なことですね。不思議なくらいイマイチでした。怖くない、面白くない、先も読めちゃう。この後は決まってるわけじゃないですか。そこにどう面白く繋げていくかってところが難しいんだと思うけど…それにしたって名作ホラーをこんなにつまらなくつくるのも、なかなか難しいと思いますよ。ホラーなんだから、ごちゃごちゃ言わずに怖がらせれてくれれば良かったのに。陰謀とかそういうのいらんねん…。ちょっとグロめの演出はありましたけどね。それもホラー好きからしたら、中途半端。「オーメン」言うてるわけですから、ホラー好きが観に来るに決まってるじゃないですか。そのタイプの人たちを満足させないと。「来ちゃう?きっと来ちゃう?」的な不穏な雰囲気は常時作ってるんですけど、いまいち「来ない」んですよ。なんか途中AVみたいな感じも出してきたし。私が欲求不満なだけ?元ネタファンからしても、不満足な内容じゃないかなー?私が拾えてないだけかもしれないけど、小ネタみたいなのも少なかったように思います。最後のエピローグみたいなので、繋がりを示してたけど。どの方向にも中途半端な作品だったように思います。おすすめはしませんが、前作を観てる方は「一応観といてやるか」なテンションで、動画配信などでご覧になったらいいんじゃないかな?★☆☆☆☆【中古】オーメン/最後の闘争 [DVD]価格:4,495円(税込、送料別) (2024/6/5時点)楽天で購入
2024.06.08
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貧しく家を借りることができないムンジョンはビニールハウスで暮らしながら、認知症の妻を持つ、盲目のテガンの家でヘルパーとして働いていた。家を借り、少年院にいる息子と一緒にすることを夢見て貯金をしていた彼女だったが、ある日介護中の偶発的な事故により認知症のファオクが亡くなってしまう。息子との未来の生活を失ってしまうと考えたムンジョンは、その事実を盲目の主人に隠し、入院中だった自らの母親を身代わりにするが…不幸のローリング方式、救いが行方不明の系列です。 貧富の格差、社会的弱者の立場、高齢化に伴う介護の問題などなど。たぶん様々な社会問題を取り扱いたかったと思うけど…。 どうなんでしょう? 私が幸せ者だから、理解できないだけでしょうか。 なぜそうなる?が止まらなかった。 いや、映画ですからね。 悪い方向にどんどん進んでいくのは、それを意図してるんだろうから、仕方ないんですけども。 ここまで来るとイライラするというか… 同情が湧いてこない。 結局、自己中心的にしか見えなかったんですよ。 だから、イライラしたんだと思う。 他者のことを思いやって生きてても、こういう不幸って招いてしまうものだろうか? でも主人公は、精神に問題を抱えているようだったので、もっとサポートする社会だったら本人の行動も、こういう事態も変わってたのかな? 結局人間は自己中心的だから、問題がある人を助けると助けた方もボランティア的なことじゃなく得をするみたいな仕組みが必要なのかもしれないですよね。 なんか知ったふうで、偉そうなこと書いてしまった。すみません。 演技は素晴らしかったですよ。 主人公のムンジョンを演じるキム・ソヒョンの幸薄感は、それはもう真に迫ってました。 とんでもないことしてるのに、妙にスンとしてると思えば、いきなり押し寄せてくる罪悪感や後悔に襲われるときの演技も上手い。 上手すぎるがゆえに救いのなさが余計に浮き彫りになってた気がします。 正直、暗い気持ちにはなりますし、目を背けてはいけない現実…って感じもしなかったので、おすすめはしないです。 ただ、共感できる方もいるかもしれないし、こんな環境もあり、こういう選択をしたらこんな結末が待ってるかもしれないなど、いろいろ考えることはできる映画だと思います。★★☆☆☆
2024.06.06
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原爆の父と呼ばれたロバート・オッペンハイマーが原爆を開発する過程、その後などを描いた映画です。 物理学者のロバート・オッペンハイマーは、第二次世界大戦下のアメリカで核開発に関わるマンハッタン計画の責任者に抜擢される。学者としてその開発を成功させたロバートだったが、その兵器の恐ろしさ、そしてそれが実際に使用された現実を目の当たりにして自身の功績に疑問を抱くようになる。そして終戦後、彼に核開発を促した政府からも共産主義を疑われ、責められる立場になった彼の胸の内にはさまざまな葛藤が生まれ始める。 アカデミー受賞作品ですし、 なにより日本人ですからね、観ないといけないと思いました。 でもやはりエンタメ作品としては、楽しめなかったです。 日本人としては、胸糞が悪くなるシーンもあって、本気で吐きそうになりました。これは映画を評価する以前の問題だと思います。 戦争だから、どっちが悪いとは言えないし、もちろん日本も酷いことをたくさんしたわけですから、被害者ぶるのはどうかと思います。 しかし、この兵器はダメですよ。 もっと、絶対ダメだと描いてほしい。 オッペンハイマーに関する映画だから、原爆の是非を問うものでないことはわかってるんですけど、どうしても軽く扱ってるように感じてしまう。 目を覆ってしまうような悲惨なシーンとかないんですよ。 そこ抜きで原爆が語れるでしょうか。 観客が戦争を終わらせるためには仕方なかったんだと納得してしまわないでしょうか。 そういうことが気になって、純粋に映画を観ることはできなかったです。 無駄に怖がらせることがいいとは言えないですけどね。 感覚が麻痺して、ものすごい酷いことを普通に議論してるアメリカ軍部の様子を描くことである程度の非難は入ってると思います。 ただ、なんか軽い気がする。あくまで一個人の感想ですけどね。 今作は難解で理屈っぽい、頭脳派映画のイメージがあるクリストファー・ノーラン監督の作品ですが、この監督らしさも今回はあまりなかったように思います。 冒頭にも書いたように純粋に評価することは難しいんですけど、オッペンハイマーの心情を視覚的に表すような映像はさすがだったかもしれないです。 正直、いい映画かはわかりませんが、一度観て自分なりの感想を持つことは大事な題材だと思います。 ★★☆☆☆ オッペンハイマー 上 異才 (ハヤカワ文庫NF) [ カイ・バード ]価格:1,408円(税込、送料無料) (2024/6/3時点)楽天で購入
2024.06.04
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