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20日からあちらこちらを徘徊したようなのですが、何故か記憶が曖昧で
思い出せません。人間って嫌な事や辛い事があると記憶が飛んでしまう
ことがあるそうなのですが、ただ、胃がキリキリと痛んで食事も喉を通らず
竿を振るにも力が入らず「ボォー」っと浮きを眺めながら物思いに耽っています。
ぼんやりと不意に「あれ?もうすぐ年号が代わるけどなんだっけ?」
テレビで見て聞いた筈なのに出てこない・・・・・ボケてきたようです。
なんとか思い出そうとしたら<小渕恵三さんが平成です>と・・・・
古い話題は昨日の事の様に鮮明に覚えているのに昨日の事が思い出せない。
13尺の風切竿に餌はマッシュに赤へらの古い骨とう品的な餌のブレンドです。
昨日、新発売された赤い餌を見た人に
「そんな餌でへらぶなが釣れるかい」なんて笑われた反動でしょうか?
1時間程、体調が悪くへらぶな釣りなんかしてる場合や無いのに
何時ものようにマッシュの不法投棄をしていました。
餌を打ち始めて直ぐに浮子には「モゾモゾ」と動きはあり、ギルの仕業かと
モゾモゾの後に「チクッ」っとしたアタリ
頭はボケていても右手は覚えていました。
思い出しました。「令和」でした。
急に腹も空腹感になってたった1枚のへらぶなで<復活>です。
続いて
処が「好事魔多し」
消し込む様なアタリで釣れてきます。
餌を2回打てば1回は喰って来ます。「入れパク」
棚を上げてもついてきてどないもこないもなりません。
どうもマブナの群れ?のようなので餌打ちを休んで、群れが散る頃
再開するとへらぶなが釣れると釣れた頃に又群れでやってきて・・・・
どないもこないもならんので竿を替える事にします。長くするのは疲れるので
同じ風切竿の9尺へ
まだ、抱卵したへらぶなが釣れてきます。
が、こんなことくらいでは、強かなマブナは許してくれず
これが<上がりマブ>になりました。
ただ竿を短くすると白いマブが黒いマブになったことくらいでしょう。
終わってみると、へらぶな 尺3から尺4が6枚
マブナは・・・頭が悪くて数えられん位
竿:9尺
浮子は叡峰の6枚合わせセミカンザシ
いつも使っているのとチョッと違います・・・・
試作的な物のようですがトップに秘密があるそうです。
いつもの浮子と比べると立ちが遅くなっているようで作者曰く
「これは失敗作や」らしいです。
しかし、私的には「実に面白い浮子や」
立ちを犠牲にすると何が得られるのか?
あることに特化した浮子の魅力って底知れんと思いませんか。
作者に無断で名前を付けて愛用するつもりです。
「叡峰紅脚曲者」
夕方17時に納竿し、3日間のさぬきの旅はお仕舞です。
ところで後の2日間の記憶が未だ戻って来ません。
秋の府中湖へ行って来ました。その3 2020.10.16 コメント(6)
秋の府中湖へ行って来ました。その2 2020.10.15 コメント(4)
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