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週末の19日と20日、香港へ行ってサミュエル・ホイのコンサート『許冠傑What a Wonderful World 2014演唱會』を観てきました。今年に入ってからそこそこ忙しく渡航が厳しそうな雰囲気だったり、コンサートの詳細も調べていなかったのでギリギリになって慌てた感じでしたが、何とかして都合をつける事ができました。今回は4面を使っての舞台でしたので、前回観に行った2012年の時のような派手派手しさはなく落ち着いたセットだと感じました。それに、70~80年代の曲が中心に満遍なく選ばれていましたが、ヒット曲は少々抑えめで各アルバムのバラード調の曲が多く選ばれている印象でした。あとは、いつものようにライアンとスコットの2人の息子やジャスティンも登場しましたが、彼らの出番も控えめで前回以上にじっくりと歌を聴かせる構成でした。今回のコンサートにあわせ発表した新曲『樂土』(ルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界(What a Wonderful World )』のカバー)も良かったですし、『鐵塔凌雲』、『洋紫荊』、ローマン(羅文)の『獅子山下』や薫[女尼]の『毎當變幻時』などの曲では、年齢層の高いお客さんが多い事でみんなの心をグッと掴んでいるようでした。最後の締めはいつものように『浪子心聲』となったのですが、アンコールに入る前の節目で『急流勇退』を歌い、捌けていく時に『珍惜』のBGMが流れていたので、何だかそこが凄く意味深に感じてしまいました。両隣のお客さんとコミュニケーションを取ったり親切にしてもらったりと、交流できた事も嬉しかったですし、何とか無理して観に行って本当に良かったです。(K)
2014年04月23日
30数年来のファンであるジャッキー・チェンが、今日4月7日で60歳の誕生日を迎えました。小学生の時に好きになってから今まで、長年応援し続けてきただけでなく、僕の人生に大きく影響してきているとも再認識しました。ジャッキーの映画に全力を注いでいる姿勢は、桁が全然違いますが僕も常に物事に対して姿勢だけは意識しているつもりでいます。それに、人気も落ち着き寂しくなった時期も過去にはありましたが、今でもコンスタントに活躍している事はとても嬉しく思います。近年、言動や失言で騒動を起こしたり、気持ちが中国に向いてしまっている事で世間では良くないイメージも大きくなってきていますが、本人には悪意はなかったり誤解でもあるだろうと擁護してしまう気持ちもありますし、本人にもこれ以上の挑発的な言動を控えてもらい、映画などでもっとみんなを楽しませて欲しいとも思っています。6月6日からは『ポリス・ストーリー/レジェンド』が公開されますし、これからも更なる活躍を期待しています。(K)
2014年04月07日
今日、シネマート六本木で開催されている特集『春のプチ香港・中国エンターテイメント映画まつり』で『サイレント・ウォー』を観ました。お話は、20世紀半ばの中国共産党と国民党が争っていた時代、大陸内に国民党の動きが水面下で残っていたため、暗号の無線通信を傍受し動向を解析していた。新たな通信を見つけ出せなかった事で、部隊の責任者である老鬼は諜報員の張学寧 (ジョウ・シュン)に有能なピアノ調律師の羅耳三を探すよう命じた。学寧は無事に羅耳三を見つけるが、彼の助手で盲人の何兵(トニー・レオン)のずば抜けた能力を見抜き、何兵を連れて部隊へ戻った。そして、学寧は何兵に通信の傍受の技術やモールス信号などを叩き込み、何兵もまた能力を見事に発揮させ新たな周波数を見つけ出した。そして、学寧は国民党のスパイに接触する事となり・・・という感じに進んでいきます。舞台が中国の共産党と国民党が争っていた時代で、サスペンスという内容だったので、重いのかと作品にイメージしていました。しかし、思っていたよりは重くなく、トニー・レオンが演じる盲目の何兵のずば抜けた能力で任務を進めていくところや、何兵を探し出した諜報員である学寧との関係など、見応えのある作品でした。ただ、学寧の新たな任務を遂行していく上での事情の変化や、角膜を移植し視力が戻った何兵のその後の行動など、ちょっと先が読めてしまう展開だったのが残念な感じでした。あとは、上海が舞台であるのに台詞がすべて広東語であったので、広東語の方が心地よく聞けるのですが映画の内容としては違和感がありました。(K)
2014年04月05日
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