「人生100年 生きなきゃ損」 ブログ

「人生100年 生きなきゃ損」 ブログ

2024.07.06
XML
カテゴリ: ニュース
​​​政府が実施した財政検証で、65歳時点の1人当たりの平均年金額の見通しとして、男性14.9万円、女性9.3万円という数字が出ていた。夫婦合わせて約24万円となる。しかし、これでも毎月▲4万円不足するとして、老後2,000万円を貯めておきなさいという趣旨で、過去、「老後2,000万円問題」ということが言われていた。基本的には、夫婦とも健在ならば、何とか暮らしていける年金水準にはあるというところだろう。

しかし、女性だけの数字を捉えて見ると、9.3万円という数字はいかにも少ない。このような金額で、「果たして女性は老後の生活を暮らしていけるのか?」という疑問がある。多くの女性が直面している現実と、その解決策について、今回は考えてみたい。


●年金制度について
まず、年金制度について簡単に触れておく。日本の年金制度では、国民年金の満額が月額6.8万円だ。多くの男性は正社員として働き、厚生年金も受給するため、平均して国民年金と厚生年金を合わせて、月額14.9万円の年金を受け取っている。しかし、多くの女性は専業主婦やパート職員として働いている割合が高いため、厚生年金額が少なく、平均受給額は9.3万円にとどまっている。

ではこの9.3万円で生活することは、果たして可能なのだろうか?都市部での生活費を考えると、かなり厳しいと言わざるを得ない。持ち家ならともかく、家賃があり、食費、光熱費、医療費などの基本的な生活費を全て賄うのことが難しいことは、想像に難くない。また、老後には、病院代や介護施設の費用など、予期しない出費が発生する可能性もある。

●足りない年金を補う手段

このような状況を打開するための方法として、まず考えられるのは、いま、人出不足などと言われているうちに、可能な限り正社員として働くことだ。正社員として働けば、厚生年金の受給額が増え、将来的に男性並みの年金額を受け取ることができる。一生独身を貫く女性にとっては、これは非常に重要な選択肢となるだろう。

また、もう一つの有効な手段として、イデコ(個人型確定拠出年金)などを活用し、自主的に年金の代わりになるようなお金を少しずつ貯めておくことだ。イデコは税制上の優遇があり、老後の資金を効率的に積み立てることができる。早いうちから始めることで、複利の効果を最大限に活かし、老後の生活費を補うための重要な資金源となるだろう。

●結論

現在の年金制度の中で女性が9.3万円で生活するのは難しいと言わざるを得ない。しかしながら、正社員として働くことやイデコを活用することで、老後の生活を安定させる方法がないわけではない。これらの選択肢を検討し、早めに準備を始めることが、安心した老後を過ごすための鍵となるだろう。

​​​​​​ ​​ ​​ ​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.07.06 20:05:09
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

人生100年生きなきゃ損

人生100年生きなきゃ損

カレンダー

コメント新着

背番号のないエースG @ Re:【朝ドラ】 『NHK「澪つくし」  ~ ああ銚子鉄…

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: