TRENTINO-Alto Adige ~南チロルの町たち~ 30
EMILIA-ROMAGNA ~エミリア・ロマーニア~ 161
La Costiera Amalfitana ~アマルフィ海岸 105
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さて、早いもので福岡に引っ越してきてから半年が経過しました。明日はいよいよお引越し。埼玉の実家へ帰ります。この半年、仕事でも本当に頑張らなくちゃならなくて、気がついたらあっという間に時間が過ぎていってしまいました。でも、実際にはあの震災があり、原発の事故があり。。。もし自分が転勤せずに都内で働いていたら、どんな感じだったんだろうと、ふと考える今日この頃。ここ福岡では本当に、いい出会いがたくさんありました。仕事では、半年間と言う限られた時間で、自分の力をきちんと発揮できなかったという、ちょっと不本意な気持ちもありますが、とにかく、新しい友達がたくさんできて、その友達がみんな本当にステキな人ばかりで。。今回また東京に戻るにあたっても、たくさんの友人や仕事の仲間に暖かいメッセージやプレゼントをいただいて、うれしくて、淋しくて、ありがたい気持ちでいっぱいです日記にも日々書いていますが、九州は本当にステキなところ♪ これからも機会があればぜひ、この素晴らしい町に戻って来たいとおもっています・・・というわけで。前置きが長くなりましたが、今日の午前中にようやく荷造り&お掃除も終わらせて、天神へ遊びにいきました♪ 福岡も最後だし、なにか美味しいもの。。と思ってぶらっと入ってしまったのは。。。。。 すみません、イタリアマニアなもので、ついつい。。。そう! 秋の香りいっぱいのポルチーニのパスタこのブログにも何回か登場しています、リストランテ・アル・ポルトの新メニュー、「秋鮭とポルチーニのクリームソースパスタ」でございます~~~今日の福岡はちょっと蒸し暑かったけど、こういうメニューを見るともう、秋の気分になれますね~♪明日引越しして、月曜日には銀座に出勤して、14日にはパリの空の下~~・・・・13日には荷物を空港に送りたいので、お引越しの片付け&出張の荷造りが出来るのは実質11日のみ。。。???あまり考えるのはよそうかな、今は。。。(微笑)で、パリ&ミラノ出張が数日後に控えているくせに、こうしてポルチーニのパスタを食べ、 食後にジャン・ポール・エヴァンでショコラ・ショとマカロンをいただいてきちゃいました♪ショコラ・ショは季節限定のマロン風味♪ マロンペースト入りのクリームを入れていただくようになってるんですが、めっちゃ美味しかったマカロンはフランボワーズとピスタチオをチョイス。このマカロンにもマロンクリームをつけて食べましたがもう、至福のひと時でした10月11日には天神のエヴァンショップにエヴァンさんご本人がいらっしゃるそうですよ!福岡にお住まいのみなさん、よかったらぜひ、行ってみてくださいネ☆最後にもう一度、この素晴らしい町に感謝をBuona vita a questa splendida citta', FUKUOKA...!!!
September 9, 2011
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太宰府の都府楼跡から、再び駅へ向かって自転車を走らせていると、田園風景のなかに、巨木に囲まれた古刹が見えてきます。奈良時代、出家者が正式の僧尼となるために必要な戒律を授けるために設置された施設で、「筑紫戒壇院」(ちくしかいだんいん)と呼ばれる由緒あるお寺。奈良東大寺や、下野薬師寺と並んで天下の三戒壇と呼ばれた名刹だそうです風情のある山門をくぐって境内に入ると、幹線道路の騒音がウソのような静かな世界。 このお寺の歴史は古く、あの鑑真和上が来日後、初めてこの地で受戒を行ったといわれています。建物は江戸時代に再建されたものだそうですが、どことなく大陸風なシルエットなのもうなずけますネ。 車の行きかう音のかわりに、境内に響いていたのは木の葉を揺らす風の音と、シャワーのように降り注ぐ蝉しぐれ。暑いけれど、乾いた空気がよりいっそう、このお寺の異国情緒を強く感じさせてくれました。 山門から、幹線道路のほうをみたところ。どこか懐かしいような、ホッとする風景に思わず立ち止まってしまった私たちなのであります。。。
August 17, 2011
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以前の太宰府めぐりが中途半端で終わってしまっていたので、いきなり太宰府レポの再開(笑)この後行ったパワースポットの高千穂のレポートもまだだし、福岡市内の食べ物ネタもまだまだ沢山ある。。。いまさらながら、5月~6月の1ヶ月のブログ空白期間が悔やまれるのですが、九州生活もいよいよあと1ヶ月。ちょっと来週あたりは泊りがけで大分の温泉めぐりや、熊本~鹿児島へ、九州新幹線の旅にも行ってこようと思っているので、これから頑張ってブログも更新していきたいと思っています。。。さて、太宰府の見どころのヒトツがこちら。都府楼跡、というむか~しのみやこの遺構なんです今でこそがら~んとしていますが、かつては「遠の朝廷(とおのみかど)」と呼ばれ、九州を治める役所であった大宰府の政庁があった場所。奈良時代から平安時代にかけて壮麗な建築が建ち並んでいたそうですが、天慶3年(940)に藤原純友の乱で焼失したのだとか。 今は広い野原にレプリカの大きな礎石が並んでいて、往時をしのぶことができます。また、そばにある大宰府展示館では発掘調査により出土した平安時代の遺構や出土品をそのまま公開しています。ここは周りを山や田園風景が囲んでいるので、いにしえの都の面影を感じることができて、すごくロマンを感じました♪礎石といっても、ものすごく大きいので、当時の建物が相当立派だったんだな、なんて実感してしまうのです敷地内は緑地になっていて、私たちが行ったときも、ワンちゃんのお散歩を楽しむヒトや、キャッチボールをしている少年たちがいて、とってものどかでいい雰囲気でした☆ でもね、いかんせん、猛暑木陰で読書を楽しんでいる外国人学生、彼のポジションが、この日一番いい場所だったかも。。。
August 16, 2011
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九州での生活もいよいよ残り1ヶ月。 引っ越してきた当初は、まだまだ先、と思っていたのに、こうなるとなんだか焦ってしまって、休日を利用してあちこちへ出かけている私です。昨日はお昼過ぎまでうだうだしていたものの、やはり出かけたくなって博多から電車に飛び乗り、レトロ薫る街、門司港へ行ってきました明治から昭和の始めにかけて、海外との貿易港として栄えた門司港。国際航路の港町らしく、レトロモダンな町並みが有名です。電車でやってきた門司港駅はターミナル。イタリアマニアのciao-chie.にとってはヴェネツィア駅を思い出させる光景♪駅舎からして木造のレトロな雰囲気に早くもワクワクしてしまいます♪ ソレもそのはず、門司港の最初の見所がこの駅舎。大正3年(1914年)2月1日に旧門司駅として開業したこちらの駅舎は左右対称の美しいネオ・ルネッサンス様式。鉄道駅舎としては日本で初めて国の重要文化財に指定されたそうです 駅を出てすぐ、潮風に誘われるように海沿いの遊歩道へ。真っ先に目に入ってくるのが、本州と九州をつなぐ関門橋あの橋の向こうは山口県なんですね対岸の橋脚の下あたりは、源平最後の合戦場、壇ノ浦。幼い安徳天皇らが水底に眠る古戦場跡ですが、実際にはこんなに狭い海峡だったのですネ。でも、あとでこの海峡を船に乗って遊覧したのですが、こうして傍で見ているよりもずっと、潮の流れが速く複雑だということを知り、またしみじみとしてしまったのであります。。 門司港といえば、レンガ造りのレトロな町並み。それを象徴するのがこちら、旧門司税関。作られたのはなんと、明治45年ということですので、かれこれ100年前ということですネ。こんなに美しい建物だというのに、実際に税関として使われたのは完成からわずか15年くらいだったんですって 建物の内部はもはや、税関当時の面影は残っていないのですが、吹き抜けの天井がすがすがしい、憩いの空間となっていました。今ではカフェやギャラリーとして使われていますが、居心地のいい椅子やソファーがたくさんあって、ゆっくりと腰を据えて観光マップを眺めたり、窓から門司港の景色を楽しむことができます。私はここで、町の見所マップをもらい、地元のB級グルメ、「焼きカレー」のオススメ店などを教えてもらいました♪・・・ウフフ、そうなんです、門司港に来た目的のひとつは何といってもこの、焼きカレーを食べるためもらった資料には、焼きカレーのお店だけでも29件のお店が載っていて、かなり悩んでしまった私。。。(笑)とりあえず、もう少し街歩きをしながら、お店を探しましょう♪つづく☆
August 6, 2011
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さて、再び太宰府めぐりに戻りたいと思います♪天満宮の参道の茶店で梅が枝餅を食べた私たち。日差しがきつい時間を避けるためにその後も参道のおみやげ物屋を冷やかして歩くことしばし。午後3時をまわってようやく、影がほんの少し長くなってきました。私たちは太宰府の駅に戻って、レンタサイクルを借りて史跡めぐりへ出かけました自転車の貸し出し所(といっても駅の改札なんですが。。。笑)で地図をもらって、最初にでかけたのは、九州随一の仏像彫刻の宝庫、観世音寺。天智天皇が母の追善のために発願したお寺だそうでして、発願から落成までに80年の歳月を費やして造られたそうです。落成当時は五重塔や回廊に囲まれた壮麗な伽藍が立ち並ぶ立派なお寺だったようですが、今は敷地内に残る礎石に当時を偲ぶのみとなっています。 緑に囲まれた参道を進んでゆくと、一段高くなったところ正面に講堂が見えてきました。ひっそりとした境内には観光客の姿も少なくて、静謐、という言葉がぴったり。外は炎天下だというのに、格子越しに覗いた講堂内はひんやりとした空気がただよい、薄暗いなかで目を凝らすと見えてくる仏像の姿や簡素な装飾が香のかおりと、乾いた木材、そして土のにおいと共に五感を刺激するような、不思議な感覚がありました乾いた空気と夏の日差しのせいか、同じお寺でも随分、大陸的な雰囲気を感じることの出来るところです。 個人的にはとっても気に入りましたそして、私が最も気に入ったのは、お寺と県道を結ぶ、並木の参道。 道を白く照らし出す日差しの強さと、緑の優しさとのコントラストがとってもキレイ古刹にふさわしいアプローチにすっかり魅せられてしまいました♪・・・・この並木道、ミラノのカッシーナを思い出すんですもの。。。木漏れ日にしばし、イタリアを想うciao-chie.だったのでした。。。
July 25, 2011
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ハイ、梅が枝餅~♪もち米とうるち米で作った生地に小豆あんを包み、こんがりと焼き上げた太宰府の名物その昔、浄妙尼という方が不遇の日々を送っていた道真公をお慰めするために、餅に梅の枝を添えて送ったのが由来とされているんだとか太宰府散策切符についてきた抹茶セットでいただいたのですが、香ばしい生地と上品な甘さがお抹茶によく合うんですこうしてお抹茶をいただくのも、何年ぶりかしら、なんてちょっと嬉しかった私なのです。。。食べてばっかりいるな、と思われるかもしれませんが(笑)、この後ちゃんと、遺跡めぐりしてきたんですよ~。まずは元気をチャージしておかないと、です♪次回は太宰府の歴史を感じる名刹をご紹介☆・・・する前に、明日は高千穂峡へ日帰りで行ってきます
July 22, 2011
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さて、太宰府天満宮のすぐそばには、静かな禅寺がありました。光明禅寺、というこちらのお寺は石庭で有名な名刹わびさび感溢れる山門の額にはお寺の名前が涼しげな色で。 山門から見える建物の渡り廊下の向こうが、どうやら有名なお庭らしいです。今年初めて耳にするセミの声も、緑の中だとなんだか趣があります。さっきカキ氷を食べて少しは涼しくなったものの、数百メートル歩くともう、滝汗で 他に観光客がいないのをいいことに、私と祥子ちゃんはお寺の方丈の縁側で寝そべってセミの声を聞く、という贅沢に身を任せてきたのでした・・・いやほんとに、二人で大きな縁側に仰向けになって、古い建物のひさしを見上げながらぼ~~~~っと。。。ホントに贅沢ですそんなワケで、肝心のお庭の写真はアリマセン(苦笑)すっかりリラックスした私たちが、帰りがけに見つけたのは、山門を守る獅子。 炎天下だというのに、スゴイ格好でがんばってるの ・・・ね、スゴイの一言、でしょう。。。??
July 21, 2011
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太宰府といえば天神様、天神様といえば太宰府です実は私、かれこれ20年ほど前に一度、ココに来ているんですが、月日のたつのは早いもので、ついこの間来たばかりだと思っていたのですが、実際に20年ぶりに訪れてみると、随分キレイになっていてビックリしてしまいました~ この社殿の彫刻もとっても鮮やかで。 以前訪れたときにはもっとこう、わびさび感が漂っていたんだよなぁ~。。と、変な感慨に浸ってしまいました(笑)いつもの私ですと、もっといろんなところからいろんな写真を撮ってくるのですが、いかんせん、猛暑もともと寝不足だったところに、一番日差しのキツイ時間に炎暑の中を歩いていたものですから、ちょっと朦朧としていたみたいで、珍しく画像が少ないほんとに、お参りするだけでフラフラして、ちょっと気分が悪くなってしまったんです 社殿の回廊部分ではお守りなどを売るところがあって、そこにはなんと、クールミストが。水を霧状にして噴霧して涼を得る、というものですが、私たちのところまで肝心のミストが届かない。。。。いや、届いたとしても、蒸し暑いニッポンの気候にはちょっと、合わないような気もするんですよね。。。まあ、見た目は涼しげですが。。。。思いつきで足を伸ばした太宰府ですが、もともと山笠の追い山を見るだけのツモリだったので、私はTシャツにジーンズ姿。Tシャツはともかく、デニムで炎天下は暑い 日頃、この時間は仕事で建物の中にいるので、余計になれない暑さで参ってしまいましたお参りを済ませた私たちはもう、フラフラになりながら参道の茶店に駆け込んで、カキ氷を注文したのでした。 私が頼んだのは、「みかん氷」。・・・イチゴ、とかメロン、じゃなくって、みかんなんだか珍しいと思ったのは私だけ??こちらではみかんのカキ氷ってアタリマエなのかな。他のお店にもあったし。・・・とにかく!このカキ氷が最高に美味しかったのはいうまでもありません思えば朝方4時からずっと、靴を履きっぱなしだったので、お座敷に上がらせてもらって、座布団の上で足を伸ばして冷たいカキ氷を食べて。。。至福のひと時でした♪冷たい氷で人心地ついた私たち。続いて天満宮そばの名刹を訪ねることにしました☆つづくよ~~♪
July 20, 2011
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櫛田神社境内にて。時刻は午前9時半ごろ。早くもじりじりと日差しが痛くなってくる時間ですが、鳥居の奥でひっそりこっそり朝寝を楽しむ白猫を発見猫ってほんとに、心地良い場所を見つけるのが上手ですよねあんまり気持ちよさそうだったから、起こさないようにそっと立ち去ることにしました。ここから西鉄電車の天神駅まで歩いて、太宰府を目指します♪ 天神から太宰府までは、特急を使えば40分足らずで行くことができます電車賃は往復で780円ですが、駅の案内所で、太宰府でのお得な割引クーポンや、梅が枝餅とお抹茶のセットがついて、一日フリー切符が1000円である、というので迷わず購入。ちょうどいいタイミングで特急に乗れたので、あっというまに到着~♪駅の看板もカワイイですね 太宰府と言えば、天満宮です私たちもまずは天神様におまいりに行くことにしました♪・・・天気はイイんだけど、気温がめっちゃ高くてオマケに前日は私3時間しか寝てない。。熱中症にならないように、参道のおみやげ物屋さんを冷やかしつつ進むことに。。。近くて遠い、天神様よ~~~つづく☆
July 19, 2011
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追い山見物を終えた私たちが向かったのは櫛田神社。特に何を、というワケではなかったのですが、一大イベントが終わった神社におまいりにいくのもまたいいかな、という感じで向かいました。途中で、こんなカッコイイわんこに遭遇ハッピ姿がよく似合ってましたが、こちらもお祭りを見終わってちょっぴり疲れてる感じ。。。?それでも、観光客から写真を撮られても嫌な顔ヒトツしないところがすばらしい・・・・しっぽはだらり~ん、だけど 中洲川端の商店街のアーケードを通り抜けて、櫛田神社の鳥居のそばにある小さなお店は、名物「櫛田のやきもち」。 ご夫婦で営業している、昔ながらの小さな茶店といった風情の場所なんですが、お祭りということで、前日深夜から営業していたみたい。私たちも、朝ごはん代わりにこの「やきもち」をいただくことにしました♪ 1個100円で売っているこのやきもち、外側はこんがり香ばしく、中にはつぶあんがぎっしり追い山を文字通り追いかけてきた私たち。この甘さは嬉しかった~~ やきもちを食べて、神社へお参りをしたあと、境内にある休憩所で一休みしていたら、さっきのおまつり犬がやってきて、ぺたっと寝そべってしまったの。・・・やっぱり、疲れちゃったんですね~。・・・お疲れ様です☆私と祥子ちゃんは、しばらく休憩所の椅子に座ったままおしゃべり。いつもならまだベッドの中にいる時間に、こうして神社の境内で話し込んでるなんて、ちょっと自分が信じられなかったけどそのうちに、さっきの「櫛田のやきもち」が、大宰府名物の「梅が枝餅」にそっくりよね、ということから、実はこの後電車に飛び乗って大宰府へぶらり旅に出てしまった私たち。・・・私、3時間しか寝てないんだけど。。。。(笑)長い一日は、実はまだ始まったばかりだったのであります。。。
July 17, 2011
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博多祇園大祭、山笠の追い山が始まりました! 櫛田神社から一筋路地を入ったところで待機していた私たちのところには、東の空が明るくなったころ、一番山笠が駆け込んできました!このあたりは、福岡大空襲の戦火を免れたところということで、昔ながらの町屋が残っていたり、道幅も当時のままで狭いので、山笠の舁き手たちも慎重に、細心の注意が必要なところ。特に角を曲がって通りに入るところではひときわ大きな歓声が上がります。オイサー、オイサー!という掛け声と共に、男たちが観衆すれすれのところを駆け抜けてゆく様子はやっぱり、実際に見ないとわかりづらい独特の迫力。 ぜんちょう5キロの道のりを、山笠を戴いて走る追い山では、前後を走る男たちと、山笠を舁きながら走る男たちがいます。見ていて面白いのは、ものすごく計算された動きがあること。あの思い山笠を舁きながら5キロを走るのは大変なことですので、実は回りを走っている男たちは順番に舁き手と入れ替わりながら走るんです走ってくる山笠の横から、縄を舁き棒に掛けてするりと体を棒の下に滑り込ませ、それと同時に今まで舁き手だった人が山笠の横に抜け出します。それを走りながら延々と繰り返して、廻り止めと呼ばれるゴール地点まで、速さを保ちつつ走るのですが、本当に均整がとれた、無駄のない動きで思わず見とれてしまいます。ただ走るのではなくて、皆の動きと心が一体にならないと、思わぬ事故にもなりかねませんし、あんなに早く走れないと思います。この一体感がまた、このお祭りの見所なのかもしれません♪ そして、私たちが見ていたところは丁度、「勢い水どころ」のすぐ傍。目の前を疾走していった山笠に、激しく水が掛けられます。早朝とはいえ、真夏。群集の熱気もあって、いつもより蒸し暑い中を走ってくるオトコたちを勢いづける水ですので、それこそ豪快にかけちゃうんですねすごく迫力があって、面白かったです♪私たちはここでしばらく見物した後、ゴール地点の廻り止めを目指して移動~。 狭い路地を駆け抜けた山笠は、廻り止め地点を通過すると、片側3車線という大きな幹線道路に出てきます。一旦息を整えた後、それぞれの流、町へ向かって再び駆け出す山笠です。狭い路地を走る迫力もステキですが、最後に大通りいっぱいに広がって向かってくる姿もまた、カッコイイ 見るほうも、無事に走りきった山笠と、男たちを祝福する拍手喝采で向かえます。空もいよいよ明るくなり、朝日が昇り始めた町に、山笠と男たちが輝いて見える時間。一緒に見に行った祥子ちゃん(24歳!)は、すっかり魅せられて、「カッコイイ! ちょ~カッコイイ!!」と、ウットリ 廻り止め地点で速さを競うのが終わっても、自分たちの町に帰るまでは追い山は終わりません。・・・そんな真剣な表情の男衆にすっかり心を奪われてしまった私たちです ・・・こうして無事に、今年の追い山を終えて、ホッとした表情のみなさんです。初めて見た祇園山笠ですが、やっぱり、生で見るとすごい迫力でした! また来年も見てみたい、そんな気になってしまうのであります。。。私と祥子ちゃんは再び、中洲から櫛田神社へと戻って、朝ごはんを食べることにしました☆本当はこの後家に帰ってのんびりと朝寝をむさぼろうと思っていた私でしたが、この後も精力的に休日を満喫することになるのです。。。まだまだ続きます☆
July 16, 2011
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さて、昨日は珍しく12時にベッドに入り、追い山に備えた私。祇園大祭のクライマックス、追い山は7月15日の朝4:59の櫛田入りからスタート職場の友人、祥子ちゃんと、中洲川端に4:15待ち合わせで、櫛田神社を目指すことにしました♪ 12時に寝て、3時半に起きて支度をして部屋を出ました天神地区はひっそりと寝静まった感じでしたが、中洲エリアに入ると徐々に人が増えてきて、櫛田神社の参道に差し掛かる頃にはごらんの人だかり。いよいよ、待ちに待った追い山が数分後に控えているということで、山笠の舁き手はもちろん、見ているほうのテンションもあがる一方です 参道には山笠が順番に列を作って櫛田入りを待っています。何度見てもカッコイイ、一番山笠。 そして2番山笠は、金太郎が標題だったのですねテレビ各局の取材も始まり、いよいよそのときが近づいてきました。 町を駆け抜ける山笠のために用意された、「勢い水」。今は静かに出番を待っている様子。 櫛田神社前はもう、すごい人だかりでちょっと危ない様子だったので、私たちは少し先の路地に入って山笠を待つことにしました。福岡の空襲の際に焼け残ったエリアだという西町筋で山笠を待っていたのですが、ワンセグ付きのケータイを持ってる人たちは櫛田入りの実況を見ながら待っていて、なんとなく時代を感じてしまった私でも、ライブ映像はなくとも、観客のどよめきや舁き手たちの掛け声が遠く近く響くので、面白かったです。 東の空は少しずつ明るくなって、真っ暗だった路地も少しずつ明るくなってきました♪ちゃんと山笠の装束に身を包んだワンコも、ソワソワした様子で山笠が来るのを待っていますカワイイですね~♪ こういうの、「ネコも杓子も」なんて言うけど、さすがにネコはしないわよね、と祥子ちゃんと話していたら。。 ニャンコだって、お祭り好きな博多だったのでした~~~さあ、もうすぐ山笠がやってくるぞ~~~!!(つづく)
July 15, 2011
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いよいよ博多が一番アツイ日、祇園山笠の「追い山」が明日の早朝に迫ってきました。もちろん私もこれから仮眠をとって、4時からコースに行ってみます♪その前に、昨日13日に博多から天神までのメインストリートで行われた「集団山見せ」の様子を少しご紹介~☆追い山に備えて、練習を兼ねて10日過ぎから各町内で山笠が動き始めるのですが、12日には予行演習の「追い山ならし」が、そして13日には追い山のコース以外で走る「集団山見せ」が行われます。昨日は休みだったので、夕方から見に行ってきました♪ こんな可愛らしいちびっ子も沢山いましたよ~集団山見せでは、櫛田神社から、福岡市役所までの1.3キロを走るのですが、本番直前ということで、その迫力は追い山と同じ。 怒涛のような掛け声とともに、舁き手の男衆が走ってきます。男衆の後ろに見える山笠が今年の一番山笠です 山笠の右側に水しぶきが見えていますが、「勢い水」といって、舁き手たちに浴びせる水しぶき。バケツで豪快に水をかけるんですが、猛暑の中を走る舁き手たちにとってはまさに、救いの水、勢い水、なんでしょうね~。さて、ここからは連写モードでお楽しみください ・・・と、こんな感じで目の前を駆け抜けて行きました!あまりの迫力に圧倒されてしまいましたよ~☆ コレが夜明け前の博多の町、まだ暗い中行われるのだと思うと、なんだかワクワクしますよね☆☆いよいよクライマックスの追い山まで5時間。私はこれから少し寝て、追い山を見に行ってきます♪ また明日、レポートしますね~
July 14, 2011
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昨日のお汐井とりの、走る男衆の動画です♪
July 10, 2011
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今日、仕事帰りにこんな軍団に遭遇なんとなく、いつもより道が混んでて、通行人も多いなと思ってちょっと気になって立ち止まると、通りの奥のほうから、「オッショイ!オッショイ!」という威勢のいい掛け声が響いてきて、あっというまに法被に締め込み姿の博多っ子たちが押し寄せてきたんです。祭りの装束に身を包み、町を駆け抜けて行く男衆に、ただただ見とれてしまいました 部屋に帰ってから調べたら今日は「全流れお汐井とり」という、追い山に向けた大事な行事だったようです。山笠を舁く男衆たちが全員で箱崎の浜へ行き、沈む夕日に手を打って拝み、浜の真砂を持ち帰って櫛田神社におまいりするという流れ。各町内ごとにちょうちんをもった代表の方がこうして交通整理をしながら走って行くのですが、ひとつの町(流)が終わる頃には、次の流の代表者がちょうちんを掲げて走ってきて、前の流で交通整理をしていた人に挨拶をして交代。そしてまた、次の流が、といった具合に、きびきびと動いてゆくので、見ていてとっても気持ちよかったです♪ こんな男衆が目の前を駆け抜けていくんですもの、つい追いかけたくなるのが人情というもの。。。こういうときの自転車って本当に便利です♪沿道からも男衆たちに向かって「オッショイ!オッショイ!」という掛け声が響き、町全体がひとつになって盛り上がっているのを感じます☆ 櫛田神社につく頃には日も暮れて、ちょうちんの灯りに祭り装束の男衆がとってもよく似合っていたのでした♪カッコイイ掛け声は、動画に納めてきましたので、明日にでもアップしますね☆
July 9, 2011
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さて、櫛田神社でおまいりをした後、正面の鳥居から写真を撮ってみたのですが、ちょうど山笠用の法被姿の男性が神社から出てきました♪祇園山笠の追い山で博多の町を疾走するのは全部で7つの舁き山。 天正年間、豊臣秀吉による町の整理が行われたときからなる「流れ」と呼ばれる、それぞれの町の自治体で用意された山笠があるのですが、各流ごとに揃いの法被を着るのがならわしになっているそうです。夕暮れ時に、法被姿のいなせなオトコたちが博多の町を歩く様子はなんとも風情がありますネ。 櫛田神社からも程近いところにある、こちらは四番山笠、「土居流」。巨大な飾り山笠とちがって、実際に追い山で走る山笠(舁き山)です。ここにも、揃いの法被姿の男性陣が。誇らしく地元の山笠を見上げていますが、15日の追い山まで毎晩、交代で寝ずの番をして、山笠を守るのだそうですヨ☆ 四番山笠の標題は、「曽我富士誉」。曽我兄弟の仇討ち、でしょうか。飾り山笠の派手さは無いものの、とても素敵です☆追い山で走る舁き山の土台は、釘を一本も使わず、40メートルにも及ぶ麻縄で台木を締め上げて作るんだそうです。山笠作りに関わる人たちは必ず身を清め、昔ながらの作法としきたりが厳しく受け継がれ、守られているのだそうです。 ところ変わってこちらは、六番山笠、東流の飾り山笠。ここも舁き山があるのですが、今日現在まだ、公開されていませんので、この飾り山笠を。飾り山の前後にはこうして椅子が置かれ、観光客や地元の人たちがゆっくりと見物できるようになっています。・・・といってもこちらは法被姿のみなさんで占められてしまってます~。通りすがりの私たちでもワクワクしてしまう山笠ですもの、実際に地元で関わっている人たちにとってはまた、格別なんでしょうね 欧風のオープンカフェも、山笠のこの時期は法被姿のオトコたちがよく似合いますネ
July 7, 2011
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前回の更新からまた気づくと月日がぁ~~~7月に入り、仕事のピークがやってきたciao-chie.ですが、そろそろ落ちついてきましたので、これからまたブログ活動も頑張ろうと思っていますさて、7月といえば博多では祇園大祭、「祇園山笠」として知られるお祭りが有名です 5月の博多どんたくと共に有名なお祭りですが、市内ではあちこちに大きな「飾り山笠」が飾られ、15日の「追い山」に向けて、毎日静かに盛り上がっています☆先日仕事帰りに櫛田神社へ行ってきたのですが、ごらんのように夕方から献灯が灯され、お祭りムード この時期、お参りに行くと、神主さんが参詣者一人ひとりに御幣を振ってお払いをしてくださいます 実はこの日は土曜日で、本当は教会で夕方のミサに与る時間だったのですが~、ついお祭りムードに吸い寄せられてしまい。。。お櫛田サマに祝福をいただくカタチになってしまいました~。この場を借りて懺悔~私の福岡暮らしも残りわずかだし、こういう機会でもなければこの大きなお祭りを見たりすることは出来なかったと思うので、お櫛田サマにも感謝です♪ 神社のお社の横にある広場には、追い山で櫛田入りした山笠が町へ駆け出す前に廻るという「清道」と呼ばれる旗が立てられています。7月15日の早朝、まずはこの清道を廻る時間を競い、町へ飛び出しておよそ5キロの道を駆け抜ける追い山は、博多が一番熱くなるお祭り。旗の周りに、桟敷席が設けられていますが、このチケットはすでに完売しているそうです昨日辺りから、仕事帰りに街を歩いていると、実際に追い山で走る「舁き山」という山笠が各町内でお披露目されていました。いつもカメラを持ち歩いているciao-chie.、その辺は抜かりなく、しっかり写真に納めてきましたので、これから少しずつ紹介しますネ☆ その前に、こちらの飾り山笠をご紹介☆山笠には2種類あって、追い山で走る「舁き山」と、街を飾る「飾り山笠」があるのだそうです。飾り山笠はその名のとおり、町の各所に飾られるものなので、実際に走ったりしないのだそうですが、その分、高さも飾りも豪華絢爛櫛田神社の境内にある飾り山笠は奉納山笠として神社に奉納されるもので、通常の飾り山笠は7月1日から15日までしか見ることができないのですが、ここの飾り山笠だけは来年、新しいものができるまで見ることができるんですって。 飾り山笠には、通常神社に向けた「オモテ」と、「見送り」と呼ばれる裏側の2つの面があります。 表側には勇壮な武者物が、そして見送り側には伝説や童話、アニメキャラクターなどが飾られるそうです。今年の奉納山笠、表側は「智将疾風関が原」。関が原の合戦をテーマにしたものですが、ひときわ目立っていたのはこの、真田幸村の人形。 今年の山笠にはこの時代の武者物がテーマになっているらしく、真田幸村はこのほか、博多駅前や天神などでも飾られていました。 それぞれの街ごとに違う人形師による飾りが見られるので、ほんとに面白いです♪ 見送り、と呼ばれる裏側は、「天岩戸」。 梅雨空のこの時期にはピッタリなテーマですね。他の商店街などではドラえもんとか、アニメキャラが多かった見送りの飾りですが、やっぱり神社だけに神話が題材なんですね お参りを済ませて、参道を歩いているといつもは出ていない屋台が。この時期、15日まで限定販売の「祇園饅頭」だそうです「鶴の子」などで有名な博多の老舗和菓子屋さん、石村萬盛堂のお饅頭だし、期間限定。・・・これはもう、いただくしかありませんよね 真夏のお祭りにふさわしい、涼しげなパッケージの祇園饅頭は、漉し餡を酒粕入りの生地でつつんだ酒饅頭。上品な甘さと、日本酒の爽やかな香りが口いっぱいに広がり、神社の境内で売っていたということもあって、とっても「ありがたい」味がしたのであります15日の追い山は、早朝4:59分に櫛田入り。ラッキーなことに仕事が休みなので、私もぜひ、見にいってみようと思っています♪ これから15日までしばらく、お祭りモードなブログになるかと思いますが、よろしくお願いします~~
July 6, 2011
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貴賓館2階には、1階とは別の、豪華な食堂がありました。以前は、敷地の中に西洋料理店があったので、料理はそこから運んでいたんだそうです。こちらはまた、壁紙や天井の色が変わって、美味しく食事ができそうな雰囲気ですネ☆ 以前は「運動場」として使われていたらしいテラスに続くドア。窓枠や照明がとってもカワイイ そろそろ見学も終わり。階段を下りて玄関へ戻りましょう。 この階段は欅で出来ているんだそうです。磨きぬかれてピカピカの手すりに、なんともいえないぬくもりを感じますね♪階段の下には、パンフレットやガイドブックに書いていないことまでイロイロ説明してくださったガイドさんと、一緒に見学した学生さん。この階段がけやきで出来ているということも、ガイドさんが教えてくれました。 この彫刻は、アカンサス模様、っていうんですってアカンサスって、「葉アザミ」のことだっていうのも、ガイドさんに教えてもらったのよ なんだか自分までセレブな気分になりました外からみた貴賓館。 左上が貴賓室です。貴賓室の下が1階の食堂で、今はレストランになっているそうです。今度はぜひ、食事に行ってみたいと思ったのでした
May 15, 2011
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アインシュタインが講演会で福岡に来た時に宿泊したという、旧福岡県公会堂貴賓館 2階にあるふたつの寝室のうち、こちらの東寝室はより格調高く、豪華な貴賓室と繋がっていました。西寝室と同様の深緑の壁紙ですが、模様はより細かく、天井も洋風の折り上げ式。ここはお部屋ごとに天井の模様も違うということで、そういう細かいところまで楽しませてくれる建築家の心意気のようなものを感じてしまいます☆右奥のドアから、貴賓室へ入ってみましょう♪ どちらかというと、抑え目な色調で落ちついた雰囲気の寝室から、扉一枚へだてた貴賓室の天井は、さわやかな青空カーテンもどっしりとした豪華な赤。白い壁と、木肌を活かした、豪奢でありながらも上品な空間です 宮様や、外国からの来賓たちは、どんな風にここで時間をすごしたんでしょうね~~ 貴賓室には、庭園が見渡せるように、八角形の塔状の部屋がついていて、そことの境にはこんな透かし彫りも。なんていうか、本当はもっと大きいお部屋を想像していたんですが、かえって親しみすら覚えるような、可愛らしい貴賓室だったのでした☆
May 14, 2011
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国の重要文化財、旧福岡県公会堂貴賓館へとやってまいりました明治43年に竣工したこちらの貴賓館は、当時の博覧会ともいえる、第13回九州沖縄八県連合共進会の来賓接待所として建てられたもの。最初にここに宿泊されたのは閑院宮ご夫妻その後、大正9年には当時皇太子だった昭和天皇もご宿泊また、孫文やアインシュタインもこちらに宿泊したことがあるという、スゴイお屋敷だったのでありますそれにしては随分かわいらしい建物だと思ってしまいますが、実は今残っているのはこの貴賓館だけで、昔は建物に続く大きな集会場や、西洋料理店なども含めた庭園を抱いた立派なお屋敷だったんですって。 白壁と、暖かい雰囲気の木の扉が素敵な玄関。明治時代のフレンチルネッサンスといわれる木造建築の洋館は、昭和59年に国の重要文化財に指定されました。玄関を入った広間からは2階へと続く欅造りの大階段が見えます。1階には小間使いの部屋、食堂、事務室や電話室といった実用的な部屋のほか、遊戯室や休憩室があります。 玄関の広間から左手を見たところ。この奥は1階の食堂になっているのですが、今は現役のレストランとして営業中なので、ココからは見ることができません。・・・今度、ランチにでも行ってみようかしら♪2階にはお歴々が宿泊されたお部屋があるというので、さっそくいって見ます☆階段の上の天井や照明も、なかなかいい感じ 玄関ホールを中心に、左右対称に配された建物の2階には、2つの寝室と食堂、そして談話室があります。最初に入ったのはこちら、西の寝室。深緑の地色に大き目の花模様をあしらった壁紙と、白い天井がステキです展示用にテーブルセットがおかれていますが、昔はここに、天蓋付きのベッドとかがあったのかもしれませんネ。 大理石の暖炉は、貴賓館のお部屋ごとに違うレリーフや縁取りが施されているんですって。暖炉の脇の扉の向こうは化粧室。寝室の壁紙はグリーンですが、化粧室はすべて白壁で、腰板や天井には明るめのグレーを使って、肌の色を美しく見せる工夫がしてあるんですって 化粧室の窓から外を見たところ。右手に見えているテラスみたいなところはね、実は「運動場」なんですって 宮様が朝日を浴びながらストレッチとかしてたのかしらね。。運動場の下が車寄せになっていて、先ほど入ってきた玄関があります。建物の周りの木立ちは以前からのもので、あの道の奥に、レンガ積みの門柱があって、迎賓館みたいな鉄の門があったのだそうです・・・いまでは中洲のビルが見えてしまってちょっぴり淋しい気がするのは私だけかしら。。。次はいよいよ格式高い東の寝室、そして貴賓室よ~~
May 12, 2011
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優しい春色のチューリップが咲き乱れる、天神中央公園那珂川の中洲に作られた公園にある、重要文化財のお屋敷を訪ねてやってきました花の向こう、木立ちの間から見えている建物がお目当てのお屋敷なんですが、その前に、今を盛りと咲き乱れるチューリップに魅せられて一休み♪ ポカポカ陽気にチューリップも思いっきり花弁を開いてうれしそう♪ かわいらしいピンクのチューリップがかわいくて。。。 光の加減や風で、木漏れ日が動いて、まるで花びらの海の中にいるみたい☆すっかり癒されてしまいました♪ チューリップにエネルギーを分けてもらった気分で、いざお目当てのお屋敷へ♪旧福岡県公会堂貴賓館です。明治43年に建てられた洋風建築のお屋敷は、皇族や海外からの来賓の宿泊所として使われてきた、由緒ある建物☆さっそく中に入ってみましょう~♪つづく☆
May 9, 2011
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博多どんたく祭りレポート、もう少しお付き合いください今回はちょっと印象に残ったどんたく隊。天神の繁華街にある、新天町からのどんたく隊。黄色のキモノにピンクの花笠がかわいらしいですよねしかも、花笠の上には。。。 鶴~若松の枝をくわえた鶴なんですが、目つきがなかなか色っぽいので笑っちゃいました 一方こちらは、久留米市からやってきた、城島大獅子どんたく隊。迫力の大獅子を引きながら、勇ましい掛け声で観衆からも大歓声。獅子の上に乗ってるおじさんも、気合充分。獅子の胴体部分の布は久留米絣で出来てるんだそうです。ちょうど私たちの近くに来た時に、獅子がいきなり、 ズゴ~~~~ッと、鼻息この鼻息にまた、観衆が大喜び♪ほんとに楽しいですね、どんたくパレード☆午後1時ごろ始まったパレードは夕方6時過ぎまで延々と続くのですが、私たちは3時を回ったところで一旦沿道から離れ、屋台の食べ物を物色しに行きました♪ お昼を食べずに行ったので、まずはご飯代わりにこちら。「箸巻き」という博多名物の屋台メニュウらしいのですが、どうやらお好み焼きを割り箸にまきつけたもの。お祭りで歩きながら食べるのにはピッタリの、スマートなお好み焼きじゃない?祥子ちゃんと私は迷わずコレをいただくことに。24歳の祥子ちゃんは「私2本食べる~~」と、頼もしい食欲私も、食欲なら負けないわ、と 葱マヨとチーズの箸巻きを1本ずつ。出店のお姉さんは最初祥子ちゃんが2本頼んだときに、2人で1本ずつだと思ったのか、2本をお皿に載せてくれたんだけど、続けて私が2本たのんだら、「アッ」とか言って(笑)こうしてパックに入れてくれたの。どうせすぐ食べちゃうからお皿でも良かったんだけど、近くの公園に座って食べようと持ち歩いていたので助かりました♪ 祥子ちゃんは食欲も素晴らしいけど、お酒もイケルくちなのね。九州の焼酎、「霧島」をお湯割で飲んでました 私はあんまりお酒が飲めないからやめておいたけど、この日は曇っていて、ちょうど食べてるころが一番涼しかったので、一口飲ませてもらった黒霧島のお湯割りは体の中からあったまりました♪結局二人でこの後、焼き鳥を食べ、「にぎり天」という、串にさしたさつま揚げを食べ、デザート代わりに梅が枝餅とリンゴ飴を食べてしまったのでした~~。さすがに食べ過ぎて苦しくて、二人でひたすら、中洲川端を歩いたのであります。。
May 5, 2011
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博多どんたくは、見ていてなんとなく、カーニヴァルみたいだな~って思いましたもともとは博多で、そして福岡市内で、やがて全国規模のお祭りとして、現在では全国各地の趣向を凝らしたどんたく隊がパレードを行っています。日本国内はもちろん、外国人のどんたく隊もあって、本当に面白かったですでもやっぱり、キレイなお嬢さんたちがキモノ姿で練り歩くのは、見ていて一番華やかでステキ♪ ・・・もちろん、少し昔のお嬢さんたちも沢山いるのですが。。。(笑)彼女たちの後姿を見ると、やっぱり博多帯を締めていますこの、博多献上の帯は、キモノ好きなら1本は持っていたい帯だと思うの。 手に馴染んで締め心地がよく、ぴったりと体にフィットする博多帯の中でも、キリっとした印象の献上柄は、合わせる着物によって、はんなりとした表情も粋な風情も兼ね備えてますよねいいなぁ、博多献上・・・なんて、衣装に見とれるのもまた、どんたくの楽しみ方のひとつかも。 さて、どんたくを楽しむためのグッズも、もちろん用意されています♪お囃子にあわせて打ち鳴らすしゃもじは2個セットで300円。記念の手ぬぐいは100円から。どんたく隊を見ていると、しゃもじを使って拍子をとっているのが楽しそうだったのと、実用的な(?)お土産にもなるかも、ということで、私はしゃもじと100円の手ぬぐいを購入~☆これで私もどんたくに参加よ手ぬぐいとしゃもじを買ったら、売り場のおじさんは「これぞどんたくスペシャルですよ!」なんて調子のイイことをおっしゃるの。 一緒に行った祥子ちゃんは、職場の皆のお土産にと、にわか煎餅を購入。にわか面をつけたおじさんは、「よし、コレで完璧です!どんたくスーパースペシャルセット!」なんていいながら、おじさんとお揃いのにわか面をオマケにつけてくれました♪ ・・・・似合う??なんて祥子ちゃんと二人でふざけてたら、沿道が騒がしくなったので再びどんたく隊のパレードをふりかえれば。。。 にわか面を額に乗せてはっちゃけた表情の福岡市長、高島 宗一郎氏が手を振ってました~そして、市長に続いて人力車で登場したのは ・・・五木ひろしおばあちゃまたちも、大喜びよ~~~
May 4, 2011
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ゴールデンウィークも後半を迎えた今日、いよいよ博多どんたく港まつりが開催されました☆博多に来てから、何も知らないものの「博多どんたく」と「祇園山笠」だけは行ってみたいと思っていたので、私は朝からワクワク仕事先で知り合った祥子ちゃん(24歳!)と天神駅で待ち合わせて、いざパレード見物へ♪すごい人出でしょう? さっきニュースで言ってたけど、初日の今日だけでなんと、120万人が博多に訪れたんだそうですよ どんたく広場でもらったパンフレットによると、博多どんたくはわが国の古い民族行事で、国の無形民俗文化財に選択されている「博多松ばやし」を起源とするお祭り。「どんたく」という言葉は、オランダ語のZondag(休日という意味だそうです)がその語源だそうで、まさにゴールデンウィークにふさわしいお祭りですね☆パレードは、そんなお祭りの起源である、博多松囃子を先頭に始まりました松ばやしは4つの流れで形成されていて、福禄寿の「福神流」、恵比寿神の「恵比寿流」、大黒さまの「大黒流」と、かわいらしい稚児流で構成されています。 福顔の恵比寿さんに・・・ ホントに黒い、大黒さん かわいらしいお稚児さんは、いかつい大人たちの奥、桟敷台の上でおすまし顔 雅なお囃子にあわせて歩き、踊る博多松囃子。この行列が過ぎるといよいよ、「通りもん」と呼ばれるどんたく隊がやってきます♪ パレードを眺めるだけで、面白いのかしら?なんてちょっぴり思っていた私ですが、いざ始まってみると、つぎつぎにやってくる趣向をこらしたどんたく隊にもう、目がクギヅケそんなワケで、どんたくレポートはしばらく続きそうです(笑)
May 3, 2011
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今日、5月2日の、仕事帰りの風景です。自転車で町を走ってると、なんとなく視界がぼやけてるのごらんのように、点りはじめた街灯も、ぼんやりと紗をかけたようにおぼろに見えるとうとう「霞み目」世代に突入かと思いましたが(苦笑)、実はコレ、黄砂なんです昨日の午前中くらいから、福岡市内には昼間から文字通り、黄色っぽく町がかすんで見えるほどの黄砂が襲来。今日も朝起きて窓から外を見ると、黄色いもやがかかったような風景が広がっていました。福岡に来てから、黄砂ってこういうものなんだ、と実感した私です こちらは明日、明後日と「博多どんたく祭り」が開催されるということで、メインストリートには提灯が飾られ、華やいだ雰囲気になっていました。いつもは通らない、中洲川端界隈をちょっと寄り道することにします♪ ほんとはこういう、ニギヤカな夜の街はちょっと苦手なんですが、黄砂のせいか、町の風景全体がふわっと見えるし、連休の谷間ということで、中州のお店も営業していないところが多かったのかも。自転車からのんびりと、那珂川の夜景を楽しんできました♪ 川面に映るネオンがキレイ~・・・でも、これでも一応(?)節電してるんですって明日は午後から、どんたくのパレードを見に行ってきます♪ こちらで仲良くさせてもらってる、24歳の女の子と一緒よついでに若さももらっちゃお~~~
May 2, 2011
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最近、仕事が休みの日は博多名所をめぐっているciao-chie.ですこちらのお社は博多の総鎮守、櫛田神社5月3日、4日に行われる博多どんたく祭りのパレードはココからスタートするとか。地元の総鎮守ですから、きっとパワースポットですよね。さっそくお参りに・・・・ 行く前に、腹ごしらえね昭和のニオイのプンプン漂うこちらのお店はその名の通り、ぜんざいやさん。ふっくら炊き上げた北海道産の大納言を1日寝かせておくことで昔ながらの優しい味わいを楽しめるという、博多っ子自慢の甘味処なのだそうですさっそくいただいてみましょう♪ 小ぢんまりとした店内には、先に来ていた観光客らしいご夫婦が一組。懐かしい下町の映画に出てきそうなお店で、ラジオに耳を傾けながら待つこと数分。こんがり、香ばしく焼き上げたお餅が入った看板メニュウ、「中洲ぜんざい」がやってきました ふっくら大粒のあずきの中に、小ぶりながらも御餅が3つも入ってるの一口食べると、あずきのやさしい香りと味が口の中いっぱいに広がって、シ・ア・ワ・セ自然な甘さの後に、しっかりとした甘さがずん、とお腹の中に響いてくるかんじ。あったかいぜんざいで体の中までぽかぽかになりました♪これからの季節は冷やしぜんざいもあるそうで、そちらも気になってしまいました大満足のぜんざいはこのボリュームで450円♪ 箸休めに添えてあった、くきワカメの佃煮がまた、上品な美味しさ。 ご飯のお供にも合いそうだったので、お土産に一袋購入してきました^^お腹が満たされたので、いよいよ「お櫛田さん」へパワーをいただきに行きたいと思います♪
April 30, 2011
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こちらは、赤煉瓦文化館の1階にある、福岡市文学館。もと保険会社の建物だったということで、こちら、入り口を入ってすぐのところには、郵便局や銀行の窓口のようなつくりになっています。窓口の格子も、優雅な曲線が印象的でとっても素敵♪ この文学館には福岡出身の作家や詩人たちの紹介と、その作品が展示されています。作家たちの生涯や直筆の原稿などを間近に見ることができるので、文学好きにはたまらないところですね。しかも、この文学館の中では彼らの著書が図書館のように並んでいて、来場者たちはゆっくりと座って本を読むことができます この机や椅子がまた、素敵でしょう?一枚板の座面には木のぬくもりが、そして背もたれ部分は木のように見えて、じつは革で出来ていて、やさしく背中を受け止めてくれます♪ひとまわり、部屋の中をまわって私が手に取ったのはこの本。ええ、もちろんタイトルに惹かれました(笑)手にとって、第1章をナナメ読み・・・のツモリが、最初の1ページからぐいぐいと引き込まれて、気づくと夢中で読みふけっていました時代を超え、常識を超えた官能の世界というストーリーはナポリというカオスの町を背景に、くっきりとした陰影、鮮やかな色彩を持って私のアタマの中に広がってゆき、気づいたら何時間もたっていました。本からふと目を上げて現実世界に戻ったとき、なんとなく、視線を感じたので見上げると、 アンティークな天井につきささるように立っているのは、テーブルと同じ木材なんだけど、その先端に。。。 ・・・・フクロウ文学館を貸しきり状態で本を読みふけっていた私ですが、じつはず~~っと、フクロウさんは見てたのね部屋から自転車で5分もかからないところなので、本の続きはまた今度にすることにして、魔都ナポリの世界から夕暮れの博多の町へと帰ってきた私なのでした。。 夜の赤煉瓦文化館。・・・素敵でしょ
April 29, 2011
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こちらは、赤煉瓦文化館でいちばん大きなお部屋で、会議室。このお部屋にきてようやく、この建物がお屋敷ではなくて「会社」だったんだって実感事務的な机や椅子が並んでますが、それでも縦長の窓には幾何学模様の窓枠が美しく、西日の差し込む会議室はなんだか懐かしいようなぬくもりを感じました☆ そんな、縦長の窓から建物西側を見下ろすと、昔のガラス独特の、まるで水の中から見ているような「ゆらぎ」の向こうに水鏡天満宮の杜が見えました。那珂川のほとりのこの神社は、その昔大宰府に左遷された「天神さま」こと菅原道真公がここに立ち寄り、川面に映った自分の姿を眺めたということから「水鏡」という名がついたのだそうです。・・現在福岡で一番ニギヤカな場所である「天神」という地名は、この神社にちなんでつけられたのだそうですよ~。窓の手前には、カーテンならぬブラインドの引き紐がぶら下がってるんですが、なんだかてるてる坊主みたい さて、そろそろ階下へ戻りましょう♪階段は鋼鉄製。絨毯が敷いてあるのでわかりにくいのですが、外観のロマンティックな赤煉瓦とは対照的な、鋼鉄の階段は力強いイメージで建物を支えています。2階から屋根につけられた塔へ登るための螺旋階段も鋼鉄で作られていて、この階段は辰野博士のご自慢だったとか。見所タップリな赤煉瓦文化館。次回は私もすっかり気に入ってしまった、福岡市文学館という一面をご紹介しま~す♪
April 28, 2011
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赤煉瓦が印象的な福岡市赤煉瓦文化館。1階の文学館はあとでゆっくりお邪魔するとして、まずはお2階へ。もともと保険会社の建物だったというこの建物。今でこそ、瀟洒な洋館といったたたずまいですが、建てられた当時はこの2階は保険に加入する顧客の健康診断を行う診察室やお医者さんのためのお部屋として使っていたようです階段を登って、最初に覗いたこちらのお部屋。八角形のこのお部屋は昔、診察室だったところ。資料によると、竣工当時の福岡は上水道が整備されていなかったため、衛生状態の悪化からたびたび伝染病が流行があったようです。そういったことからも、保険会社としては加入者の事前の診察が重要だったということで、こうして会社に診察室を設け、医師を常駐させていたんだそうです ・・・・う~~ん、あんまり「診察室」っていう感じはしないですね、さすがに でも、こんなところで健康相談なんて、なんだか優雅な雰囲気。 一方こちらは、診察室に隣接する、「医員室」こちらのお部屋は、診察室で加入者の健康診断をするお医者様のためのお部屋ということで、いくつかあるお部屋はそれぞれ、医師の格式を示すためにカーテンやマントルピースの設えなどに特に気を遣って整えられていたそうです。・・・といっても、コチラのお部屋も、今ではピアノやらかわいい応接セットのようなのが置かれてたりして、医員室というよりは、託児室みたいたぶん、お医者さんの格、みたいのがあったんでしょうね~。だって、もうヒトツのお部屋は。。。 ・・・ちょ~豪華だったのでした~~つづく!
April 26, 2011
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さて、2月の下旬に福岡に引っ越してから、早いもので2ヶ月が過ぎました 大分落ちついてきましたので、近所から少しずつ、博多の町を探索してみようと思います♪・・・といっても、昨日は午後から部屋の掃除とかイロイロしてしまって、気づいたら夕方5時。住まいから博多埠頭までは自転車で5分なので、韓国行きの船を見に行ってみようかな~、などと思い立って、自転車に乗り、博多埠頭へ。・・・が、埠頭へ向かう道に出た瞬間、競艇帰りのオヤジ軍団に行く手をさえぎられて断念しかたなく、天神方面に方向転換。那珂川にかかる橋の上にやってきました♪博多といえば、那珂川。そして那珂川の中洲といえば、博多きっての繁華街として有名です写真の左側、フツウの陸地に見えているところが実は中州なんですが、夜はホントにキラキラしているんですよ。・・・毎日仕事帰りにこの道を通るんですが、さすがに夜の中洲界隈はあんまり自転車でブラブラしたことないんですよね。。それより、この橋を西側に渡りきったところにある、レトロな建物が、実は博多に来てからず~~っと、気になっていたんです。 それがこの、ノスタルジックな赤煉瓦の建物この先には日本銀行があるので、最初は日銀の古い建物なのかしら?なんて思ってたんですが、日本銀行にしてはちょっと小さめの建物です。気になってイロイロ調べたら、福岡市赤煉瓦文化館、という名前であることが判明。明治42年(1909年!)に日本生命保険株式会社九州支店として建てられたんだそうですが、設計はあの、東京駅などを手がけた辰野金吾工学博士現在は建物1階に文学サロンがあり、そして2階には当時の面影を残す部屋を見学できるようになっているとか。国の重要文化財に指定されているこの建物ですが、見学料は無料、しかも朝9時から夜の9時まで開いているというから、太っ腹な文化財ではありませんか 入り口も立派です♪扉を開けて、受付のおじさんに自転車をどこに置いたらいいのか聞くと、「その辺に停めといて」といわれたので、この立派な看板の目の前に堂々と(?)自転車を停めることに 最近、外壁の煉瓦や屋根のスレート葺き部分の修復が行われたそうで、とっても美しい外観ですしばし、建物を見上げていると、中から見学を終えたカップルが出てきて、やっぱり写真を撮ってましたささ、早速中に入ってみましょう♪ 保険会社ということですが、中はまさに、小洒落た洋館こんな建物がオフィスなら、毎日ワクワクしながら通っちゃうわ~~赤煉瓦文化館、まだまだ続きます♪
April 25, 2011
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