前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

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2010/09/27

私も緩くなったもんだ（笑）

(2)

テーマ： φ(._.)主婦のつぶやき☆(53455)

カテゴリ： child care

白鵬が、４場所連続全勝優勝というとんでもない離れ業を達成した。
このまま連勝が続けば、九州場所ではついにあの伝説の名横綱双葉山に並ぶ、
そして、超えてしまうのである。まさに神の領域である。

今朝の新聞に、支度部屋で関係者に囲まれて賜杯を抱く白鵬の写真が載っていた。
そこには、２歳の長男が写っていたのだが、
彼がはいているグレーの靴下にはバイキンマンの刺繍がほどこしてあった。
意外と庶民的じゃん。大横綱の息子だって、やっぱり２歳らしい２歳なんだな！

そういえば昨年、関口宏のフレンドパークにお相撲さんが出演していて、
「白鵬さん。お子さんが２人いらっしゃいますね。アンパンマンが好きとのこと。
来年度のアンパンマンカレンダーに載っているアンパンマン以外のキャラクターを
７つ挙げてください」と言われた白鵬は、７つ答えられず悔しがっていた。
そして、家にはアンパンマングッズが結構あるようなことを話していた。
未就園児がいる家庭にはアンパンマンの１つや２つあるだろうけど、
あの美しい奥さんからは、どうしても想像できなかったのだ。

ちなみに私はアンパンマンが嫌いだ。
絵も嫌いだが、最後は暴力で解決するという話のパターンも気に入らない。
世間一般的には小さい子＝アンパンマンなら間違いナシ、みたいなイメージは
どうにかならないものかと思い続けてきた。
（私が頑なに拒否していたせいか、我が子たちはハマらなかった。
小姐はほんの少し興味を示したが僅かな期間だったし、
乗り物命の坊は最初から眼中になく、キャラクターなら断然機関車トーマスだった）

アンパンマンに限らず、基本的にキャラクターものは嫌いである。
サンリオの一部なら許すと自分の中で勝手な線引きがあった。
ただ、幼稚園のポケモンブームは強く、昨年から日に日に坊が洗脳されて帰ってきた。
家では一度も番組を見せたことがないのに、好きなキャラ名をはじめ、
火とか水などの属性、鳴き声や得意技まで友達に教えてもらって覚えてくるのだ。
義父が撮り溜めておいた録画（同じ歳の甥がポケモン好きだから、と）を
見せてもらうことが続くうちに、いつの間にか家でも録画している（夫が）。
小姐も坊の影響を受けてかすっかりポケモンの虜に。
女の子どうして群れたくない性格だし、男の子とポケモンの話をするほうが楽しいとか。

坊の幼稚園グッズはすべてサンリオの新幹線である。
勿論、今でも乗り物は好きだし、サンリオの新幹線を見れば300系が好きなどと言うけど
やはり少数派であることは違いない。
ポケモンのグッズなんて他の子とかぶるに決まってるし、原色で派手な色使いが苦手だし
多数派のキャラものは一気に所帯じみるから御免だと思っていたけど、
ポケモンのおかげでカタカナ全部読めるようになったし、絵も上達した。
友達も増えたようだ（乗り物好きな子もいるにはいるけどメジャーじゃないから）。
夏休みのお泊り保育に行くのにパジャマを新調する時は、
坊が幸せなら…と最新キャラ（ゾロアーク）がついたパジャマを買ってやった。

子どもたちには、シンプルでいいものを与えたいと思ってきたけど、
いいものかどうかなんて、子どもにはわからないしどうでもいいのかもしれない。
大人は自分の意思でどうにでもできる。しかし子どもは保護者に従うしかない。
ということは、親の嗜好の押しつけはソフトな虐待かもしれない。
キャラものを積極的には与えないけど、子どもが望むのであれば適度に買う。
ゲッ、こんなの買うの嫌だなと思ったこともあるけど、
これも短い期間のかわいい思い出になるだろう。

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