前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

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2010/12/06

大切な毎日、大切な時間

(2)

テーマ：子育て現在進行形(1976)

カテゴリ： child care

義母曰く。
「この間、三男の子どもたちの七五三であちらのお母さん（三男嫁の実母）に会ったのよ。
小姐ちゃんが大人っぽくなった、お母さんに似てきたって言ってたわよ」

あぁ、写真を見せたのか（義母は常に孫４人の写真を持ち歩いている）。
どの写真を見せたのか定かではないが、小姐が私に似てきたですって？ビックリだね。
勿論、私が産んだ子だから私に似ていてもおかしくないが、
小姐は夫に似ていて、私に似ていると言われたことは一度もないのだ。
夫の顔を見たことがない人でも「小姐ちゃんはお父さんに似ているんだろうね」と言うほど。

それでも、成長とともに顔が変わってきたということだろうか。
三男嫁の実家は県外、義母も滅多に会うことはなく、小姐の写真を見せたのも久しぶりだろうし。
（それにしても…義母にとって小姐は特別なんだろうな。初孫だから？
私の両親に会った時、三男の子どもたちの写真を見せるなんてことはした試しがない）

七五三か～。神社へ行くのは洋装で、と言っていたな。それもいいかもね。

もう我が子たちには七五三の機会がない。
同じ時は二度と訪れないのだ。だからこそ、そのひと時ひと時を大切にしたい。
小姐が３歳の時に使った髪飾りは７歳でも使った。
成長の証として、お尻まで伸びた髪を日本髪にした。
２枚の写真は並べて飾ってある。我が家の大切な宝物である。

育児は大変だが、大人だけだと５年経っても10年経ってもあまり変わりばえしないところ、
子どもたちと一緒だとその成長を目のあたりにし、１年１年を実感し、時々ちょっと焦る（笑）。
子どもたちはこんなに大きくなっているのに私ときたら、と。
そうか、子どもと一緒の暮らしは若々しくあるための秘訣かもしれないな！？
所帯じみたオバサンに向かってまっしぐら、ではなく。

小学生の頃、時計の秒針を見ていて、時計が怖くなったことがある。
１時間で何周するのか、１日では何周するのか、１ヶ月では、１年では…と計算し、
あと何百万回回ったら私は大人になるのか、
何千万回回ったらおばあさんになって死ぬんだな、なんて。
そして、有限な時間を生きるということを漠然と感じ始めたような気がする。

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