夏から秋に、縁に少しギザギザのあるしわのよった卵形の葉をつけた茎先から花穂を伸ばして、白や紅色がかった小さな花が穂状に咲きます。
6月24日の誕生花は、熱帯アジア生まれの香りが甘くさわやかなハーブ、バジル。
花の名は、ギリシャ語の Basileus(王様)で、古代ギリシャでは王宮にふさわしい香りを持ち、王室の薬や香水に用いられたことから名づけられました。
別名のメボウキ(目箒)は、水につけると表面がふくらんでゼリー状の粘膜に包まれる黒いタネで、目の中に入ったごみをくっつけて取ったことからつけられています。
花言葉「神聖」は、原産地のインドで、バジルの1種のホーリー・バジルがクリシュナ神とヴィシュヌ神に捧げられたことからきているのでしょう。
花言葉「好意」は、バジルが愛の印、涙で清められた愛の象徴であることからつけられたのでしょう。
花言葉「何という幸運」は、イタリアでは小さな愛と呼ばれ、身につけて異性の前に立つと愛しているという意志表示になり、小枝を手渡して受け取ってくれればということからでしょうか。
バジルは鉢を動かすだけでもつやつやした葉から香りがたち、夏になるとつぼみがつき、花を咲かせると葉が堅くなるので、常に葉を摘みます。
イタリアではバジリコと呼ばれ、トマトとよく合い、パスタやピッツァなどイタリア料理のおいしさを引き立てます。
普通のバジル(別名コモンバジル、スィートバジル)の仲間は、クローブの香りのホーリー・バジル、レモンの香りのレモンバジル、アカジソのような色のレッドバジルなどがあります。
シソ科オキマム属、非耐寒性多年草(春まき一年草)、原産地:熱帯アジア別名:メボウキ(目箒)
バジルの花言葉:神聖、高貴、好意、良い望み、何という幸運。
バジルの誕生花:6月24日、7月22日、10月15日
流通時期:ポット苗を春に見かけます。
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