弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2016.03.05
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カテゴリ: 3月の誕生花

早春に、葉に先だって3つに分かれた細い枝先に、銀色の綿毛に覆われ四つに裂けた花弁(萼)の内側が鮮やかな黄色の小花が球状に集まってうつむくように咲きます。

3月5日の誕生花は、春を告げて咲く香りのよい花、ミツマタ(三椏)。

花(木)の名は、黄褐色の枝が3本ずつ三叉に分かれることから名づけられました。

ミツマタは成長が遅く、規則正しく3つに分かれた枝の数で成長年数がわかり、花後につける小さい種子で子孫を増やしていきます。

ミツマタミツマタ

花言葉「永遠の愛」は、冬枯れの中で両親と子が何代も続くように伸びていく枝先に咲くふんわりしたと花の姿からつけられたのでしょうか。

花言葉「肉親の絆」は、3本に分かれた枝を両親と子にたとえてつけられています。

花言葉「強靱」は、強い繊維質の樹皮から連想してつけられたのでしょう。

ミツマタは江戸時代に渡来し、樹皮は強度が高く良質の繊維を持ち、古くから上質な和紙の原料として利用され、弾力性に富みすかしを入れ易いので、紙幣にも使われています。

ミツマタミツマタ

花友達のミツマタはツバキの生垣のそばで濃い黄色の花を咲かせ、早春の植物園では、小さなミツマタがたくさんの花をつけていました。

ミツマタの園芸品種には、花弁の内側が赤いベニバナ(アカバナ)ミツマタ(紅花三椏、赤花三椏)があります。

ジンチョウゲ科ミツマタ属、落葉低木、原産地:中国、ヒマラヤ

ミツマタ(三椏)の花言葉:強靱、意外な思い、壮健、永遠の愛、肉親の絆。

ミツマタ(三椏)の誕生花:2月21日、3月5日、3月20日

流通時期:苗木を冬~春に見かけます。
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Last updated  2016.03.05 10:31:22
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