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一週間のキャンプもあっという間に今日で終わり。参加者の皆さんは、いよいよ福島に帰ります。道中長いので、佐藤初女さんに教えていただいたおむすびと昨日残ったおからの煮物の残りをいかして作ったおからハンバーグそれにお漬物などを入れてお弁当を作りました。朝早い出発で準備も大変なのに、おむすびの作り方を学びたいとお母さん達も早朝からおむすび作りに参加。お米が息ができるように、ふんわり優しく握るおむすび。心をこめて、一つ一つ丁寧に・・みんなでむすんだおむすび。見るからにおいしいそう!!是非お家に帰ってからも作ってあげてくださいね。出発の時間が迫り、お別れのハグ再会を誓いあい、いよいよ出発です。さようなら、また会いましょう!!一週間、短かったような長かったような・・私も大変いい経験をさせていただきました。このような機会を与えて下さったNPO虹のかけ橋さん、私がこのプログラムに参加するための資金援助をして下さったぬぬぬパナパナさん。お米やじゃがいもなどたくさんの自然栽培野菜を無償提供して下さった(株)ナチュラルハーモニーさんその他有形無形に支援して下さったたくさんの方達。どうもありがとうございました。こういう機会が、もっと多くの福島のご家族達に与えられることを願ってとうとがなし(参加者のみなさん、スタッフの方々と)
2012.08.11
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キャンプ6日目。最終日は、朝早く福島に出発してしまうので、遊んだりできるのは今日が最後。せっかくなので、もう一度海水浴に出かけます。海に行く前の朝ごはん。一度くらいはパンをと思って、館山市内にある桜の花びらから酵母を培養して天然酵母のパンを作っていらっしゃる富崎ベーカリーさんの食パンを使いました。おかずは、平飼い卵と無肥料ミニトマトのスクランブルエッグとピーナッツ豆腐とキャベツ、にんじん、わかめの和風サラダ昨日に引き続き、かぼちゃとあまりご飯のポタージュ です。さあ、海に出かけます。でかけたのは、沖ノ島という海岸から歩いて行ける無人島にあるビーチ照葉樹が生い茂る森を抜けて、向こう側のビーチまで歩いていきます。森を抜けると小さな洞窟があり、ここをくぐると素晴らしい景色が・・サンゴも見られるくらい海がきれいなところなようここに続くビーチで、砂遊びチームと海遊びチームに分かれてみんなは遊んだようです。私は、ご飯を作らなければならないので海だけ見てみんなとお別れ。海の後はやっぱりカレーかな?などと思い、昨晩余った味噌汁を生かしてニガウリやオクラなどを加えて、昨日とは別バージョンの和風夏野菜カレーを作りました。付け合わせは、自然栽培ジャガイモと甘長トウガラシの塩麹炒め、苦瓜の梅肉和え、自然栽培キャベツの塩麹漬です。夜はお別れパーティー。ゲストも併せて50人くらいの方達がいらっしゃるということで、お母さんたちと一緒にいろいろ作りました。おから、人参、こんにゃく、しいたけの煮ものジャガイモとミニトマトのオーブン焼きジャガイモとズッキーニーの豆腐塩麹漬グラタン夏野菜のドライカレー人参、にら、厚揚げのピーナッツ醤油炒めかぼちゃの米粉天ぷらキャベツと根菜類の豆乳スープなどなどパーティーなので、デザートも2種パイナップルと夏ミカンのミキ和えスイカとマクワウリのあんみつどちらも大人にも子供にも大好評!主催者の浩美さんのリクエストにこたえて作ったあんみつあんみつに使った寒天は、地元の天草、蜜は、加計呂麻島の黒糖で作りました。すいかとあんの組み合わせは、意外にあうようです。お別れパーティということで、地元のミュージシャンの方の演奏やキャンプ中ずっとボランティアしてくれた高校生、大学生達からの歌のプレゼントなどもありました。最後は、参加者のお母さんからのスピーチ”震災以来、子供をずっと外で遊ばせることができず、震災前に外で自転車の補助輪をとる練習をさせていましたが、片方取れたところで終ったまま。遊びたい盛りの子供にあれもダメ、これもダメといわなければいけない自分に強いストレスを感じていました。なんのわだかまりもなく、子供に思いっきり遊んでいいよと言える幸せを一週間感じることができました。ありがとうございます。また来ます・・”涙ながらのスピーチにみんなもらい泣き。パーティー終了後、記念撮影写真奥左からフルートを演奏してくれたミュージシャンの方。明日母国に帰るというのにボランティアに来てくれたモンゴル人留学生のジュンちゃん福島の参加者のお母さんの一人、しーちゃんママ主催であるnpo虹のかけ橋代表の浩美さん私スタッフで英語教師のドイツ系アメリカ人モニカさん菜種油や無農薬のあずきなどを差し入れしてくれた上野さん母子昨年の参加者で、現在は館山に移住したかおりさん一週間の間に、いろいろなご縁ができました。感謝、感謝です。とうとがなし
2012.08.11
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キャンプ5日目参加者の皆さんは、昨日のバーベキューでたくさんお肉やお魚を食べたよう。なので朝食は、昨日のバーベキューで残ったおにぎりのご飯を生かしておなかに優しいおかゆメニュー冷たい白粥かぼちゃと余りご飯のポタージュにんじんとなすのぬか漬けキャベツの塩麹漬梅干し青シソ奄美では夏はおかゆを冷やして食べます。食欲のない時にもすーっと胃に入るから不思議です。またカボチャのポタージュは、大人にも子供にも人気のメニュー。かぼちゃの優しい甘味が身体にしみわたります。あたたかくしても冷たくしてもおいしくおなかにも優しいメニューです。お昼御飯は、子供も大好きなカレーを 動物性たんぱく質をいれず、前日のピーナッツ豆腐でしぼったピーナッツのしぼりかすでコクを出したルーに自然栽培のジャガイモをたっぷり入れてジャガイモカレーと青大豆とトマト、レタス、わかめのサラダ実はルーは、インド料理屋を経営されているベンガル人の方から教えていただいたものをアレンジしたもの。インドはベジタリアンが多いので、ベジカレーは必須。牛乳、バター、小麦粉を使わずにこんなにコクがでるの?と驚きの味です。その日の夕食は、また福島のお母さんたちと一緒に作りました。お野菜を買う時にはどうしても産地ばかり目に入ってしまうというお母さん達。産地も大事だけれど、どういう人がどういう栽培方法で作っているかそこをしっかり調べてほしいとお願いしました。放射能を気にして福島以外の産地のものを買ったとしてもその野菜が農薬やたくさんの化学、動物性肥料を使ってできたものであれば、逆に身体にもっと害になるかもしれません、放射能を気にして外国産の果物や野菜ばかり買う方もいると聞きましたが、それらには、農薬の問題だけでなく、遺伝子組み換えや放射線を照射されているものもあるので、日本のものよりもさらに気をつけて買う必要があります。でもそういうことに神経質になりすぎるよりもっと大事なことは少々の悪いものが入ってきてもぶれない心と体を作ること。人間の体には、本来素晴らしい自然治癒力が備わっているのですから・・さて、みんなの協力で出来上がった夕ご飯煎り黒豆ご飯ひじき、キャベツ、油揚げ、人参の煮物かぼちゃとピーマンのピーナッツ醤油煮じゃがいもの米粉磯辺揚げなすとわかめのお味噌汁子供達には、やっぱりジャガイモが人気でしたが意外にひじきをたくさん食べてくれていたのを見たのがうれしかったです。大人からは、かぼちゃとピーマンの組み合わせがはじめてだけどおいしい!とのうれしい言葉。ご飯の後は、子供も大好きな夏の発酵酵素ジュース作り今回の材料はこちら夏ミカン、パイナップル、スイカ、ブルーベリー、マクワウリ飲む人の手でしっかり混ぜてもらうことが大事な酵素ジュース。お母さん達全員に混ぜていただきました。今日はこんな感じです。これから1週間程度毎日かき混ぜるとおいしい発酵ジュースになります。出来上がりが楽しみですね。さあ、明日はプログラム最終日。海水浴やお別れパーティーが企画されています。明日も充実した一日になりますように。とうとがなし
2012.08.11
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今日は、東京から館山に移住されたご近所の宍倉さんが作られたキャンプ場で一日遊ぶというプログラム。昼のメニューは、流しそうめんならぬ、流しソバと夏野菜の天ぷら夜は、一日くらいは肉無しをお休みしてバーベキューです。油が多いので、朝食はシンプルに自然栽培ご飯 前日夕食の’だし’と納豆を和えたもの手作りピーナッツ豆腐トマトスライスにんじんぬか漬け玉ねぎ、じゃがいも、わかめの味噌汁この辺は落花生の産地。生の落花生が手に入ったので、奄美や沖縄ではよく食されるピーナッツ豆腐を作ってみました。はじめて食べるという方も多かったのですが、みんなおいしい!!といってくれたので、うれしかったです。さあ、キャンプ場に出かけます。 ボランティアの学生や大人たちが手作りした遊具で遊ぶ子供たち(写真提供MYYさん)”何も気にせずにこんなにのびのび子供を外で遊ばせることができるなんて・・”とお母さん達。お兄さん達、お姉さん達が遊んでくれるので、お母さんもお休みできて安心のようです。キャンプと言えば、バーベキューは定番。肉を塩麹や酵素ジュース入りのにんにく生姜醤油、ピーナッツ味噌などに漬け込んだり、たれも全部手作りして少しでもいいものをと心がけました。(写真提供MYYさん)バーベキューの後は、キャンプファイヤー。地元のミュージシャンの方の演奏に乗って、みんなで火の回りをぐるぐる踊ります。(写真提供MYYさん)今日のような笑顔が福島でもいつか見られる日が来ることを願ってとうとがなし・・
2012.08.11
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キャンプ3日目参加者の皆さんは、近くの海に海水浴に出かけました。(写真提供MYYさん)ボランティアのお兄さん達と楽しく遊ぶ子供たち。どこにでも見られる風景のようですが、参加者の皆さんにとっては特別なこと。話を聞くと被ばくを恐れて震災以来、除染されている学校以外では、子供たちをほとんど外で遊ばせていないとか・・草にも土にも触らせない、外にできるだけ出さない、といつもだめだめばかり子供に言っている自分がいやになることもあるそうです。そんな複雑な想いをかかえながらやってきたお母さん達。”子供たちに、外で思いっきり遊んでいいよ言えるなんて本当にうれしい!!”とこの笑顔(写真提供 MYYさん)こういう笑顔が見られるのがスタッフの喜びでもあります。さて、海からおなかを減らせて帰ってきた子供たちのために作ったお昼ご飯豆腐ときゅうりの冷汁風自然栽培じゃがいもとにんじんのオーブン焼き自然栽培レタス、玉ねぎと地場産わかめ、マクワウリのサラダ ミキドレッシング自然栽培キャベツ、人参、玉ねぎのお味噌汁食事はおかわり自由のビュッフェ方式。子供たちには、自然栽培じゃがいもが大人気!!たくさん作ったのにあっという間になくなってしまいました。意外だったのは、子供にはどうなのかな?と思ったマクワウリがサラダに入っているのに気づいて”サラダに入っていた梨みたいな味がするお野菜って何ですか?おいしかった・・”と言ってくれた小学生の女の子達がいたこと。大人よりも子供の方が敏感でおいしさを感じる舌をもっているようです。ちなみにマクワウリってこんなお野菜。昔は子供のおやつに果物として食べたそうですが、今はあまり見かけることがなくなってしまっている瓜科のお野菜。メロンをもっとあっさりさせたようなお味です。その日の夕食地場産夏野菜の山形だし風もずくと玉ねぎのかきあげ自然栽培オニオンリングじゃがいものえごま和えかぼちゃとズッキーニのスープお母さんたちもお料理を学びたいということで、その日から夕食はお母さん達と一緒に作ることになりました山形の郷土料理”だし”は、福島では普通のスーパーでもお惣菜として売られているくらい親しみのあるもののよう。子供も大好きなので、作り方を知りたかった・・といわれ、とてもうれしくなりました。出汁の素やお砂糖を使わないで作るご子供も食べられるお野菜のご飯のこと、少しでも覚えて帰ってもらえればと思っています。放射能にも負けない元気で丈夫な体を作るために・・とうとがなし
2012.08.10
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今回のキャンプの食事に使う食材をご近所さんの宮本さんご夫妻から頂けるということで収穫に出かけてきました。いただいたお野菜はこちらかぼちゃ、きゅうり、なす、にんじん、みょうが、にらその他、すいか、ししとう、ごぼう、大量の赤しそなどなど・・・全部無農薬、畑はこんな感じです。お野菜ばかりでなくいろいろなものを手作りされている宮本さん。手作りのお味噌や4年物の梅干しまでいただくことができました。この梅干しと自然栽培のお米と無酸処理の海苔で、翌日の朝食は、森のイスキアの佐藤初女さんから教えていただいたおむすびを作りました。お米の一つ一つが生きるようにふんわり優しく丁寧に・・教えていただいたことを思い出しながら、スタッフの方と一緒に心を込めて作りました。その日の他の朝食メニューは地場産平飼い卵とにらの出汁巻き卵蒸しキャベツの赤しそ和え茄子ときゅうりの梅しそ炒め。キャベツ、わかめ、玉ねぎ、厚揚げのお味噌汁きゅうりのお漬物みんなが今日も元気に過ごせますように・・感謝していただきます。とうとがなし
2012.08.03
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奄美に束の間帰って充電した後、今度は千葉県の館山にやってきました。ご縁あって、館山のnpo虹のかけ橋さんが企画された”福島の子どもたちが放射能に打ち勝つ健康な身体をつくるための親子学習キャンプ”というプログラムで、一週間、調理担当をさせていただくためです。このプログラムは、放射能を気にして外で思い切り子供たちを遊ばせることができない福島のご家族を自然の豊かな館山に招き、さまざまなプログラムを通じて、ひとり一人が自分の心と身体に必要なもの、必要でないものを学び、「逞しく生きられる子ども達」を育んでいく事を目的にしたものです。期間中、参加者の皆さんに放射能除去食品・発酵食品&免疫力アップの食餌を食べてもらいながら、お母さん達に、料理方法なども学んでいただくことになっています。このプログラムにかかる経費は、助成金や有志の方々の寄付などで成り立っています。私がスタッフとしてかかわることになったことから、今年ベジランチを担当させてもらった、’ぬぬぬパナパナのぬぬ’展の売り上げの一部を、私がこのプログラムに参加するための必要な経費などに寄付していただけることになりました。また、せっかくなので、みなさんに自然栽培のお米やお野菜を食べていただきたい!という想いに共感して下さって、自然栽培の宅配を取り扱っている(株)ナチュラルハーモニーさんから、自然栽培のお米35kg、自然栽培のじゃがいも25kgをはじめとして、たくさんのお野菜を、昨年からお付き合いさせていただいている北海道釧路の木工作家であり、自然栽培農家でもある 勝水喜一さんから、約20kgの自然栽培のキャベツを寄付していただきました。ありがとうございます。今回のプログラムの開催場所、元キリスト教の宣教師を養成するインターナショナルスクールだったところで、食堂も広く開放的な雰囲気です。福島からいらしたご家族は、4家族10名とそれに東京から移住してきたご家族4名計14名。迎えるスタッフは、子育て支援の活動を長年経験されてきた成田浩美さんをリーダーに、地元のクリニックや、大学のボランティアセンター、地域の人たちと連携しながら、常時20名前後が心身両面からサポートを行います。私はここで、自然栽培のお野菜や、地元の無農薬野菜を主体したご飯を時にはお母さん達と一緒に作ります。初日の夕食。自然栽培ジャガイモと人参のコロッケ、梅味噌ソース地場産あらめときゅうりのサラダ。苦瓜、なす、ピーマンの大分こねり風自然栽培トマトのサラダキャベツ、人参、しいたけのお味噌汁。きゅうりの醤油漬けこれから一週間、レポートしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。今回のプログラム詳細については こちらからhttp://awanijinokakehashi.blog.fc2.com/blog-entry-50.html
2012.08.02
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ご縁あって、奄美本島の南にある周囲147,5km、面積77.4㎢、人口約1500人の島、加計呂麻(かけろま)島内にある集落で、奄美のお野菜を使って家庭料理を作るというワークショップに講師としてよんでいただきました。加計呂麻島ダイビングスポットとしても有名な大島海峡をフェリーで渡り一歩足を踏み入れると、時間の流れが変わってしまったような感じがします。フェリーの港のある生間(いけんま)港から車で約30分人口約70人の集落にある小中学校、全校生徒は7人。みんながまるで一つの大きな家族のようです。ここの子供たちやお父さんお母さんと一緒に島の旬の野菜や果物を使って、お料理を作りました。使ったお野菜&野草は、ナス、オクラ、苦瓜、いもづる、ニンジン、玉ねぎ、青シソ、島ラッキョウ、ツルナ、長命草、ピーマン、桑の葉、生モズク、トマト、島かぼちゃ、パパイヤ、マコモの葉、島瓜、へちま、くびき、ドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、島バナナ、島あずき・・・ニンジン、玉ねぎ、トマト以外は みんな島の旬の素材です。さあ、お料理開始!今回のテーマが島で普通に見られる食材を使って家庭でもできるお料理をということだったので、お母さん達も子供達も興味を持って参加してくれたようです。子供達も野菜を切ったり、卵焼きを焼いたりと大活躍!みんなの協力のおかげで、たった数時間でたくさんの美味しいお料理が出来上がりました。できあがったメニューは、お食事1.島あずき粥2.へちまとモズクの味噌汁3.島かぼちゃの餅天ぷら4.もずくと島ラッキョウのかき揚げ5.にらと地卵の出汁巻き卵。6.島夏野菜(島かぼちゃ、なす、島瓜、ピーマン、トマト、玉ねぎ、ニンジン) のラタトゥユ7。パパイヤと玉ねぎのサラダ、ミキドレッシング和え8.パパイヤ、ニンジン、しいたけの厚揚げ炒め。9.島瓜とへちまの鰹節炒め煮10.桑の葉、ツルナ、長命草の白和え11.桑の葉、長命草、青シソ、苦瓜の粒味噌炒め12.いもづる、こんにゃく、昆布のきんぴら13.島夏野菜(島瓜、なす、オクラ、シソ)の山形だし風14.パパイヤとニンジンの即席漬け。15.島バナナ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ のミキデザート飲み物くびき茶&まこも茶タイトルは、”郷土の野菜でこれだけできた!!”みんなでおいしく楽しく頂きました。添加物、白砂糖、だしの素なし。調味料は、カケロマのサンゴ塩、ナリ(そてつ)の入った島の味噌、カケロマのキビ酢、みりん、醤油、オリーブオイルそして、しいたけ、こんぶ、鰹節から採った出汁、そして野菜そのもののうまみだけ。乳製品、お肉、だしに使った鰹節以外はお魚も使わないお料理。子供達に何がおいしかったか?と聞くと、あずき粥やへちまともずくの味噌汁、それから島瓜やオクラ、シソなどをかつお出汁に、しょうゆ、みりんなどを加えて味付けした’だし’に漬け込む 山形の郷土料理を奄美風にアレンジしたものなどシンプルな味付けのものが人気で お野菜だけの料理は子供にはどうなのかな?と半信半疑だった私にはとてもうれしい答えでした。本当に美味しいお野菜や調味料を使って、心をこめてお料理すれば、ちゃんと子供達にも美味しく食べてもらえるんですね。お母さん達からは、”砂糖を使わないでこんなにおいしくできるなんて 驚きました。出汁をちゃんと取ろうと思いました。”との声。素晴らしい食材と自然に恵まれている奄美。けれど、島で使われている醤油の大半は残念ながらたくさんの添加物が入っているし、お料理に出汁の素や白砂糖を使う方が美味しいと思う人が多いことも事実。そういうものを使わなくても子供も大人も喜ぶお料理ができることを少しでも多くの人に感じてもらいたいと思っています。参加して下さったみなさん。企画してくれたIターンの友人。下ごしらえや野草摘みを手伝ってくれた島の方達。どうもありがとうございました。とうとがなし
2012.07.30
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7月6日から阿佐ヶ谷の器とcafe ひねもすのたりで開催している”七回目の七夕~夏を楽しむ 布、ガラス、フルーツ”。あちこちから手のぬくもりの感じられる手作り作品がたくさん会場に届いています。滝沢都さんの石垣島産芭蕉布のタペストリーと森田みゆきさんの石垣島産絹のウチクイ(風呂敷)とストール。どちらも糸作りから作家さんが取り組んだもの。染料は全て植物染料を使って、ご自分で染めたものです。夏に涼しいストール各種。どれも着け心地のよいものばかり。これらの色すべてが自然のものから生まれたというのは驚きです。今回はじめて参加してくれた タイ・チェンマイの手織り布で作ったスカーフ、スカート、エプロンなどを出展しているDukriさん。スカートなどはサイズに合わせてオーダーなどもできるそう。ありがたいですねー。吸水性に非常に優れているデシ綿を使ったティサージ(手ぬぐい)や手作り巾着や、小物入れ、手織りデニムのバッグなど小物類も充実しています。宮古島と石垣島にある一番高い場所がたった海抜約34mしかない平らな島多良間島からは、沖縄、奄美では海岸沿いによく見かける海のそばに生えているパイナップルみたいなオレンジの実がなるアダンの木の葉っぱで作ったアダンの葉の草履も届いています。履き心地の良さは抜群!です。(下に敷いてあるのは、滝沢都さんの芭蕉のテーブルセンター)加計呂麻島と沖縄から届いた涼しげな琉球ガラスのグラス右の作品の緑の模様は、沖縄・奄美の方言で蝶々を意味する綾はぶらをイメージしたものだそうです。奄美から届いた無農薬パッションフルーツ。しわしわになるくらいまで待って食べるのが甘味が増しておいしいです。今週土曜日14日までは、出展作家の一人、山本恵子さんが会場にいてくれます。小さな小物入れも巾着もさらには自分の身につける服まで自分で縫ってしまうという細やかな仕事の得意な山本恵子さん、この機会にぜひお話していただければと思います。また、明日13日には、和綿作家の永井泉さんによる綿の糸紡ぎが14日土曜日には、Dukriの森田早智さんによるお話会があります。まだ若干定員に余裕がありますので、こちらもぜひご参加ください。期間中は、毎日、奄美の食材や自然栽培のお野菜を使ったご飯や無農薬フルーツを使った手作りジュースやデザートなどをご用意しています。こちらも合わせてお楽しみいただければ幸いです。詳しくはこちらからhttp://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/201206240000/お越しをお待ちしております。とうとがなし
2012.07.12
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昨年12月に開催したイベント 福島を知る福島第一原発事故によって、村民ほぼ全員が村を出ることを余儀なくされた”福島県飯館村”中でも最も放射線値が高い地区である長泥地区の区長さん鴫原良友(しぎはらよしとも)さんをお呼びし、リアルな現地の声を届けていただきました。それから約半年が過ぎ、長泥地区は”帰宅困難地域”に指定され、来る7月17日にはバリケード封鎖され、自由な立ち入りを禁止されることになってしまいました。福島の痛みは今も続いているのです。ということで、その日を前にして、再び鴫原さんを再びお呼びして、震災から今までの状況や現在の心境などについてお話を伺う機会を作らせていただくことになりました。さらに、朝日新聞の編集委員で震災後から今まで飯館村を取材し続けている依光隆明さんに飯館村の解説を加えていただきます。この会が’福島の今’をきちんと知り、これからのことをみんなで考えるきっかけになれればと願っています。皆様のお越しをお待ちしています。とうとがなしーーーーーーーーーーーーーーーーーー日時 7月12日(木) 19時~21時会場 器とcaf? ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F(阿佐ヶ谷駅から徒歩5分)TEL03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/参加費 1500円(奄美のお茶付)*参加費は鴫原さんの旅費滞在費に当てられます。定員 20名(要予約)*会終了後、鴫原さんを囲んで同会場で懇親会を予定しております。懇親会のみの参加も可能です。参加費2,000円(ご飯付) 要予約トーク 鴫原良友(しぎはらよしとも)飯舘村長泥地区区長、吉野仮設住宅自治会長解説 依光隆明(よりみつたかあき) 朝日新聞編集委員、’プロメテウスの罠’取材班キャップ企画主催 田町 まさよ問合せ予約 ひねもすのたりTEL03-3330-8807 もしくは、田町 iyashinoamami@song.ocn.ne.jp まで前回のイベントの抜粋映像はこちらからhttp://www.youtube.com/watch?v=SIGOLooJSVU(写真は昨年6月飯館村を訪問した時の写真です。)
2012.07.04
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奄美では、旧暦 2月、5月、9月を神月と呼ばれます。その月の満月頃に当たる16日は、神様に祈りを捧げ、願掛けをするのにふさわしい日だとして、ユタの方達の中には、ご神事をされるところもあります。来る7月5日は、旧暦5月16日。ということで、前回旧暦2月16日も開催して好評だったビジョンマップ作りをまた開催させていただくことになりました。ナビゲーターは、前回と同じ奄美2世のヨガ講師、藤井麻紀子さん。今年の春には、奄美にヨガリトリートツアーに来てくれました。なんと最近おめでたであることがわかり、ますますパワーアップ中。彼女のナビゲートで自分の魂の奥深くにあるヴィジョンを形にしていきます。一人でやっても良いのですが、グループでやることで、思わぬビジョンが出てくることも。奄美のおいしいおやつもしくはご飯付きです。ぜひぜひご参加ください。お待ちしています。とうとがなしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー自分の夢を描く~奄美瞑想 ヴィジョン・マップ作り期日 7月5日(木) 昼の部 14:00~ 夜の部 19:00~ 各回2時間半~3時間程度場所 器とcaf? ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F TEL&FAX03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/奄美のスピリットを呼び、フラワーエッセンスとヨガの呼吸法で自分の中心に戻り、夢を実現化するヴィジョン・マップを一緒に作りましょう。マップを作ることにより自分の夢がより明確になり、現実化しやすくなりますナビゲーター 藤井麻紀子(奄美2世ヨガ講師、ビジョンマップナビゲーター)食事 田町 まさよ 会費 3,000円 昼の部 島のお茶とお菓子付 夜の部 奄美ご飯とお茶付定員 各回10名 要予約持ち物 はさみ、のり、切り抜いてもよい雑誌、パンフレット、クレヨン、色鉛筆、色マジックなど 予約問合せ ひねもすのたり TEL03-3330-8807 もしくは、ポカリとピカリ fumajiki0315@yahoo.co.jp まで。(写真は、前回のワークショップでできたビジョンマップと参加者の皆さん)
2012.06.30
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いつもお世話になっている東京阿佐ヶ谷の器とcafeひねもすのたりさん今年の7月7日の七夕の日に7周年を迎えるということで来る7月6日(金)~7月18日(水)まで7回目の七夕と題して、 夏を楽しむ手織り布、ガラス作品、無農薬フルーツの展示販売を開催することになりました。西表から関東、さらには、タイチェンマイの手織りの布、布製品と夏に涼しい琉球ガラスやガラス作家さんの作品、無農薬の奄美大島のパッションフルーツや石垣島のパイナップルなどが届きます。期間中は、無農薬の手作りフルーツジュースも召し上がれます。その他関連イベントなどもあります。ぜひ、お出かけいただければ幸いです。お越しをお待ちしています。とうとがなしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7回目の七夕~夏を楽しむ 布、ガラス、フルーツ 期日 7月6日(金)~7月18日(水) 12:00~18:30 (木、日曜休み )場所 器とcaf? ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F(阿佐ヶ谷駅北口から徒歩5分)TEL&FAX03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/展示販売・・布:綿、芭蕉、絹など自然素材で織られたストール、タペストリー、 手ぬぐい、バッグ、小物など 器:琉球ガラス、ガラスの器など 食:無農薬奄美産パッションフルーツ、無農薬石垣産パイナップル、 奄美生モズク、モズクカンパーニュ、完全天日塩、奄美自然栽培黒糖、 ソテツ味噌など cafe:自然栽培米を使ったおむすびプレート、手作り酵素ジュース、 手作りすもも、パッション、パイナップルジュース ミキ(奄美の発酵飲料)、奄美薬草茶、フルーツを使ったデザートなど出展作家・・布:亀田恭子(西表島)、森田みゆき、当銘光子(石垣島)、 石川昌子(奄美大島)、山本恵子(愛知岡崎)、 原千絵(岐阜郡上)、永井泉(千葉)、滝沢都(長野) Dukri(タイ・チェンマイの手織り布製品) 器:てとてと工房(琉球ガラス、沖縄うるま市) 工房楽流(琉球ガラス、加計呂麻島) 松岡洋二(ガラスの器、神奈川) 他関連イベント【たなばたしまうた】7月7日(土)19:00~ひねもすのたり開店7年目を迎えられたことを感謝して、心に響く奄美の島唄と奄美の旬の食材を使ったご飯で七夕の夜を楽しんでいただきます。奄美島唄:脇田真由美、新田雅洋参加費 3,000円(食事付、飲み物別)+1,000円で奄美の黒糖焼酎飲み放題要予約【手作り酵素ジュース作り】7月11日(水)15:30~無農薬パッションフルーツやパイナップルなどを発酵させて作る酵素ジュースのワークショップです。参加費 3,000円(後日500mlの酵素ジュースをお持ち帰りいただけます。)持ち物、エプロン、タオル、できたら包丁とまな板、要予約【綿の糸紡ぎ体験】7月13日(金)昼15:00~ 夜19:00~自家栽培の和綿を使った綿操りとインド綿を使った糸紡ぎの体験ワークショップです。紡いだ糸はお持ち帰りいただけます。糸紡ぎの後は、作家による和綿のお話を・・参加費 2,500円 要予約ナビゲーター 永井泉(和綿作家)【チェンマイ手織り布 Dukri お話会】7月14日(土)13:00~チェンマイの手染め、手織りの布製品を紹介しているDukri の森田早智さんによるチェンマイ、布のお話とパパイヤなどを使って、タイ風奄美ランチを召し上がっていただきます。参加費 2000円(ご飯、Dukri製品お土産付) 要予約各イベントとも予約問合せは、ひねもすのたりTEL03-3330-8807まで
2012.06.24
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夏の酵素ジュースづくりワークショップ、第2回目の日程が決まりましたので、お知らせします。日時 6月23日(土) 15:30~ 所要時間 約2時間 会場 器とcafe ひねもすのたり〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F(阿佐ヶ谷駅北口から徒歩5分) アクセス http://ひねもすのたり.com/shop.htmTEL03-3330-8807会費 3,000円(材料費込 後日500ml(=約50杯分)の酵素ジュースをお渡しします)持ち物 エプロン、タオル、可能であれば包丁&まな板定員 10名程度 要予約第一回目の酵素ジュースづくりに先駆けて、奄美から無農薬のすももがたくさん届いています。こちらでは、ジュースにしたりジャムにしたりすもも酒にしたりといろいろ楽しんでいます。ご希望の方には、期間中販売もしています。ぜひお立ち寄りください。お越しをお待ちしています。*6月15日第一回目のワークショップは、定員に達したため申し込みを締め切らせていただいています。お申込みいただいた方、ありがとうございました。
2012.06.12
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昨年から好評の夏の酵素ジュースづくりワークショップフルーツの収穫時期が確定しなかったため告知が遅くなりましたが、第一回目を来週の金曜日 6月15日(金)19時から 器とcafeひねもすのたりで開催することになりました。無農薬の静岡産の梅と奄美のすももをメインに奄美のパッションや季節のフルーツを数種加え発酵させて作ります。爽やかな酸味がおいしい性別年齢を問わず好評のジュースです。出来上がった酵素ジュース。見た目もとてもきれいです。フルーツをたくさん使って作るので、作り始めからいい香りが漂います是非この機会にご参加ください。日時6月15日(金) 19時~ 所要時間 約2時間 会場 器とcafe ひねもすのたり〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F(阿佐ヶ谷駅北口から徒歩5分) アクセス http://ひねもすのたり.com/shop.htmTEL03-3330-8807会費 3,000円(材料費込 後日500ml(=約50杯分)の酵素ジュースをお渡しします)要予約予約お問い合わせは、ひねもすのたりもしくは iyashinoamami@song.ocn.ne.jp まで
2012.06.06
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5月31日~6月4日まで開催された ’ぬぬぬパナパナのぬぬぬ’展。おかげさまでたくさんのお客様をお迎えすることができました。会場となったのは、都会とは思えない緑に囲まれたラ・ケヤキ。敷地内に一歩足を踏み入れると樹齢200年以上といわれる大きなケヤキが訪れる人を温かく迎えてくれます。この静かな空間の中に飾られた八重山、沖縄、奄美など琉球弧~東京までの作家達が芭蕉・苧麻・絹・綿・羊毛それぞれ糸を作るところから関わって作った手織りの布たち。着物を楽しく気楽に着られるレクチャーや八重山の唄者 安里勇さんのライブなど関連イベントも彩りを添えてくれました。(西岡万紀さんのレクチャー’おきらくキモノ術’)私は、ベジランチを担当。農薬も肥料も使わない自然栽培のお野菜や出展作家さんにゆかりのある食材を主体としたお野菜のご飯を毎日作らせていただきました。(3日目のランチ、岐阜郡上在住の原千絵さんの風呂敷の上に、郡上ホウ葉焼き、郡上梅味噌おむすび、じゃがいものえごま塩和え、彩り野菜のキャベツ巻き、パパイヤの漬物、奄美生もずくと三つ葉のお吸い物。)(4日目のランチ、白井仁さんのうちくいの上に 塩麹のバーニャカウダ、大根と甘夏のサラダ、パパイヤチャンプル、キャベツとカブのレモンスープ、ご飯とニンジンの葉のぬかふりかけ、パパイヤの漬物)何年もかけて土をきれいにしてできた自然栽培のお野菜に敬意を表して、野菜はできるだけ皮をむかずに使い、それでもでる野菜くずは出汁にして、精米した後のぬかやニンジンの葉っぱもお料理に使って、大事にお料理させていただきました。土づくりからこだわる自然栽培のお野菜と糸作りからこだわる出展作家さん達の布たち。どちらからも味わう方の舌や身にまとう方の皮膚を通して、本来の自然に備わる生命力が伝わってきます。ぬぬぬパナパナのぬぬとは、八重山の言葉で布、パナパナは、はしばし、大量生産される布があふれる中で、時間のかかる手織りの布の端々から伝わる何かを感じてもらいたいという主催者の想いがこめられた展示会。。今年の入場者数は、700名を超え、その想いは静かにけれど着実に広がっていると感じました。いらして下さった皆様、どうもありがとうございました。ぬぬぬパナパナ展のぬぬぬ展、来年もまた開催するそうです。お楽しみに・・
2012.06.05
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来る6月8日(金)~23日(土)まで 東京阿佐ヶ谷の器とcafe ひねもすのたり にて、アンマcafeを開催します。アンマとは奄美大島の言葉でおばあちゃん。アンマcafeでは、次世代に残したいおばあちゃんの知恵を生かした食事や手仕事を提供させていただきます。私が最初にきちんとお料理を教えてもらったのは、祖母からでした。祖母から教えてもらったことは今も私のお料理の原点になっています。奄美に移住しても、島のアンマ達からお料理だけでなく、これからも残していきたいたくさんの大事なことを教えて頂きました。その知恵を自分なりに表現していくだけでなく、私と同様にアンマの知恵をいかすことに取り組んでいる若い世代達と一緒にその知恵を分かち合う場所を作っていきたいと思っています。ぜひぜひ、足を運んでいただければ幸いです。お越しをお待ちしています。とうとがなしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアンマcafe @器とcafe ひねもすのたり期日 6月8日(金)~6月23日(土) 12:00~18:30 (木、日曜 休み、6月10日はイベント営業のみ)場所 器とcaf? ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F(阿佐ヶ谷駅北口から徒歩5分)TEL&FAX03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/期間中、発酵食’ソテツの芯のおかゆ’や発酵飲料’ミキ’など奄美の伝統食、生もずくやパパイヤなど島の食材や自然栽培のお野菜を使ったベジランチ、奄美野草の新芽50種類以上を発酵させて作った野草酵素ジュース、薬草茶、島のヨモギを使ったお菓子などを提供させていただきます。展示販売 芭蕉の糸、アダンの葉の草履、奄美生もずく、パパイヤ漬け、ソテツ味噌、もずくが生地の60%!もずくカンパーニュ、奄美天然塩、自然栽培黒糖、島のお菓子など 関連イベント6月9日(土) 15時~奄美の代表的発酵飲料’ミキ作り ミキとは、お米、黒砂糖、さつまいもを発酵させた飲み物です。ミキは、お神酒に通じ、祭事や祈願の際に神様に捧げる供物として島のノロなど女性たちの手で、受け継がれてきたものでもあり、暑い夏の日や病気など食欲のない時の栄養替わり、子供の離乳食などとして、島の人たちの健康を支えてきた’いのち’の飲み物。味は、お米のヨーグルトといったところ、甘酒にも少し似たお味です。飲用のほか、ドレッシングやデザートにも応用できる‘ミキ’を一緒に作ります。ミキを使ったレシピなども紹介させていただく予定です。会費2500円(出来上がったミキを500ml持ち帰れます。) 要予約持ち物 エプロン、持ち帰るミキを入れる500ml程度のペットボトル等6月15日(金) 12:00~ 6月16日(土) 18:00~’アンマの唄とアンマのご飯~おばあちゃんの知恵を今に生かす’(島のおばあちゃんから学んだ唄とご飯)長寿の島、奄美のおばあちゃんが作っていたご飯は、おいしいだけでなく、今を生きる私達の身体を健やかに保つ知恵がいっぱい!島のアンマから習った身体に優しい島じゅり(=料理)をいただきながら、食と身体のお話とアンマの知恵がいっぱい詰まった奄美の島唄を楽しんでいただきます。参加費 3,000円ご飯付 定員20名 要予約唄とお話 島唄ユニット マブリ 食とお話 田町 まさよマブリ(島の言葉で魂という意味)プロフィール ジャンベ奏者、奈良大介と体のゆがみを整える均整治療院を営みつつ、サンシン(=三味線)奏者としても活動する喜界島3世のタナカアツシの二人による奄美島唄ユニット。マブリhp http://www.kikya.pro.nu/6月20日(水) 昼の部 15:00~ 夜の部 19:00~ ワークショップ&お話会 ’新月に作るバシャ(=芭蕉)守り ’縄なえによるミサンガorネックレス作り(お好きな方をお選びください)と奄美芭蕉体験の映像とお話。一年で一番昼が長い夏至の日とひと月で一番夜が暗い新月が交差する日に、見えない世界と見える世界をつなぐ糸、’芭蕉の糸’を使って、お守りや願掛けになるミサンガやネックレスを作ります。ワークショップの後は、島のお茶を飲みながら、今年春に奄美で糸芭蕉を切り倒すところから機に書けるところまでを体験したバシャシスターズ(ものづくり&芭蕉大好き姉さん4人組)の奄美体験談&奄美芭蕉再生プロジェクト事務局長 田町まさよによる 芭蕉のお話をどうぞ。ナビゲーター バシャシスターズ&田町まさよ参加費 芭蕉ミサンガ希望者 2,000円 ネックレス希望者 2,500円 定員 各回10名程度 要予約各イベントのお問合せ予約は、ひねもすのたり TEL03-3330-8807もしくは、iyashinoamami@song.ocn.ne.jp(田町)までその他、さわやかな酸味の嗜好品としても美味しい、梅と奄美のすももをメインにしたフルーツを発酵させて作る夏の酵素ジュースのワークショップも開催予定。梅とスモモの収穫時期に合わせて作るため、日程等詳細は後日決定次第このブログとひねもすのたりHPにupします。お楽しみに!
2012.05.29
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来る5月31日(木)~6月4日(月)まで、新宿御苑そばのラ・ケヤキにて、'ぬぬぬパナパナのぬぬ’展が開催されます。ぬぬというのは、沖縄の言葉で布、パナパナというのは、端っこ自然の力をたっぷり吸いこんだ手織りの布の端々から伝わる'何か'を手に取る方々に伝えたいということで始まった’ぬぬぬパナパナ’プロジェクト。奄美・沖縄・八重山など琉球弧に縁のある若手布作家を中心とした芭蕉、苧麻、絹、手紡ぎ綿などの、着尺、帯、ストールなどの布作品の展示販売を中心に、布を楽しむワークショップが毎日開催されます。私は、会期中、毎日自然栽培のお野菜を中心にしたベジランチを作らせていただきます。郡上のホウ葉焼きや奄美の生モズクを使ったお料理など出展作家の在住地と縁の深い土地も出す予定です。樹齢100年以上の大きなケヤキの木がある会場のお庭も必見の価値あり。気持ちのよい空間に、美しい布と美味しいご飯ぜひぜひお出かけくださいね。お越しをお待ちしています。とうとがなしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「ぬぬぬパナパナのぬぬ」展会期:時間:11:00~19:00 入場無料会場:ラ・ケヤキ(東京都新宿区内藤町1-6)アクセス:http://l-amusee.com/lakeyaki/access.phpTEL:03-3353-7277(会期中のみ)【会期中のプログラム】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー5月31日(木)~6月4日(月)全会期5日間共通 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎11:00~19:00 ぬぬパナのぬぬ展示・販売八重山から東京まで、芭蕉・苧麻・絹・綿・羊毛それぞれ糸を作るところから関わる布つくり。個性豊かな、そして想いのこもった作品の数々。手に取るも良し、作り手と語らうも良し。都心とは思えないゆったりした空間で、たっぷりと布に触れる5日間。◎13:00~13:30 列品解説(無料)当日在廊の作り手と浦 令子が、それぞれの布についてご説明いたします。《Topic !》田町まさよのベジ・ランチ田町まさよがベジ・ランチ(1200円、一日限定40食)をご用意いたします。無農薬・無施肥の自然栽培の野菜を主体にしたランチです。カラダにイイ、ぬぬ&食べ物でほっこりなさいませんか?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(1)5月31日(木)~6月2日(土)3日間共通ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎11:30~16:00 ワークショップ [1]「芭蕉布・上布を着てみよう」浦令子所有の芭蕉布・上布の着物・帯をお貸しいたします。植物繊維の風合い、着心地を体験してみましょう。定員5名/5000円*注1)きもの用下着・夏用長襦袢・足袋、履物はご持参下さい。また、会場外への外出はできません。*注2)ご希望の方には、着付けも承ります。(1000円)◎14:00~15:00 レクチャー [2]「おきらくキモノ術」定員10名/1500円(茶菓子付き)講師:西岡万紀夏キモノを涼しく着る工夫や半巾帯の楽しみ方、などなど。《Topic!》「布楽布楽源点」参上!(特設)大阪の鼻緒作家、佐藤秀子がぬぬぬパナパナの作り手達の「ぬぬ」を鼻緒にしました。彼女のこだわりの草履・下駄にその場ですげます。布楽布楽源点オリジナル鼻緒もオタノシミに。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー6月1日(金)のみーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎19:00~21:00 レクチャー [3]「布の力」定員20名/2000円講師:田中優子(法政大学教授)布好きのバイブル『布のちから』の著者、田中優子先生の講演。後半は西表島の石垣昭子さんとの対談。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(2)6月3日(日)~4日(月)2日間共通ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎15:30~16:30 レクチャー [4]「ぬぬを愉しむ」定員10名/1500円(茶菓付き)講師:田町まさよ作り手に聞く素材や布作りの様子&さまざまな纏い方や布使いのミニレクチャー。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー6月3日(日)のみーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◎19:00~20:30 ライブ [5]「安里勇スペシャルライブ」料金:2000円(ワンドリンク付き)自然と共にある八重山の暮らし。そこから生まれた日々の唄を八重山の唄者が弾き語ります。ピヌムトゥ工房(大林恭子・葛西由貴・佐々木亮輔・波照間良美)/波照間島/デシ綿/腰機による帯・紐亀田恭子/西表島/手びきの絹・手績み芭蕉/着尺・帯・ストール前津雪絵/西表島/手績み芭蕉・石垣産手績み苧麻・絹/半巾帯・ストール・うちくい森泉/石垣島/インド産手績み芭蕉・中国産手績み苧麻・ラミー/着尺・帯上原久美/石垣島/手績みの苧麻・ラミー/帯・小物滝沢都/石垣島/手績み芭蕉/帯・タペストリー・布額・小袱紗・マース袋当銘光子/石垣島/石垣島で養蚕から手がけた座繰りの絹/着尺・帯・ストール森田みゆき/石垣島/石垣島で養蚕から手がけた座繰りの絹/ストール・うちくい西筋ヒデ/多良間島/手績み芭蕉・苧麻/着尺・帯浜川史江/多良間島/手績み芭蕉・苧麻・中国産手紡ぎ綿/着尺・帯・半巾帯・ミニストール・手織り布の服・小物大城拓也/沖縄本島・南風原/多良間産芭蕉・ラオス産手紡ぎ綿・中国産手績み苧麻・絹/ショール・ティサージ・帯近岡恵子/沖縄本島・那覇/東ヨーロッパ産東京産ヘンプ/紐・ティサージ妹尾直子/沖縄本島・浦添/浦添産繭より座繰りした絹・国産絹糸/ストール宮下利津子/奄美・加計呂麻島/和紙、多良間産手績み苧麻・絹/半巾帯・ストール菅野あゆみ/和歌山・龍神村/自家製和綿(茶綿)・カンボジア産手紡ぎ綿/ストール・タオル原千絵/岐阜・郡上白鳥/郡上産繭より座繰りした絹・下村ねん糸の絹/着尺・帯・ストール・うちくい・バッグ白井仁/千葉・流山/手紡ぎ和綿、インド産手紡ぎ極細綿・手績みの苧麻・国産リネン/ストール・うちくい・テーブルウエアー濱野太郎/東京/手紡ぎ羊毛・カシミヤ/ストール・マフラーワークショップ申し込み方法、講師プロフィールなどその他詳細はこちらからhttp://nunupana.com/events/future/#000605チラシPDFhttp://nunupana.com/events/nunu_2012.pdf
2012.05.22
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さわやかな五月晴となった週末開催されたVege&Fork Market vol.4の模様です。天然酵母パンから焼き菓子、マクロなお惣菜、エスニック料理、野生のコーヒー、自然栽培の野菜、オーガニックの雑貨や衣類、マッサージや整体などなど30以上のお店が並び、私は青果ミコト屋さんと一緒に出店。農薬も肥料も使わない自然栽培のお野菜の販売の他、奄美で作って来たミキや野草酵素ジュース、自然栽培のお野菜や奄美の食材を使ったフードを提供しました。(左下から うどの天ぷら、ポテトフライ、オニオンリング、長命草の天ぷら、モズクと玉ねぎのかき揚げ)島の伝統発酵飲料であるミキは、持っていった分全部売り切れるほどの人気でした。食を通じて色々な方とお話できて、とても楽しかったです。いらして下さった皆様ありがとうございました。このイベントを境に2カ月ほど関東近辺に滞在して奄美や自然栽培の食材を使ったフード、ドリンクなどを提供する予定です。詳しくは、追ってお知らせします。お楽しみに!!
2012.05.21
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来る5月19、20日に神奈川県川崎市の麻生環境センターで開催されるオーガニック&ナチュラルフードイベントVege&Fork Market vol.4 に、自然栽培の宅配八百屋さん 青果ミコト屋さんと一緒に参加します。’動物性たんぱく質、白砂糖、食品添加物、乳製品を使わないたべもの’をコンセプトに 天然酵母パン、焼き菓子、ベジランボックス、マクロビオティックのお惣菜、自然栽培のお野菜、オーガニック雑貨と衣類などたくさんのお店が集まるそうです。両日ともミニライブもあり、20日には奄美ともゆかりの深いジャンベ奏者の奈良大介さんも出演されます。私は奄美から、塩漬けにしていない生モズク、奄美の野草の新芽50種類以上を発酵させて作った野草酵素ジュース、発酵飲料 ミキなどを持って行く予定です。イベントを控えて、熊本の徳田さんの無農薬無肥料のお米、奄美の叶さんの自然栽培の黒砂糖、ミコト屋さんから送っていただいた自然栽培のさつまいもで、ミキを今発酵させているところです。昨日仕込んだばかり、あと一晩ほど発酵させて ミキサーにかけて冷蔵します。ちょっぴり酸味のある甘さ。お米のヨーグルトといった感じ、甘酒にも少し似たお味です。島の人たちは、暑い夏の日や病気など食欲のない時の栄養替わり、子供の離乳食などとして、さらには、神事の際の神聖な飲み物としてミキを大事に飲んできました。是非是非この機会に飲んでみてくださいね。フードは、自然栽培のポテトフライ、オニオンリング、生モズクの天ぷらなどをお出しする予定です、こちらもお楽しみにイベント詳細はこちらからhttp://vegefork.blogspot.jp/2012/02/flyer-vfm-vol4.htmlお越しをお待ちしております。とうとがなし
2012.05.14
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来る5月3日(木) 奄美市名瀬のAIAI広場で食、環境問題、自然療法、ヒーリング、魂、宇宙のことなど幅広いテーマで日本中を講演されている、大田篤さんの講演会が開催されます。今回は、”未来の子供たちのために”と題して、人は何のために生きているのか?未来の子供たちが幸せに暮らせるために今私たちができることはなんなのか?をテーマに様々な分野にわたってお話されるそうです。興味がある方は、ぜひお出かけください。どうぞよろしくお願いします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー大田篤講演会 ”未来の子供たちのために”日時 5月3日(木)17時半開場 18時開演 20:30終了予定 会場 AIAI広場 2F会議室 参加費 2,000円 小学生以下無料 講演終了後 同会場にて懇親会を予定しております。(懇親会費1000円)チケット販売 上原酒店52-0636 前之浜呉服店52-0532楠田書店 52-2631主催問い合わせ 太田塾奄美 090-5746-7322(上原)大田篤 プロフィール1958年広島県生まれ。多くの環境団体・グループを結ぶ「地球と子供の未来を守るネットワーク」を設立。環境・社会・科学・医学・食の問題から精神世界・古代史などに至る幅広いテーマで全国的に講演活動を続けている。特に「心のセミナー」は、人々を癒し勇気付け、気付きを与えることにより、スポーツ選手、芸能関係者、医学・科学者のあいだでも人気が高い。著書に「何のためにあなたは生きているのですか」(KKロングセラーズ)。
2012.04.26
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先日お知らせした’幻の花アマミセイシカと春の草花探索ツアーin奄美宇検村’おかげさまで、無事終了しました。大変いいお天気に恵まれ、絶好のお花日和でした。宇検村の林道をガイドの植物写真家山下弘さんの解説付でゆっくり2時間ほど散策。もちろんお目当てのアマミセイシカもばっちり!!見ることができました。気持ちよく歩いた後は、お待ちかねの宇検島ご飯(左下から シンガユ(ソテツの芯のお粥)、ヨモギ餅と宇検村産そば粉のお菓子、いゅん汁(魚の味噌汁)、宇検村産エビの天ぷら、長命草、よもぎ、タラの芽の天ぷらつわぶきの佃煮、パパイアと大根の漬物、つわぶきと塩豚の煮物)作って下さったのは宇検村のおばさまたち。どれもこれもおいしくて、みなさん大変喜ばれていました。参加者の中には、シンガユを子供のころ実際に食べた方もいらしていろいろお話を聞かせてくださいました。本土復帰前後食糧があまりなかったころは、シンガユは主食の一つだったそう。今回はお米が入っていましたが、そのところは本当にソテツのでんぷんだけだったそうです。それにおかずは、お味噌と漬けものくらいだったとか・・こんなにもたくさんのおかずがある今とは大違い。感謝しなければいけませんね・・そば粉は、昨年から宇検村が力を入れて栽培を始めたもの。今回が初お目見えでした。今からいろいろ研究して、島内産100%のそばを作ることにチャレンジしていきたいと担当の方はおっしゃっていました。食事の際には、元田信有宇検村長もいらして、ご挨拶をいただきました。今回のツアーは、もともと’宇検村には、宝がたくさんあるのに知られていないのがもったいなくて仕方ない。何とかいい形で発信したい。’というご自身の要望によりできたもの。’これを機にさらに宇検の良さを発信していきたいまたいろいろツアーも企画したい’とのことでした。参加者の方々からも’ぜひぜひ!!’という声が多数湧き上がりました。ぜひまた一緒にいいツアーを作っていきたいと思います。参加者の皆様、ガイドの山下さん、協力して下さった宇検村の皆さんどうもありがとうございました。とうとがなし
2012.04.09
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奄美大島南部、宇検村は、奄美最高峰で貴重な動植物が多く残っている湯湾岳や村に大きく食い込んだ焼内湾周辺に点在する風情のある集落など豊かな自然や美しい風景に恵まれたところですが、その魅力は、他の市町村に比べまだまだ知られていません。ということで、この春から、宇検村の協力の下、宇検村の魅力を感じるツアーを企画することになりました。第一弾は、植物写真家の山下弘さんをガイドにお迎えして、奄美固有種’アマミセイシカ’など春の草花を探索しながら、宇検村内の清流沿いを歩くツアー。宇検村婦人グループによるおいしい島じゅり(島料理)付です。今回は、いゅん汁(魚の味噌汁)やシンガユ(ソテツの芯のおかゆ)、野草の天ぷらなどを召し上がっていただけます。昨年から宇検村が取り組んでいる宇検村産ソバの試食もあるそうです。宇検村の美しい自然と美味しい島料理が同時に味わえるお得なツアー島内の方はもちろんのこと、この期間に奄美に来られる予定の方も、是非この機会にご参加ください。皆様の参加をお待ちしています。とうとがなしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー島ぬ宝再発見 in 宇検村植物写真家 山下弘さんと行く 幻の花’アマミセイシカ’と春の草花探索ツアー (宇検島ぬじゅり付)日時 4 月8日(日) 8 時15 分 奄美エーストラベル和光車庫前集合 小雨決行 *宇検村現地集合解散もできます。詳細については、お問い合わせ下さい。参加費:大人お一人様6,000 円 小学生 3,000 円 (参加費に含まれるもの 貸切バス代 ガイド・コーディネート代 食事代 保険代) 定員:大人20 名 (最少催行人員15 名) 申し込み先着順企画主催:アマミアートプロジェクト 協力: 宇検村 ガイド: 山下弘氏 旅行受託: (株)奄美エーストラベル 申込、問合せ アマミアートプロジェクト 田町 090-9595-5823 mail iyashinoamami@song.ocn.ne.jp日程( 天候その他の事情により、変更になる場合があります。)4月8日名瀬和光町奄美エーストラベル車庫8:15集合 8:30出発ーーー宇検村内の清流沿いを歩きながら、アマミセイシカ&春の草花探索(山下弘さんによる解説付、所要時間2時間程度)ーーー 宇検村婦人グループによる 宇検島じゅりの昼食 -------元気の出る館にて、山下弘さんによる奄美の草花についてのお話ーーーーー宇検直売所 うけん市場 見学・ショッピングーーーーわだつみ館見学ーーー名瀬奄美エーストラベル車庫到着解散(17時ごろ予定)ガイド 山下弘氏・・植物写真家。30 数年前から奄美に自生している野生ラン、絶滅危惧植物の調査研究および撮影を続ける。10 数年前にアマミアワゴケ、アマミカジカエデの新種を発見。著書に『奄美の絶滅危惧植物』(南方新社)など。日本植物分類学会会員。鹿児島県文化財保護指導委員。鹿児島県希少野生動植物保護推進員。アマミセイシカ・・奄美大島固有種。ツツジ科。山地の渓流沿いなどに生え、3月下旬頃から薄桃色を帯びた白い清楚な花を咲かせるが、開発や盗掘でほとんど自然の森からは姿を消し、幻の花となる。絶滅危惧IB 類(EN)種に指定され、2004 年から鹿児島県条例で捕獲が禁止されている。(アマミセイシカ 撮影 山下弘さん)
2012.03.25
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来る3月12日(月)19時から 器とcafe ひねもすのたりで、日曜日などにイベントやワークショップなどを開催されているヒメモスさんの主催で、’伝える料理’と題して、キムチ作りのワークショップが開催されます。材料の選び方から発酵、保存食のキムチ、コチュヂャンの作り方に合わせ、旬の野菜でさっと作る浅漬けの様なキムチの作り方、鍋で余った少しの白菜でキムチを漬ける方法などを織り交ぜ、伝えて頂けるそうです。”日々複雑に変化する不思議なおいしさのキムチを是非我が家の味に! ”ということで、私も奄美に帰る前にぜひ習いたい!!と思って参加させていただくことになりました。せっかくなので、月曜日は、ひねもすのたりさんで、12時から19時まで奄美ご飯を作らせていただきます。キムチづくりとあわせて、ぜひこちらもお出かけください。お越しをお待ちしています。とうとがなしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日時:2012年3月12日(月) 19:00~21:00 会場 器とcafe ひねもすのたり〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2FTEL&FAX03-3330-8807 http://ひねもすのたり.com/料金 3,000円(講座受講料、お土産キムチ、コチュジャン付き)定員 10名程度(要予約)持物 筆記用具・エプロン・タオル(どれも任意ですがあると便利)講師 安田花織在日韓国人のおばあちゃんと父、農家の生まれの母、二つの食文化に触れ育つ。小さい頃から食べる事作る事が大好き。高校卒業後、レストラン、懐石料理、オーガニックカフェで料理を学ぶ。野菜や発酵食品を使った料理やお菓子をつくるのが得意。※お予約/お申込は、メール(info.himemosu@gmail.com)に、・お名前、参加人数、メールアドレス、当日連絡のとれる携帯番号をご連絡ください。詳しくはこちらからhttp://himemosu.com/
2012.03.10
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来る3月10日(土)、11日(日)横浜市青葉区の’ウィズの森’というところで、自然栽培の八百屋さん、’青果ミコト屋’さんと一緒にマルシェをやることになりました。名前は、”森の市場 ウィズマルシェ”ミコト屋さんは、自然栽培を中心としたお野菜の宅配をやっている八百屋さん。昨年ご縁をいただいて、今回はじめて一緒にイベントをさせていただくことになりました。彼らは、自然栽培、有機栽培の野菜と加工品を。私は、奄美から、自然栽培の太陽の黒砂糖やたんかん。はんだま(水前寺菜)、草木染めストールなどを出品します。奄美の天然酵母薪窯パン屋さん 麦の実さんからは、もずくが生地の約60%!!も入っているもずくカンパーニュや奄美産の無農薬米粉とヨモギと田芋が入ったパンが届きます。(写真はもずくのカンパーニュ)神奈川に出かけるのは、久しぶり。お近くの方、ぜひぜひお出かけください。会場 ウイズの森 〒227-0053 神奈川県横浜市青葉区さつきが丘5-1(東急田園都市線青葉台駅より徒歩15分) TEL045-979-2622アクセスマップhttp://www.with-house.co.jp/access_map3.html日時 3月10日(土) 11日(日) 10:00~18:00詳しくはこちらからhttp://blog.micotoya.com/お越しをお待ちしています。とうとがなし
2012.03.09
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’春を感じる奄美フェア’のために、無農薬のたんかんを生産者さんと一緒に収穫してきました。たんかんとは、ぽんかんとオレンジの掛け合わせで、甘味が強いかつオレンジのように実がぎっしりつまっていてとてもジューシーなのが特徴。無農薬なので、皮もお料理やお菓子などに使えます。たんかんの皮は香りが高いので、ジャムにしたり、ケーキやクッキーなどの生地に直接入れてもおいしいです。今年は、日照不足などが原因なのか、奄美全体としてたんかんの出来が悪く、島の中でもなかなか手に入れるのが難しい中、今回のイベントのために特別にある程度の量を確保していただくことができました。期間中量り売りしますので、一個からでもお買い求めいただけます。また、発送も受けたまりますので、ご自宅や贈答用にご利用ください。量が限られていますので、お申し込みはお早めに。せっかくなので、たんかんを使って、ジャム(マーマレード)島のお菓子’ふくらかん’を作るワークショップを企画しました。たんかんジャムは、たんかんの皮・果肉・果汁と黒糖のみで作ります。お水もいれません。黒糖は、自然栽培’太陽の黒砂糖’を使います。無添加なので安心して食べられます。他の柑橘類のジャムにも応用できるので、覚えておくと便利です。パンに塗ったり、紅茶に入れたり、お菓子やお料理に色々使えます。一緒に作るふくらかんとは、蒸しケーキのようなもの。ふっくらふわっとした食感が楽しい、島ではとてもポピュラーなお菓子です。もっとも一般的なのは、黒糖と小麦、卵、重曹などを使って作るものですが、今回は卵を使わず、たんかんジャムと黒糖、小麦、重曹だけで作ります。油も使わないので、とてもヘルシーなおやつです。(たんかんふくらかん。上にのっているのは、たんかんジャム。)たんかんジャムと島のお菓子作り 昼の部 2月23日(木)14:00~ 夜の部 2月24日(金) 19:00~ 各3時間程度会費2,500円(材料費込 出来上がったジャム150g程度をお持ち帰りできます。)定員 各回7名 要予約 持ち物 エプロン、ジャムを入れる容器。申込、お問い合わせは、ひねもすのたりTEL03-3330-8807 or 田町 iyashinoamami@song.ocn.ne.jp まで*たんかんは、春を感じる奄美フェア期間中(2/22~3/8)販売しています。 詳しくはこちらからhttp://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/201202090000/お越しをお待ちしています。とうとがなし
2012.02.16
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前回のブログでもお知らせした”春を感じる奄美フェア”今回は関連イベントがたくさんあるので、それぞれを詳しく紹介させていただきます。まずは初日、2月22日には、沖縄からガリさんこと井上聖さんをお迎えして、新月のイベントをさせて頂きます。ガリさんには、一昨年豪雨災害の中、霧島と奄美で開催された”13人のグランマザー会議”の奄美会場で司会進行などたくさんサポートしていただきました。現在、ガリさんは、沖縄の北谷町でオーガニックカフェ Heart of Earth Cafe を経営されているのですが、今年3月から聖地クリーニングをしながら、沖縄を出発して走りながら北上するという(今年は関東くらいまで、最終的には北海道を目指す。)Earthrun2012をスタートされます。出発に先駆けて、お話会を一緒に企画したいとのありがたいお話。沖縄と奄美は、同じ琉球弧の仲間、共通する自然や文化などがたくさんあります。琉球弧に伝わる海の彼方にあるといわれる、豊穣や生命の源、神様の世界、ニライカナイ(奄美ではネリヤカナヤ)・・いわば理想郷への変革に向けて、ガリさん曰く、’経糸と横糸、海の道と陸の道、南と北、龍と琉。。。。縦横斜め、過去現在未来、クロスオーバーのチャンプルー&カチャ―シーで、全てが交じり合う潮目。それらが絶妙のタイミングで重なり合う磁場。一見バラバラに見えるそれぞれの活動がこの時期、この場所で邂逅する。ニライカナイ(ネリヤカナヤ)への旅のスタート、みるく世果報(ゆがふ)の到来、そんなイメージを共有できたら・・’とのこと。物事を始めるのにふさわしいと言われる新月の日に、何が起こるのか、とても楽しみです。お越しをお待ちしています。とうとがなし(ネリヤカナヤからの来訪神が立ち寄ると言われる節田立神)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2月22日(水) 如月新月イベント “トランジションニライカナイ(ネリヤカナヤ)~新しい惑星(ほし)創りの為に”会場 器とcaf? ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F (阿佐ヶ谷駅北口から徒歩5分)TEL&FAX03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/1部 芭蕉糸ミサンガワークショップ 13:30~15:30 奄美沖縄では、見えない世界と見える世界を繋ぐ糸として、ノロ・かみんちゅの衣装やお祈りの道具、魔除けとして使われた芭蕉の糸を使って、新月のエネルギーを感じながら、お守りや願掛けとして使われるミサンガを作ります。(写真はグランマザー会議の時に参加証として使われた芭蕉ミサンガ)グランマザー会議の際に使ったのは、皮芭蕉といって、芭蕉の木の一番外側の皮の部分をそのまま干したものなのですが、今回は、糸になる前の芭蕉の繊維を使って作ります。(芭蕉の繊維。)今回のワークショップに使うものは、今年作ったものを使う予定です。身につけると人を守ってくれる力があると言われる芭蕉を身につけ、ニライカナイに想いを馳せて頂ければ・・と思っています。ワークショップをしながら、芭蕉についてのお話などもさせて頂く予定です。ナビゲータ― 田町まさよ 他会費 2,000円 定員10名程度(要予約) 持ち物、せんたくばさみ1つ、はさみ、定規、ボールペン2部 暦のお話会「今私達はどこにいるのか」~地球暦とマヤンオラクルを中心に 16時半~18時頃 季節の移ろいや、月の満ち欠け、潮の満ち引きなど自然の営みと調和していた私達の暮らしは、西洋暦が導入されて以降、命の大いなる循環との繋がりを失いかけています。地球暦は新たな旅への羅針盤。「今、どこにいるのか」を確認し「今、何をすべきか」を明確にしていきましょう。ナビゲーター 井上gari聖会費 1000円+1オーダー*地球暦・・太陽のまわりを1年で1周(360度)する地球の位置を度数で測り、時を知る天体暦。3部 お話会 「海を渡り、島を駆け抜け、意図を紡ぐ」~「奄美」=星へと還る道が出会う場所~ 18時半開場 19時スタート「人は何故走るのか?」「水平線の向こうへ漕ぎ渡る意味とは?」人と自然、海と陸、琉球弧と日本列島。隔てられ、分断されたかに見える繋がりを取り戻し、想いの糸を紡いでいく新たなチャレンジが始まります。「奄美」はそれぞれの道が出会う特別な場所。一人一人の人生が「星の物語」。そんな事を思い出すきっかけになるお話会になればと考えています。内容:カムナ葦船プロジェクトスライド上映 ・Earthrun2012の目指すもの対談 石川仁(冒険家 カムナ葦船プロジェクト代表 ヨットで4月7日に千葉の館山を出航して奄美に向かう予定。)×井上聖×田町まさよ会費 1000円+ドネーション+1オーダー(奄美ベジカレーや島のお茶、黒糖焼酎、春の酵素ジュースなどをご用意しております。)このイベントに関する、問い合わせ、予約は、田町 まさよ iyashinoamami@song.ocn.ne.jp or 090-9595-5823まで
2012.02.13
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来る2月22日(水)~3月8日(木)まで、東京阿佐ヶ谷の器とcafe ひねもすのたり で’春を感じる奄美フェア’と題して、今が旬、奄美のおみかん、無農薬たんかんやポリフェノールたっぷり自然栽培はんだま(=水前寺菜)、今年採れたての自然栽培太陽の黒砂糖、よもぎ餅など島のお菓子、島のお茶、食材など春を感じる草木染めストールなどの展示販売や奄美の旬の素材や自然栽培のお野菜などを使った日替わり野菜ランチやたんかんや黒糖を使ったベーグルやデザート、奄美の野草の新芽のみで作った春の酵素ジュースなどを提供させていただきます。今も月の暦=旧暦が生きている奄美に習って、今回は、旧暦2月1日新月~2月16日満月までを開催日とさせていただきました。島を感じる関連イベントもたくさんご用意しています。もうあちこちに春の気配を感じる奄美からひと足早い春と、緑あふれる亜熱帯の島の豊かな自然の恵みを楽しんでいただければ幸いです。お越しをお待ちしています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー期日 2月22日(水)新月~3月8日(木)満月 12:00~19:00 (日曜 1日、休み、22、23、25、8日はイベント営業のみ)場所 器とcaf? ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F TEL&FAX03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/関連イベント2月22日(水) 如月新月イベント “トランジションニライカナイ(ネリヤカナヤ)~新しい惑星(ほし)創りの為に”*ニライカナイ(奄美ではネリヤカナヤ)=琉球弧に伝わる海の彼方にあるといわれる、豊穣や生命の源、神様の世界。1部 13:30~15:30 芭蕉糸ミサンガワークショップ ナビゲータ― 田町まさよ 他奄美沖縄では、見えない世界と見える世界を繋ぐ糸として、ノロ・かみんちゅの衣装やお祈りの道具、魔除けとして使われた芭蕉の糸を使って、願い事をするのに向いていると言われる新月のエネルギーを感じながら、お守りや願掛けとして使われるミサンガを作ります。会費 2,000円 定員10名程度 持ち物、せんたくばさみ1つ、はさみ、定規、ボールペン要予約2部 16時半~18時頃 暦のお話会「今私達はどこにいるのか」~地球暦とマヤンオラクルを中心に 季節の移ろいや、月の満ち欠け、潮の満ち引きなど自然の営みと調和していた私達の暮らしは、西洋暦が導入されて以降、命の大いなる循環との繋がりを失いかけています。地球暦は新たな旅への羅針盤。「今、どこにいるのか」を確認し「今、何をすべきか」を明確にしていきましょう。ナビゲーター 井上gari聖(沖縄のオーガニックカフェHeart of Earth主宰 トランジションニライカナイ代表 聖地クリーニングをしながら、沖縄をスタートし、関東まで北上するEarthrun2012企画・主催 )会費 1000円+1オーダー3部 18時半開場 19時スタートお話会「海を渡り、島を駆け抜け、意図を紡ぐ」~奄美=星へと還る道が出会う場所~「人は何故走るのか?」「水平線の向こうへ漕ぎ渡る意味とは?」人と自然、海と陸、琉球弧と日本列島。隔てられ、分断されたかに見える繋がりを取り戻し、想いの糸を紡いでいく新たなチャレンジが始まります。「奄美」はそれぞれの道が出会う特別な場所。一人一人の人生が「星の物語」。そんな事を思い出すきっかけになるお話会になればと考えています。内容:カムナ葦船プロジェクトスライド上映 ・Earthrun2012の目指すもの対談 石川仁(冒険家 カムナ葦船プロジェクト代表 ヨットで4月7日に千葉の館山を出航して奄美に向かう予定。)×井上聖×田町まさよ会費1000円+ドネーション+1オーダー(奄美ベジカレーや島のお茶、黒糖焼酎、春の酵素ジュースなどをご用意しております。)たんかんジャムと島のお菓子作り 昼の部 2月23日(木)14:00~ 夜の部 2月24日(金) 19:00~ 各3時間程度無農薬無肥料のたんかんと黒糖を使ってジャムと、島のお菓子ふくらかん(蒸しケーキのようなもの)も作ります。ジャムの作り方は他のミカン類のジャム作りにも応用可能。紅茶に入れたり、トーストなどにつけたり、お料理やお菓子の材料として色々楽しむことができます。会費2,500円(材料費込 出来上がったジャム150g程度をお持ち帰りできます。)定員 各回7名 要予約 持ち物 エプロン、ジャムを入れる容器。2月25日(土) 14:00~17:00 ‘春の奄美を染める’草染めワークショップ&お話会防火材として街路樹などとして植えられまた美しい黄色の染料として、島の人になじみ深い幸福の木‘福木(フクギ)’を使って、オーガニックコットンのハンカチを木綿作家2人と一緒に染めます。終わった後は、島のお茶を飲みながら、奄美や島の染織文化などについてのお話を・・ナビゲーター 白井仁&永井泉(木綿手織り作家) 田町まさよ会費3,800円(材料費込) 島のお茶とお菓子付 定員10名 要予約持ち物 エプロン、ゴム手袋 汚れてもよい服装でお越し下さい。3月3日(土) 19:00~ お話会+食事会‘春の奄美を楽しむ’あおさ、野草の新芽、たんかんなど奄美の旬の味覚をたっぷり使った島のご飯を食べながら、奄美2世の若手写真家、古林洋平氏の奄美群島の写真スライドショー&トーク&島唄、田町まさよの奄美の春のお話など、奄美をたっぷり味わっていただく企画です。会費3,500円 定員20名 要予約 写真家古林洋平プロフィール 1979年生まれ東京ビジュアルアーツ専門学校写真学科卒業 現在、フリーランスとして活動。今年2月コニカミノルタプラザにて “ナティカシャ、カナシャ、奄美の光”写真展を開催。3月8日(木)昼の部 14:00~ 夜の部 19:00~ 各回2時間半~3時間程度 ワークショップ “満月に自分の夢を描く~奄美瞑想 ヴィジョン・マップ作り”満月のエネルギーを感じながら、かみさまの住む島奄美のスピリットを呼び、フラワーエッセンスとヨガの呼吸法で自分の中心に戻り、夢を実現化するヴィジョン・マップを一緒に作りましょう。マップを作ることにより自分の夢がより明確になり、現実化しやすくなります。(個人差あり)ナビゲーター 藤井麻紀子(奄美2世ヨガ講師、ビジョンマップナビゲーター)田町まさよ会費 3,000円 昼の部 島のお茶とお菓子付 夜の部 奄美ベジカレーと島のお茶付定員 各回10名 要予約持ち物 はさみ、のり、切り抜いてもよい雑誌、パンフレット、クレヨン、色鉛筆、色マジックなど 企画 田町 まさよ プロフィール奄美と食のコーディネーター、奄美芭蕉布再生プロジェクト事務局長。 京都生まれ。16 年前に奄美大島に移住。重度のアトピーを薬を使わずに治す過程で出会った、自然な食、布、森, 自然治癒力、神と人と自然が美しく調和する生き方などをシェアすべく、奄美のガイドやツアー、伝統文化や食の再生、自然と人がつながりを取り戻すためのイベントの企画、運営等に携わる。 hp かみさまの住む島 奄美 http://plaza.rakuten.co.jp/loveamami問合せ予約は、ひねもすのたりTEL03-3330-8807 or 田町 iyashinoamami@song.ocn.ne.jp まで
2012.02.09
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奄美で無農薬無肥料自然栽培で黒砂糖を生産されている叶さんから’遅くなったけど、やっと今年初めて砂糖を作るよ。”との連絡。出かけないわけにはいきません。今年初めてお目にかかった出来たての黒糖。(上が固まり、下が粉砂糖)味見すると何とも言えないふんわりした優しい甘さ。今年は日照不足や天候不順などの影響で、本当は、昨年12月には製糖が始められる予定だったのが、サトウキビの成長が遅くやっと今日に至りました。それでも収量は例年の3分の1程度のとのこと。そんな中やっと出来上がった黒糖。悪条件でも美味しく育ってくれたサトウキビとそれを大事に育て、加工してくれた叶さんに感謝。収量がとても少ないので、出荷できる数はわずかだそうですが、特別に分けて頂けることになりました。ということで、もうすぐ叶さんの美味しくて優しい太陽の黒さとうや奄美のいろいろな食材を持って、また東京に行きます!詳しくは、次回のブログにてお楽しみに。叶さんの黒砂糖について詳しくはこちらからhttp://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/201104150000/(叶さんのサトウキビ畑)
2012.02.08
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知人のミノルさんが主催する”クバァユ・プロジェクト”さんが来る3月3日に下記のようなイベントを開催されます。シンポジウム「海と川―奄美のユタの聖地をめぐって」 発表者:大橋ミノル(クバァユ・プロジェクト) コメンテーター・カミ唄:円 聖修(奄美ユタ・東京在住) 日時:平成24年3月3日(土) 午後2時~4時頃(午後1時半開場)会場:文京シビックホール 地下1階 練習室1所在地:〒112-0003 東京都文京区春日1-16-21 当日問い合わせ:03-5803-1100 (公財)文京アカデミー施設管理係最寄駅:東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅>【直結】 都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅(文京シビックセンター前) >文京シビックセンター連絡通路【直結】 JR中央・総武線水道橋駅>【徒歩約10分】会費:1,000円(当日受付できませんので事前にお振込みください)申し込み:メールのみにて受け付けます。 seichi_amami@kunebu.nobushi.jp定員:30名(定員に達し次第締め切ります) 主催:クバァユ・プロジェクト URL:http://kubanuyu.yachabo.net/ (奄美の伝統的な智恵を探求し、伝えていくプロジェクトです)詳しくはこちらからhttp://kubanuyu.yachabo.net/article/244966309.htmlよろしくお願いします。
2012.02.04
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今日は旧暦1月1日。一年の始まりの日です。新しい月の暦が始まるその日に、奄美を作った男女2神アマミコとシニレクが降りてきたといわれる湯湾岳(ゆわんだけ)でこんな光景に出会いました。世界で奄美と徳之島にしか生息していないと言われる固有種の’アマミノクロウサギ’の死体。発見した方によると、たぶん野犬に噛まれたとのこと。この地帯には、もともと犬は生息していないはずです。どいうことは、誰か人間が野に放した犬が野生化してこの辺りにやってきているということになります。その犬を手放した人は、もしかしたらとても複雑な事情を抱え、どうしても自分で飼えなくなって、誰か買ってくれる人を探したけれどもどうしても見つからなくて、保健所に連れていくのは忍びなくて泣く泣くそうしたのかもしれません。でも、預かった’いのち’に対する責任を最後まで負わなかったせいで、新たな犠牲を生みだすことになってしまいました。そして、この犬が捕まらない限り、今後被害はさらに広がる可能性があります。これはペットに限った事ではありません。私たちが地球から預かった’いのちを生みだす大地に’たくさんの薬を撒き、水や空気を汚し、自然にできる以上の量の作物を無理して作って、その結果、出来た作物を日本人は毎日大量に捨てています。もしかしたらそのせいで、次世代には何の作物も育たなくなるかもしれないのに・・私たちが毎日口にする食物がどこの場所でどんな人にどんな風に育てられ、どういう経路を経て、料理をする人のところに行き、そしてどんな調味料を使ってどういう風に料理され、そして余ったものはどうなるのか?ちゃんと言える人は、日本に今どれだけいるのでしょう?こういった’いのちのつながり’を忘れてしまったことも自分が一度は飼った犬をどこかに放してしまうことも、どこかつながっているような気がして仕方ありません。そんなことを、ここ奄美で考えました。そうだとして、それでは私は何をしたらよいのか?私にできることはなんなのか?よく考え、そして行動に移していきたいと思います。とうとがなし
2012.01.23
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過去3度とも一緒に福島に行ってくれた整体師のひろみ君こと石崎大望さん。彼は、今”みんなで決めよう「原発」国民投票”の東京事務局でボランティアをしています。彼より、国民投票のための署名の趣旨&方法の説明会+3月11日以降、それぞれ感じたこと、そしてそれ以降変化したことなどをシェアし、’これからどうしていけばいいか?’を同じテーブルを囲んで話し合う場を持ちたいということで、お店にやってきてくれました。旅する音楽ユニット 幸+福(さちとふく)さん+α(未定)のライブ付きということで、急遽開催決定 新たな目標や視点を深め合う交流の場として、 お互いの心に希望を灯し合う 「灯すカフェ」@ひねもすのたり期日 1月19日(木)18:30open 19:00start場所 器とcafe ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F(阿佐ヶ谷駅から徒歩5分)TEL03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/参加費1,000円(体の温まる野菜カレー付き) +live 投げ銭*参加人数把握のため、出来れば予約いただけるとありがたいです。予約 問い合わせ ひねもすのたり TEL03-3330-8807 田町 まさよ 090-9595-5823内容 (順序などは当日の状況で変わる場合があります。)☆トーク1.原発都民投票署名について&今感じていること(石崎大望)2.福島に行って感じたこと(田町 まさよ)☆’福島を知る’より、飯館村長泥地区区長 鴫原良友さんのトーク抜粋映像公開☆ライブ 幸+福(さちとふく) 幸sachi(うた・ギター)と石田大介(ギター)の旅する音楽ユニット。 響きあうことで生まれる 豊かな時間、幸せの空間。 であったみなさまとあたたかいひととき ともに響きあえますように。 http://www.myspace.com/sachifuku others(未定)☆シェアリング参加者の皆様*”みんなで決めよう「原発」国民投票”についてこれは、’原発問題というとても大事な問題について、国民の意思をきちんと、政治に反映させるために、国民投票という手段を使って、民意を問いましょう。’というもので決して、原発反対or賛成のための署名ではありません。これからの大事な未来を決めるのは、一部の人たちではなく、国民一人一人の意思でそのための一歩として、東京では、原子力で発電される電力を利用している東京都民が、その賛否を決定できる都民投票の実施を求めるための署名活動が行われています。都が定めた投票期間は二カ月間。2月9日までに都民の有権者の2%、22万人の署名が必要です。「原発」都民投票 http://kokumintohyo.com/branch/’今日自分にできることを少しずつやることが未来を変える。’関心のある方、ぜひお越しいただけば、幸いです。とうとがなし(写真は、福島県飯館村の方々が作った’負けないゾウ’)
2012.01.17
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昨年12月15日に、東京阿佐ヶ谷の器とcafe ひねもすのたり で開催しましたトーク&ライブイベント’福島を知る’にいらして下さった飯館村の長泥地区区長の鴫原良友(しぎはらよしとも)さん’私たちの本当の声を聞いてほしい’と生まれて初めての新幹線に乗って、わざわざ福島からお越しいただきました。そのトークの抜粋映像を 友人の結さんの協力でyoutubeにupしました。事故直後、最大91.5マイクロシーベルト/hと非常に高い放射線にさらされいていたにもかかわらず、その事実を知らされないまま、他の地域から避難してきた方々のために炊き出しをしていたという事実や現在の状況、正直な今の気持ちなどを包み隠さず語っていただいて下さっています。http://www.youtube.com/watch?v=SIGOLooJSVUぜひぜひご覧ください。現在ご自分が置かれている状況を’前にも後ろにも進めない、先の見えないトンネルの中にいるようだ・・’とおっしゃった鴫原さん。彼らの痛みを少しでも分かち合い、もう2度とこういうことが起こらないように私たちは何をすべきかそしてどう行動したらいいか?考える一助になれば幸いです。とうとがなし
2012.01.13
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今日は、器とcafeひねもすのたり、今年初めての営業でした。せっかくなので、3日遅れの7草粥を作ってみました。(赤木明登さんのうるしのお椀、お箸と箸置きは奈良井志野さん)ついでにお正月らしく、三浦大根のなますも作ってみました。(器は、工藤和彦さんの片口)ぬくもりの感じられる器で、ゆっくりご飯を食べ、ゆっくりお茶を飲んでいただきたい・・そんな気持ちが込められた、’ひねもすのたり’というお店。名前の通り、なんだかゆったりとした気分になれるお店です。こんな素敵なお店で、大事に育てられたお野菜達を使ってお料理できる幸せ。ありがたい限りです。おいしい器で おいしいご飯器とcafe ひねもすのたりhttp://ひねもすのたり.com/ぜひぜひ足を運んでみてください。お待ちしています。
2012.01.10
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年末、あさがやふゆものがたり会期中販売させていただいた熊本有機栽培れんこんの農家さん徳田さんからお電話を頂きました。"今度は田町さんと一緒に掘った蓮根畑の蓮根を収穫しましたので、是非皆さんに召し上がっていただきたい。”聞けば、畑が違うと味が違うとのこと。前回のもとてもおいしかったですが、今回のは前回に比べてさらにもっちりしているそうです。それは、ぜひぜひ皆さんにもお分けしたい。せっかくなので、奄美の自然栽培黒砂糖生産者叶さんの、素朴で優しいお味の無農薬無肥料赤みかんも皆様に召し上がっていただきたい。昔懐かしい味がする赤みかん。そのまま食べてもおいしいですが、はりはり漬けや煮物などの味付けにも使えます。また、皮を干して、スープなどに入れてもおいしい。奄美の郷土料理の鶏飯の香りづけに入れるみかんの皮は、これがいちばんおいしいとか・・・ということで、もう少し東京滞在を延ばして、明日1月10日(火)~1月18日(水)まで、また 器とcafeひねもすのたり さんで体の温まるご飯part2とれんこんなど赤みかんの販売をさせて頂くことになりました。 ランチは、野菜たっぷりの”冬のほかほかデトックス野菜スープ”や徳田さんのれんこん、叶さんの赤ミカンなどを使ったものをお出しします。年末からお正月にかけて、ご馳走を食べすぎて食傷気味の胃にも優しいご飯です。その他新作の冬の酵素ジュースや発酵酵素ティー、ジンジャーティーなど体の温まる飲み物もあります。期日 1月10日(火)~1月18日(水)12:00~18:30 (木,日,定休) 場所 器とcafe ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F(阿佐ヶ谷駅から徒歩5分)TEL03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/ということで、あと10日弱ですが、東京付近の方々ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。お越しをお待ちしています。とうとがなし
2012.01.09
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明けましておめでとうございます。生命の気配が満ち溢れる奄美の原生林。ここは清浄な世界。深呼吸をすると、体の中まできれいになるような・・ここには、確かに’かみさま’が住んでいます。ここに住む森のかみさまの視点で、今地球で起こっていることを静かにみてみよう・・そんなことを考えながら、新年を迎えました。(福島第一原発から20kmのラインぎりぎりの地面で昨年6月測った放射線値上から182.5、176.2、140.7マイクロシーベルト)私たちが地球にしてしまったこと、これからするべきこと・・多様な生き物が完璧な調和の中で生きている森に習って、私たちもそれぞれを大事にしながら地球と調和して生きていけるように、森のかみさまとともに祈り、行動したいと思います。今年一年が皆様にとって、素晴らしい一年になりますように・・とうとがなし
2012.01.08
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クリスマスも過ぎ、今年もあとわずか。今年は、予想外に東京にいることが多い一年でした。様々なご縁をいただき、感謝することも多い一年でした。さて、今年の年末は最後までいろいろ楽しくイベントさせていただきます。12月26日~28日までは、器とcafe ひねもすのたり さんで 12月7日から開催中の あさがやふゆものがたり 年末特別企画として、本日26日~28日の3日間にご来店いただいたお客様には、お買い上げいただいた金額に応じて、ひねもすのたりで扱っている商品の中からお好きなものをプレゼントしていただけることになりました。熊本から再入荷した、泥つきレンコンなどを使った”体を温めるランチ”もあります。この3日間は、手作り奄美のお菓子付きです。また、12月30、31日は、高円寺の山森農園のやおやさんで、山森農園さんの野菜を使った、体の温まる汁物を 作らせていただくになりました。山森農園さんは、三浦半島にある農園です。店主の木村さんは、たったひとりで、三浦半島と東京を往復されながら、産直の新鮮なお野菜を販売されています。今はまだ全部無農薬とはいかないようですが、無農薬有機のお野菜も生産、販売されています。来年からは、農薬も肥料も使わない自然栽培にも取り組んでいきたいそうです。まず手始めに、三浦半島にある耕作放棄地と埼玉の自然栽培農家さんの農地を借りることが決まったそう。これからが楽しみです。 ということで、ささやかながらぜひ応援したい!ということで、今回の企画となりました。山森農園さんのやおやさん杉並区高円寺北3-10-3グーグルマップ場所が分からない場合は、店長の木村さんの携帯090-1707-2076まで営業時間は、両日とも10:00頃から20:00頃まで(汁物は、お昼頃から)30日には、餅つきもあります。(15時頃~)年末の忙しい時ではありますが、ぜひお出かけいただければ幸いです。お越しをお待ちしています。とうとがなし
2011.12.26
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去る12月23日、あさがやふゆものがたり 会場の器とcafe ひねもすのたり さんで、歌手の高橋美千子さんとリュート奏者の金子浩さんによるクリスマスコンサートが開催されました。現在パリ在住で、バロックオペラ、カンタータ、宗教曲ソロなどバロック作品を中心に、ルネサンスから現代音楽委嘱作品まで幅広い演奏を行っていらっしゃる高橋さん。ひねもすのたりさんでコンサートされるのは、3回目。今回は、クリスマスコンサートということで、誰もが知っているクリスマスソングや、寺山修司さんの猫という詩に曲をつけたもの(個人的にはこれが一番お気に入り)など日本語の歌も織りこんで、バラエティに富んだ楽しいコンサートとなりました。今回は、布の展示中ということで、高橋さんにお願いして、現在出展されている作家、原千絵さんと当銘光子さんの郡上繭と石垣産絹のストールを羽織って、歌っていただきました。(左で、高橋さんが羽織っているのが原千絵さん、右が当銘光子さんの作品)情感たっぷり、表情豊かに歌われる高橋さんの動きにあわせてストールも揺れ、お客様の耳だけではなく、目も楽しませていただきました。ありがとうございます。また私は今回初めて生で見聞きした中世ヨーロッパで作られた弦楽器の一種、リュート。優しく繊細な響きがとても心地よかったです。(演奏者の金子浩さん)2回公演でしたが、両方とも満員のお客様。会場にはキャンドルがともされ、クリスマス気分を味わえる素敵なコンサートでした。クリスマスは、奄美では、本土復帰の日でもあります。1953年12月25日、奄美はアメリカからクリスマスプレゼントとして日本に復帰を果たしたのです。なんにせよ、クリスマスは人の心を幸せにしてくれる素敵な日。メリークリスマス!!とうとがなし
2011.12.25
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現在開催中のあさがやふゆものがたりには、国産絹を自分で糸にして織られた作品が出展されています。石垣島在住の当銘光子(とうめみつこ)さんは、農業の傍ら、個人で養蚕から絹糸作り、糸の精練、島の草木で染めて織るという一環した作業を今も続け、石垣島では今ではほとんど絶えてしまったこれらの技術を今に伝えていらっしゃる大変貴重な方です。作品のほかに、蚕から糸になるまでの写真を送っていただいたので一部ご紹介します。蚕が作った繭の毛羽をとります。その繭を手作りの煮絹機で煮ます。煮た繭を座繰り(歯車の付いた手動の糸繰機)にあげて糸にします。(写真に写っているのは、当銘さんご本人です。)出来上がった糸。これに撚りをかけます。できあがったもの。この状態ではセリシンというたんぱく質がついているので、通常は、絹特融のつやや光沢、柔らかさを出すために、精錬(せいれん)といって、セリシンを落とす作業をします。当銘さんは、古来からの方法で、藁の灰で灰汁を作っていらっしゃいます。(藁灰作り)こうやってできた灰汁で、精錬をします。こうやってできた糸をまた自然の植物の染料で染めて機にかけ織り上がった作品の一つがこれ。日本では八重山地方にしかない紅露(くーる)という染料をベースに藍のグラデーションが入っています。つやつやした美しい光沢と肌触りの良さ、そして軽いのにあたたかいのが特徴です。染料の紅露はヤマイモ科の植物で、本当にお芋のような形をしています。これをチップにしたもの。これを窯で煮出すと赤茶~茶色のような色(煮出す時間などによる)になるのです。石垣島在住の森田みゆきさんは、当銘さんと一緒に育てた蚕から自分でひいた糸とウールを合わせてとてもあたたかかつ気持ちのよいストールを織りあげてくれました。また、岐阜郡上の原千絵(はらちえ)さんは、郡上にはもう一軒しかないという郡上繭の農家さんから分けて頂いた繭を、中に入っている蚕を殺さず、生繭のまま煮ないでひいた糸で織ったストールを出展しされています。まるで羽衣のよう。精錬していないので、独特のシャリ感があります。もともとの糸はこれ何とも言えない美しさ。天の虫と書く蚕は、その名の通り神様が天から下さったものなのかもしれません。自分が暮らしている場所にある自然と丁寧な人の手仕事によるうつくしいコラボレーションによって生まれた作品達。ぜひ実際に手にとって、触っていただければと思っています。あさがやふゆものがたり、28日まで会期を延長して開催しています。詳しくはこちらからhttp://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/201111300000/ぜひ足をお運びください。よろしくお願いします。とうとがなし
2011.12.23
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’あさがやふゆものがたり’出展作家の一人、山恵さんこと山本恵子さん、’福島への義援金にして下さい。’と5月にも製作された’こびとの巾着’第2弾’こびとの巾着 踊る十字架’を送ってくれました。以下、本人による説明です。『踊る十字架について』ちょっと、いろいろなことがスムーズにいかない気がしたところでした。ひょっこり、あの時のこびとが顔を出してくれたのです。”君にとっての’十字架’ってなんだい?”何だろうか・・・と考え込みました。”いろんな人がいると思うよ。”一番大切にしている人やものこと、それとも、目に前にある課題の人もいるだろうし・・・”自分にもいろいろとありそうです。でも一番はなんだろう・・・?あれとこれ良いと悪い光と影・・・たくさんの相反するものはあるけれど、自分はそのどちらでもないものを探しているようです。目の前にあって、気がつかれることのないもの、本当にそれはすぐ近くにあるはずなのに・・・”自分にとっての十字架とダンスを踊るかのように、流れるように 行けたらいいよね・・”こびとはそういって、”それじゃ またね!”と 戻っていきました。忘れたくないな・・そう思って、今回、踊る十字架、こびと巾着やおとな巾着を作ってみました。あなたにとっての十字架と踊るように過ごすことができることを願っています。御大切に 山恵 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー新疆ウイグル地区産の無農薬綿、手紬手織りアゾフリー(ドイツで発ガン性物質に指定された「アゾ」という染料を使用しないもの)の化学染めの土台布に、ガラスビーズがついています。紐は、インドの副蚕糸を軟紫根で染めたのを、ご自身で撚り合わせたそうです。中には、以前と同じ、久高島の塩が入っています。全部で60個。すべて、彼女の手縫い、中に入っているタグに書かれた文字もすべて手書き。彼女の想いが伝わってくるようです。売り上げは全額、飯舘村など福島第一原発周辺地域への義援金にさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。とうとがなしちなみにこびとの巾着第一弾についてはこちらからhttp://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/201105200000/
2011.12.20
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現在器とcafeひねもすのたりさんで開催中の”あさがやふゆものがたり今回のテーマは、"贈り物”’大切な誰かへのプレゼントを、丁寧に織られた布に包んで贈ろう!’ということで、各地の作家さん達に依頼して巾着や風呂敷を送っていただきました。中に入れるものの例とあわせて、ご紹介します。濱野太郎さんの手織りウールの巾着とシチリア産無農薬オリーブオイル、ロッソG元イラストレータ濱野さんのウールの特徴は、色合いの美しさと手触りの気持ちよさ。現在西荻窪のギャラリーみずのそらさんで個展開催中ですが、特別にあさがやふゆものがたりのために巾着を送って下さいました。オリーブオイルは、一度も農薬を使ったことがないという樹齢600年から1000年!のオリーブの樹木の果実のみからしぼったという何とも贅沢かつ希少なオイル。豊かな風味と香りが特徴です。続いては、奄美大島の内山初美さんがリサイクルネパールシルクと綿で織った巾着と光沢が美しい長谷川まみさんの銀のスプーン巾着はデジカメや携帯入れにもなります。千葉流山の白井仁さんの手紡ぎ綿の巾着と北海道旭川の工藤和彦さんのぐい呑み独自の色彩が特徴の白井仁さん。12月7日発売のキモノ雑誌『七緒』28号(プレジデント社刊)で6ページもの記事が掲載されたばかり。使うほどにやわらかく風合いが増す仁さんの作品。巾着のほかに、ランチョンマットも送っていただいています。(厚川文子さんの片手鍋と)愛知岡崎の山本恵子さんの巾着と奄美の天然塩と自然栽培太陽の黒砂糖。巾着の外の部分が手織りで、ポケットになっています。他にも色違いがいくつかあってどれも色の組み合わせが楽しい。どれも全部彼女の手縫いです。さんごの海から生まれた塩は、さらさらとしていて、ほんのり甘く、素材の風味を引き出してくれます。毎回違った味が楽しめる今回の黒砂糖は、さっぱりかつふくよかな甘味が特徴。この黒砂糖をちびちびなめながら、珈琲や黒糖焼酎を飲むとおいしい!是非お試しください。最後は、岐阜郡上の原千絵さんの風呂敷とカペッツアーナ オリーブオイル。色の組み合わせが楽しい風呂敷、包み方によって見え方が変わってくるのでいろいろ試してみるのも楽しい!ワインなども包めます。同じ色合いの巾着もあるので、そちらと合わせて御覧下さい。オリーブオイルは、品質のバロメーターである酸度が常に0.2%台以下というもの。フルーティーな味わいが特徴です。以上掲載したものは、すべて、あさがやふゆものがたり展示販売作品です。会期を24日から28日までと延長しました。ぜひ足をお運びくださいね。詳しくはこちらから。http://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/201111300000/お越しをお待ちしています。とうとがなし
2011.12.18
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現在開催中のあさがやふゆものがたりのために、熊本から届いた有機栽培のれんこん。長持ちさせるために、あえて泥つきのまま送っていただいています。生産者の徳田勇次さんからは、一年通して無農薬無肥料のお米を送っていただいています。お米が届くたびに丁寧な手書きのお手紙が添えてあるのがうれしい。はじめて奄美からお米を注文した時には、”奄美がどこにあるか家族で地図を見た”と書いてありました。イベント開催にさきがけて、徳田さんを訪ねました。これがれんこん畑です。”れんこん掘ってみますか?”との声に誘われて、畑に入ってみましたが、土がドロドロで歩くとどんどん足が沈み、れんこんのところになかなかたどりつけません。ようやくついてやっと手伝っていただきながら掘ったれんこん見た目もとてもきれいです。冬は毎日腰まで泥水につかり、朝から時には夜遅くまでれんこんの収穫。水が冷たいので体の芯から冷えるそうです。れんこんを掘るために水を出すための重いホースを肩にかけての作業はかなりの重労働。それでも徳田さんが元気なのは、自分で栽培したお米やお野菜を食べているから。徳田さんのお野菜の特徴は、種を自分で採る自家採種をされていること。種を採る年数を重ねるごとに、その土地にあった作物ができるのです。(徳田さんが種を採るためにおいてある大根 今年3月撮影)手間暇かかる種取りから手掛けた作物をいただき、そのエネルギーをまた田畑で働くことによって返し、その作物は自分ばかりか、自分の家族、そしてそれを頂く消費者をも元気にする・・とても素敵な循環です。私たち消費者は田畑で働かない分、徳田さんの労働に見合ったお金でお米やお野菜を買うことで、その循環を支えることができます。その日採れたれんこんや自分の田畑で収穫したものを使っておうちで夕ご飯をご馳走になりました。(赤しそのゼリー、茶碗蒸し、蓮根サラダ、お赤飯、だご汁)どれもおいしい!幸せな食卓です。徳田さんのれんこんの特徴は、モチモチした食感と優しい甘み。火を入れると甘味がふんわり増します。期間中、このれんこんを使ってお料理も出しています。ご希望の方には、販売もさせていただきます。ぜひぜひお出かけください。詳しくはこちらからhttp://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/201111300000/お越しをお待ちしています。とうとがなし(徳田さんご夫婦、徳田さんのご自宅の前で)
2011.12.14
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12月9日金曜日、冬の酵素づくりワークショップを開催しました。今回は、今年収穫されたお米、みかん、ゆず、キンカン、りんご、かりんなど果実類、かぼちゃ、れんこん、ニンジンなど根菜類、さつまいもなど芋類、どんぐり、銀杏など木の実、全部で33種類を使いました。かきまぜているそばから良い匂い。大体2週間程度発酵させて出来上がり。毎回味が違うので、できあがりがとても楽しみです。あさがやふゆものがたりでは、過去2回のワークショップで作った冬の酵素ジュースを召し上がることができます。どちらも味が全然違うので飲み比べるのも楽しいです。冬に向かうエネルギーを蓄える酵素ジュース。飲んでもおいしいですが、これで肌をパックするとお肌がつるつるに・・発酵期間中、ご希望の方は酵素ジュースをかき混ぜて頂くことができます。かき混ぜた手もつるつるに・・ぜひぜひお試しください。お待ちしています。とうとがなし
2011.12.11
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奄美の天然酵母薪石窯パン屋さん、麦の実さんから届いたクリスマスのための奄美フルーツシュトーレン。今回は、ポンカンとオレンジのかけあわせ、甘くてジューシーなおみかん’たんかん’とさわやかな酸味が特徴の’パッション’の2種類です。あさがやふゆものがたりのお客様限定、パンのかご付き。もちろん、こちらも食べられます。(焼いて食べると香ばしくておいしいです。)やがて来るクリスマスを待ちながら、日ごと味わい深くなる味の変化を是非お楽しみください。あさがやふゆものがたり詳しくはこちらからhttp://plaza.rakuten.co.jp/loveamami/diary/201111300000/お越しをお待ちしています。とうとがなし
2011.12.08
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12月7日から 東京阿佐ヶ谷の器とcafe ひねもすのたりさんで開催される”あさがやふゆのものがたり”の関連イベントとして、来る12月15日(木)19:00~ トーク&ライブイベント "福島を知る”を開催いたします。先月福島を訪問した際お会いした飯舘村の方達の”私たちの本当の声を知ってもらいたい”という言葉に動かされ、今回の企画となりました。飯舘村で最も放射線地の高い長泥地区の区長さんで現在は、吉倉仮設住宅の自治会長さんをされている鴫原良友(しぎはらよしとも)さんが、当日わざわざ足を運んで、飯舘村の事故前~現在についてお話して下さいます。また、福島県いわき市出身で、2006 年から福島原発と住民との関わりについて研究調査し、原発を受け入れざるを得なかった福島の事情についても踏み込んで書かれた本、” フクシマ論、原子力ムラはなぜ生まれたか?”で先日第65回毎日出版文化賞を受賞されたばかりの開沼博(かいぬまひろし)さんのお話や、事故に刺激され脱原発メッセージCD(NPO 原子力資料情報室へ寄付)” FUKUSHIMA” を制作されたミュージシャン、水野俊介(みずのしゅんすけ)さんのミニライブなどもあります。飯舘村は、事故前は、日本で一番美しい村連合に加盟し、’ ゆっくりと、丁寧に、心をこめて” などという意味で使われる’ までい’ という言葉を合言葉に、’ までい’ に村起こしに取り組んでいた素敵な村でした。それが、福島第一原発事故によって、計画的避難区域に指定され、村民ほぼ全員が自分の村を去ることを余儀なくされてしまったのです。住民の方達の本当の気持ちをシェアすると同時に、どうしてこのようなことが起こってしまったのか?を冷静に分析し文章にされた開沼さんのお話などを通じて"福島をリアルに知る”きっかけを作ることができればと願っています。ゲスト:トーク 鴫原良友(しぎはらよしとも)飯舘村長泥地区区長、 吉倉仮設住宅自治会長 開沼博(かいぬまひろし)東京大学大学院学際情報学博士課程在籍 ”フクシマ論、原子力ムラはなぜ生まれたか?”著者 ライブ 水野俊介(みずのしゅんすけ) ウッドベース奏者参加費:1,000円(1ドリンク付)+義援金お気持ち 定員20名(要予約)問合せ 予約 ひねもすのたり TEL03-3330-8807 もしくは、iyashinoamami@song.ocn.ne.jp までお越しをお待ちしております。とうとがなし(写真上は、飯舘村で最後に閉店したAコープの看板。下は、震災後作付されないまま冬を迎える飯舘村の畑)
2011.12.01
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来る12月7日(水)~28日(水)まで、東京阿佐ヶ谷の器とcafeひねもすのたりさんで、、”沖縄・奄美~九州~中部~関東~福島~北海道の人・もの・食をつなぐ”というテーマで、各地の器、手織りの布、野菜、食材などの展示販売をいたします。各地から届くものは、どれもその場所で暮らしているからこそできるものばかり。心のこもった手作り品とからだを温める食事であったかい冬が迎えられますように・・・日時 12月7日(水)~12月28日(水)11:30~19:00 (木,日,定休 12月15日、23日はイベント営業のみ) 場所 器とcafe ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2F(阿佐ヶ谷駅から徒歩5分)TEL03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/展示販売作品:手織り、手縫いの巾着、バッグ、国内産絹や麻、ウール 綿などのストール、マフラー、土鍋、直接火にかけられる器、奄美、鹿児島、郡上(岐阜)などのお菓子や食材、北海道の無農薬無肥料栽培のかぼちゃ、熊本の無農薬有機栽培のれんこん、イタリア直送今秋搾りたて無農薬オリーブオイル、オリーブの木のまな板、奄美クリスマスシュトーレンなど・・出展作家器:厚川文子(岐阜 多治見:土鍋など)他、ひねもすのたり常設作家布:当銘光子、森田みゆき(石垣島)、宮下利津子、内山初美(奄美大島)原千絵(岐阜 郡上)、山本恵子(愛知 岡崎)、大村修子(静岡)濱野太郎(東京)、白井仁(千葉 流山) cafe”身体をあたためる食事と飲み物”、身体の中から温まる根菜類や塩麹など発酵食品を使った日替わりランチ冬の酵素ジュース、黒炒り玄米茶、奄美のくびき茶などを期間中,店内で召し上がれます。関連イベント12月9日(金) 15:00~ 冬の酵素ジュース作り vol.3冬を乗り切るエネルギーを蓄える根菜類、穀類、木の実などを発酵させて作る酵素ジュースを一緒に作ります。後ほど、出来上がった酵素ジュース500mlをお分けします。会費:3,000円 持ち物:エプロン、包丁。まな板12月10日(土) 19:30~ ”冬の味覚を楽しむ”身体をぽかぽか温めてくれる、北海道の勝水喜一さんのかぼちゃ、熊本の徳田勇次さんのれんこん、もちもちした食感が楽しい奄美の田芋などの根菜類を奄美や生産者さんについてなどについてのお話と共にたっぷり味わって頂く会です。会費:2,500円 要予約12月15日(木) 19:00~ トーク&ライブ ”福島を知る”ゲスト:トーク 鴫原良友(しぎはらよしとも)飯舘村長泥地区区長、 吉倉仮設住宅自治会長 開沼博(かいぬまひろし)東京大学大学院学際情報学博士課程在籍 ”フクシマ論、原子力ムラはなぜ生まれたか?”著者 ライブ 水野俊介(みずのしゅんすけ) ウッドベース奏者参加費:1,000円(1ドリンク付)+義援金お気持ち 定員20名(要予約)各イベントともお申込み問合せは、ひねもすのたりTEL03-3330-8807 までチラシはこちらから(PDFファイル 2ページ)http://nunupana.com/events/fuyumonogatari_2011.pdf皆様のお越しをお待ちしております。とうとがなし
2011.11.30
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父親が加計呂麻島出身の舞踊家 花柳鶴寿賀(はなやぎ つるすが)先生。昨年から続く奄美の豪雨災害に心を痛められ、’舞うことで、島の方達の心を元気づけることができれば・・’と花柳流、藤間流の日本舞踊の師範の方達とアマミ舞のお弟子さんに声をかけられ、来る11月27日(日) 龍郷町のりゅうゆう館にて、日本舞踊とアマミ舞のチャリティ公演をされることになりました。奄美で本格的な日本古典の舞が見られるまたとない機会。ぜひご覧下さい。日時 11月27日(日) 16:30開場 17:00開演開場 龍郷町体育文化センター りゅうゆう館出演 藤間流、花柳流、アマミ舞、龍郷町戸口小学校生徒一同 特別出演 西和美(島唄)演目 日本舞踊の部 越後獅子・鷺娘他 アマミ舞の部 あさがお よいすら他 戸口小学校生徒ワーク成果発表チケット販売 楠田書店TEL0997-52-2631 中江商店 TEL0997-62-2103 他問合せ先 080-6446-9812(岩元)どうぞよろしくお願いします。
2011.11.22
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去る10月31日と11月1日、いまだ村全体が計画的避難地域に指定されている福島県飯舘村の仮設住宅の一つの集会所と、南相馬市ひばりが丘陸上競技場内にある避難所を訪問し、cafe&マッサージをさせていただきました。今回初めて訪問させていただいた、飯舘村の仮設住宅。役所の方と自治会長さんの呼びかけで、10数名の方々が集い一緒にお茶を飲むひと時を過ごさせていただきました。今までは、食べ物は"お肉とお魚以外はほぼ全部”自分で賄えていたのに今は1から10まで全て買わなければいけない生活。また今まではおじいちゃんおばあちゃんから孫まで、大家族で住んでいたのに狭い仮設住宅ではそれもままならず、一家ばらばら、仮設住宅の家賃は今は無料でも、2年後には有料になるといわれ、2年後に故郷に帰れるかどうかは誰もわからずたくさんの不安をかかえながらも、こうやって時折お茶を飲む時間を持ち、悲しい話も楽しい話も分かち合って、助け合いながら暮らしていらしゃいました。ここの自治会長さんは、飯舘村で最も放射線量が高かった長泥地区の区長さんだった方。”福島の人は、原発の電気を使っていない。原発の電気は、都会にいっている。自分ひとりだったら、家に帰りたいけど、孫や子供のことを考えるととても帰れない。除染に何億とかかけるといわれているが、本当のところ除染しても本当に安全なのかよくわからない。だったら、いっそのことそのお金で、代替地を探して暮らすことに使ってもらえたらと思ったりもする。何が欲しいと言われれば、’現金’といいたいところだがそれではみんながだめになる。だから、なんとかして、みんなで何かを作るか何かするかしてそれに対してお金を頂ける方法を考えたいと思っている。・・・・”その他、なかなか書くのが難しいことも含めて、cafeが終わった後も夜までずっとお話して下さいました。再会を約束して、南相馬市へ南相馬市は緊急時避難準備地域から解除され学校が再開したので、今まで避難所に使っていた中学校や小学校が使えなくなったためこの陸上競技場の管理棟に10月末に引っ越してきたばかり。ほとんどの方は、仮設住宅に移ることができましが諸般の事情でまだ行き先が決まらない方達約40名が暮らしているところです。ここは、線量が1マイクロシーベルトと結構高いということで、ちょうど除染作業の真っ最中でした。今回用意した島の薬草茶、くびき茶とお茶請けの一部。珈琲は、前回と同じ、100歳の元気なおじいちゃん安藤さんの無農薬珈琲豆です。珈琲をたてるいい香りにつられて、またぽちぽちと人が集まってきました。避難所にいらっしゃる方々の多くは、原発にほど近い南相馬の小高地区の方。犬を連れているため、避難所に来てから毎日車で犬と一緒に寝ているという女性は”お布団で毎日眠れるということがどんなに幸せなことかよくわかった”とまた、地震後すぐ避難所に行ったら、長野に移動すると言われそれは嫌だと思ったので、寒い中、6時間もかけ小高の自宅に歩いて帰り、電気ガスは通っても水道がないので、近所の井戸水を飲み、食事は一日ほぼ一食カップラーメン、燃料がないので、移動は自転車という生活を一カ月送ってやっと原町の避難所に入ってそれから避難所で暮らしているという30歳の男性も”私たちには希望がないんです。”と優しい顔で静かにおっしゃった女性もいらっしゃいました。”とにかく、みなさんに私たちの本音を知ってもらいたい。”と、おっしゃった、飯舘村の仮設住宅の自治会長さんの言葉通り、私たちは”彼らの声をしっかり聞く必要がある。”と また感じました。なんとか、そういう機会をこれから作っていこうと思っています。今回もたくさんの方々にサポートしていただきました。自然栽培野菜の宅配、普及活動などをされている(株)ナチュラルハーモニーさんからは、自然栽培のおみかん200kgが茨城で有機栽培をされている魚住農園さんから、さつまいも、玉ねぎ、ねぎ、にんじんなどが、いつも支援してくれている茨城のあやこちゃんから、手作りパウンドケーキと漬けもの、大根の間引き菜がイベントの際などに心に染みいる島唄を歌ってくれるもっちゃんからミネラルウオーター1ダースずつが届きました。また、初回一緒に行ってくれたゆーらちゃんから、手作りのクラッカーを前回の支援金の残りから、北海道の自然栽培のじゃがいも約10kgと奄美の無農薬無肥料の黒砂糖、島のおばちゃんたちが作ってくれたよもぎもち、ガジャ豆、かりんとうと安藤さんの無農薬珈琲豆を準備させていただきました。ありがとうございます。飯舘村内の田畑だった場所。作物が植えられないまま、収穫の季節が過ぎ冬を迎えようとしています。当たり前だったものがそうでなくなったそしてそれがいつ、もとに戻るか全く分からない・・そんな不安を抱えながら、日々暮らしていらっしゃる方達のことを忘れないで今をしっかり生きることがとても大事だと思いました。受け入れて下さった飯舘村の方々、南相馬の避難所にいらっしゃる方々一緒に行ってくれた方達、そして、有形無形に応援して下さった皆様、どうもありがとうございました。とうとがなし
2011.11.03
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第一回目の秋~冬の酵素ジュース 今いい感じで発酵中です。中に入っているのは、新米、小豆、りんご2種、カキ、かぼちゃ4種類、さつまいも2種、みかん3種、ゆず、キウイ、いちじく、ムカゴ、どんぐり、銀杏、にんじん、大根、ビーツ、など、今年できた穀類、果物、木の実、根菜類など全部で31種類。皮も種もまるごと使って、ジュースができた後の残渣はケーキやパンなどや紅茶などに入れて召し上がっていただくもよし、お風呂に入れると体がぽかぽか温まります。出来上がったジュースは、飲用のほか、肌につけてパックにすると肌がつるつる、やけどやけがにつけると治りが早くなったという方も。(個人差あり)たくさんの材料をみんなで一緒に切るという作業もとても楽しい。作っているそばからおいしい!!香りが漂ってきて参加者の方達もみんな笑顔^^でした。さて、好評につき、2回目の酵素ジュースの会を来る11月4日に開催することになりました。場所 器とcafe ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2FTEL03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/日時11月4日(金) 19:30~参加費 3,000円 発酵後、500ml分(約50杯分)の酵素ジュースを差し上げます。持ち物;まな板、包丁、エプロン*まな板、包丁はご用意がありますので、遠方からの方はお持ちいただかなくても結構です。予約、問合せは ひねもすのたり TEL03-3330-8807 まで皆様の参加をお待ちしています。とうとがなし
2011.10.30
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去る10月2日、100歳になる今も元気でフェアトレード有機栽培珈琲豆屋さんを経営されている”安藤久蔵”さんを囲んで、お食事&お話会を器とcafeひねもすのたり さんで、開催させていただきました。写真をご覧になればわかるように、とても100歳に見えない肌のつや。歯も全部自前の歯で、ここ数十年、お医者様にかかったこともないそう。今でも毎日10km以上歩き、自転車に載って珈琲豆の配達をされ、アフリカにご自身で豆の買い付けに行かれるという元気ぶり。その元気の秘訣は?とお伺いしたところ、”良く歩くこと、年をとってもずっと現役で働くこと”だと教えてくださいました。お肉やお菓子は一切取らず、玄米とお野菜を中心とした食生活。なるほどとうなづくことばかり。珈琲豆屋さんをはじめたのは、趣味の登山で、キリマンジャロに登った際、荷物を運んでくれたポーターの人たちと仲良くなり、毎年彼らの村を訪れるようになったのがきっかけ。自分たちの村で、珈琲豆を栽培しているのだが、安く買いたたかれ困っているとの相談を受け、’それでは私が売りましょう’と、85歳で珈琲豆卸業者を開業。横浜に倉庫を構え、全国の珈琲豆店等に、珈琲豆を販売されています。現在では、初めに取引された方達に加え、無農薬有機栽培の珈琲豆の栽培方法を周囲の方達に教え、できた豆を買い取って販売されるというフェアトレードに積極的に取り組まれています。安藤さんは、何万もの死者が出たといわれるインパール作戦経験者。自分が生き残るために、傷ついた仲間をおいて逃げざるを得なかったことがいまだに心に残っているそう。"今、やっていることは、その時の罪滅ぼし”とおっしゃっていました。”戦争は、もう2度と起きてはいけない”とも。心から消えない痛みをバネにたくさんの方達に元気と希望を与え続けている安藤さんの生き方から学べることは、たくさんありそうです。また企画したいと思います。お忙しい中、3つ隣りの駅から自転車に乗っていらして下さった安藤さん、参加して下さった方達、会場を快くお貸し下さった、ひねもすのたりさん どうもありがとうございました。とうとがなし
2011.10.20
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奄美の代表的発酵飲料’ミキ’。お米、砂糖、さつまいもを発酵させた飲み物です。ミキは、お神酒に通じ、祭事や祈願の際に神様に捧げる供物として島のノロなど女性たちの手で、受け継がれてきたものでもあり、暑い夏の日や病気など食欲のない時の栄養替わり、子供の離乳食などとして、島の人たちの健康を支えてきた’いのち’の飲み物。味は、お米のヨーグルトといったところ、甘酒にも少し似たお味です。飲用のほか、ドレッシングやデザートにも応用できます。飲むと元気が湧いてくる滋養ある飲み物。この’ミキ’や、今流行りの’塩麹’など、発酵食品を使ったお料理を、来る10月17日~26日まで東京阿佐ヶ谷の器とcafeひねもすのたり さんで、提供させていただくことになりました。期間中、ミキや塩麹、酵素ジュースを一緒に作るワークショップも開催させていただきます。おいしい!だけでなく、体にも優しい発酵食を是非体験してみて頂ければ幸いです。発酵食ウイーク日時 10月17日(月)~10月26日(水) 11:30~19:00(木、日休み)場所 器とcafe ひねもすのたり 〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-6 2FTEL03-3330-8807 hp http://ひねもすのたり.com/営業期間中、毎日、発酵食品を使ったランチやお飲み物を召し上がっていただけます。(ワークショップ開催時間は除く。)発酵ワークショップ10月17日(月)PM3:00~1.塩麹作りー塩麹の作り方及び塩麹を使ったレシピの紹介及び試食をいたします。作った塩麹はお持ち帰りいただきます。会費3000円持ち物 エプロン、塩麹を持ち帰るタッパーやジップロックなど10月22日(土)PM7:00~2.秋から冬にかけての酵素ジュース作り(1回目)この季節に作る酵素ジュースは、寒い冬を乗り切るエネルギーを蓄えるためのもの。秋に収穫されるお米などの穀物、木の実、果樹、さつまいもやかぼちゃなど土のもの、実のものを中心に30種程度の食材を使って作ります。常温で飲むのですが、飲むとなんだか体がじわっと温かくなる飲み物です。(個人差あり。)後ほど、出来上がった酵素ジュース500mlをお分けします。会費3000円持ち物 エプロン、包丁、まな板*なお、酵素ジュース作りは、11月、12月にも実施する予定があります。10月25日(火)PM3:00~・3.奄美大島で飲まれている米のヨーグルト「ミキ」作りーミキ作りとミキを使ったレシピをご紹介します。ミキにまつわる奄美のお話もさせていただく予定です。会費2500円持ち物 エプロン、持ち帰るミキを入れる500ml程度のペットボトル等各回定員10名程度要予約予約問い合わせは、ひねもすのたり TEL03-3330-8807 までまた、期間中、北海道釧路の無施肥生産者の勝水喜一さんのほくほく!かぼちゃやじゃがいもも販売いたします。緑色のクリカボチャと見た目がきれいなオレンジのカボチャ ’紅爵’紅爵は、ハロウィンの飾りにもぴったり。デザートやサラダ、スープなどに適しています。もちろん、かぼちゃやじゃがいもを使ったお料理も期間中、お出しする予定です。皆様のお越しをお待ちしています。とうとがなし
2011.10.07
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